で話題にした江守グループのメインバンクは地元の地銀である福井銀行(証券コード8362)です。
福井銀行がどれほど江守グループに融資しているかは分かりませんが、メインバンクという事で、200億~300億円ぐらいは融資しているんじゃないかな、というのが私の感覚です。(一応元銀行員 与信企画業務担当)
ちなみに江守グループの有利子負債額は約600億円です。
さて、江守グループは極めて不審な取引を行っており追加の貸倒引当金は下手をすると300億円ぐらいになる可能性もあります。
そうなると債務超過となり、まともに業務が行えるとは思えません。
実質的に経営破たんに陥る可能性もあると思います。
さて、そうなった場合の福井銀行への影響はかなり大きなものとなると思います。
仮に江守グループに200億円の融資を行っていた場合、そのほぼ全額を与信費用(貸倒れ)として計上する必要があると考えます。
となると、福井銀行の今期の利益が吹き飛び、福井銀行は大赤字。
福井銀行の株価も下落、というストーリーが描けます。
さらに福井銀行は江守グループの株式を約28万株保有しているため、その減損損失も発生することになると思います。
ということで、福井銀行の空売りはありだなと思いました。
追伸
今から競輪の予想に入ります。
↓クリックで応援よろしくお願いします。
にほんブログ村
福井銀行についてのツイートまとめ
江守グループのメインバンクがやばいとすると、福井銀行の空売りもありだね。
— アンチインデックス (@taijutaiju51) 2015, 2月 14
福井銀行の貸し倒れ引当金は現時点で約170億円。
江守グループの状況によってはそれを全部食ってしまう?
社内規定で集中リスクを避ける規定はあるはずなので、そこまで江守グループに融資していないという可能性もある。
もちろん規定に例外はあるけど。
— アンチインデックス (@taijutaiju51) 2015, 2月 14
江守グループがどの債務者に分類されるか。
今出ている情報からだと、次の洗い替えでは破綻懸念先が適当だろう。
粉飾などの重要事実が出てくれば実質破綻先。
— アンチインデックス (@taijutaiju51) 2015, 2月 14
破綻懸念先だと、(融資額-担保価額)×引当率が与信費用となる。
引当率は大体で3割
— アンチインデックス (@taijutaiju51) 2015, 2月 14
@mralchem
2月末の決着で、実質破綻先に分類される可能性が高いので、おそらく全額が福井銀行の貸し倒れになるでしょう。
福井銀行が担保をどれだけ取っているか分かりませんが
— アンチインデックス (@taijutaiju51) 2015, 2月 14
@mralchem
それも不明ですね。
メインバンクならば創業者の連帯保証や土地建物を担保に取っていると思いますが、多額の融資額に対しては焼け石に水でしょうし、、、
また、福井銀行は江守グループの株を28万株ほど所有しているので、その減損損失も出てくることになると思います。
— アンチインデックス (@taijutaiju51) 2015, 2月 14
福井銀行の有価証券報告書を見たが、集中融資先などについての記述は無かった。
IR担当などに聞いても答えてくれるかどうか。
— アンチインデックス (@taijutaiju51) 2015, 2月 14