がんばったね。 | マーサのブログ♪

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シンガーソングライター、活動歴約8年間の実績の下、
音楽活動を始めたい方へのサポートを行っております。

また、音楽活動以外のお悩み相談も承ります。
ブログには、心のこと、音楽のことを中心に
綴っています。よろしくお願い致します。

高校時代の私、がんばったね。

しらいゆきさんのセッションを受けて、そう思った。

高校時代が一番楽しかった~と思っていたけど。

友人や先生方、活躍の場にも恵まれていたけど、

一番、家のこととか、進路のこととかで、

板挟みになって、本当に苦しかった時期でもあった。

当時は、家族に男の子が生まれなければ、

娘に婿をもらって家の跡を継ぐ、っていうことが

当たり前な風潮だったし、私が「そんなの嫌だ」と言えば、

周りの人みんなから「何が嫌なんだ!?

わがまま言うんじゃない!そうするのが当然だろう?

お前だけそんな好き勝手は許されないんだっ!」って

頭ごなしに怒られそうだったので言えなかった。

(実際、母親からはそう言われた)

そこで、そういう悩みを、無意識に抑圧して、

脳の奥の奥の奥底に追いやるようになった。

高校一年の時、友達に、本当に悩んでいることに

気づかないまま、表面的で遠回りな回りくどい悩み相談を

何度もして、「あなたは重い。ついていけない」って

思いっきり嫌われた。もう、毎日毎日命を断つことも考えた。

でも、どうせ散るなら、もっともっとやりたいことを

やってからにしようって思った。

「もう、絶対に絶対に弱みなんか見せるもんか!」って

思って、高校2年の時、それまで続けていた華道部と、

家族に反対されていた吹奏楽部に無理やり入って、

合唱部にも入って。部活を3つも掛け持ちしてたことになる。

文化祭で合唱部の出し物でソロで歌ったら、

拍手喝采を浴びたことが、一番快感だった。

そのことが、大きい自信になった。

夏休みにオーストラリアにホームステイも行って。

(英語を間違ったらどうしようという気持ちから、

ホストファミリーや現地の同級生とほとんど

会話ができなかったけど・・・。)

「この際なら、自分をものすごい忙しい状態に

追い込んで、毎日を充実させてやる!

忙しければ、余計なことを考えなくて済む。

人に傷つけられたら、人との新たな出会いによって

癒やせばいい!新しい世界を構築できれば、

常に笑ってられる」って思って、あらゆる活動を頑張った。

そして、常に笑顔でいるようにした。
もう絶対「重い」なんて思われないように。
何でもないことでも、常に笑ってられるようにした。

たとえ、当時の担任の先生に、

「アイドルかお前はっ!?愛想振りまきやがって~w」

と悪態つかれても。

先生、当時の私は、そうでもしないと
やってられなかったんだよ。
「いつもいつでも笑顔で、一緒にいて楽しくて、

明るい話題をたくさん用意できて、人に幸せを

与えることができて、人を笑顔にできる自分」でないと

嫌われてしまうって、常に不安で、恐かったんだよ。

・・・そんな毎日が続いて、受験のストレスも加わって、

いつしか、私の悩みのはけ口は、
「いのちの電話」になった。
友達には悩みは話せないから、毎日毎日、

悩みをいのちの電話の相談員の方に聴いてもらっていた。
あるとき、雑誌の、お悩み相談コーナーの広告をふと目にして、

いつか東京に出る機会があったら

「カウンセリングルーム」という場所で悩みを

聴いてもらおうと思い始めたのも、この頃だった。

そういう記憶が、たくさん出てきた。

まさか、高校時代の自分なんて、盲点だった。

ああ・・・高校時代の自分、頑張ったんだ。必死だったんだ。

セッションから一夜明けて、夫も娘も仕事や学校出かけて、

家に私一人だけになったのを見計らって、

布団の中でわんわん泣いた。

こないだのアンデパンダンパーティーで
ぢんさんの「がんばったね」を歌ったのも、

無意識ではあるけど、繋がってたんだ。

この「がんばったね」は、(高校時代の)自分自身に

向けて歌ったんだ、と思った。

今でも、その片鱗は残っているけど、もう少し、

ゆるんで生きられたら良いな、と思います。

 

ゆきさん、このことに気づかせてくださり、

どうもありがとうございます。


6/10のアジサイのおまじない。
アジサイを玄関に一年吊しておくと、
その年はお金に困らないという。

我が家は賃貸で壁に穴は開けられないので、

マスキングテープで貼っておりますが^^;

ここまでお読みくださり、ありがとうございます。