本日は、東京大空襲の日だそうです。
東京大空襲。
今の平和な世の中からは、信じられない言葉の響です。
第二次世界大戦中、東京はなんと106回の空襲を受けたそうです。
絶えず空襲警報が鳴り響く中、生きた人はどんな気持ちで過ごしたでしょう。
以前、九段下の展示館「昭和館」に行ったとき、生活の中に入り込んでいる「爆撃」に、唖然としたものです。
今住んでいる私の家が、アパートが爆弾であっという間に焼け跡になる。
通っている学校が、会社が、あっという間に消し飛ぶ。
そして、父親が、兄弟が、配偶者が、そして自分が、あっという間に肉の塊となる。
私は依然見た、子供を背負って逃げたため、背中が焦げていない母親の写真を見て心を痛めたことがあります。
そんな悲惨な出来事の中で、規模が最も大きかったのが1945年(昭和20年)3月10日に行われた空襲。
私の歩く、踏みしめてきた大地の中に、もしかしたら彼らの遺骸が横たわっていた箇所があったかもしれません。
そんな自分の贖罪の意味も込めて、今日は彼らを偲びたいと思います。
追伸)こんな大切な日を、自分のアピールの場に使ってしまった泰葉さんには、残念でなりません。