おとといは3度目の手術となった右側頸部郭清から2年となるため、造影CT撮影と診察でした。
 

今月になってからむせることが多くなったりいまひとつ体調がぱっとしなかったり、だったので少々いや~な予感を抱きながら病院に向かいます。
 

CTを撮り終わって外来待合室へ。ここでの待ち時間を不安増し増しで迎えたのは、舌の原発部位の生検結果を聞きに来たとき以来だったことを思い出し、そう言えばそのときもまったく同じ場所に座って診察室のドアを眺めていたっけ、と思い、縁起悪いかなあ、ちょっと右側にずれてみよう、などと抵抗したりしました。
 

待つこと20分ほどで「ももわかさん、どうぞ」の声。前の患者さんが出て行ってから数分時間が空いたのはCTの画像をチェックしていたのだと思います。

診察室に入った瞬間に「画像、問題なかったですよ。これで2年無事に経過しましたね!」とうれしい結果が!

一挙に不安の雲が消散しました。

その後はいつものように口の中、鼻からファイバーを入れての目視での診察と、首、顎まわりを触診してもらいます。


「まだ舌に白い部分もあるし経過観察は続けさせてください。でも次回の診察は7月でいいんじゃないかな」
ということで、3カ月に一度のペースとなりました。
「画像はもう卒業でいいかも」とも言われたのですが、できれば半年に1度くらいは撮ったほうが安心できるんですけど。

でも、とにかくまずは仮免合格となりました。
これからも毎日、舌の観察と声のリハビリをさぼらずに続けていきたいと思います。
 

ほぼ2カ月ぶりの更新です。このペースだと年6回になりますね、ハハ。

今日の東京は花曇り。桜が満開ですね。

 

先週、声帯麻痺の手術を受けた病院へ半年ぶりに経過観察で行ってきました。
まず、STさんによる声の検査。問診をしてから、あーという声が何秒続くか、文章の一節を読んでの録音、出しやすい音程からの上下音階移動、空気圧に耐えてどの程度声が出せるか、などなど一連の検査をします。
結果は順調だそうで、8角形だか10角形だかで声の質や強さなどをあらわすグラフでも、改善されているのが見えるとのこと。

その結果を受けての診察があり、いつものように口からファイバースコープを入れて声帯の様子を診てもらいました。
動画を見せてもらいながらドクターから診断を聞きます。
「麻痺してる側はしっかりと閉じているのでいい調子ですね」とうれしい返事でした。

「なので次回の診察は来年でいいでしょう。誕生日が1月なんですね、では来年1月に予約を入れましょうね」

治験手術を受けたのがおととしの8月。対処療法で薬剤の効果は半年で切れる場合もある、と言われた手術ですが、おかげさまで1年8カ月たっても効いてくれています。声が出なくなって初めて体験した苦労もあり、ほんとに普通に声が出るということがありがたいことだと認識した月日でした。

今月は3度目の手術となった右頸部郭清から2年になるので、さ来週にCT検査があります。
そこで合格すれば仮免となります。

みなさんの病状、体調が好転しますように、自分のこともおまけでつけてお祈りしています。

ひと月半ぶりです。皆様のブログをのぞくばかりでしたが、今日はネタができたので。

あれから先月、今月と2回の定期検診を無事通過し、次回4月にCTを撮りOKなら術後3年生に進級できることとなりました。ドクターからも「まあ、そうなれば仮免ですね」と言われたので、なんとか次回も合格したいところです。

その先月の検診時に2つほどほかの気になる個所のことを相談しました。
 
1つは以前にも書いた左下顎の歯ぐきの内側にできた何か。そのときは主治医に診てもらい問題なしだったのですが、年が明けたら何やら白いものができ。再度訴えたところ「何かの炎症かな?歯科に行って診てもらえば」と言いながらその場でPHSで歯科に連絡。

「あー、いまから一人回していいかなあ。いい? じゃあすぐ診てね」ということで、依頼のお手紙をさらさらと書いてくれ(まあ、PCに定型文があるわけですけど)、それを持って歯科に行きました。
そしたら、なんと何かの骨のかけら(鶏肉か魚)が刺さっており、そこから炎症を起こしていたとか。米粒を10分の1に割ったような小さなかけらでしたが、それが原因でした。
で、取ってもらったらすっきり!

もう1つは、特に症状はないものの大腸の内視鏡検査をやったことがないので、一度はやっておこうかなと思ったこと。大腸がん、怖いですからね。初期のうちは自覚症状がないと言うし。
これも歯科と同様、すぐにPHSで連絡。お手紙もらって消化器センターに回り、ドクターに内視鏡を受けたい旨を話し、予約を取ってもらいました。

うちの病院では紹介状のない初診患者は診察料とは別に3240円取られます。もっと大きなJ天堂とかG恵医大とかは5400円かかるとか。それに大腸内視鏡検査は医師が必要と認めない限りは10割の自己負担になります。
でも、同じ病院なら再診扱いで費用も安いし移動も楽だし、今回の「ちょっと受けてみたいんですけど」程度のお願いも融通が利くので、助かりました。総合病院でよかったです。

本日はその大腸内視鏡の検査日でありました。
最初は鎮静剤を使うつもりでしたが、経験者の友人が「絶対自分の目でしっかり見たほうがいい!」と言うので痛みに怯えつつ、鎮静剤なしで受診。
いやあ、いい経験をさせてもらいました。自分の腸の中を見るなんてなかなかないですからね。
それに朝9時に行き洗腸液という下剤1800ccを1時間で飲み!あとはひたすら出すのみ!という試練も味わったし。おかげで終わったころにはすっかり水分を出し切ったのか、手がガサガサに干からびてきました。

画面を見ていて、きれいに出し切ったつもりでも腸壁の隙間に少しう○ちが残っていたりして、ちょっと恥ずかしかったです。
「ももわかさんの腸、きれいですよ!」とは、ほめられたのかわかりませんが、生検もポリープ切除もなく15分ほどで終了。
5330円でございました。

年末だから気になるところは全て診てもらおう、と先日、歯科にも行ってきました。白板症を見つけてくれ、いまの病院の口腔外科を紹介してくれた先生です。ちなみに沖縄出身で共通の友人知人もおります。
舌を手術してからは2度目の訪問でしたが、院長をはじめスタッフの口腔癌への意識が高いのか、毎回舌の状態を画像に撮られます。こうして歯科医にかかった早い段階で病気が見つかるのなら、その発見の助けになるのなら何枚でも撮ってかまいません、てな感じです。

今回の定期検診で言われたことは、舌が白いのはカンジダ症になりやすい体質である、でした。ご存じのようにカンジダ症は普段はおとなしい常在菌のカビが免疫力の低下により悪玉菌に変身、増殖するものです。確かに免疫力が弱くなった結果に癌になったわけで、再発防止のためにもカンジダクレンジングをしたほうがよい、といろいろ指導されました。

できること、できないこと(禁酒とか)はあるのですが、その中で始めたことを書いてみます。

・発酵食品をやめる。ヨーグルト、納豆、キムチ禁止令が出ました。ヨーグルトは毎日食べていたのですが。

・その代わりに乳酸菌のサプリを飲む。ビフィズス菌を少量摂取から始め、体が(というか腸が)慣れたら海外製の大量(100億個くらい?)のサプリに移行する。
早速ネットで調べて森下仁丹のヘルスエイド  ビフィーナR(一包1.2gにビフィズス菌25億個)というのをお試しで飲んでます。20日分で1600円は安いのか高いのか。

 

・で、お待たせしました! ようやくタイトルの重曹うがいです!

口中をアルカリ性にするためによいらしく、1日何回でもしてほしい、と言われました。どうやるのかというと、掃除用ではなく服用できる重曹(これもお試しなのでまずは一包3g×12包で200円くらいの第3類医薬品のやつ。健栄製薬のでした)をドラッグストアで買い、ファミマで売ってた350mlのミネラルウォーターのペットボトルに一包を入れシェイクしてよく溶かし冷蔵庫に保存。あとは毎食後に2口3口分くらいずつをコップに入れ、くちゅくちゅとうがいをするだけ。
このときにガラガラとのどをうがいするのではなく、あくまでくちゅくちゅと。できたら1~2分は口の中にとどめおいてほしい、と言われました。

そのほかにも、アルカリ性食品を多くとり酸性の食品は避ける。とくに小麦! と言われたのですが、パンはあまり食べないけど麺類がほぼ全滅になるので無理だなあ、これは。うどん、ラーメン、パスタ、沖縄そばもだし。そしてなによりビール! 麦酒! ああ、だめだ、無理だ。


それと、フランス製が有名なグラスフェッドバターというのがミネラルもビタミンも豊富だし虫歯予防におすすめ! と言われたのですが、調べたらえら~く高いじゃあないですか。250gで2500円! カルピスバターより高いものがあるとは驚きました!

てな生活を始めてまだ5日くらい。よき結果が出たらまたお知らせします。
 

先月末に中学校の同期会がありました。若いころは「けっ!めんどくさ!」とか言って参加しませんでしたが、この還暦間際の歳になると昔話をしたくなるのか、2年に一度の会にこまめに出ております。今回はプログラム制作を担当させられたのですが、式次第の中に「黙祷」というのがあるんですね。前回からの年月の中で鬼籍に入られた恩師や仲間がいて、旅立たれた方々に黙祷を捧げます。2年前には元気だったのに、と呆然としたりします。

 

中学時代に仲のいい友人が2人いたのですが、1人は6年前の会で再会を喜んだのに4年前、次の会には出席できませんでした。もう1人は昨年夏に後を追いかけるように逝ってしまいました。2人とも部位は違えども、がんで亡くなり、自分も同病。そこまで仲良しだったか、などと苦笑いです。

 

昨日は区の成人病検診の結果を聞きに行きました。毎回注意される肝機能と糖尿病ですが、今回は検診前1週間の禁酒が功を奏したか、肝機能はC、糖尿病はBと良化しております。まあ、健診後からは解禁してたっぷり飲んでおりますので、その後はいつもどおりに悪化してるとは思いますけど。

そして今日なんですが、先週から左下顎奥歯あたりの歯ぐきの内側、ちょうど骨が出っ張っている下側に触ってみると何やらざらつきがあり、でも出っ張りの陰で見えない! なんだ!これは!

と、いや~な感じがしていました。とりあえず口内炎を考えチョコラBBを1週間飲み、でも毎朝触ってみる感触のざらつきに変化はない、しかも沁みたり痛くもない。これって、昔経験したよな、そう、舌で。それに12月はその舌を切除した月だし。

こうなると、2度同じ過ちを犯したくないので、速攻で病院に予約を入れました。

前回は、このまましばらくほおっておいて痛い目にあってますので。

 

 

「どうしました?」「歯ぐきの内側に何かが。歯肉がんではないでしょうか?」

という会話をしたあとにファイバーでの視診、指での触診などをしてもらい、「大丈夫ですよ、心配ない」と言ってもらえました。

 

そうなると現金なもので診察室に入る直前まではざらっと感じていたその部分が、出てから触ると滑らかに感じたり。いったい何を心配して何に怯えていたのやら。

でも、気にしながら毎日を送るのは、とくに年末は嫌な気分で年越しするのはお断りなので、さっさと病院に行ってよかったと思っています。