夢は小説家ですと本気で宣ふブログ

文章の世界に魅入られた小娘が、妄想を書籍化しようと奮闘する日記。

初めまして、佐々木あんのです。将来は、小説家になりたいと考えています。




【夢は小説家ですと本気で宣ふブログ】


 さて、あなたは「宣ふ」読めましたか? のたまうって言います。


本来の意味は、「言う」の尊敬語ですが、明鏡国語辞典曰く現代語では皮肉めいた表現としても用いられるんだそうです。


 単語の意味合いが合っているか確認するために辞書を引きましたが、単語自体は知っていました。


 知識をひけらかしたいから言っているのではなくて、そんな言語に魅入られた変人が書いているブログだと言っておきたくてタイトルに使用してみました。




 小説家になるために二年間の猶予を自分に与えました。


 夢は語るためじゃない、叶えるためにあると本気で思うから、仕事を辞めました。


 そういう人が書いているブログです。



テーマ:

 ガランゴロンと大きな音をたててステンレスのボウルは落下した。

「いつまでかかってんだよ!」

 直後に響いた怒号に、キッチン内の空気は凍り付く。

 ぼくは怒られた当事者だというのに、どこか俯瞰的に状況を見ていた。ぼくが混ぜていた卵液がドロリとボウルからはみ出している。卵とパルメザンチーズ、生クリームに塩と黒胡椒。乳製品の高騰している昨今に、決して安くないコストがかかっている。

 先輩は目をひん剥かんばかりに怒っていた、目は焦点を失って怒りに理性を失っている。ぼくは微動だにしなかった。

 先輩の怒りは爆竹みたいなものだ。火のついた導線は、大きな音とともに爆発する。それは近所迷惑で耳が痛くて、そうしていくつかパチパチと弾ける。でも白い煙とともに沈静化するのが常で、ぼくはそのときも怒りが静まるのを待っていた。

 先輩はボウルを蹴飛ばしながら、キッチンを飛び出していく。

 完全にひっくり返ったボウルの端から卵液がにじみ出ていた。

「アイツ、パチンコで負けて気が立ってんだよ」

「どうしようもない奴」

 卵液のつややかな表面に、ぼくの自尊心とか未熟ながらに重ねてきた実績とか経験、その他料理人を志した希望や夢が浮かんでいた。流れ出しては排水溝に注がれていく。

「気にすんなよ?」

「はい」

 ぼくの返事は上辺のものだ。心の奥底、秘めた思いは全部卵液になってしまった。未完成のまま、だれの口に入ることもなく流されて汚水槽へと合わさっていく。

 現実とはそんなものだ。夢や希望も、目標や信念も先人に踏みにじられては試される。「辞めていいぞ」「お前の覚悟はそんなものか」試練は神が与えた運命なのか、それともただ理不尽な障壁なのか。いまはまだ答えも出せずに環境が変わるのを待っている。静かに。

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 飲食店のホール店員と、ネットライターの二重生活を始めてひと月が過ぎた。6月は、興味のある仕事に提案をだし依頼をされたら受けるというサイクルで仕事をしたが今月は「6月はどうもありがとうございました。7月もどうぞよろしくお願いいたします」という調子でどんどん仕事がはいってきている。いまのところは、全部断らないぞと意気込んでいる。「オイオイ。そんな調子じゃ、本業に支障をきたすんじゃないか」と問われれば「いいえ、悪しからず。わたしの好きな人の名台詞に『人事を尽くして天命を待つ』というものがあります。何ごとにも人事を尽くして、いい結果がでるよう最善の努力をしていますよ」と答えるだろう。「わたし、欲張りなの」でもいい。13時間飲食店で労働したあと、3時間ほどライターの仕事をするというと「よくできますね」なんて言われるが、これがわたしのやりたかったことかと思うと妙な説得力がある。ライターの仕事は思っていたよりもずっと地味だ。もうなんだったら「お前が書けよ!」と言いたくなる、ひとつのテーマに対して、おそらく編集の方のほうがよく知っているであろうテーマに対して、調べて規定文字数書き上げる。わたしの得意なテーマだったら「しめしめ、お主も目利きよのう」と思うものの、「知りません。わたし、1ミクロンも分かりません。このテーマで広げられる自信がないのでどなたかよくご存知の誰かに代わったほうがいいんじゃないでしょうか」と泣き言がいいたくなるテーマももらえるお金は一緒なわけで、それでも苦労は違うわけで、でも選り好みしないからこそ知識は増えて、今の状況を楽しめているなと感じる。
 ルーチンワークなんて軽々しく口にするけれど、金持ちになれるイメージなんて全然沸かない。1日に130人とか240人の人に会って愛想を振りまいてお料理を提供して、常連のお客様も増えたし状況は開店当時よりもずっとよくなっているしこれから先、売り上げの対策で新規導入の間口を広げたら売り上げは安定するだろう。それでも、1年後2年後3年後と労働年数を増やしていったところでわたしの生活はいまの生活に毛が生えた程度なんじゃないだろうかと思う。仕事に不満があるとか将来が不安とか、そういう具体的な感情じゃなくてもっと漠然と、「このまま何年たったって何も変わらないのかもしれないな」と思うのだ。これは、なんだ。アラサーの陥る思春期みたいなものか。わたしが一体何の役に立つのだろう。わたしが口にしなければ生きていたかもしれない有機物を口にして、生き長らえて、何か特別なことを成し遂げたわけでもなくただ世の中に溢れる人間という72億分の1として存在している。死にたいわけじゃない。転職したいわけじゃない。生きとし生けるものとして、もう少しマシな生活はできないもんかなとは考えている。海がきれいなことを、空の色が変わることを、草木が成長し花を落とし枯れることを考えている。すこし美化しすぎた。つまりは、当たり前の日常をもう少しクローズアップして広角レンズは投げ捨てて接写レンズで生きていきたいのかもしれない。毎日の濃度をあげたい。休みの日だけ楽しいパーティーピーポーになりたいんじゃなくて、毎日が変化に富んだ生き生きとした人生というものを送りたいのかもしれない。それは人の夢なのでしょうか。そんなことを考えながら、明日の営業をどこか楽しみにしている自分がいる。もうなんだってよく分からない。そんな日々だ。
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荒木飛呂彦の漫画術

 

 昨日は休みであった。休みの前日に深夜もやっているTSUTAYAに行って、本を買い込み引きこもる。そんな文学少女としての完璧な休日を過ごした。

 普段は図書館通いの貧乏人だ。でも新刊というものは図書館には並びにくく、また並んだとしても予約でいっぱいで読み始めるまでに時間がかかる。自己投資だと割り切って、どうしても欲しかった2冊の本を買った。

 そのひとつが、「荒木飛呂彦の漫画術」である。

 みなは荒木飛呂彦をご存知であろうか? 日本の漫画家。代表作は「ジョジョの奇妙な冒険」である。ジョジョ立ちと呼ばれるポージングや「ドドドドド」などの効果音が特に有名であろう。

 私の高校時代の友人にも「ジョジョ仕様の上履きだ」とマジックペンで効果音を書き綴りカメラを向ければジョジョ立ちをする信者がいた。そう、信者だ。もう未読者の私には彼女がジョジョの何に魅力を感じ心酔しているのかまったく理解ができなかった。テニスの王子様が好きでジャンプは購読していたがジョジョは読み飛ばしていた。絵が受け付けなかったのだ。そんなジョジョ。なぜ、そんな懸念しながら漫画術を読みたいと思ったのか。

 だって気になるじゃないか。絶対的なカリスマ、なんだかもう神々しく感じる。お城に住んでいるだとか年をとらないだとか、荒木先生はヴァンパイアなんじゃないかとかファンの間でも奇妙な憶測が飛び交っているのだ。そんな荒木先生の漫画術。

 内容は、圧巻だった。荒木先生は、天才なのだと思っていた。

 書き綴られている努力は、漫画家として食べていこうという覚悟に漲るものであった。なにが大切で、どう向き合うのか、荒木先生にとって漫画とはまさしく命をかけて挑む仕事であって、そういう覚悟が自分は持てていたかとまたしても私は首を垂れるのであった。

 読者はヴァーチャルな世界が読みたいのだ。岩のひとつも嘘を書いたら分かる人にはばれてしまう。嘘に気付いた読者はもう本作を楽しめないのだ。私は読者から楽しみを奪ってしまったと深く反省した。

 手元に原本がないので不確かだが、そんなことが書いてあった。調べればわかることもあるが、ヨーロッパの郵便局の制服、道路標識、食べ物や日常までは調べただけでは描き切れない。だから見に行く。見に行って得た知識をすべて注ぎ込むことはできないけれど、それでも知識を持っていることが大切なんだと。大先生の語る漫画術は、まさに命を賭して戦うヒーローの覚悟のそれなのである。

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 鈴木おさむと秋元康の対談本。
  「天職」を読み終えた。
  おいおい、お前が読んでいたのはよりよい飲食人になるための礎となる本で、なにを脱線しているのだと思った方もいるであろう。それは、目的が違うのである。
  わたしは自分をよくするために本を読み始めたのであって、それは飲食業に限った話ではない。
  わたしが将来どの職業に落ち着くかは別として、先人の教えからわたしを高めてくれる本を図書館の膨大な本の中から【興味、感心】のある本を引き抜いては読んでいるのだ。今回はふたりの放送作家の対談本である。成功者はなにを語るのか、わたしは喜々としてページを捲った。
 楽しいからやっているのだ。「大変でしょう? 忙しいんだからそれは他人に任せては?」と言われても自分でやりたいから汗をかいているのだ。ふたりの放送作家は自分の楽しいこと、面白いことを優先して仕事に向き合っている姿が印象的だった。儲けよう、視聴率をとろうということも大切なことではあるが、何よりも大切なのは自分が楽しいと思えるかで、それで成功しているから運が味方したと声を揃えた。
  長い対談だというのに盛り下がることも間延びすることもせず、ふたりがとことん自分たちの仕事を語り合うのである。その姿は生き生きとして、周りを巻き込んでいく。
  わたしは読み進めながら幾度自分を叱咤したであろう。考え方ひとつですべての行動は変わったであろうに、わたしは怠惰を選び自分を信じぬくことができないのだ。周りの意見のために生きているのではない。自分の人生を生きている。自分に失望していたのでは、だれがわたしの未来に期待しようか。
  反省は意識を変え、行動を変えた。わたしは文章を書かせてもらえる仕事はないか探した。簡単に見つかった。 わたしは文章を書き、そうして時間のあいたときには本を読んだ。
 文章を書き、お金をもらった。わたしはライターになったのだ。
  まだまだそれだけで食べていくことはできない駆け出しのライターだ。
  それでも、わたしの生活は変わり始めている。一冊の本を読み終えること、わたしにとって読書は人生の分岐点のようなものだ。
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これだけ毎日デブをネタにしていると、いやおうなくダイエットの情報がはいってくるわけで、私。知ったの。

食物繊維ってね、消化しにくいんですって。

そりゃあね、うさぎさんの気分でキャベツ食べても減らないわけだよ。

食物繊維を消化するために新たに食材を追加することにしました。そうです。ビフィズス菌です。善玉菌です。
つまりはヨーグルトです。朝のヨーグルト、夜のキャベツ。この板挟み生活で私はナイスバディを手に入れるの。

成功するかしないかが大事なんだけれど、もうね私は自分を信じて進むの。

これが私の生きる道、、、だったらいいね。そんな、今日です。
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