レッドタートル ある島の物語」を観ました。

( → 公式サイト )

 

 

上映時間:81分

 

本 嵐で大荒れの海で遭難した男が九死に一生を得て無人島に漂着。
男はなんとかして島から脱出しようとするが、大海原に出ようとするたびにいかだは大破、島に引き戻すことに。
絶望する男の前にひとりの女が現れ……。

 

どこから来たのか
どこへ行くのか いのちは?

 

上映時間81分だしー。セリフないらしいしー。

ということで、子どもたちを連れて行ってしまったチーン ← 大失敗あせる

帰宅後、いろんなサイトをチェックすると、「子どもには無理」という意見があって、今回は事前チェックしとけば……。と後悔してます。

 

 

 

無人島に漂流した男は、いかだをつくって島脱出を試みるのですが、何度も同じ場所で失敗。

いつも同じ場所で何か硬いものにぶつかっているようでいかだが大破してしまうのです。

 

 

赤い亀の仕業だと判明。

イライラが頂点に達した男は、、、亀に仕返しをするんです。

気持ちはわかるけれど、すごくイヤな気持ちになってしまったんですよ。

 

男も罪悪感にさいなまれ、ちょこちょこっと思いやりな行動に出るんですが!

なんとびっくり。

女に変身するんですよ。

 

家族になります。

  • 子どもの誕生と成長。
  • 自然。
  • 自身の老い。

それぞれのシーンでしみじみ人生を考えながら鑑賞したので、とても濃い81分でした。

 

 

私の場合、とても参考になったのは子どもについてです。

島で親子と亀としか接したことがない息子ですが、旅立ちを決意するんです。

私だったらどうだろ?

できることなら島で一緒に過ごしてほしいと思ってしまうけれど、それだとそこで終わりですよね。

世界に出して息子自身の人生を築けるように背中を押す。ことも親のつとめなんだなぁと。

あーつらい。

 

 

セリフもなく表情もわかりづらく、亀が女になる。というおとぎ話ですが、

もしかして、無人島でひとりで生き抜くための男の妄想だったりして。。。とも感じました。

 

上映中