買ったままほったらかしDVDたちを眺めていたら、「ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密」が気になったので観てみることにしました。
出演:サンドラ・ブロック、エレン・バースティン、フィオヌラ・フラナガン、ジェームズ・ガーナー
上映時間:116分
若手劇作家シッダ(サントラ・ブロック)は、タイム誌のインタビューで幼いころ母親に暴力を振われたエピソードを語った。
その記事を読んだ母ヴィヴィ(エレン・バースティン)は“親子の縁を切る”と、激しい怒りよう。
そんな母娘の危機に立ち上がったのはヴィヴィと生涯の友を誓い合った“ヤァヤァ・シスターズ”の3人。
3人はシッダを拉致してルイジアナに連れ帰り、型破りな仲裁作戦を開始するのだけれど……。
女性には共感できる部分が多いな、きっと。という映画です。
劇作家として活躍中のシッダのインタビュー記事を読んだ母の怒りっぷりと、シッダの母からの電話で切れた様子。
うん。
間違いなく親子だなって思うよ。
母娘の険悪な関係をなんとか改善させようと立ち上がったのが、“ヤァヤァ・シスターズ”の3人。
“ヤァヤァ・シスターズ”とは、生涯の友情を誓い合ったヴィヴィを含む4人のこと。
3人はシッダとヴィヴィの関係を修復させようと、なんとシッダを拉致!
3人が一生懸命考えた方法が笑っちゃう。
おばーちゃん3人から昔話とシッダの回想シーンで、
ヤァヤァシスターズのこと
シッダとヴィヴィのこと
が、みえてきます。
心身ともに強いままでいるってむずかしいよね。
子なしなのに、生意気なこと言っちゃうけどさ。
シッダにもヴィヴィにも共感できたよ。
未経験だけれど、母って大変だよ。
日常におわれ、幸せを気づけなくなるときってあるんじゃないかな。
一方、子どもからするとそんなの知ったこっちゃない。
シッダは15年間もカウンセリングを受けてきたほど、辛い思い出に縛られることになるんだから。
結婚をひかえ、
周りを不幸にしてしまうんじゃないか?
子どもをちゃんと育てることができないんじゃないか?
もしかすると、母ヴィヴィのような母になっちゃうんじゃないだろうか?
という不安でいっぱい。
自分のことも同時に考えちゃったよ。
アンマリー母のいやなところって、ふとしたとき自分もやっちゃってたのね。
それに気づいたときのいや~な気持ち。
やっぱ血だな。って笑っちゃったんだけどさ。
アメリカ映画のなかでよく見かけるのが、「その件について話し合いましょう」と早期に話し合いで解決しようとするシーン。
てっきり、アメリカ人は、家族や知人など、常々話し合いをしているもんだと思ってたんだけどさ。
シッダたちの家族は、ほとんどなかったようだったよ。
ヴィヴィと夫、なんだか少しズレた認識だったし。
拉致されてからシッダは父の本心を聞いた感じだったし。
ヴィヴィもなかなかあの時のことを話そうとしないし。
自分のこと高~い棚に上げて言わせてもらうけれど、話し合いって大切だね。
子どもにつらい思いをさせちゃったけれど、ヴィヴィはひどい母親ではないと思う。
結婚前にそれに気づけたシッダはきっとステキな家族をつくることができるんじゃないかな。
女性の友情もステキだし、親子愛にジーンとしちゃう映画でした。
ちょっと泣いちゃった。
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原作はアメリカで話題になったらしいよ。