今日も僕の頭の中を支配する・・・・
恋という名の物語
・。・。・。・。・。・。・。・。・
汽笛の音を聞くと思い出す・・・あの日の夕日の眩しさを・・・
あの頃僕と○○ちゃんの仲は急速に深まり、
学校の帰り道毎日のようにお互いの将来のことを語りあっていた。
傍から見ればまるで恋人同士のようだったが
なんとも説明できない微妙な関係。
原因は僕にはっきりさせる勇気がなかったからで
意気地のない自分が今でももどかしい・・・
ある日の下校途中、海辺を歩きながら
○○ちゃんが独り言のような小さな声でこう言った。
「私、dabuさんみたいな人と一緒になりたいな」
僕は恥ずかしさと勇気のなさから、汽笛の音で聞こえなかったふりをし
そのまま無言で歩いた。
あの時の夕日の色と汽笛の音を今も忘れない。
その後しばらくして○○ちゃんは都会に出た。
母子家庭で貧しかった彼女は、生活のため都会の財閥の家に女中として住み込み働くことになったのだ。
以来会うことがなかったからあの時のセリフが本心なのかわからない。
ただ、僕は今でも真剣に考える。
彼女と一緒になり、彼女の生活を支えてあげたい。
そのために一人前の仕事に就いて一生懸命働く、
それが僕の使命だと。
今は大学進学を目指し受験勉強の日々。
そんな彼女と僕は、今日半年ぶりに再会する。
ずっと続けてる手紙でのやりとりに
今日は大事な話があると記した。
・・・告白、プロポーズ・・・
船着き場で待つ僕の前に彼女がタラップから降りて来た。
「dabuさん、お久しぶりね」
久しぶりに会った彼女は都会慣れし洗練され・・・眩しかった。
「○○ちゃん、見違えたね!・・・やっぱり半年も都会で生活していると・・・違うな・・・」
僕は置いていかれたような気がしてすこし焦りを感じた。
「あら、中身は何も変わってないわよ」
「でも住み込み先はお金持ちの財閥なんだろ?君の暮らしも一変したんじゃない?」
「そう、凄いのよ!私たちにはとても考えられない世界!毎日各界の著名人が集まりサロンで豪華なパーティ・・・それはそれは豪勢な暮らしよ。私は家事のお手伝いをするだけだけどね」
そんな彼女にも今や豪華な空間にふさわしいオーラがある。
僕と一緒になりたいと言っていた○○ちゃんとは別人のよう。
あの言葉、今もでも同じ気持ちなんだろうか?
「ところで大事な話って何・・・?」
「・・・・・」
「dabuさん、どうしたの?」
「君が何不自由なく暮らせる環境を与えてあげたい、そうなれるよう大学に進学と就職を目指し今まで勉強をがんばって来た。
でも、例え大学に進学しても社会に出るまでに4年・・・、
そしてすんなり職を得られたとしても、僕の給料じゃ今の君のような優雅な生活をさせてあげられない。
今の君の生活に比べたら
僕の力なんか、何の足しにもならない・・・」
「え・・・・?」
「次に会えるのは3か月後だよね。また当分手紙でのやりとりが続くけど、
頑張ってね!
・・・それじゃ」
「待って!dabuさん!
・・・逃げるの!?」
「え!?」
「また自分から逃げるの!?
いつあたしを捕まえてくれるの!?」
「・・・・」
「私、今の生活なんてちっとも楽しくない!
豪華な暮らしなんか欲しくない!
毎晩ベッドの中で泣いてるわ・・・あなたに会いたい・・・って
綺麗なお洋服で着飾ったって、会いたい人に会えなきゃ・・・・」
「○○ちゃん・・・」
「dabuさんと暮らせればそれだけでいいの」
「会えない間ずっと君のことを考えていた。
君のいる方角に向かって叫んでいた」
「あなたの ・・・・は?」
声は蒸気船の汽笛にかき消される。
もう聞こえない振りはしない
「僕と結婚して欲しい!」
がしっ!!!
。・。・。・・。・。・
ん?・・・・・これは・・・・枕?
なんだ、また夢やがぁ・・・
・・・・・・しくしく
のdabuで=====す!!!!
さて、そんな(どんな?)アンリズ次回のライブはワンマン!
★10/30(日)川口SHOCK ON
アンナリズム、ワンマンのツーステージです!
1st 20:00
2nd 21:30
Charge ¥1,500
川口SHOCK ON
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