◇防火啓発に“激走”--あす神戸まつりで

【写真特集】消防車両や消防ヘリ、消防艇 カラーガーズ隊も 東京消防庁出初め式

 姫路市兼田の日本工科専門学校(内藤康男校長、174人)の自動車系と建築系の学生約30人が、不動車となっていた45年前のオート3輪車「ミゼット」を1年がかりで新車同然に再生した。絶版車のため純正部品が手に入らず、多くを自作。姫路市の歴史遺産を火災から守ろうと消防車風に改装し、「森の消防士・サイくん」と命名した。16日の神戸まつりのパレードでデビューした後、防火啓発活動で城下町を駆けめぐる。【渕脇直樹】

 ミゼットはダイハツ工業(大阪府池田市)が1957~72年に計31万7152台を生産した大衆車。排気量は1人乗りの初期型が249CC、2人乗りの後期型が305CC。全長約3メートル、全幅約1・3メートルで小回りが利き、狭い路地の多い姫路で機動性が発揮できる。

 「日ごろの学習の成果を地元に還元しよう」と昨年4月に再生計画がスタート。趣旨に賛同した姫路市白浜町甲の田中勝信さん(70)から、後期型を無償で譲り受けた。車体はさびつき、穴も開いていたため、いったん解体して整備。荷台部分などは板金技術を駆使して新造した。

 さらに車体の色を赤く塗り替え、ポンプを搭載。5月6日に陸運支局に持ち込み、無事車検に合格した。

 愛称は、動物のサイが火を見ると踏みつけて消す習性を持つことから名づけた。塗装を受け持った車体工学科1年の足立貴史君(20)は「本物の消防車の色に近づけるため、6色を混ぜた。100点満点の出来」と笑顔で話し、元気なエンジン音を聞いた田中さんは「まるで新車のようだ」と感心していた。

〔播磨・姫路版〕

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