動物にも漢方薬
西洋医学の考えは、年齢・性別・季節の差というのはあまり考慮せず、血液検査やレントゲン検査や超音波などのデータをもとに病気に対して内科や外科的治療を施すEBM(エビデンス・ベース・メディスン)が主流となります。
一方、東洋医学の考えは、病気に対してというよりも病人(症状)に対しての治療になります。
ですから、動物種・年齢・性別・飼育環境・季節の差・舌の色などがとても重要となってきます。
たとえば、下痢をしている犬がいるとします。その子は食欲があるのかないのか・熱があるのかないのか・元気があるのかないのか・出血があるのかないのか・粘膜があるのかないのかでその症状症状により漢方薬の場合様々なバリエーションがあります。
もちろん原因が寄生虫や細菌感染を起こしている腸炎に関しては、駆虫薬や抗生物質が必要となってきますので東洋医学を行う上でも最低限の検査として検便検査は必要でしょう。ただ、寄生虫を駆虫した後に残る腸炎の症状は、漢方薬を使ってあげるとより効果的に回復していきます。
(西洋医学+東洋医学=統合医療の考え方)
動物園診療において、ゾウやキリンそしてライオンなどはレントゲンや血液検査などは簡単にできるわけではないので、東洋医学的な症状による診断がとても重要です。
ちなみにゾウに薬を与えるときは1日2回1回200錠とか1回量がバケツ一杯などとものすごい量の薬を飲みます。
想像できます?\(゜□゜)/
だから1日でも早い症状の回復を目指すためにこれからは動物園動物治療にも積極的に漢方薬を取り入れていきたいと思います。(1日何百錠の薬を飲むなんてつらいですもんね
)
naoki








