日本経済新聞 春秋 2012/1/30より
就職活動で複数の会社から内定を手にする学生を「内定ゲッター」と呼ぶそうだ。その一方で、卒業間際まで就職先探しに奔走する学生がいる。自己PRの書き方に面接の想定問答。そうした型にはまった技術とは別の鍵が道を分ける。
▼近著「世代論のワナ」でそう説くのは人材育成コンサルタントの山本直人氏だ。鍵の一つが親。内定ゲッターや優秀な若手社員は皆、伸びやか。その人柄は親が子に過度なダメ出し、つまり欠点の指摘をせず信頼して育てた結果だとみる。子を信じるには親に自信が要る。自信ある親から自信に満ちた子が巣立つ。
▼こうして目に見えない「自信の相続」が進行中だと山本氏。窮屈な環境で育った子には本来、大学3年生の1年間が逆転の好機だった。研究、サークル運営、留学などにより自力で自信を身につけるのだ。貴重な1年が近年は就活でつぶれ、入学時の自信の多寡が就職の明暗まで左右するようになったと分析する。
▼人材の流動化や多国籍化でコミュニケーション能力の高い社員を企業が求め始めた。伸びやかな人が引く手あまたなのもそのためらしい。そもそも若者が生き生きしていない社会の未来は暗い。彼らが自分に自信を持てるよう、学校や職場は不要なダメ出しをやめて、「勝つ」体験を積ませてはどうだろう。(12・1・30)
理系でも、文系でも、企業が新入社員に望む能力の1位はコミュニケーション能力でした。
そして、就職1年目ですぐにやめちゃう人はHQ(人間性知能)が低かった。by澤口俊之
ん~なかなか自分もできないことを指摘するのをやめられないのですが(^_^;) 気をつけたいと思います。


