「真面目な話は、真面目な顔で話し、
真面目に聴きましょう。」
夏本番、
お盆休みも後半になりました。
テレビでは連日オリンピックの放送がにぎやかです。
普段は趣味が合わなかったり話の合わない家族でも、
国をあげてのオリンピックは、
共通の話題となりやすいものですね。
今回は、地球の裏側での開催。
とんでもない時間に放送をしているので、
ついつい寝不足になります。
ま、お盆休みの間は特例で、
それも家族で楽しむこともよいかもしれません。
みんなで寝不足のまま、
結果について大いに話を盛り上げて、
また次の種目についての予想もしたり・・。
4年に一度の祭典を大いに楽しみたいですね。
そうやって、家族で過ごす日々は、
家族のコミュニケーションについて見直すよい機会です。
普段の生活は忙しすぎて、すれ違いばかり。
子どものときは「子供だから」と、
まともに取り合わなかったり、
また、少し大きくなると、
何だか恥ずかしくなったりして、
真面目な話がしずらくなります。
真面目な話や、打ち明け話は、
一度しなくなるとなかなかすんなりできなくなったりします。
本当は、一番の味方の家族に聞いてもらいたい。
共感してもらいたい。
意見や感想を正直に言ってほしい、ということはあります。
この夏休み、普段より多く話すようにして、
いつでもなんでも話すことができるように、
見直してみるのに良い機会です。
そしてその時は、ぜひ、きちんと話すようにしましょう。
真面目な話は、真面目な顔でしましょう。
そして、聞く方は真面目に聴きましょう。
子どもはそれを見て、聞いて、感じて育ちます。
そしてそれが、子どもの人間関係を作る基礎となります。
大人が率先して、信頼しあい、尊敬しあい、
正直に話をするようにしましょう。
真剣な話なのに、大人が笑いながら話せば、
聞かれた子どもは笑いながら適当に返すかもしれません。
けれど、大人が真面目な顔になって尋ねたら、
子どもも適当な冗談が言えなくなります。
「真面目に考えてくれている。
真面目に心配してくれている。」と伝われば、
子どもも真面目に答えようと思うし、
そんな風に大切に考えてもらえているということは、
嬉しいものです。
子どもが真剣に真面目に考えるという習慣は、
育っている中から身についていくものです。
大人がその姿を見せて学ぶものです。
大人が、真剣に真面目に考えて話をすると、
子どもも同じように考えます。
そして自分がきちんと扱ってもらえていると感じることは、
自信につながり、自己肯定感を高めます。
それは、一個の人格として扱ってもらえているということで、
子どもの一生に大きく影響を与えることです。
時は、夏休み、
オリンピックをきかっけに、
普段より真面目な話を、
ゆっくり時間をかけてしてみましょう。
楽しいばかりではない、
意義深い夏休みになりますよ、きっと。
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仲良し親子の笑顔クリエイター≪森永富美子≫
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