前回のブログから１週間ほど空いてしまい申し訳ございません。
なかなか、時間がとれずブログに向き合う時間がありませんでした。
その日の夜、７時に守護霊様とお話をさせていただけるというお母さんのお宅に
向かいました。
行きの道すがら、先生がおっしゃりました。
「彼女はおそらく僕の守護霊はみえないでしょう」と、なんでですか？
と、僕が尋ねると、「自分より次元が高いものは見えないんだよ。
また、姿を現してくれないんだよ」と 僕は、次元じたいの考え方がよく理解できてない
ので はぁ、そんなもんなですか～くらいにしか思っていませんでした。
予定より少しはやく到着して、家のリビングで待っていると、息子さんのの儀式に
参加する方が次々にいらっしゃいました。足の悪い方や腰の悪い方
私生活で悩みがある方のようです。
お母さん、息子さん、旦那さんはバリの正装の白装束に身を包んでいます。
僕たちもサロンを腰に巻きました。
その日は午後から雨が強く降っていましたが儀式が始まるころには
ほぼ気にならない小雨になっていました。
その家の庭にあるガゼボ(あずまや)が祭壇になっていてすでにお香が焚かれ
準備が整っています。
参列者はその前のゴザに座り、儀式が始まるのを待ちました。
みなさんがそろったところで息子さんが祭壇の前の椅子に腰かけ
お経を唱え、名前は知らないのですがあのチリンチリンという仏具を
鳴らします。
その後、よくバリのお寺でするお祈りの作法を行い、聖水を頭に頂きました。
その後またお経を唱えだしました。儀式は始まったかんじでした。
僕はその息子さんの姿をちょっと緊張しながら見ていました。
すると、突然、何かが息子さんの隣にいたお母さんに憑依しました。
お母さんはなにかに取りつかれたようで、叫ぶ声は女性ではない低いダミ声にかわり
暴れそうになるのをその隣にいた旦那様が必死に抑えています。
憑りつかれたお母さんは今にも息子さんに襲い掛かりそうになってます。
息子さんは、そんなの慣れたものだという感じで、冷静に憑りついた
悪霊か何かに対して、いろいろとインドネシア語で説法しています。
すると、その悪霊はお母さんを離れ、逃げているのか、息子さんが
それを追って庭を歩きだしました。 もちろん、僕にはまったく何も見えてません。
息子さんには見えているのでしょう。その僕には見えない物体に対して
手にしていたペットボトルをバンと投げつけました。
とりあえずその悪霊は退治されたようです。 すると、またすぐに違うものが
お母さんに憑りつきました。お母さんは半分は意識があるようで
「なんか、また頭についてるよ～。なにこれ、タヌキ？ はやくとってよ～」
と息子さんに言って、それをまた息子君が退治します。
参加者の方に憑りついていた悪霊なのでしょうか、そういった行動が
数回繰り返され、最後にはそれを護摩焚きの場みたいなところで燃やしました。
その後、参列者はみな大量の聖水をバシャバシャとかけていただき
その一通りの儀式が終わりました。時間的に３０分か４０分くらいだったと思います。
僕は目の前で起きたことが、夢を見ているか演劇を見ているか、とにかく
その初めて見る光景にただただ驚きました。
しかし、参列者やエディは、こういうバリアンの除霊は割と当たり前の事なのか、
割と平然としています。なぜかドウスイ先生も平然としています(笑)
参列者たちは儀式が終わると次々に帰られていきました。
僕たちはびしょぬれになった服を着替え、その場にとどまりました。
僕はその儀式だけでも、面食らったのですが、この後に、守護霊様と
お話をすることになっていたからです。
つづく・・・。
アジアンデザインアギン
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