こんにちはＳＹです。
なんだかんだと最近バタバタしておりますがひとつひとつ丁寧に
仕事をしていきたいと日々思っているところであります。
さて、３月にバリに買付に行くのでその際に注文するオーダーメイド家具などの
図面を日夜製作しております。
ということで図面とスケッチの制作過程をちょっとご紹介。
ですがあくまで独学というか僕独自で考えた方法ですので
「そこ、違うだろ！」 的なツッコミはご遠慮ください。
普段から足りない集中力を必要としますので大概が閉店後
から作業にかかります。
まずはインターネットラジオをお店用のＪＡＺＺから
８０’Ｓ & ９０’Ｓ に変えテンションを上げていきます。
ＭＪだったりＴＬＣだったり懐かしの洋楽がかかります。
そしてまずはラフスケッチを書きます。
これは大体３分で書いちゃいます。
今回のオーダーメイドはバンブー座卓のサイズ変更バージョンです。
よくキャドなどを覚えてＰＣで図面作ればと言われますが
なかなか覚える時間がないのとめんどくさいのと
手描きの方が頭の中に立体的に想像しやすいという理由で
手書きにこだわってます。独自の方法ですが・・・。
道具はシャーペン ＨＢ３mm芯 、 Ｂ５mm芯の２本、その他カラーペン
定規 ２本 、消しゴム、カッター(カッターは消しゴムを角を立たせ
細かいところも消せるよう小さく切るために使います）
必要とあらばコンパス、分度器などです。
まずは指定通りに方眼紙にスケッチを書いていきます。
横、縦、上から３方向から描きます。大まかなサイズを書いたあと
バンブーの太さやその他詳細をこの図面に書き込みます。
これも割と早くかけます。
一段落しタバコに火を点けＦＡＣＥＢＯＯＫなどをチェックし
頭を切り替えます。
そして今度はこれを立体の図面にしていきます。
チーク素材のテーブルなどは角があり書きやすいのですが
バンブーは基本的には丸いのでそれを考慮しながら
書いていかないといけません。
今回は９０cm×６０cm×３６cmのテーブルで２０分の３サイズで
書いてみます。
まずは図面を参考に全体的な輪郭を書いていきます。
そしてこのテーブルの竹の組み方や丸みを考慮しながら
徐々に形を整えていきます。
なんかうまく言葉では表現できませんね(笑)
大まかな形が浮かび上がったら余分な線を消していきます。
そして更に天版の竹の装飾なども描いてみます。
細かいところも。ここは竹の切り口を籐で編み込んだ
ところです。
完成に近づいてきましたね。
後は竹の質感を出すためにＢの５mm芯のシャーペンで
柔らかく色付けしてきます。
普段はここまで頑張る必要もないんですけど(笑)
そして最後はバンブー独特のツヤ部分を表現するために
角のたった消しゴムを押し付けて白抜きします。
そして完成品の画像がこんな感じです。
これは以前のオーダーで６０cmx６０cmx３６cmなのでサイズは違いますが・・。
雰囲気はわかると思います。
これをお客様に見てもらい納得していただいたら正式な
ご注文とさせていただきてます。もし変更があれば何度でも
修正いたします！
まー僕の図面やスケッチの書き方は完全に独自の方法なので
ほかの方におすすめはできません(笑)
お客様に間違いの無いちゃんとした製品を提供するため
家具の製作段階で現地の職人が分かりやすいよう
お客様にはイメージを持ってもらいやすいよう
日々 工夫していった結果、今の状態があるわけですが
学ぶことや工夫すべきところはまだまだいくらでも
ありますので最初にも書きましたがひとつひとつの
仕事を丁寧に誠意をもってやってきたいと
思っています。
オーダー家具にご興味をお持ちでしたらぜひぜひ
アジアンデザインアギン にお越しください。
お電話でも対応しております。０２９９－９３－０７８８