NORIKUMAです。




今日は、午後から東京大学で元国税庁長官の方の「税務行政に関する国際会議の現場から」という講演会を聞いてきました。




内容は、税務職員や国税庁について。今日のブログのタイトルもその講演会での一言です。税務職員の心構えは、親切かつ丁寧そして謙虚な態度で。「納税者は税務署を選べない」ので、納税者の身になって、立場になって考えることが大事ということです。




また、私は初めて知ったが、「国税庁の使命」というのがあるらしい。それは「納税者の自発的な納税義務の履行を適正かつ円滑に実現する」ことだそうだ。なんかどっかで似たようなのを聞いた気もするが・・・。こういうのは、国税庁のHPのトップページに掲載すべきだと思うけれどもね。なんでしないのかね。



さらに職員の行動規範については3つあるそうです。

1、納税者に対して誠実に対応する

2、職務上知り得た秘密を守るとともに、綱紀を厳正に保持する

3、職務の遂行に必要とされる専門知識の習得に努める




OH!ちゃんと税務署の職員の方々守ってますか?専門知識の習得は必要よ。ちゃんとNORIKUMAブログも読んでね。




また、この講師の方がおっしゃっていたのが、税務署では「顧客(納税者)の満足度」をアンケートをして調べているそうです。ホントかな。しかも顧客満足度だよ。職員が全員その心構えで、いてくれれば世の中安泰だね。めでたしめでたしだが・・・・。




しかし、国際会議の現場ということで、僅々に問題となっていることについて深く知りたかったが、そこまででませんでした。税務執行共助条約の署名も済んだことなので、これから具体的にどうなっていくのか本当はそういうのが知りたかったよね。




最後に、福島県二本松市にある二本松城址にある「戒石銘」について。こういう素晴らしい言葉が昔っからあったんだね。




「爾俸爾禄(なんじのぼう なんじのろく)  民膏民脂(たみのこう たみのあぶら)」意味は、役人であるお前の俸給はこれすなわち国民の汗と脂の賜物である。




調査の時に言ったら、反感かったりして。




NORIKUMAクマ