前回マダラについて調べてみましたが、
同じタラでもスケトウダラはまたちょっと違うようなので、こちらも調べてみました。

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釧路水産試験場 調査研究部のページ より

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スケトウダラは 日本海 オホーツク海 ベーリング海 北太平洋の広い範囲に分布している。

日本周辺でのスケトウダラの分布】
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 日本周辺に住んでいるスケトウダラは大きく3つのグループ(系群と呼んでいます)に分かれていると考えられています。
また、根室海峡にも産卵場があり、これも一つの独立した群と考えています。

 太平洋系は北方四島から噴火湾をへて房総半島までの太平洋海域に住んでいて、噴火湾や広尾、釧路、厚岸沖などに産卵場があります。そのうち一番大きなものは噴火湾です。産卵期以外には餌を求めて回遊し、産卵期になると再び産卵場に集まってきます。

 根室海峡は、スケトウダラの産卵場で、産卵期の冬にはスケトウダラの好漁場となります。しかし、分布の範囲や子どもの頃はどこにいるのかなどわからないことがまだたくさんある海域です。




水産庁/水産物の放射性物質調査の結果について

http://www.jfa.maff.go.jp/j/sigen/housyaseibussitutyousakekka/index.html


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北海道沖のスケトウダラの結果は検出限界未満~3.6と

マダラとは全く違った結果のようです。


スケトウダラの卵は、タラコや明太子として加工されますね。

採取地や水揚げが同じ場所でも、生息地や回遊域によって

魚の汚染度はかなり違いが出るようです。