乱心にあらず | 「魂が震える話」ブログ

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成功者の名言、いい話、泣ける話、気付きのブログ。この「魂が震える話」を見て、多くの人が元気になって頂けたら幸いです。


後継者に任せるときのヒントになるかもしれません。



以下をどうぞ♪



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「そちは、まえに、重臣の李勣は兵法に長じているといったが、


あの男をこのまま重用しておくべきかどうか、


そちの意見を聞きたい。


というのは、


わたしならあの男を使いこなせるが、


やがて、わが子“治”の代になったとき、


わが子はあの男を使いこなせないだろうからな」




李靖はこたえた。




「よい考えがございます。



このさい、李勣を左遷なさるのです。



そして、将来、太子が皇位につかれたとき、


あらためて抜擢するのが最上の策です。



きっと恩を感じてこれに報いようとするでしょう。



これならまちがいありますまい」




「なるほど、それに限るな」



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「中国の思想Ⅹ 孫子・呉子」


村山 孚 訳


徳間書店より


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戦国時代の1,2を争う軍師であり戦国武将そして大名まで上り詰めた“黒田如水(官兵衛)”は晩年、人が変わったように家来たちに当たりちらしたそうです。



結果、家来たちをはじめとして、人々は寄りつかなくなっていきました。



それを知り諫めようと、黒田如水の子“黒田長政”が父である如水に言います。



すると如水は「耳をかせ」といい、こうささやきました。



「これはお前のためだ、乱心にあらず」。



つまり、わざとわが子“長政”に人望が集まるようにしむけたのです。



凄いですね♪



これが善いか悪いかは置いときます。



でも、


後の人の事まで考えて、自分が嫌われ者になってでも託すというこの姿!



自分がその立場になったときにできるか?といわれたら、難しいでしょうね(^_^;)



好きでいたいし、好かれたいという、自分の欲に負けちゃいそう・・・



自分、まだまだ未熟です。(T_T)



ともあれ、先人からの学びは本当に深いと感じました(*^_^*)



今日の話が、皆様のお役に立てれば幸いですm(_ _)m



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今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
心より感謝します。

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「この話は、メルマガ”魂が震える話”で紹介されていました。


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