かふぇ・あんちょび

このカフェ、未だ現世には存在しません。

現在自家焙煎珈琲工房(ただの家の納屋ですけど…)を営む元バックパッカーが、

その実現化に向け、愛するネコの想い出と共に奔走中です。


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 ふぅ。

 なかなか世の中楽しい事ばかりではないですね。
 家族がいびつに老い弱ってゆく姿を見るのは悲しいものです。
まあ私は独り者なのでまだましで、これをお嫁さんとかが世話するのは、つらかろうな。
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 ラクダに乗るのは乗馬の感じとは少し違っていたが、そのうちにリズムがつかめてきて快適な乗り心地であった。

馬に乗るよりずっと高い位置に目線があるので気分がいい。

その代わりラクダを座らせないと乗り降りができないのだが、ラクダくんは後ろ足から立ち上がり前足から座るので、その度に僕は前のめりになり股間をいやというほどラクダのこぶに打ちつけられるのが難点であった。


 ちなみに僕の乗るラクダくんの名前はラジュ-、・・・プシュカルの競馬の時の愛馬と同じ名前だ。

しかもこのラジュ-は僕の云う事をほとんど意に介さず、走りたいときに突っ走り始め止まりたい時に立ち止まりやりたい放題である。


 僕の旅のお供をしてくれるのは、クドゥーという名の30歳のモスリムと、サディカーンという名の15歳のヒンズー教徒のふたり。

クドゥ-の方がラクダの扱いに長け、サディカーンの方が英語を話し食事やキャンプの世話をする役割分担になっている感じだった。

2人がもう一頭のラクダに乗って前を進み、僕がラジュ-に乗って危なげに後を追ってトコトコとジャイサルメールを目指す訳である。


 このサディカーン少年、ひととおり自己紹介が終わりラクダの旅が始まった直後からひっきりなしに僕に話し掛けてくるのだが、その内容といえば、このトレッキングが終わった後にお前はオレらに何をくれるのか? という事であった。


 キャメル・サファリではお客はガイドにチップを渡すのが決まりなんだ オレの言ってる言わかるか? この間のドイツ人は○○ルピーくれたし、その前のイギリス人の時は○○ルピーだった お前は何ルピーくれるんだ? オレの言ってる言わかるか? バクシーシだけじゃなくて、プレゼントもくれてもいいぞ お前はジャイサルメールに着いたら何ルピーくれるんだろうなあ オレの言ってる事わかるか? チップだぞチップ ツアー客はガイドにチップを渡すんだぞ オレの言ってる言わかるか? ・・・・・・


 ・・・うへえ。


 おそらく彼らガイドたちには、僕がこのツアーの料金として宿に払った850ルピーのうちほんの少しだけしか報酬が回ってこないのだろうという事はわかる。

しかし、これを2泊3日の間じゅう聞かされるのはタマラナイなあ。


 I know,I know ・・・わかってるよ、ちゃんと英語聞き取れてるよ 必ずジャイサルメールでチップ払うよ 払うからさあ、ジャイサルメールまでは楽しく行こうよ・・・



       画像


 

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 ふーむ、ココに来てちょっと筆が止まりましたね。

 過去の事柄については、 「あの時、ああしとけば…」 とついつい考えてしまいがちですが、実際にはもういちど同じ場面に戻ったとしても結局同じ事をするようにも思います。

 私はどちらかといえば分かれ道にさしかかった時に深く熟考して進路を決める方ではなく、反射的にどちらかを選ぶ事が多いです。

 いや、そもそも分かれ道にすら気づかずにどんどん進んでいき、後で ああ…あそこには別の選択肢があったんだなあ と思ってばかりいます。
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      作詞/許瑛子  作曲/都志見隆  歌/中森明菜



    
     サム砂丘

            Sam Dune,Rajasthan,India



 結局のところ、このラジャスタン州の西の端の砂漠にあるサム砂丘こそが私の旅の最西端、最果ての地という事になります。

目的地を持たなかった「僕」はこれより進路を南に向けふらふらと迷走し続けるのですが、その後シルクロードへと戻りさらに西の国々を旅する事はありませんでした。


 あるいは「僕」はあそこで方向を転じずに西へと突き抜けるべきだったのかもなあ と思う事もあります。

例えどんなに資金難に苦しもうとも、イスタンブールならイスタンブール、ローマならローマ、ロンドンならロンドン、リスボンならリスボン、と到達すべき目標があったならば、私の旅はある程度の達成感と共にすんなりと終ったのかもしれません。

 この転進によって「僕」は自分の旅の落としどころ、終着の地を失い、いつまでも旅を終えることが出来ずある意味では苦しむ事にもなるのでした。


 正直な話、私の旅はもう終わることがなく今もまだ続いているようにも思います。

 


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 宿でアレンジするキャメル・サファリに出発する事になった。

駱駝に揺られパキスタンとの国境に広がる砂漠をキャンプしながらまわるこのキャメル・サファリは、ジャイサルメール観光の目玉であり重要な観光資源となっているようだ。

 

 日程もコースも料金によって思いのままであったが、砂の砂漠であるサム砂丘が一応のスポットであるらしい。

旅行者の多くはジャイサルメールから出発してそのサム砂丘までを駱駝で楽しみ、そして帰りはジープで戻ってくる、というのが一般的なコースなのだそうだ。

で、当然ながら駱駝もジープも片道だけお客を取るのではもったいないので、往きがジープ、帰りが駱駝という裏コースが幾分安い料金で存在していた。


 宿のフロントでさんざん質問しながら僕が選んだのはその裏コース、2泊3日で、ガイドが2人、駱駝が2頭ついて850ルピー(3800円)。

普通は駱駝にはガイドと2人乗りらしかったが、いや、僕は1人で乗るのでもう一頭に2人が乗るようにしてくれ ということにした。

850ルピーは高いのか安いのか判らないのだが、5ルピーで宿の屋上に寝ているんだからまあここはケチらずにゴージャスな遊びをするのもいいだろう。


 

 午後遅くなってからジープでサム砂丘に出発。

パキスタンとの国境に近いからか、砂漠の空にはインド空軍の戦闘機が飛んでいた。

駱駝に乗ってキャンプをしながらジェット戦闘機を仰ぐのはきっと不思議な気分になるだろう。


 たどり着いたインドの西の端サム砂丘は、ただの砂丘でそんなにでかくなかった。

シルクロード、敦煌の鳴砂山は文字通り砂の山なのでまた感じが違うのだが、スケール的にはサム砂丘はずいぶん小ぶりである。



     砂漠の夕日


 砂丘にはたくさんの駱駝とガイドたちが待機していて、それぞれがジープでやって来たお客を迎え夕食の準備が始まった。

僕と一緒にジャイサルメールに向かうのは、サディカーンという名の少年とクドゥーという名の30代のふたりである。


 だんだんと日が暮れて夜になり、座り込んでいる駱駝たちや火を囲んでいる旅人たちのシルエットがぼんやりと浮かび、食事の音や話し声を聞いているとなんだか大きなキャラバンの一員としてキャンプをしているような気分で素敵な雰囲気であった。


 砂の上に布団を敷いて眠る。

周りに明かりがまったくないので、今夜の夜空が今まで見た中で一番素晴らしかった。

プシュカルで買ってきたやつをくるくると煙草の巻紙で巻き、プカプカ吹かしながら横になって仰ぎ見る星空は、圧倒されて目を開けていられないほどの美しさであった。


 ああ、素晴らしいなあ! 遠くに来ちゃったなあ…。


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 むう…。

 昨夜、毎日を生きる心構えについて書いたら興奮して眠れずに、朝寝坊しました。
全然実践できてないじゃないですか…。

 ようやく朝のパンを間に合わせたトコロです。

 やれやれ。


 

 ・・・で、朝になってお店にやって来たオーナーに訊いてみました。


 ええ? 老後の不安? そんな先の事考えた事ないッスよ 今現在この店をやっていくので精一杯だっての


 うーん、やっぱりねえ。

老後が不安でいれる人々は、それだけ現在が安定していてそっちは気にとめていないって事ではないでしょうか?


 私はふらふらと旅をしていた時、常に心のどこかで、俺はこんなんで日本に帰ってやってゆけるのだろうか と将来の自分を心配していましたが、あんな若造が今の私の事を心配するなんてほんとチャンチャラおかしいです。

それよりお前は、そこにある旅にもっとしっかり向き合って、もっといろんな事を吸収できたはずなんだがなあ と思います。


 今現在アタックしている山に登りきれるかどうかも判らないのに、その先にあるかもしれない山の事で不安になっている余裕なんかないですよ。

とりあえず今の私は今向き合っている今に全力を挙げますので、将来の私、老後の私にはそっちはそっちでなんとかやってもらうしかないです。

その代わり先の事を思い悩んで今を取り逃がす事がなければ、必ずや経験と成果が残しておけるはず。


 未来があるとするならばそこには未来の私がいるのだから、今の私が何を心配する事があるものか!



 

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 今朝のFMのラジオ番組のテーマは、「あなたの不安を教えてください」とかいうものでした。


 20代30代のリスナーの多くが老後の不安について投稿していて、DJのヒトが、若い世代にこんなに悲観的に老後の不安を感じさせる今の日本はちょっとおかしいんじゃないか?というような論点で熱く語っているのを、朝の忙しい工房でパンを次々に成形しながら聞いていました。


 率直な意見を言うならば、 ちょっとおかしいのはむしろアナタたちの方じゃないかなあ? と思いました。


 つまりはこのヒトたちは自分は当然のように不安なく老後を迎えるものだと思っている訳で、一体そのお気楽さのどこが悲観的で不安なのだか不思議に思えるのです。

年寄りになるまでなんとか今を生きぬくという事自体が非常な困難であるのに、不安なのはたどり着くかどうかも分からないその先だなんて、どうなんだろう・・・。


 一体なにをやってるの? 何処を目指しているの?

 当然存在する(?)老後に向かって今を生きているのではなく、今を必死に生きて生きてその結果、運が良ければ老後がやって来るんじゃないの?


 うーん、・・・私は、刹那に生きていた旅の頃の感覚が抜けていないのかもしれません。

例えば私にも老後がやって来るとしても、それを歯牙にもかけず全力で現在に生きる事こそがその老後の自分の為でもあると思うのです。

そうすればどんな結果になろうとも、老いた自分はきっと、まあ仕方がないか と笑うでしょう。

彼はおそらく老いた自分が若い自分の足を引っ張るような事は望まない気がします。


 では私の不安は何かと言えば、果たして自分は全力で今を生きているのかという事です。

そしてそれが不安であるという事は、すなわち全力で今を生きていない事になってしまうのですが・・・。


 むむむ、・・・実はちょっとオカシイのは、私なんでしょうか?


 

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