稚魚放流しました。 | 燕の巣 Beauty & Health

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2014年9月5日

ゴールデンウィーク頃に実験室に作った臨時の水槽で孵化させ、
飼育していた金魚の稚魚達も孵化後4ヶ月になります。


前回のブログに書きましたが、
同じ環境で育てていても、
しっかりエサを食べて、
大きく元気に育っている個体がいる一方で
小さくひ弱でふわふわしている個体は、
エサもそんなに食べないので成長できず
死んでしまったりしょぼん、大きな個体に食べられたり叫びしているのか、
孵化後3ヶ月近くなると個体数が
孵化当初の半数以下位ダウンになっていました。


金魚たちもこれからどんどん大きくなっていくのに、
この小さな臨時水槽では飼育環境としては良くないのと、
暖かいうちに屋外の自然環境に慣れさせた方が良いのと、
お盆休みに入り、毎日の世話みずがめ座も出来なくなるのとで、
3週間ほど前の8月14日に会社の大きな水盤に放流しました。

まるで、人工飼育したコウノトリの放鳥のような感じでした。
人工飼育した箱入りの稚魚達が、自然環境に順応できるのか?
直射日光晴れや風や雨雨などに耐えられるのかと少し気になりましたが




大きな金魚が入り込めないように禁止水盤1つを稚魚専用にし、
ときどき水盤の水を飲み来たり、水浴びに来たりする
スズメやヒヨドリ、カラスなどから稚魚を守るために
竹ぼうきを沈め、隠れ家を作ってあげました。



放流直後はひ弱な個体が数匹死んでしまいましたが
放流後3週間で40匹位居ます。



孵化した稚魚が200匹位いましたので生存率20%です。
初めての飼育にしては、良い数字なかと思いますかお


放流時小さいもので1cm位、大きいもので3.5cm位だったのが、
今では小さいもので1.5cm位、大きいもので5cm位になってます。

そして、室内飼育では太陽光に当たって無いからか?
全体に赤みが少なかったのですが、
だんだん金魚らしい少し赤みを帯びた体になり、
広い水盤を凄いスピードでピュッピュッと泳いでいます。



稚魚達を放流した時に一緒に放流した「オランダ獅子頭」も
大きな水盤で優雅に泳いでいます。



このオランダ獅子頭は、
「室内で飼えなくなったので、水盤に放流して下さい」と
2匹頂いたのですが、
室内水槽からいきなりサバイバルな自然環境に放流され
2匹のうち1匹は病気になり死んでしまいました。
そこで、残り1匹は暖かくなるまで、
実験室で稚魚達とは別の水槽で飼育していました。

見ての通り頭が異常に大きいので、頭が重たいのか、
ほとんど頭を下げお辞儀をしたような態勢で
プカプカと浮いたような状態なので
死んでない?と時々心配なりますが、マイペースで悠々としています。




稚魚達ももう少し大きくなったら、大きな先輩の金魚たちと一緒に
3面の水盤をあちこち元気に泳ぎ回って欲しいものです音譜