シュトルム全集

2008-12-27 03:01:43 テーマ:文学
村松書館から順次刊行されていた『シュトルム全集』は、訳者の柴田斎の病気により、全10巻中5巻が出てから何年も中断したままだったが、新たに岡本雅克という訳者が残る5巻を完成させるとのことである。私は昭和30年代に刊行された『シュトルム選集』を持っているが、できれば全集を読みたいと思うのも事実であり、未完のまま終わることが危ぶまれた『シュトルム全集』の刊行が再開することは、喜ばしい限りである。岡本雅克という訳者は、私が調べた限りでは、まだ駆け出しの訳者のようだが、このような大きな仕事によって翻訳の世界に打って出ることができるというのは、この上なく光栄なことであるに違いない。

村松書館
http://homepage2.nifty.com/muramatu-syokan/page005.html

アレンスキー ロシア民謡の主題による幻想曲

2008-12-27 02:55:32 テーマ:音楽

オーケストラによる重々しい序奏に続いて、憂愁を溢れんばかりにたたえた主題がピアノで提示されるさまは、ラフマニノフを予告している。しかし、その後の展開は、ラフマニノフに比べればかなりあっさりしており、その仄かなロマンティシズムがアレンスキーらしいところである。アレンスキーの若き日の作品、ピアノ協奏曲は、ショパンとリストのピアノ協奏曲を模倣するだけに終わっていたが、この「幻想曲」においては、アレンスキーらしさが十分に具現されている。もっと演奏され、聴かれるべき作品であろう。


http://www.youtube.com/watch?v=oBG-i4mdi8Q&feature=related

Amebaおすすめキーワード

    アメーバに会員登録して、ブログをつくろう! powered by Ameba (アメーバ)|ブログを中心とした登録無料サイト