100人100通りの戦略コーチング|プロコーチ大喜多健吾オフィシャルBlog

プロコーチ大喜多健吾は、人それぞれの強みを活かした戦略的コーチングを提供しています。


心理学ではなく、仏教を使ったコーチング。

100人100通りの仏教実践型コーチング!大喜多健吾です。

 

本日は「誓願」というキーワードで、

自己実現・夢実現の方法についてシェアしたいと思います。

 

 

 自分の希望をしっかり確かめていますか?

 なにがあってもやりぬく強い気持ちがありますか?

 

 真言宗の開祖、空海は31歳の時、遣唐使の一員として唐に渡りました。

   当時の航海は命懸けの長旅です。嵐に遭って沈没する船もあれば、海流にうまく乗ることができず、戻ってくる船もあります。空海が乗った船もまた、1カ月もの間、漂流しながら、やっと唐にたどりついたのでした。

 

   使命感に燃え、仏教を学ぶ強い思いのあった空海は、普通は20年かかる勉強をたった2年で成し遂げたそうです。その学びを携えて日本に戻って布教に務め、弘法大師として崇められるほど活躍したのでした。

 天台宗の開祖、最澄もそうですし、また、仏教を広めようと唐から日本にやってきた僧侶、鑑真も命がけで海を渡りました。6度目の挑戦でやっと来日した時、鑑真は盲目になっていました。

 

   当時、海を渡りたいと願ったのは彼らだけではなかったでしょう。

船が沈没し、志を遂げられなかった人、航海が失敗し、無念の涙を飲んだ人も大勢いたはずです。

 

   しかし、空海や最澄、鑑真は幸運だっただけではありません。

だれよりも強い思いと信念があったからこそ、志を成し遂げることができたのではないでしょうか。

 

 夢を諦めずに追い続ける

 

 銀行員のKさんは、大学時代、教師になりたいという夢がありました。昔から人に教えるのが好きで、アルバイトも家庭教師や塾の講師などをしていました。

   しかし、両親から銀行への就職を勧められ、長男のKさんは親の希望をかなえたいと銀行員になったのです。仕事は真面目にこなしましたが、社会人になってもなお、教師への思いを立ちきれない自分に気づきました。

 

    あらためて教員採用試験にチャレンジし、当時の年齢制限ギリギリまで何度も受験しましたが、残念ながら合格できず、Kさんは教師への転身を断念しました。

  ところがある日、会社の研修で「やりたいという思いには意味がある」という話を聞き、Kさんの心に教師への夢が蘇りました。

 

 そして、今の職場で人に教える仕事ができないだろうかと考えたのです。

   Kさんは迷った末、上司としてだけでなく、人間としても尊敬する支店長に思いを打ち開けました。職場や仕事に不満があると取られかねない行動ですが、Kさんはそうせずにはいられなかったのです。

   支店長は、日頃からKさんの面倒見のよさや後輩の指導のうまさを評価していました。彼の思いを聞いて、今度新設される人材開発部に推薦したのです。

 

   新しい部署に異動したKさんは、水を得た魚のように生き生きと働きました。

 次々とプロジェクトを立ち上げて軌道に乗せた後、Kさんはついに独立。現在は人材コンサルタントとして法人研修や人材教育の仕事で活躍しています。

 

 絶対、成し遂げたいという強い意志があるか

 

 Kさんは独立した後、教員になりたい気持ちが中途半端だったと気づきました。ほんとうになりたかったのなら退職してでも、受験に専念すべきだったかもしれません。

 

 人材開発部で念願がかない、教育に携わる仕事をして初めて、自分がやりたい仕事は「人に教えること」だとあらためて自覚しました。人生を悔いなく生きたいと強く思ったからこそ、銀行員という安定した身分を捨て、独立したのです。

 

 人生が思うにまかせない時、あるいは目標が達成できない時、私たちは現状を変えられるきっかけを探すものです。

 たとえば、実力が足りないと思えば講習を受ける、英語力を鍛える。新規の取引先獲得のために、コネクションを探すなど、何かをプラスして乗り切ろうとします。

 

 しかし、うまく行かないのは、何かが足りないせいなのでしょうか。

 なにかを成し遂げるには、絶対にそうなりたい! という思いがなによりも大切です。絶対に諦めない強い気持ちがなければ、決して道は開けないのです。

 

 Kさんは教員採用試験に何度もチャレンジして失敗。ついには年齢制限にひっかかって断念。そうした挫折を何度となく経験してもなお、自分の断ち切れない思いを抱き続けました。

 

 

 思いが強くなければ道は開けない

 

 仏教では真理を求める心を「正念(しょうねん)」と呼びます。

 思いにも段階があり、そうなったらいいなという程度なら「思い」、もう少し強いのが「想い」、さらに強いのが「念い」です。「念仏」とは仏と一体でありたいという願いであり、仏教的にはかなり強い気持ちです。執念もまた、「念」という字を使います。

 

   さらに志を持ち、誓いを立てるのが「誓願(せいがん)」です。

 厳しい言い方ですが、なれたらいいな程度の思いでは、実現の可能性は低いでしょう。誓いを立てるほど強いモチベーションがなければ物事はなしとげられません。

 たとえば、起業を志す人は大勢いますが、その中で実行に移すのは100人に1人。その中で生き残っていけるのは、さらに低い確率です。本気で取り組み、なんとしてもやりとげて見せるという真剣さがなければ、続けられないのです。

 

 人生では、ほんとうにやりたいのか、あなたの思いを試されるシーンが何度もやってくるはずです。Kさんも思い→想い→念いと推移して、ついに願いをかなえました。絶対にあきらめられない強い気持ちがあるからこそ、思い切った決断ができるのです。

 

 

 

いいね!した人

テーマ:
クライアントが求める変化をサポートしています。
100人100通りの戦略コーチング!大喜多健吾です。
いつもお世話になりありがとうございます。

小学生の間は元気に通学していた子供が、中学になったら不登校に。
子育てに疲れた妻まで、引きこもり気味になってしまった。
子供や妻と会話を重ねているものの、なかなか状況が好転しない・・・。

42歳の男性経営者からの、こうした悩み相談に乗らせて頂きました。

自分自身の問題であれば、幾度となく乗り越えてこられたものの、自分の大切な家族が苦しむ姿に対して、自分自身が何もしてあげられない無力感。
そして、いくらアドバイスをしても、なかなか事態が好くならないもどかしさ。
代わってあげられるものなら代わってあげたい…。

そうしたクライアントの心の内をじっくり聴かせて頂きました。
じっくりお話を聴いて、クライアントの気持ちを受け取った上で、
仏教の四諦の教えに則って、
「本当の悩みは何か?」
を一緒に考える機会を持ちました。

四諦の教えは、
苦:何に悩み、何に苦しんでいるのか?
集:苦しみの原因は何か?
滅:悩みが解決したときをイメージして、悩みを解決することを決意。
道:八正道を実践することで、気づきを得る。
の順番で悩みと向き合って解決していく方法です。

子供が不登校で、妻も不調。
これに加え、クライアントが抱える本当の悩みは、
「子供の将来、自分たち家族の未来が不安」
であると整理できました。

続いて、これらの苦しみを招いている原因を一緒に探究しました。
仏教では「原因を相手に求めるのではなく、原因は自分にある」と考えて、原因分析していきます。

クライアントが子供や奥さんに対して、どのように接してきたのか。どのようなコミュニケーションをとってきたのかについて、子供が不登校になるまでのプロセス、奥さんが不調になって引きこもるまでのプロセスをじっくり聴きながら、クライアント自身がどのような思いを抱いていたのかについて整理したところ、

「子供がちゃんと学校に行く」
という理想から外れてきた子供に対して、
「このままでは子供の将来が危うい」
と危機感を感じて、子供を何とか学校に通わせようと、たくさんのアドバイスをされていました。

また、奥さんが不調になってきたときも、
「もっとこう考えたら楽になれるよ」
「あまり抱え込まない方がいいよ」
と、奥さんの問題を解決しなければと思って、たくさんのアドバイスをされていました。

そうした関わり、コミュニケーションが、子供や奥さんを承認するものではなく、
「今のあなたはダメだ」
というメッセージとして伝わってしまい、結果的に子供や奥さんに対して、
「私はダメだ」
と思わしてしまったこと。

これが、子供や奥さんを追い込んで、ますます状況を悪化させている可能性があると分かってきました。


では、いったい、クライアントはどのような家族を理想としているのか?
どのような家庭、夫婦、親子であることを願っているのか?
悩みが解決したときのことを、改めてイメージしていることにしたところ、

「夫婦で仲良く暮らしたい。」
「家庭円満で、子供が元気で笑顔であること。」

などのビジョンを確認することができました。


では、そうしたビジョンを達成しているときの自分が、
どんな言葉を家族にかけているだろうか?
どのような思いで接しているだろうか?
など、八正道の正語、正思などの視点から、これまでの自分と本当にありたい自分の違いを反省する機会を持ったところ、

今までは、ついつい子供や奥さんのダメなところ、短所が目についてしまい、それを責めないと「未来が暗くなる」と思い込んでいた自分がいたことに、クライアントが気づかれていきました。

だから、これからの実践項目として、
◆子供を裁かずに、ありのままを認めていこう。
◆子供や妻の人生がより好くなっていくことを信じよう。
◆自分の理想、価値観を押し付けないで、子供の個性を認めていこう。
◆こうしたことを少しずつ、言葉で伝えていこう。
・・・などなどをまとめて、どのように自分を変えていくのかについて確認しました。

現在、決して完璧にできなくても、
クライアントはこれらを少しずつ実践されているのですが、
不思議なことにクライアント自身が変化していくにつれて、奥さんやお子さんも好くなってきているようで、クライアントも自分を変えることを楽しんでいるとおっしゃっています。


いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
100人100通りの戦略コーチング!大喜多健吾です。
いつもお世話になりありがとうございます。

自分の過去にこだわってしまう性格を変えるには、
人生に希望を持ち、前向きに生きることです。

人生に希望を持ち、前向きに生きるためには、

(1)「自分には、よい運命がきっと開けてくる。自分は成功するに違いない」という内的確信を持つこと。
(2)「世の中には自分の協力者が満ち溢れている。」と考えること。
(3)「よいことは大きく、割ることは小さく受け止める」という心の持ち方をすること。

が大事です。



いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)