以前から「犬の幸せって??」というブログを気にしている。

空前のペットブームの中、
心ない人間のせいで、悲しいほど酷い目にあっている犬のために、
何とかしたいと、心身共に走り回って格闘しているのが伝わる、とても良いブログだ。

動物嫌いの人から見たらご苦労なことと思うだろうが、
ひとりよがりでなく、あまり感情的にならないで、話せない犬たちのために、
自然に自分から犬の通訳を買って出たような雰囲気のある文章もとてもいい。
写真とコメントで犬の性格がちゃんと伝わってくる。
まるで、犬の声も聞こえてきそうだ。

法整備もされず、ただ、儲けるためだけに無理に繁殖させてペットを売りまくっているという日本社会の現状も酷いが、
このブログでは、人生の終わりを迎えるという年齢の老人が、犬の葬儀社詐欺をやって犬を埋葬せずに山に捨てたり、
犬屋敷と言われるほど繁殖させ近所に苦情を巻き起こしたりする、およそ思考能力は猿以下のような人間達がのうのうとしていられるリアルな現実が見える。
いくら裁判や抗議をしても、少しも進まない現実が、本当に歯がゆいだろうと同情する。

しかし、
確かに、懸命に1匹1匹の傷ついた犬を救い出している。そして、その犬たちを引き取って育ててくれる家族も存在し、犬が行方不明になったとき、ネットに呼びかけると情報を寄せてくれる人たちも存在する。
確実に理解の輪も拡がっていると信じたい。

私が住む埼玉からの発信のようだが、
このように、少しづつでもあきらめないで続けているのは凄いことだ。

野良犬であっても、1匹たりとも殺される事のない、日本になることを願う。



ここには、
感動のドキュメンタリーがあります。

犬の幸せって??
http://itabasinoinutati.blog47.fc2.com/


仕事をしながら、ラジオで書評のような話を聞く。
どうやら村上春樹の受けるわけは「マンガストーリーだから」らしい。
「カエル人間(?)やら、綾波レイノのような話し方をする人物もでてくる」らしい。

数十年前、ノルエーの森を買うという恥ずかしい行為ができなくて買いそびれ、
風の便りに「現代の漱石」と聞き、それなら本物の漱石を読み込むことに決めた。
以来一冊も読んでいない。でも、ずーっと気になっていた。

「カフカなのか?」そう思った。

頭の中で、漱石にカフカを足して、カエルにポツポツと喋らせた。

うーん、これは、素敵だ、読まねば。





2010.9.17日(金)ブログスタート。

Amebaでは番付があって、ブログ初心者の私は新弟子らしい。
弟子になった覚えはないが、何かを教えてくれるなら素直に聞いてもいい。
正直、両手はこれまで教わった道具で持ちきれないほどなので、新しい道具を置くスペースもないが、古い道具達を錆びないようにしておく整理の仕方と道具達を楽しんで使う時間の作り方なら教えて欲しい。
このブログが、私の長年捜していた人生の師匠とわかれば、もう一度頭を丸めて三顧の礼をしても師匠を迎え良き弟子になるつもりである。
今は、ただの人間で勘弁してもらう。