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2009年11月11日(水)

産科を描いたひどいドラマ

テーマ:医療問題
 更新する気が失せていたブログを書こうと思ったのは、今見たドラマに腹が立って腹が立って仕方がなかったからだ。

 昔から使われている医療用語にはドイツ語がもとになっているものが多い。日本では近代医療の技術をドイツから学んだからだ。クランケ(患者)とかオーベン(指導医)とか。ギネはギネコロジー(ドイツ語だとガイネコロジー、というのが近いそうだけれど)の略で、産婦人科のことをいう。まぁ業界用語のようなものだ。

 出産は病気ではない。でも昔から、そして今でも、母親と子供の両方に生命の危険があり得る、まさに命をかける行為だ。誰の子供でも無事に産まれるだなんて幻想でしかない。そしてそのギネの現場は今大変なことになっている。訴訟を抱えることが多く、そのこともあってなり手が減り続けているのが産科だ。

 そういう現状を踏まえて「ギネ」と題するドラマを作ったのかと思っていたので、期待しつつ第1回を見たのだが、ドラマの冒頭の段階で、主人公の女医が帽子もマスクもしていないというあり得ない格好で手術室にいたので、ドラマについては期待するのをやめた。
 テレビドラマに出てくる医療行為は、実際の医療行為とはかなり違っている。病院じゃないんだから当たり前といえばそうだし、そのことにお金もかけられないし、そもそも大多数のドラマが伝えたいことは「正しい医療行為」ではないので、医療関係者はいちいち騒ぎ立てたりしない。私も「あぁ、たまたま病院が舞台だけれど、医療行為についてはこの程度のドラマなんだな」と思うことにしている。なので、冒頭のシーンだけで「産科の窮状について真面目に取り組むようなドラマではないんだな」と判断し、期待はしなかった。

 その後は、たまたま前の番組を見ていたので続きで見る、ぐらいで見ていたのだが、私が見ていなかった先週、子供は助かったが母親が亡くなった母体死の事例、それに伴う医療訴訟を取り上げたようだ。そしてきょうはリストカット歴のある少女に対するガンの告知ということが取り上げられていた。

 はっきり言いたい。個々の物事の捉え方が薄っぺらいので、医療現場に対する誤解を招くようなことばかりなのだ。

 予期せず妻を亡くした夫が、本人は真実を知りたいだけなのに、弁護士の戦略で雑誌の記事になり、本当のことを知りたくて担当医である主人公を訪ねる。たまたま高校だか大学だかの同級生が病院にいたので、そのつてで夫は病院外で担当医と会うことになる。夫は担当医を信頼していたので「この記事は真実か」と追究するが、担当医は「この件は忘れたい、私には待っている患者がいるから」と言ってその場を去っていく。

 なんじゃそりゃ。ふざけんな。そんな医師がいるかっつーの。

 ただでさえ疲れ切っている産科の現場の医師や看護師が、このドラマを見てどれだけ失望することか。医療現場に起こるセンセーショナルなことだけを取り上げて構成しているが、その取り上げ方が本当に薄っぺらい。ガッカリを通り越して怒りを覚える。

 「救命病棟24時」の爪の垢でも煎じて飲んでもらいたい。あのドラマは、災害時のトリアージ(患者に優先順位をつけること)を取り上げたり、最新シリーズでは正面切って医療崩壊を取り上げたりと、ちゃんと現在の医療現場を取材し、それに基づいてドラマを作っていた。ドラマの主題として医療現場を取り上げるなら、崩壊寸前の医療現場を追い詰めるようなドラマは作るべきではない。
 ちゃんとやれば人は見るのだ。実際「救命病棟24時」は、主演の江口洋介さんのバイク事故でスタートが遅れたにも関わらず、20%以上の視聴率を獲得していた。

 関係者はこんなブログなんか見ちゃいないだろうけれど、ドラマを見た人が検索して引っかかるかもしれないから一応書いておくことにした。あのドラマは現時点では、撮影現場の役者さんやスタッフの努力にも関わらず、内容が薄っぺらくて、結果として医療現場を追い詰める内容のドラマとしか言いようが無い。
 最終回に向けて何かがひっくり返るのかもしれない。でも、現実の医療の現場をちゃんと取材していれば「最終回でひっくり返す」という手法を医療のドラマに安易に持ち込むことがどんなに危険なことかわかったはずだ。それがわからないのならやらなければいい。

 あーもう本当に腹が立って呆れた。怒りのエネルギーでブログを書くだなんてやりたくないんだけど。

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2009年07月31日(金)

来週は夏休み

テーマ:ブログ
 もはや誰が読んでいるんだかわからないし、そもそも私自身がブログの存在を忘れかけているんだけど(なんだそりゃ)。

 今年も8月最初の週に夏休みを取らせてもらうことにした。去年、初めて8月第一週に休みを取り、初めてねぶた祭りに参加して楽しかったので、今年も1日ぐらいは跳ねたいなぁと思って。ただ、去年はたった1日跳ねただけなのに一週間まともに歩けなかったので、出るならちょっと軽めにしなきゃ、とかまだ悩んでいる。あぁ情けない。

 1日の土曜日は、午後に福岡の筑後市立病院から講演の依頼をいただいた。テーマは医療問題なのだけれど、当初お話ししようと思っていたことと違うことを話したいな、という気持ちになっていて、今もまだあれこれ考えている。でもまぁ、講演ってその場の真剣勝負というか、その時話したいことをちゃんと話した方が伝わる実感があるので、どんな話になるかは私もまだわからない。

 入場無料で託児もあるそうなので、お時間のある筑後市の方はぜひお越しください。聞いて良かった、という話をするつもりですので。お問い合わせは筑後市立病院の医事課までお願いします。

 私が休みの間は、テレビ東京の板垣アナが代わりに出てくれることになった。私よりもずっと若いし、背が高くて爽やかで、イケメンで性格もいい。いいなぁどれか1つちょうだいという感じ(笑)。たったの5日だけ誰かの代わりをやるのは大変なのだけれど(慣れたころに終わってしまうから)楽しくやってくれたらと思う。大島さんは頼れる素晴らしい司会者だし、番組は楽しいから。

 というわけで来週は出ていませんが、辞めたわけじゃないのであしからず。

2009年07月01日(水)

誕生日

テーマ:ブログ
 こないだ、民放労連の研修会の打ち上げのときに、隣にいた某局の技術スタッフに「今泉さんって7月1日生まれなんですよね?」と聞かれた。そうですよ、と答えたら「僕も7月1日なんです」と言われてビックリした。するとその人は同じテーブルの向かいに座っていた若い男の人を指差して「あいつ同じ会社なんですけど誕生日が一緒なんですよ」というのでものすごく驚いた。

 円卓に8人が座っていたのだが、そのうち3人が7月1日生まれって、たぶん今後の人生において二度と無いと思う。あまりにビックリしたついでに血液型を聞いてみたらバラバラだった。血液型まで同じだったらお互いの人生を突き合わせて検証してみようかと思ったんだけれど。
 そんな話をしていたら、たまたま同じテーブルにいた2人のアナウンサーの誕生日が同じ(年齢は違うけれど)だというのがわかってまた驚いた。

 そういえば、生年月日がまったく同じ、という方からもメールをいただいた。この世に産まれてから同じ月日を過ごしてきた人が他にもいるというのは当たり前なのだけれど、やっぱり同じ誕生日ってなんだか特別な感情が湧く。

 「レディス4」でもケーキと花束でお祝いをしてもらった。大島さんからはシリコンのざるとヘラをいただいた。ずっと、欲しいけれどまぁざるもヘラもあるしなぁ、と思って買わずにいたが、そんな話はひとことも大島さんに言ったことはない。なんでわかったの!? と驚いてしまった。このことに限らず、大島さんってプレゼントがとても上手。
 L4セレクションの皆さんは、お互いの誕生日に希望のものを聞いて(無い人にはサプライズで)みんなで買う、というのをやっていて、私もそれに混ぜてもらっている。今回は「夏物の服」をお願いしたら、品のいい素敵なポロシャツとニットをいただいた。スタイリストさんからはかわいいTシャツ2着。

 いくつになっても祝ってもらうって嬉しいものなんだなーとしみじみ。

2009年06月14日(日)

九州のさしみしょうゆのこと

テーマ:ブログ
 以前、デパ地下で買った寿司についてきた「さしみしょうゆ」のことを書いたら、いくつかメールをいただいた。お返事が遅くなってしまってすみません。

 いただいたメールはどれも「九州のさしみしょうゆ」について書かれていた。私は福岡に7年近く住んでいたので、このしょうゆのことはもちろん知っている。

 全国各地にそれぞれ特徴のある味噌があるように、醤油にも地域性がある。どちらも大豆が原料の発酵食品で、言ってみれば兄弟のようなものだ。
 スーパーで普通に買える醤油は「こいくちしょうゆ」だというのはご存じだと思う。「しょうゆ情報センター」のHPの記述をまとめると、蒸した大豆と炒った小麦をほぼ同量混ぜ、これに種麹を加えて「麹」を作り、この麹に食塩水を加えて「もろみ」を作ってタンクで6~8カ月発酵させたものを搾ったものが「生しょうゆ」。これに火入れ(加熱)をして、殺菌しつつ酵素のはたらきを止めて品質を安定させたものが「こいくちしょうゆ」ということになる。

 関西でよく使われる「うすくちしょうゆ」は、色を薄く仕上げるために、仕込むときに入れる食塩水の量を増やしたもの。なので色は薄いが食塩の量はこいくちしょうゆよりも多い。関西から来た人が東京のそばやうどんを見て「うわ、こんな濃いダシ食べられへんわ」などと言うのだが、色が濃いだけで味が濃いわけではない。

 さて、九州や山陰地方で使われている「さしみしょうゆ」は、しょうゆの分類からすると「再仕込みしょうゆ」ということになる。仕込むときに、食塩水ではなく生しょうゆを入れて作る。仕込んだ生しょうゆでまた仕込むから「再仕込み」。ややどろっとしていて、こいくちしょうゆに比べると甘く感じるが、もちろん砂糖などは加えられていない。
 料理に使うというよりは、刺身とか冷奴とか、かけたりつけたりして食べるときに使っていたと思う。スーパーにはもちろん普通にこいくちしょうゆが売られていたし。

 福岡に行って初めてこのしょうゆが出てきたときにはビックリした。わさびを溶いてもなんだか甘くてなかなか慣れなかった。それでも食べていたら慣れたけれど、東京から出張でやってきた人は大体普通のしょうゆに替えてもらっていた気がする。しょうゆといってもそのぐらい食べた感じが違うということ。

 さて、メールをいただいた方は、私がデパ地下で買った寿司についていた「さしみしょうゆ」は「九州のさしみしょうゆだったんじゃないですか?」とお訊ねだったのだが、九州のさしみしょうゆとは全然違う味だった。まぁ入っている材料からして違うし。

 今度どこかでお寿司を買ったら(持ち帰り寿司とか安いところ)ついてきたしょうゆのパッケージを見てみたらどうだろう。自分の家のしょうゆと比べると「へぇ」と思うんじゃないだろうか。

 あ。「レディス4」スタッフの皆様へ。ブログをわざわざ見てくれるのはありがたいのですが、なんだか身内に見られてるみたいでこっ恥ずかしいので、今後わざわざ「ブログ見ました」とか言わなくてもいいです。アハハ。ちなみに「ブログ更新しないんですか」は禁句ってことで(笑)。

2009年06月06日(土)

歳をとる

テーマ:ブログ
 いとこの結婚式に出席するため仙台へ。

 仙台に来るのが何年ぶりだか思い出せないぐらい久しぶり。取材かなにかで来て、ミヤギテレビの同期の盛アナと浮ヶ谷アナにおいしいお店に連れていってもらったのだが、それがいつだったんだっけ。

 当日バタバタするのも面倒だなと思って、仙台駅に近いホテルを予約して金曜の夜に仙台入りした。温泉があるというビジネスホテルだったのだが、その分部屋にはシャワーブースしかなく、部屋もとてもコンパクトだった。面白かったのは、洗面台が机の横にあったこと。でも狭い分、ベッドや枕にはこだわっている。
 こういうのが今のビジネスホテルのコンセプトなんだな。寝るだけだと思えば十分だと思う。

 さて。そのホテルの温泉に行ったのだが、ずーっと思っていた「ダメだよなぁ」と思うことを連続して目撃してしまった。

 どうしてオヤジは体を洗わず、ちょろっと股間にお湯をかけたぐらいで湯船に入るのか。私は別に潔癖症でもなんでもないが、少なくとも体全体を流して(っていうかどうせあとで洗うんだから最初に体を洗って)から湯船に入って欲しいとずーっと思っている。

 アイスランドにあるブルーラグーンという大きな温泉(興味がある人は検索していただきたい。屋外にある、ちょっとした湖ぐらいの大きさの天然温泉。とにかく大きくて、混浴なので水着で入る)に行ったことがある。外に出る前にシャワーブースがあるのだが、全身を洗ってから入ること、特に股間と脇の下をしっかり洗うこと、というのが、どこの国の人にもわかるように絵で表示されていた。

 みんなが入るお湯を汚さない、というのは、入浴の習慣がある国共通の常識だと思うんだけれど、日本のオヤジには通じないらしい。しかもそういうふるまいをするオヤジに限って「お願いだから先に体を洗ってもらえませんかねぇ」と言いたくなるような感じのオヤジだったりする。

 あーあ、と思いつつサウナに入ったら、明らかに酔っぱらっているオヤジが「ふぅー」と何度も息を吐きながらうとうとしていた。そんなに酔っぱらっていたらサウナになんか入らなきゃいいと思うんだけど、あれって酔いを醒ますつもりで入ってるんだよねぇ。あのまま寝たら死んじゃうっつーの。
 本当に寝たら起こすつもりで見ていたが(なんでそんな心配をしなきゃいけないんだか)時々起きては横のタオルにつばを吐くので本当にイヤになった。室内が暑いからすぐに乾くだろうが、乾くからいいってもんじゃないだろう。

 40歳を過ぎたから私もオジサンなんだけど、自分も50を過ぎたらあんな感じになるんだろうか。

 そういえば。

 今日の結婚式で、20年ぶりに会った叔母さんと話をしていて「いくつになったの?」と聞かれたので「来月で41歳」と言ったら驚かれたのだが、その叔母さんの子供(つまりいとこ)の年齢を聞いたら53歳だったのでものすごく驚いた。子供は独立して夫婦2人で暮らしているそうだ。

 いろんな意味で、歳をとるってこういうことかと改めて思った。それなりに歳をとっているのは自覚しているつもりだったのだが、なんというか「あぁ、みんなそんなに歳をとっていましたか!」という感じ。正確には「みんなで一緒に」歳をとっているだけのことなんだけど。

2009年05月30日(土)

全然書いてない

テーマ:ブログ
 ブログを書くときと書かないときの差は何だろう、と考えてみた。

 もともとブログは、誰かに読んでもらうためというよりは、自分がそのときに思ったことを、後で読めるように書こうと思って始めた。世の中にブログというものが登場する前から、自分のホームページではずっと日記を書いていたが、更新がラクな「ブログ」というものが登場したので乗り替わっただけ。

 今となってはウソみたいだが、このアメーバブログがこんなに大きくなる前から利用していたので、最初の頃は「日記」というおおざっぱなジャンルで10位以内に入っていた。それはホームページの日記を読んでいた人がそのまま読みに来てくれたからで、まだ世の中の多くの人がブログなんか始めていなかったからそうなっただけのこと。
 私がコメントをつけられないようにしていることについて「あなたはブログがわかっていない」と言ってきた人もいたんだけれど、私は「匿名の人とのやりとり」を、自分の時間を割いてまでやる気は無いし、自分のパソコンのソフトを立ち上げなくても、どこからでも更新ができるブログというシステムの、便利なところだけを利用させてもらっているだけだ。

 で、なんでまた日記を書こうと思ったか、ということもこれまで定期的に書いているのだけれど、改めて書いてみると。

 自分だけが読める日記を書くと、その日に起こったいいことも悪いことも全部、実名を挙げて書いてしまう。高校時代の交換日記を後で読むと恥ずかしい、みたいなことになる。交換日記なら恥ずかしいで済むのだけれど、大人だからイヤなことも思い出してしまう。誰も読まない日記は、誰にも読ませたくない日記になっていくのだ。

 自分でホームページを作って、公開される前提で日記を書いてみたら、書いてはいけないことは書かないから、後で読みなおしても冷静に読めることがわかった。しかも家にノートが増えるわけでもないから管理もラク。

 そういう感じでブログを続けていたのだけれど、最近本当に書く気が失せた。書くことが無いんじゃなくて、毎日仕事があってありがたくて幸せなんだと思う。こないだはいろいろ残念なことがあって、何が残念なのかを伝えたかったし書き残したかったので長々と書いたけれど、終わってみればまぁどうでもいいことだった。もう失礼なメールも来ないし。

 忘れっぽいから、いろんなことはなるべく書き残しておきたいんだけど、書き残すってのはそういうエネルギーと時間が無いと本当にやれないんだなーと改めて思った。

 もはや誰が読んでいるんだかわかりませんが、私自身はそんな調子なもので、更新頻度はどうぞ期待しないでください。突然モリモリ書く時期もあるかもしれないけれど、それは私にもわからないもので。だってこれ、タレントの皆さんのように仕事でやってるわけじゃないし。
2009年05月01日(金)

スタミナ源たれ

テーマ:ブログ
 ラジオの準備をしながら「タモリ倶楽部」を見ていたのだが、どうしても訂正したいことがある。ってどうでもいいんだけど。

 きょうは「タレ選手権」みたいなことをやっていて、いちばん最初に紹介されたのが、青森の「スタミナ源たれ」だった。

 青森ではシェア70%というのは放送で初めて知ったが、確かに焼肉といえば「スタミナ源たれ」だ。納豆は太子納豆でしょうゆはワダカン。うちの近所のスーパーで太子納豆が売られているのを見つけたときには思わず買ってしまった。別に思い入れは無いのに。

 さて。たれを紹介しているマギーさんが、このタレの名前を「スタミナ/源たれ」というように区切って言った。タモリさんが「あ、そうやって読むの?」と反応したが、タモリさんの違和感は正しい。

 このタレの名前は「スタミナ源/たれ」で切るのが正しい。そういうコマーシャルを子供の頃からさんざん見ているので、改めてメーカーに確認するまでもない。

 すいません、書いてみたけどどうでもいい話だな。あ、このタレは果物の甘みが深くておいしいというのは本当。それは東京に来て他の焼肉のタレを知って思ったことなのだけど。

 っていうか今日は調味料の話しかしてないじゃん。

2009年05月01日(金)

不思議なしょうゆ

テーマ:ブログ
 明日のラジオの準備をしなければならず、夜食は手軽に済ませようと思ってデパ地下で寿司を買った。また寿司かと思われるだろうが、なんだかずっと寿司モードなのだ。
 どれにしようかと見ていたら店員さんが値段の下がったシールを持ってやってきたので、もちろん貼られるまで待とうと思ったのだが、隣にいたオバサンは「お兄ちゃんどれに貼るの? これに貼る? 貼ってよ~」と積極的にアピールをしていた。私にもこのぐらいの積極性は必要だろうか。うーん、無理だな。

 さて、安くなった寿司を買って帰って食べようと、小皿にしょうゆを入れた。旅先や外で食べるときは別だが、家で食べるときは付いてくるしょうゆではなく家のしょうゆを使う。その方がおいしいからだ。
 全部がそうだとは言わないが、タダでついてくるものは何かしら安くする工夫がある。寿司についてくるしょうゆの原材料を見ると、たいてい「カラメル色素」と書いてあると思う。色がつけてあるということだ。

 きょうの寿司には「さしみしょうゆ」という名前のしょうゆが付いていた。何が違うんだろうと思って原材料を見て驚いた。

原材料名:本醸造醤油、砂糖、食塩、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、オイスターソース、甘味料(甘草)

 これはもはや、しょうゆというより合わせ調味料の域に達してはいないか。この調味料が刺身や寿司に合うとも思えないし。

 いつもなら捨てるところだが、逆に興味がわいてしまったので小皿にあけてみた。

きょうのいまいずみ ~アナ話~-090501-01

 右がうちのしょうゆ、左がその「さしみしょうゆ」。明らかに色が濃いのがわかると思う。舐めてみたら、なんだか無駄に甘かった。さしみも寿司にも合うとは思わない。

 しょうゆはしょっぱいだけではなくて、発酵による旨みがある。それを補うために、砂糖で甘味を、オイスターソースで旨みを足しているのだと思うのだけれど、どうしてもしょうゆよりはどろっとしてしまう。

 食べられないものが入っているわけではない。これはこういうものだと思って使わないだけ。タダにはタダの理由がちゃんとあり、それがお金を出して買ったものより美味しいはずは無いよねぇ。
2009年04月29日(水)

インチキ寿司屋

テーマ:ブログ
 昨日、夜11時過ぎにうちの近くのスーパーに寄った。マグロ3切れとサーモン3切れの刺身が半額になっていたので買った。そのまま食べてもおいしくはないが、漬けにしたら明日食べられるなぁと思ったからだ。

 残った刺身はぜひ漬けにして欲しい。酒とみりんを同じ量、耐熱容器に入れて電子レンジで湯気が立つまで加熱する。冷めたらアルコールが抜けるので(この作業を煮切る、という)同量のしょうゆを加えて刺身を浸す。昆布の端っこなんかを一緒に入れるとよりおいしい。
 この、酒とみりんとしょうゆが1:1:1という割合は、一晩漬けて食べる用だろうか。2~30分で食べたいなら、しょうゆの割合を5ぐらいに増やしたらいいと思う。

 話は戻るが。

 この2日、たまたま「女ひとり寿司(湯山玲子著、幻冬舎文庫)」という本を読んでいたのだが、きょう読み終わってみたらものすごく寿司が食べたくなった。寿司屋に行ってもいいし寿司を買って帰ってもいいのだが、家の冷蔵庫には漬けにした刺身が6切れある。

 うーん、と悩んで、家で寿司を握ることにした。5年ぐらい前、「寿司アカデミー」というところの一日寿司講座に行って、握り方を教わったことがある。でもそれ以来一度もやっていなかった。久し振りに握ってみようかと思った。

 ここからがバカだなぁと我ながら思うのだが、漬けのにぎりだけじゃさみしい気がして、つい帰りに小さなパックのウニとイクラを買ってしまい、このネタは軍艦だなと海苔まで買ってしまった。何やってんだろう。握り手が素人なのに高くついてるじゃん。

 ほんのちょっとの握りのためにごはんを炊くのも面倒なので、電子レンジで3分加熱するごはんを買った。もはやこの時点でうまい寿司になるわけはない。あとたまたま、間違えて買った寿司酢だったという酢があったので、混ぜて酢飯を作り、久しぶりに握ってみた。

 酢飯はべちゃっとしていたし(当たり前だよね)ネタは刺身用に切ってあったので小さい割に分厚く、不格好な寿司になった。
きょうのいまいずみ ~アナ話~-090429-01
 でも、ネタそのものは漬けだったのでなんとかなった。もちろん寿司屋で食べるようなものではないが、思いのほかパクパク食べてしまった。
 もし外国に行くことがあって、その土地の人に「どうしてもスシが食べたいよー」と言われたら、なんとか最低限のことはできる気が一瞬した。私は残った刺身を昆布締めにしたりもするから、この漬けと昆布締めの力でなんとかなりそうな。

 なーんてね。まぁそんな機会は無いしやる気もない。私なんかが握った寿司を「オー!ジャパニーズスシ!」だと思って食べたら不幸だもん。

 さて、ここ数日のブログで、私が失礼だと思うメールについて書いたのだが、わざわざその失礼さを全部丁寧にやったメールが届いた。スケートの話はほぼゼロ。
 このタイミングで何故だろうと2秒思ったがすぐにわかった。これだけ失礼なメールを送れば、私がブログで公開すると思ったんだろうなぁ。

 あのですねぇ。私が公開したメールは、自分のメールが失礼だとも思っていないし、まさかブログで公開されるとも思っていなかったから、悪気のない失礼があからさまになっていて、そこがわかりやすかったんです。だから公開したわけですね。たとえ書いた本人に悪気は無くても、見ず知らずの相手にとっては失礼なんだということをわかって欲しかったので。

 最初から悪気があって失礼なメールは、申し訳無いんだけど読む理由もないし面白くもなんともないのですぐに削除しています。だからもう内容も覚えてません。
 このブログに載って話題になることを期待していたのでしょうが、私はちゃんと選んでいます。もう20年近く、アナウンサーとして顔と名前を出して仕事をしているので、伝える情報を選ぶという姿勢が身についています。伝える意味の無いメールは載せません。

 私にあんなつまんないメールを送るための時間を、どうか自分のために遣って下さい。私は元がん患者です。いつまで生きられるかはわからないので、長生きするつもりがない人生を送ってきました。だから、時間の無駄遣いはしたくはないです。でもこれって、誰の人生にも言えることでしょう。

 明日交通事故に遭うかもわからないし、いきなりガンが見つかるかもしれない。人生の時間は限られていて、健康な毎日が続くとは言い切れないのです。ですから、限られた自分の人生の時間は、私なんかにどうでもいいメールを送るぐらいなら、どうぞ自分のために遣ってくださいな。

 後半おかしな文体になりましたが、以上。 



2009年04月28日(火)

マスクが無い

テーマ:ブログ
 花粉症ではないが、冬から春にかけては、仕事の行き帰りはマスクをしている。花粉症になりたくないのでなるべく花粉が体内に入らないようにというのと、風邪が流行っているときは風邪予防というのが理由だ。

 今は花粉の量も減っているし、風邪も流行っていないが、空気が乾燥しているのでマスクをしている。湿度が30%以下のときは、のどちんこの裏のあたりがかさかさする。だからマスクをして口の中の湿度を上げるのだ。

 きょうはテレビ東京まではマスクをしていったのだが、うっかり楽屋でマスクを捨ててしまった。仕事が終わって、マスクを捨ててしまったことに気付いたので、用があって出かけた先の駅前のドラッグストアでマスクを探したのだが、どこにも見当たらない。あれ、と思いつつ店内を2周して、どうしても見つからないので、立っていた若い男性の店員に「マスクはどこでしょう」と尋ねた。
 店員さんは困ったような顔をして、レジの前の棚の横を指差しながら言った。「今はこういう状況なんですよねぇ」

 ワイヤーがいくつも突き出ていて、ざっと15種類以上のマスクがかけられるであろうラックには、マスクがひとつも無かった。どうりで見つからないわけだ。
 私が驚くと「この2日間ですっかり無くなってしまって」ということだった。ここのところ天気が良かったから、ものすごく花粉が飛んでいたのだろうか。

 その店の先にあるスーパーの中のドラッグコーナーに行った。やはりマスクが見当たらない。レジ担当の若い女性に聞いたら、ドラッグコーナー担当を呼びだしてくれた。やってきた若い男性は「今はほとんど売り切れてしまって、問屋に発注してるんですけどいつ入るか…」と言いながら私を売り場に案内した。そこにはいくつかのぬれマスクがあるだけで、あとはきれいさっぱり何も無かった。
 「花粉用もそうなんですけど、ウィルス対策用がとにかく一気に無くなって…」という店員さんの言葉でようやく事態が飲み込め、思わず口に出してしまった。

 「ああ! 豚インフルエンザ!」

 続けて「わっかりやすいなぁ…」とつぶやいたら店員さんが苦笑いしていた。残っていたぬれマスクは、乾燥対策がしたかった私にぴったりだったので買って店を出た。

 わかりやすい反応だけれど、これだけ報道されたらみんな気になるんだろうな。

 インフルエンザの取材をしたことがあるのでそれなりに知識はあるつもりだが、豚インフルエンザは「かかったらみんな死ぬ」というものではない。このウィルスは弱毒性のインフルエンザだそうだ。ということは、毎年流行しているインフルエンザと変わらない。
 メキシコでは亡くなっている人がいるが、もともとインフルエンザは、抵抗力が弱い子供とお年寄りや、何か他の病気にかかっていたりして免疫が弱っている人にとっては命に関わる病気だ。それと同じように考えて対策を取らなければならないが、いま日本で、私のように声を毎日出す仕事でもない人がマスクをするような状況ではない。

 注意はしなければいけないが、騒ぐほどの状況ではない。

 これって、深夜の公園で裸になってしまった人の報道についても同じだと思う。身柄が移送される様子を、ヘリコプターで上空から追いかけてみたり、9時から生中継するかどうかでもめてみたり。ぶっちゃけて言うと騒ぎ過ぎ。

 なんだろうなぁこの感じ。なんだかものすごく窮屈なんだけど。
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