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February 16, 2012

またね。━HOMIE━

テーマ:地元

■□■『Vagabond-世界を駆け巡る19歳の日記~in FUKUOKA偏』□■□■□

今日大事な親友が育った故郷へ引っ越した。


━人は、助けてくれたときの、


“恩”ってのは忘れなくて、


やっぱり一番に大きかったのは、


そいつが、地震直後で辛いときに遠い福岡から連絡してきてくれたこと。━


電話が混み合っているなか他の人たちには申し訳ないけれど、


長い時間、電話してくれたんだ。


込み合っている中でも、


わざわざかけてくれたってこと、


それがうれしかった。


『大丈夫?』なんてメールはちっとも必要じゃなかった。


実際は心は大丈夫じゃなかったから。


不安でいっぱいだったけど、


そいつの電話でだいぶ心が楽になった。


なんかしんないけど、俺の好きなアーティストの新曲のPVの話


そいつから聞いて、パソコン開いて一人広いオフィスで見てたっけな。笑


それでよかったんだと思う。


助け合うために電話ってあるのかな。


数時間だっけな、時間を忘れるほど、


確かそいつも暇な奴じゃないはずなのに、


普段そんなに話す側でもないのに、


その日は長い時間そいつが話をたくさんしてくれた。


あえて地震じゃない話をふってくれた。


人に対する優しさって、決して簡単にできるものじゃない。


それは自分自身を犠牲にする覚悟と、


時に本当に犠牲にしなければならないから。


俺は、小さなことでも、


積み重なると大きくて、


変わっているだろうけど、


些細なことの積み重ねで、


感謝しようってのが大きくなる。


━結局人は人に支えられて生きてんだな。━


じいちゃんは俺に、友達は選べ。


そう何年も前に言ったんだ。


その何年も前に作った友達は、


何年も先に俺を助けてくれることになった。


俺ができることなんてちっぽけかもしれないけれど、


ささやかながら、そいつが新たな地で、


新たな出会いに恵まれ、


新たな道を歩みだしてくれることを


この町から祈って生きたい。


最後、いろんな話ができた。


でも、いつも聞いてくれる割合の方が大きい。


だから感謝くらいしか出来ないけれど、


せめてと思ってそいつをいつもの見慣れた場所から見送った。


涙は出さなかったけど、


心の中に雫はたくさんたまっていた。


川辺に移る月明かりくらいのかすかな光のように。


一人、大事な友達がこの街を去ってしまって、


僕にとっての世界は大きく変えられてしまった。


けれど、何年先も、彼が僕にとっての、


■□■『Vagabond-世界を駆け巡る19歳の日記~in FUKUOKA偏』□■□■□

この街で一番の冒険仲間かなって思う。








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