将来「経営者」クラスに駆け上がるであろう、20代との出会いが
ここ数年続いています。
もちろん、数的にはさほど多くはないのですが、
明らかに、
「あ、この子は経営者向き。」
と分かるオーラがあるんです。
具体的に言えば、
・リーダーシップにたけている。
・一つの物事を5年以上続けている。
・「人生」ということにおいて、自分なりの信念・思想を持っている。
・本をよく読む。
・学ぶこと,自分を高めることを大切にする。
・何事にも一生懸命で積極的。さらに良くしようという意欲がある。
・普遍的価値を考える癖がある。
・行動力が3倍はある。
・・etc, etc..
私自身が29歳で経営の世界に入っていますから、
類友の法則からか、わかってしまうんでしょうか。
また、そういう20代の子をサポートする役目も
ここ最近引き受けることが多いです。
さて、そんな子たちですから、
ピンポイントで「ぜひ、うちに後継者として」とか、
「将来的に主任になってほしい」という申し出を受けることがあります。
もちろん、名の知れた企業で条件としてもきちんと整っている状態であれば
万々歳なのですが、
実際のところ、発展途上のところがほとんどです。
ですが、逆にこれ、こういう「経営者資質」のある子にとっては
結果はどうあれ、とっても良い修業の場にもなるので、
基本的には「やってみてもいいんじゃない?」と後押しすることにしています。
もちろん、細やかな説明とサポートが必要ですけどね。
さて、そんな「経営者気質」の子たちがチャンスに出会ったときに
最初にぶち当たる壁が、
「収入か、自分のやりがいか」
という問題です。
その選択に迷った時に必ずする話があります。
それは、
『20代のうちは何度でもやり直せる。
何度でもやり直せる間に、自分の行動の基準や、
スペシャリティ、ブランドのベースを作っておくことが大切だよ。
だから、30代まではたくさん、いろいろな経験と失敗をして、
自分だけにしかできない何かを見つけることを第1にしてみるのも
悪くないと思うよ』
そう、20代のうち、というのは、
何かあっても、
いくらでもスタート地点に戻れるんです。
実際のところは、
元のスタート時点より、少し、ゴールに近いところから再スタートなのですが、
それを30歳まで繰り返すことで、確実に自分のスペシャリティが現れてくるんですよね。
後もうひとつは、体力も充実している時期ですから、
ここでむちゃむちゃ理想を追いかけ、
そこに合わせて自分の行動規範を作り上げ習慣化しておくことで、
30代以降も人より何十倍もレベルの高い状態の行動力を
保つことができるんですよね。
そういう意味で、20代って黄金の時です。
「若い子には旅をさせよ」
という言葉がありますが、
20代のうちは、自分、というものと充分格闘してほしいものです。
そうそう、最後に。
「お金」って、自分が何を与えたものに対する「感謝の気持ち」の変換です。
これ、案外見落とされますね。
収入を得る、ということは、
その対極に
「自分がしたサービスで誰かが助かっている、喜んでいる、幸せになっている」という
状態があるんです。
それが自分由来のものなのか、それとも、会社由来のものなのか、
そんなことを考えると、
自分、という存在の小ささ、非力さに唖然とするものだったりしますよ。


