2010-02-26 16:49:05

冬のオリンピック

テーマ:キャリアデザイン

スポーツはからきしダメな私ですが、スキーだけは長らく

続けていたので、冬のオリンピックは4年に1度の楽しみです。


12年前の冬。

アルペンスキー観戦のために私は長野に居て、世界の高い

技術を目の前で観られることに喜びをかみしめていました。


今も印象深く残っているのは、金メダルを獲った日の丸飛行隊!

スキージャンプ男子ラージヒル団体戦です。

現在バンクーバーオリンピックでコーチを務める原田選手

ジャンプは最高でした。


彼の泣きじゃくりのインタビューを見て、自分も大泣きしていたなぁ

と思い出しながら観ていた本日の女子フィギアスケート。


久しぶりに心が震えました。


直後インタビューでの真央ちゃんの言葉は、

「終わってしまいました」

そして一気に溢れた涙。


ひとつもミスをしてはならない。

完璧でなくてはならない。


どれほどのプレッシャーとの戦いなのか想像もつきません。

その言葉にこめられた想いの深さも計り知れないですね。


浅田真央ちゃんも安藤美姫ちゃんのことも応援していましたが、

今回のフィギアスケートで特に注目していたのは、

名古屋市の邦和スポーツランド所属の鈴木明子さん です。


病気を乗り越えて世界の大舞台に舞い降りた姿は彼女自身の

言葉通り、「見ている人が幸せになれるスケート」でした。

本当に幸せそうに滑っていて、終わったときの涙にもらい泣きですあせる


私は毎回のことなのですが、オリンピックに感動する理由って??

他の方のブログを拝見していても、涙を流す方は多いようなのです。


いろいろな理由があるでしょうが、私の場合2つあります。


最高の舞台で最高のパフォーマンスを一心に集中して励み、

結果を追い求める姿に感動します。


そして、もうひとつは選手と自分が何らかの要素でリンクするときです。

鈴木選手に強い興味を抱いたのは後者が理由でした。


私も以前、身体を患ったために諦めたものや失くしたものがあります。

命に関わる病いでなかったのは幸運なことだったのですが、

当時はそうは思えませんでした。

回復に時間がかかって、焦りや悔しさに負けそうになったことは何度も。

自分を責めたり、何かのせいにしたり、人を羨んだり…。


あれから、いろんなことがありました。


今オリンピックのような大舞台に立ってはいませんが、

身の丈にあった暮らしができるのは有り難いことです。

もう一度、自分のキャリアデザインを描けたことに感謝しています。


 歩いてきた道

 今居る位置

 これから歩いていく道


学生たちにキャリアデザインを説明するときに用いる言葉です。

難しい印象を持つ子もいますが、こんなふうに話したりします。


 『長い人生の中で、一度くらい立ち止まって

  自分と向き合う時間を持つのも悪くないよ。

  私もこれまで思い通りの人生じゃなかったけど、

  今、自分の人生に満足してます!って胸張って

  言えるのは、キャリアデザインをやったからだよ』


テレビに映る出場選手やコーチたちを見ていると、ものすごく

「生きている」ことが伝わってきます。

4年もの間、そこに焦点をあてて、生活のすべての基準が

オリンピックなのだからこそ、と思います。


閉幕まであと3日ですが、次のソチオリンピックまでの

4年分の感動を十分に堪能させてくれてありがとう!です。

個人的には28日のアルペンスキー回転の皆川賢太郎さんの

滑りに興味津々ですね~ビックリマーク

2010-01-02 15:15:05

面接の練習

テーマ:キャリアデザイン

昨年末の出来事です。

25年来の親友3人組とその家族で毎年クリスマスホームパーティ

ています。


3人組の一人、Kちゃんの娘ユウミは高校受験間近

生まれたときからずっと15年付き合ってきた子なので、

私には身内のような存在です。

そのユウミから、パーティのときに受験面接の練習を

して欲しいと事前に連絡が入りました

当日、面接練習ノートなるものを持参してきたのですが、

想定質問が50問近く、A6サイズの用紙1ページに1問ずつ、

それぞれに自分の考えがぎっしり書き詰めてありました。


そこには15歳とは思えない程、芯のある考え方が元となって

数々の質問に丁寧に答えてありました。

彼女にとって大事なものや、やりたいこと(夢)、なんのために

志望校へ行きたいのか、その理由が明確なのです。


 いつ夢を叶えるか?

 自分に不足しているのは何か?

 どうしたらそれを補えるか?

 今何をすべきか?


じっくり考えたからこそ現れた答えなのでしょう。

この先歩こうとしている道をしっかりと見据えていました。


まさに、私が専門学校で学生に教えているキャリアデザインの

授業そのものです。

こうやって自分の人生を真剣に見つめているユウミがものすごく

立派に見えて感激で涙が出ました。

また、そういう娘に育てた母親のKちゃんを改めて尊敬しました。

そして、練習開始。


中学校で模擬面接をした際に先生から受けた注意事項を元に、

練習ポイントを3つに絞りました。

 1.立ち居振る舞い(お辞儀・歩き方・立ち方・座り方など)

 2.言葉遣い

 3.表情とアイコンタクト


1.はほんの少しの注意だけですぐに直りました。

2.は語尾上げの癖を気をつけただけで格段に良くなりました。

ところがユウミの一番の弱点は、3.のアイコンタクトで、

これがなかなか直りません。


普段はちゃんと目をみてお話ができるのに、面接となると

目線をそらしてしまうのです。


言わなければならない記憶を呼び戻そうとするために目線は

宙にいってしまいます。

さらに、目を合わせると緊張が増すので、つい避けてしまうのが

原因でした。


そこで大人を相手に、どういう話し方をしたら自分の気持ちが

伝わるかを練習しました。


質問に正しく答えようと、無理に面接練習ノートの中身を思い

出さなくても大丈夫。

自分のことを聞いてくれた目の前の人たちに対して、そのとき

浮かんだ自分の素直な言葉で一生懸命答えることが大事。


練習ノートにあれだけしっかりした文章が書ける子です。

イザとなったら、書いた内容と違ったとしても、

きっと自分の考えを伝えられるはずです。

そのほうが面接官とのリアルなやりとりができて、

満足のいく面接になると思います。


専門学校でキャリアデザインとプレゼンテーションの授業を担当

していますが、このふたつは密接なつながりを持っています。


キャリアデザインでは自己分析を繰り返し、自分が何者であるか、

過去・現在・未来の自分を様々な角度から見つめ、向かい合います。

私はこれを「頭の整理」と呼んでいますが、片付けができたら

外に向かって表現しないと人に伝わりません。


そこでプレゼンテーションです。

プレゼンテーションは「自己表現」。

あなたがあなたらしく、自分を伝えるためのチカラ。

同じ体験をしたとしても、捉え方や感じ方は人それぞれ。

自分の言葉で相手にわかるように話せることが大事ですね。


どちらも就職面接に欠かせませんが、なにより社会に

出たときにそのチカラが大きく発揮されます。


ユウミのこのがんばりがいつかきっと花開いて必ず夢を

実現させると信じています。

彼女の夢は、パティシエール(フランス語で女性菓子職人)になること。

小さい頃から家事をよく手伝い、私たちにも食事を作ってくれる子でした。

高校もそのための勉強ができる学校を志望しています。


面接練習中は私の言葉に集中していた彼女は、終わってから

一気にノートにポイントを書き留めていました。

その真剣な姿からも絶対合格したい!という想いが感じとれました。


ユウミなら出来るビックリマーク

大丈夫ビックリマーク

私たちがついてるビックリマーク


ユウミの夢が叶ったとき、間違いなく私は号泣するでしょうが、

その日が来るのが、私の夢にもなりました。


15歳の少女の素敵な夢にこれからもエールを送り続けたいと思いますラブラブ


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