私が2人の伯母さんになっても。その47。〜E7でGO!後編〜 | 感傷的で、あまりに偏狭的な。

感傷的で、あまりに偏狭的な。

ホンヨミストあもるの現在進行形の読書の記録。時々クラシック、時々演劇。

平成28年11月17日(木)、ダッコマン(甥)とE7系新幹線に乗る。

前編はこちら・・・→『私が2人の伯母さんになっても。その47。〜E7でGO!前編〜

 

目的地の大宮で鉄道博物館(通称:テッパク)に行くことにした私たち。

食堂でお気に入りの新幹線型の器で心ゆくまでご飯を食べたダッコマン。

さあ!ご飯を食べたあとは博物館内を探検だよ!

 

食堂を出るとそこには等身大(?)の電車が置いてあったので、

まずはその中に入ってみた。

 

本物の電車にはないテーブルが置かれている。

私たちは食堂でご飯を食べたが、

お弁当を持ってきて、この電車の中では食べることもできるらしい。

何組かお弁当を広げて食べているご家族もいました〜。

 

写真だけ見たら、まるで本物の電車に乗っているよう。

全く走ってないのに、ダッコマンは座席に座ってご満悦でありました。

 

食堂電車を一通り堪能したあと、さあ博物館を見て回ろうという時、

たまたまミニチュアの電車が到着した。

 

甥「やまびこ(E2系)だ・・・」

私「ふむふむ、やまびこっていうのね。」

 

私「ダッコマン、やまびこに乗る?」

甥「・・ん・・・」

私(もっと元気よく返事せんかーい!)

 

あと数分後に出発だというので並んでみた。

 

ラッキーなことに最後尾の車両に乗車。

(きっと帰りはこっちに運転手さんが乗り込むに違いない、と踏んでいた。

 そしてそのとおりになった。)

 

しかしいざ車内に入って感じたのは、

外観はなかなか本格的だったが、ミニなだけあって車内はわりと圧迫感がある。

 

私「出発シンコー!!」

甥「・・・・」

 

ガタゴトガタゴト・・・

 

ぎゅううううううう。

私の大きな手をダッコマンの小さな手が握る。

 

私(むむっ?)

 

ダッコマン、初めて乗るミニやまびこに再びド緊張の「岩」状態。

車内の妙な圧迫感とギシギシと壊れそうな(コラッ)妙な音にもド緊張。

 

甥「もう降りる?」←乗ったばっかなのにもう降りる話かーい!

私「次で降りるよ〜。」

 

最後まで「岩」状態のダッコマン、

ミニやまびこを楽しむ様子はありませんでした〜笑

最初に乗るかどうか聞いた時、あの気乗りしない感じはこれだったのね〜。

 

しかし降車後・・・

 

甥「じーーーーーーーっっっっっっっっ」

 

キラキラのお目目で線路や新幹線を見つめる。

 

ダッコマンは乗り鉄じゃなくて見る鉄であることがこの時判明した。

そりゃおばちゃんが悪うござんした。

 

さあ!じゃあ見る鉄ダッコマンを満足させるべく、

電車がたくさん展示されている博物館に行くよ〜!

 

※試運転できたり色々楽しめるコーナーがまだまだあったようだが、

 3歳のダッコマンは年齢制限があるものも多かった。

 そして何より・・・今、リニューアル時期らしく、お休みの企画も多かった。

 今度はリニューアル後にぜひ来たい!

 ダッコマンが相変わらず見る鉄のままなら、あまりリニューアル関係ないけど笑

 

昔のレトロな電車から新幹線までたくさん展示されている。

 

展示の一部の電車には実際乗れたり、座れたりもできる。

 

甥「蒸気機関車だ〜」

私(え?これは蒸気機関車じゃないでしょ・・・どれどれ・・・

  えーーーーっ!うそ!マジで蒸気機関車じゃん!すげーーー!)

 

手前の茶色の電車、昔の蒸気機関車であった。

こんなタイプ、しらんかったよ・・・。勉強になるなあ。

 

この展示物が大層お気に召したらしく、ず〜〜〜〜〜っとガラスにへばりついて、

グルグル回ってあらゆる角度からいつまでも見て居りました。

 

甥「これ、買えるかなあ。」

私「ちょっとさすがにムリじゃない?」←少なくとも私の財政事情じゃムリ。

甥「この箱から出せないもんね。」

私「そうね。出せないね。(出せたとしてもムリだけど!)」

甥「サンタさんはどうかなあ。」

私「・・・サンタさんも無理じゃないかな?」

甥「一度頼んでみようかなあ。」

私「そうする?」

 

頼むのは勝手だが、まあ、ムリでしょうなあ。

なぜならもうプレゼントは用意してあるからです笑!

 

実際に運転席に乗れる電車もある。

動かない電車は平気なご様子。

 

舌!電車に夢中になってまた舌を収納し忘れとる!!

 

ダッコマンは本当に電車オタクで、広い展示場に展示された電車を

本当に1台ずつ見て回るのだ。

疲れたとか一言も言わず、熱心に見て回る様子にわたしゃ心を打たれました笑

 

さてこの鉄道博物館、ダッコマンのような小さな子供もたくさんいたが、

驚きなのは大人だけで来てる人もか〜な〜り、多かったことである。

運転席に行こうとすると、

大人が座って(運転の真似とかして)いたりすることもわりとあった。

そこでダッコマン、衝撃の一言。

 

甥「あ、大人のお友達が座ってるね。」

私「!!!!!」

 

うぉーーーーーーい!!!!

間違いじゃないけど、いやむしろ、チョー的確なんだけども!!!

なんかその言い方、揉めるモトだからやめーーーーーーい!!!!

 

運転のまねごとをしているおじさんを前に、私がドキドキしてしまいました笑

 

レトロ新幹線に座っていると、ダッコマンを慕って小さなお友達が同じ席に座った。

 

甥「お友達がきた〜」

私「そうね、一緒にどうぞ、って。」

甥「どうぞ」

 

こちらは本当の小さなお友達で安心して一緒に座りました。

 

小さなお友達としばらく遊んで楽しい時間を過ごしました☆

 

連結器を見てみよう!というコーナーがあって、2人で見ていたのだが、

ガイドのお姉さんが

「大きな音が出るのでご注意ください」

と言っており、覚悟して待っていたが、それがさほどでもなく

ダッコマンと2人でそうでもなかったね〜、と安心して見ていた。

すると今度は連結部分を閉じる際、2回目のアナウンスが。

「大きな音が出るのでご注意ください」

 

またまた〜。

と思って、私もダッコマンもそして周りの大人や子供たちも油断していると・・

 

がこーーーーん!!!!

 

度肝を抜く爆音が!

私も周りの大人も他の子供たちも一斉にビクーーーーっとなり、

もちろんダッコマンも・・・

 

甥「ぎょぎょーーーーーー!!!!!」

 

あまりの爆音に驚き、私に抱きついてきた。

 

私「びっくりしたね笑!!!!!」

甥「ぎゅうううううううううう」

 

ちょっ・・・そんなに抱きついたら私、転んじゃう。←私は中腰で座っていた。

 

私「一瞬、離れてちょ。」

 

私に張りついているダッコマンをはがそうとすると・・・

 

甥「だめーーーーーーー!!!!!!」

 

と普段おとなしいダッコマンから初めての大声が出た(笑)

 

甥「あっちに行くーーーーー!!!!」

私「はいはい。わかりました。」

 

現役車掌もビックリの美しい指差し!

ダッコマンを抱えヨロヨロと立ち上がった私、その場から脱出いたしました。

 

爆音ショックのことをすぐ忘れ(笑)、再び舌を収納し忘れながら熱心に見る。

 

こちらでも舌を出して見る。

 

甥「佐川さん・・・」←佐川急便

 

社会人みたいな言い方だな。

 

日本における貨物電車の歴史が5分程度の映像で見られるコーナー。

英語と日本語のガイダンスがある。

 

私「これは見ないでしょ。」

甥「見る。」

私「長いよ(どうせわかんないくせにー)。」

甥「見る。」

私「じゃあ、日本語で見ようか。」

甥「こっちは?」

私「英語だよ。ダッコマンは英語はわからないでしょ?」

甥「わかる。」

 

うそつけーーーーー!!!!

 

そして勝手に英語を押したダッコマン。←コラーーー!!!

 

ペラペラペラペラ〜〜〜〜〜〜〜〜。

 

私「・・・・・(ちっともわからんがな。)」

甥「じーーーーーーーーっっっっ」

私「(まさか分かってるとか・・・?)」

甥「なんて言ってる?」

 

よかった(←?)、やっぱわかってなかった!!

 

しかしなんて言ってるかって言われても私もわからんちゅーの。

 

私「うんとね〜・・・

  昔の貨物電車はああやってバラバラに荷物を運んでたよ〜って言ってる。」

甥「ふーん。」

 

た・・・多分・・・。

 

鮮魚も貨物電車で運んでたよ、の説明コーナー。

 

甥「おさかな!!」

 

このときばかりはダッコマン、電車よりもフグに夢中!!

 

ボタンを押すと、「山を越える鉄道」が走る仕組みの展示物。

こちらも大変気に入ったらしく、飽きずに何度も走らせていた。

(平日の空いている時間だったからこそ出来るワザ。)

 

私、実は「スイッチバック」の仕組みが好きでさ〜。

小さい頃、その仕組みを知って衝撃を受けた記憶が鮮やかに残っている。

そんでもって2時間サスペンスとかのトリックにも使われたりするよね〜。

 

「スイッチバック」ラブの私としては、

ここはぜひダッコマンにもスイッチバックを覚えてもらいたいところ。

 

私「ダッコマン〜、あそこを走ってバックして戻って、また前に進む、

  あれをスイッチバックって言うんだよ〜」

甥「・・・・」

 

予想はしていたが、まるでむかんし〜ん。

さすがにまだ早過ぎた。。。

 

甥「あもおばちゃん、ここにいて!」

 

ボタンを押して走らせるたびに、

トンネルを抜けて出てくる電車を私と一緒に見よう、

と誘うのであった。

 

かわいすぎる〜。

 

◇◆

 

熱心に2時間ほどかけて展示物を見て回った私たち。

そろそろ休まないとさすがに疲れた。

 

私「ダッコマン〜、ちょっと休もうか?なんか飲む?」

甥「うん」

 

展望デッキにのぼると、そこにも飲食スペースが。

オレンジジュースをぐびぐび飲む。

 

私「チョコ食べる?」

甥「食べる!!」

 

出発前にダッコマンが万が一グズった場合に備えて買っておいた

世界のブルボン、チョコあ〜んぱん、を出す。

 

 

 

私「あもおばちゃんにも1個ちょーだい」

 

仲良く2人で食べたかった私がそうお願いすると、

菓子袋を抱えて食べていたダッコマン、しぶしぶ1個だけ手に乗せてくれた。

しかしその口の端には不平不満が溢れている。

 

なんかすいませんね・・・

 

私「ダッコマン、それが最後の1個よ〜」

甥「!?」

 

最後の1個だと知り、口に入れていたチョコあ〜んぱんを一度出す笑

そしてチビリチビリと惜しそうに食べるダッコマンであった。

 

もっと食べるーーーー!とかワガママ言わないのがお前のいいとこよ。

ま、ワガママ言われたところでないものはない。

 

展望デッキでしばらく外を眺めていると、さすが大宮、

あらゆる新幹線が通って行った。

 

鉄道博物館には大きなプラレール広場もあり、うじゃうじゃ子供がたくさんいた。

そしてその奥には赤ちゃん用に寝転がれる場所もあった。

 

プラレールでしばし楽しんでいると、

妹から「こちらも終わりました〜」という連絡が。

 

じゃ、そろそろ帰るか。とダッコマンを呼んだ。

 

私「そろそろ帰るよ〜。」

甥「帰らない。」

私「ママも帰るって。」

甥「ママ、病院終わった?」

私「病院終わったって。ダッコマン、早く帰っておいでって言ってるよ。」

甥「帰る。」

私「じゃ、お土産見てかえろっか。」

 

E7のケースに入ったバウムクーヘンを買いました笑

鉄道博物館には本格的なおもちゃがたくさんあったのだが、

ここぞとばかりに人の足元を見て(笑)、おそらく定価で、しかもどれもでかい!!

持って帰るにはでかすぎる〜。

 

甥「洗車場が欲しいなあ、ドクターイエローも欲しいなあ。」

私「また今度ね〜」

 

Amazonの方が安そうだしなあ。。。

つーか、もう少しお手軽なモノを売ってほしい・・・。

よって、バウムクーヘンで我慢してもらうことにしました。

(聞き分けのいい子でよかったっす。)

 

甥「ニカッ」

 

博物館の出入口にあったE7系の看板でパチリ☆

 

テクテク歩きホームへ到着、そしてニューシャトルに乗り込む。

すでに夕方。

帰宅ラッシュにさしかかっており、私もダッコマンも立って乗る。

 

ちょっと時間かかるけど普通電車で帰ろうかなあ。

新幹線乗ってもどうせ岩状態なんだろうしなあ。

もったいないよな〜。

と考えていると、下からダッコマンが話しかけてきた。

 

甥「あもおばちゃん・・・E7で帰る?」

私「ふふ。E7で帰ろうね。」

甥「うん!」

 

新幹線で帰ることに決めました〜。

 

そして大宮駅に近づいた頃・・・

 

甥「ぎゅ〜って曲がる?」

私「・・?あ!!」

 

そういえば来るとき、大宮駅を出てすぐ、急カーブがあったね。

よく覚えてるなあ。

 

私「ぎゅ〜って曲がるよ〜。」

 

と言うと、電車はぎゅ〜っと曲がり、大宮駅ホームにすべり込んだのであった。

 

たくさんの人ごみの中、新幹線ホームに向かう。

 

甥「たくさん人がいるね。」

私「しっかり手を握っててね。」

甥「ダッコマン、オーミヤ、楽しかった〜」

私「ほんとに?あもおばちゃんもダッコマンと一緒で楽しかったよ〜」

甥「オーミヤ、大好き。オーミヤ、楽しかった。オーミヤまた来る?」

 

ダッコマンが、オーミヤ楽しかった、と言うたびに、私は幸福感を味わった。

 

甥「ダッコマン、泣いてないよ!」

私「(ん?お腹とか痛いのかしら?)泣いてないね。えらいぞ〜。」

 

あとから妹に聞くと、

多分、帰りたくないけど仕方ないから帰るけど、泣きたい程帰りたくない

って意味だよ、と教えてくれた・・・

帰りたくなくてシクシク泣く時もあるらしい。


まさか3歳児に、もうそんな気持ちが芽生えてるなんて知らなかったよ。

お腹イタイのかしら?とかすっとこどっこいなおばちゃんでごめんよ笑

 

かえりたくな〜い、って泣いてくれた方がよっぽど分かりやすいのに、

泣くのを我慢するだなんて、そんな大人みたいな対応に驚く私なのであった。

(それで本当はお腹がいたかった、とかだったら、私が泣く。)

 

◇◆

 

新幹線の切符を買う際、指定席の様子を見ると、なかなかの埋まり具合。

っつーことは、朝同様自由席は混んでるかもしれない。

ここは清水の舞台から飛び降りるつもりで、えいや、と指定席を買ってE7に乗ることに。

 

大枚はたいて指定席を買ったおかげで、私もダッコマンも座席にゆっくり座り、

行きのガチガチの岩状態が嘘のように流れる車窓を楽しんでいた。

指定席を買ってよかったよ。

 

甥「あもおばちゃん、オレンジジュース出して。」

私「カバンにしまったの、よく見てるなあ・・笑」

 

手渡したオレンジジュースを飲みながらダッコマンが私に問うた。

 

甥「明日はオーミヤ行かないよね。。。」

私「うん、明日はオーミヤは行かないね。明日は幼稚園(プレ保育)じゃない?」

甥「明日は幼稚園行かない。」

私「あ、そうなんだ。」

 

明日は幼稚園の日じゃないのね〜

とそのときは聞き流していたのだが、実はやっぱり翌日は幼稚園の日で、

とにかく「今日は幼稚園行かない」の一点張りだったらしい(笑)

 

甥「ママ!今日は幼稚園に行きませんって先生に言って帰ってきて!」

 

とママである妹はダッコマンに命令されたそうな。

それでも無駄な抵抗むなしく、結局連れて行かれるんですけど〜笑

 

◇◆

 

20分という短くも幸せな時間を終え、新幹線から降りて在来線に乗り換える。

人ごみに紛れて階段を上って降りる。

そしてまた階段。

ひー。

 

私「ダッコマン、疲れた?ダッコしようか。」

甥「うん」

 

ダッコマンをよいしょと抱きかかえると、これが疲弊した体には想像以上に重い!

 

私「ひぇー!ダッコマン、重っっっっ」

甥「あもおばちゃん、ダッコマン、降ろして。

  ダッコマンはもう赤ちゃんじゃないよ!!!」

私「そうだね!ダッコマンはもうおにいちゃんだもんね。大きくなったね〜」

 

ダッコマンの成長ぶりに感動する私。

そしてお言葉に甘えてさっさと降ろしたのであった。

 

在来線に乗り換えるとそこは帰宅ラッシュ。

かなり混んでいる。

 

私「ダッコマン、しっかりあもおばちゃんの手を握ってるのよ。」

甥「うん。」

 

すると前に座っていた若い男の子が

 

「変わりましょうか?」

 

と申し出てくれたのだ。

なんとデキた子なんじゃ。しかし数個目の駅ですぐ降りる私たち、

 

「すぐ降りるので大丈夫ですよ。本当にありがとう。」

 

お断りはしたものの、その申し出は本当にありがたかった。じ〜ん。

ダッコマンもおとなしく棒につかまり、しっかり立って電車に乗っていた。

お前は本当にイイコ(そとづらよしお笑)だなあ。

 

そして待ち合わせの場所に到着。

 

甥「ママいるかな?」

私「ママはどこかな〜」

 

「ぎゃぴぴぴぴーーー><」

 

私「ん?この声はもしや・・・」

 

と声のする方をむくと、

モチコ(姪)が妹の押すベビーカーの中で泣いているのが見えた。

 

私(やっぱりーーーー!!!!!また泣いとる(笑)!!!!)

甥「モッチャンだ。」

 

ダッコマンにもモチコの泣き声が聞こえたらしい。

 

私「うーちゃん!!」

妹「あ、お姉ちゃん!ダッコマン、お帰り〜。」

甥「ただいま!」

 

日も沈み、時間はすでに夜にさしかかっている。

再会の挨拶もそこそこに、

モチコとダッコマンを連れて、あたふたと妹は改札に消えて行ったのであった。

しかし私は見逃さなかった!

 

ダッコマン、妹の手を握って歩きながら、

何度も何度も振り返っては、何度も何度も私にバイバイしていたのだった。

 

今までそんなことがあったろうか。

・・・・どんだけオーミヤ楽しかったんや・・・笑

 

あっという間にダッコマンも大きくなって、友達と遊ぶ方が楽しくなるだろう。

それまでにあと何回、オーミヤに一緒に遊びに行ってくれるだろうか。

 

◇◆

 

後日談。

 

電車図鑑を妹と一緒に見ていたダッコマン、新幹線を指差しては、

「これはどこの駅に停まる?」

と聞いてくるらしい。妹はよく知らないので

「ママ、よくわかんない。」

と答えると・・・

 

「わかんないって言わないで!!!!!」

 

とダッコマンにしこたま怒られるらしい。

そして「オーミヤ」と答えないと再び怒られるとのこと。

 

オーミヤしか許されないダッコマンクイズ。

オーミヤ以外にも新幹線が停まるという哀しい(?)真実を知るのは、あと何年後のことだろうか。