米林宏昌原画展 スタジオジブリ最新作 思い出のマーニー公開記念 | 感傷的で、あまりに偏狭的な。

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ホンヨミストあもるの現在進行形の読書の記録。時々クラシック、時々演劇。

米林宏昌原画展【スタジオジブリ最新作 思い出のマーニー公開記念】を観に行く。



(原画展より)
2014年夏、本展は映画『思い出のマーニー』の公開と、
画集『米林宏昌画集 汚れなき悪戯』(復刊ドットコム:刊)の発売を記念して
開催いたします。

初監督作品である『借りぐらしのアリエッティ』では
2010年度の日本映画観客動員数第1位を記録し、宮崎駿監督にその力を認められた、
スタジオジブリの新しい才能、米林宏昌。
マーニーをはじめ、アリエッティやスタジオジブリ各作品の美しきヒロインたち、
米林監督自ら描きためていた未公開の美女画などを一挙公開。
画集のための描きおろしだけでなく、画集に収めきれなかった習作を含め
100点以上を展示します。
繊細で優美、センスと気品にあふれた米林監督独自の世界をご堪能ください。

◇◆

借りぐらしのアリエッティ』でちょっと気になる存在となった米林監督。

この話が好き、という意味では、
米林監督がちょっと気になる存在、というより、
引き続きパヤオが好きということになるのだが、←脚本はパヤオだから。
脚本以外でも、音楽や世界観が好き、という点では米林監督も気になるのだ。

絵のうまい、へた、は詳しい方に委ねますが、←あもちゃん、好き嫌い、しかわかんね。
音楽の使い方が好きなんだよねー。
ベタなんだけど、ちょっとこじゃれてる感じ。
あの風貌からは信じられん・・・←失礼。

そんな米林監督の原画展。
タダ券もらったので、早速行ってきた。
タダ、大好き!!

ご忠告申し上げておきますが、
映画より先に原画展へ行くと、いきなりネタばれしてます。

私もまだ映画『思い出のマーニー』を観てないのだが、
オチ?というか秘密?というか、あらすじそのものは知っていたため、特にショックはなかった。
あらすじ知っててよかったー!
地球に生まれてよかったー!

それはさておき、原画展。
絵コンテやオリジナル絵が所狭しと飾られていて、いちいち魅入った。
指示がめちゃくちゃ細かい!
しかも絵コンテのラフ画もすごくキレイ。
何度も言うが、あの風貌からは信じられん。

米林監督がこれくらいの細かさなんだとしたら、
パヤオの指示って、めっっっっっっちゃ細かいんだろうなあー。
こりゃ、大変だ・・・
神経病むかもしれん。

会場には鈴木プロデューサーの思い出話があちこちに貼られていたのだが、
前作の『借りぐらしのアリエッティ』の時の話が印象深かった。

『借りぐらしのアリエッティ』が終わって、打ち上げパーティをしたとき、
米林監督の奥様もいらっしゃったそうな。
(奥様もジブリ出身だそうです。)
そこで、鈴木プロデューサーが奥様に、
米林監督がすごくがんばってた、すばらしかった、ありがとう
と労をねぎらったところ、奥様が
主人にもう二度と監督をやらせないでください。家がめちゃくちゃになりました。
とピシャリと言ったそうであります・・・

家がめちゃくちゃ・・
鈴木プロデューサーは、
米林監督が仕事に詰めて、家に帰らないことがほとんどだった、
それで迷惑かけたのだろう、
と言っていたが、
旦那が家に帰らないと家ってめちゃくちゃになるのかしら。。。。。
わたしゃ、うほほーい!自由だ自由だ!
とあっちこっちに出かけちゃうけどなー。
あー、でも子どもが生まれたばっかり、とかだとちょっと状況は違ってくるか。。。

まあ、とにかく前作で家がめちゃくちゃになった!と奥様から厳しい言葉をもらい、
これが最初で最後の監督作品になるのかー、
と思った鈴木さんだったが、
数年後、自分に監督をやらせてくれ、と米林監督自ら申し出て、
今回のマーニーの監督となったわけである。
その辺りも含めて、映画を見ることができたらいいなあ。と思う。

今回はパヤオが一切噛んでないし、←口は出してるだろうけどさー。
脚本も米林監督が手がけているし、時間があるときに観に行こうーっと。




先着何名様(←何名かは知らん)の限定のカードをもらいましたー!