そっちの佐藤かーい!

 

◇◆

 

第157回「芥川賞」に沼田真佑氏の『影裏』 「直木賞」に佐藤正午氏の『月の満ち欠け』(オリコン)

 

日本文学振興会は19日、『第157回芥川龍之介賞・直木三十五賞(平成29年上半期)』の選考会を東京・築地「新喜楽」で開き、芥川龍之介賞に沼田真佑氏(38)の『影裏』(文學界5月号)、直木三十五賞に佐藤正午氏(61)の『月の満ち欠け』(岩波書店)を選出した。2人は初受賞。

 

◇◆

 

私の至らなさについては後述しますが、とりあえずはおめでとうございます〜。

全く納得いかないけどおめでとうございます〜。ぶーぶーぶー。

 

ちなみに今回、私の友人らは読んでもないのに色々と当てていた。

 

ブログ友&リアル友のsaryaさんは前回の記事のコメントにて

「読んでないけど、『あとは野となれ大和撫子』と『BUTTER』はない」

と言っておりまして、はい、大正解!

 

さらにさらに、後輩ともともは数日前のラインにて

 

と「全て読んでませんがタイトルから『月の満ち欠け』には興味ありましたね〜」

私「見方によってはすごくロマンチックな話、とも見えなくはないが、これを60超えたジジイが書いてるのかと思ったらちょっと気持ち悪い」←言い方!!

 

読んでもないのに、ともとも、これまた大正解!

 

読んでも読まなくても一緒・・

いや、むしろ読まない方が当たるってどういうことやねーん!!

 

それにしても、こんなにも外したことが今までにあっただろうか。

・・・いや、わりとあるか?

今回は(も!)、すんごく自信あったのにーーーーーー><

自信たっぷりな時は、たいてい池山(元ヤクルト)もビックリの大空振りの大三振ですな。

(大三振とは、受賞作だけじゃなく他の候補作品に対する評価も大間違いのこと。)

多分、薄々気づいていたけど、今更だけど、皆気づいていると思うけど、

私、直木賞選考委員らと好みが合わないんだと思う!!!!!!!

・・・あ?知ってた?

 

不満タラタラのぶーたれ顔で答え合わせと参りましょう。

罵詈雑言、罵詈雑言、そして罵詈雑言。
模範解答はいつもどおり、産経ニュースから。

◇◆

 

「確信犯としての“確信力”で圧倒」 直木賞選考委員の北方謙三さん会見詳報

 

第157回直木賞は、佐藤正午さん(61)の「月の満ち欠け」(岩波書店)に決まった。19日夜、東京・築地の料亭「新喜楽」で選考委員の北方謙三さん(69)が会見し、選考経緯について説明した。

 

◇◆

 

北方のオヤジさんの選評に照らし合わせ、体調不良により駆け足で書き散らしたあもちゃんの解答↓を見ながら、

 

あもる一人直木賞(第157回)選考会ー結果発表・総括ー


恨み節を紡いでいきたい。


 ※注 >はあもちゃんの選評、「」は本物の直木賞選考委員の選評です。

 

>はいっっ!ドラムロール、スタ~ト!!!!
>ドロドロドロドロドロ~~~~~~
>ジャン!!!

>木下昌輝『敵の名は、宮本武蔵』(KADOKAWA)

>です!!

 

ドラムロールがいつも以上に虚しく響く。

木下さんには申し訳ないが、魔のあもる推し(※)の餌食になった模様。

 ※魔のあもる推し=私に気に入られると受賞が遅れる、鈍い(ノロイ)受賞の呪い

本当にごめんなさい。

広島カープが負けている時、テレビを見ないことにしている私。←私が見ると負けちゃうから。

それに倣っていっそ木下断ちでもしようかしら・・。うーん、ムリ。

 

こんなところで立ち止まってブツブツ言っても仕方ないのだが、ホントに受賞した佐藤さんには申し訳ないのだが、今回の結果には正直、いまも納得がいっておりません。何度頭の中で読み返してみても納得いかーん!

 

思えばこの感じに似ていることがあったな・・いつだったか。

あ!白石一文さんが直木賞(第142回)を獲った時の感覚と似てるんだ!!

この作品の私の感想→『ほかならぬ人へ』←ひどいこと書いてるわ〜

 

佐藤正午さんの描く世界や雰囲気といい、私が全く受け入れられない感じといい、このときとすっごく似ている。

 

・・・いつまでも愚痴っていても仕方ないので、先にいくことにする。

 

 

 

「佐藤さんの作品は全般的に好意的な意見が多かった。何しろデビューが私とほとんど変わらない時期(昭和58年)で、そういう方を選考するのか、と思ったんですけどね。」

「(佐藤さんのようなベテランをそもそも賞の対象にしていいのか、という意見)はなかったです。(直木賞候補としては)やっと、初めて出てきたわけです。たとえば伊集院(静)さんなんかは、(佐藤さんは)自分よりはるかにキャリアがあるわけですから、こんなの俺が選んでいいのか、というところはあったのですが、それでもちゃんと読んで投票した。やはり三十数年のキャリアというのは大変なことで頭が下がる。よくぞここまで書き続けてこられた。それに関しては敬意を表します」

「全会一致ではありませんでしたが、他の作品に比べて圧倒的でした。三十数年間キャリアを積まれた方が初ノミネートということで、われわれもどう接していいか分からなかったけれども、読んでいるとこれは歴然とプロの文章でしたので、安心して(投票で○△×の)マルを付けた、という次第です」

 

今度からはノミネート回数に加えて、年齢とキャリアも考慮しないといけないことがわかりました!勉強になるなあ。メモメモ。←確信犯の皮肉力!!

まあ、佐藤正午さん(61)が初ノミネートって、一体直木賞は今の今まで何してたんだって感じは確かにある。

 

「だけど、何しろ文章がみずみずしさを失っていない。魅力的ないい文章なんです。文章の力は抜きんでている。それがすべてを制圧して受賞作ということになり、決選投票もありませんでした」

 

>投票は1回で木下さんに決まるような気がする。

 

決戦投票がない、ってとこだけは当たってたよ!!受賞者は違ったけど。

 

>すごくよく出来た作品、という賛辞が述べられる・・(以下略)

>「生まれ変わり」だなんて突拍子もない話なのに、

>しっくりと違和感なく読者に納得させるだけの説明力と表現力はすばらしい

 

北方のオヤジが言うような「魅力的ないい文章」かどうかはさておき、表現力と説得力については私も認めるところ。

ただ、本当に何度も言うが、好みじゃないんだよなあ。

 

「一番評価が高かったのは文章です。的確で抑制が利いている。ネガティブな意見としては、作中の『生まれ変わり』をどう捉えるかで意見が変わってくるところがある。気持ち悪い、という意見もありました。ただ、そこは佐藤正午さんですからね。少し深読みをして考えると、かなり確信的にお書きになっていて、書いていない部分も含めて確信的だろう、という感じはありましたね」

 

余白が読めない私が悪いのね。わかりました。

しかし「気持ち悪い」って意見が出たのは同意。私も気持ち悪っっっ!って思ったから。

 

>私「見方によってはすごくロマンチックな話、とも見えなくはないが、これを60超えたジジイが書いてるのかと思ったらちょっと気持ち悪い」←言い方!!

(本記事上記にて、後輩ともともとのLINEでの会話)

 

「3回生まれ変わるわけですが、それは全部一人の男に向かっているわけで。男の目から見ると、ちょっとおっかないな、気持ち悪いな、という部分はある。その気持ち悪さ、怖さが普遍性を持ち、文学性を持てば、それはそれで認めましょう、という意見が強かったです」

 

ズコーーーー!!!そっちの気持ち悪さか〜〜い。

 

ちなみにハッキリ言わせてもらうが、女の目から見ても気持ち悪いです。というか、男性こそがこういう作品を気持ち悪いと思わず、むしろ好きなんでしょ?と思ったほどなのだが。

生まれ変わりの気持ち悪さから言うと、女性受けはとても悪いと思う、この作品。特に子どもを持つ女性には。

 

>当然自分の子どもとして抱っこしていた親御さんが、

>ある時突然自分の子どもが、好きな男に会いたいから生まれ変わったと知ったら、

>なんとなく淋しい気分になるだろうな〜と。

>間違いなく自分の子どもなのに、人のもの、というか。

 

動物の本能として、子どもを育児放棄しちゃいそうです。わかんないけど。

 

結局北方のオヤジの話からは、作品の核についてはほとんど触れられなかったなあ。ものすごく気を遣った講評、といった印象。ええ、全部私の偏見ですけども〜。

 

そんなことより、私の木下殿はどこじゃ!!!!

血なまぐさい戦場で、地に倒れる兵士たちを一人一人、確認して行く私。

 

 

 

「(次点として)争ったのは宮内悠介さん(38)の『あとは野となれ大和撫子』(KADOKAWA)ですが」

 

いやいや、うそでしょ!?

 

>▽宮内悠介『あとは野となれ大和撫子』(KADOKAWA)

>が速攻で落ちると思う。

 

一番に落ちたんじゃないんかい。

 

 

「宮内さんは今回(直木賞としては)3回目の候補で、前の作品(『ヨハネスブルグの天使たち』)の方がよかったのではないか(略)」

 

>そして以前の候補作品のほうがよかった、という痛烈批判が待っているはず。

 

痛烈批判でもないが、私と同様、「前の方がよかった」という意見が出た模様。

しかしこの作品で次点で、前の方がよかったのなら、前の作品で直木賞を獲らせてあげればよかろうもん。

 

「あれはファンタジーだろう、ラノベ的である、コミック的である、という意見は出ました。」

 

>クセをなくして、読みやすく簡単にしたために、ライトノベルになってしまった。

 

私もラノベだなあ、とは感じていたし、ラノベ的というかラノベそのものであった。

 

「(ファンタジーについて)私はダメだったのですが、いいという人も何人もいて、ギリギリのところまで行きましたからね。ファンタジーだからダメ、ということではない。ファンタジーとしての完成度と、もう一つ小説としての整合性、必然性。例えば最後の歌劇についての意見が出ましたね。ただ個人的意見ですが、宮内さんは大変な力量をお持ちですから、もっと腰を据えてびしっとお書きになると、本当にいい秀作をわれわれは目にすることができるかもしれないという期待は持っております」

 

チャラチャラしてるんじゃねえ、と北方のオヤジは言っております。

というか、佐藤さんの作品も内容についてこれくらい講評してあげればいいのに・・。

オヤジが最後の歌劇について触れているが、私もあれはほんとどうかと思ったねえ。国の運命を握った歌劇がただの学芸会かい!ってさ。

 

しかし宮内さんのあの作品が次点かあ・・ほんとにあれが次点でいいのか、あれで!!宮内さんに力量があるのは認めるが、本当にあれが次点でいいのか・・。←しつこい。

「ああいう作品にも理解示せてるわたしら審査員」アピールなんじゃないの〜?

なんだか自分の読書センスがよくわかんなくなってきちゃったなあ。

みずみずしい感性とやらで読むと、あれがすばらしく読めるのだろうか?おばちゃん、センスの泉が枯れちゃったのかもしれんなあ。

 

 

しかし私の木下殿がまだ見つからぬ。死屍累々の戦場をかけずり回る私。

 

「--残る4作については

 佐藤さんが最初の投票から点数を集め、他については割とネガティブな意見が多かった。」

 

もうまとめに入っちゃってる・・・。

 

BUTTER BUTTER
 
Amazon

 

「最初に落ちたのは柚木麻子さん(35)の『BUTTER』(新潮社)でした。これは非常に社会的、実録的な小説です。ベタッとした描写がどうなのか、などの意見がありましたが、そんなみんなが意見を述べる前に選外になった、ということです。」

 

>結局、ほぼ同じタイミングで落ちてしまうのが、表紙のぬめり感が気持ち悪い、

>▽柚木麻子『BUTTER』(新潮社) 

>である。

 

今回の結果、納得がいかん、と述べたが、これについてのみ納得。

そして「ベタッとした描写」は、私に不評だった「ヌメッとした表紙」のことではないらしい。

私は、林のおばちゃん(選考委員の林真理子)が少しすったもんださせそう、と述べたが、すったもんだする前に選外になったらしい。キビスィー!

北方のオヤジ、ゆずあさが嫌いっぽい。わかるー。ベタっとしてるもんね〜。表紙も内容も。

 

 

そして・・・

ああ〜〜〜〜〜。ようやく私の木下殿に出会えました!!!!!

 

 

「木下昌輝(まさき)さん(42)の『敵の名は、宮本武蔵』(KADOKAWA)は2番目に選外になりました。」

 

私の木下殿をこんな扱いとは・・もう許さん!!!!!憤懣やるかたなし。

 

「一番大きかった意見としては、吉川英治の『宮本武蔵』を少し裏返した形で書いているのが物足りない、というものでした。(略)これは、宮本武蔵という人を扱って、吉川さんから逃れきれなかった、というのが大きな原因だろうと思います。」

 

>とてつもなく有名な宮本武蔵ではあるが、実は私、あまりこの人を知らない。

>岡山にもゆかりがある人なのに・・・すんません。

>時代小説が最近まで苦手だったため、全般誰のことも知らない・・。

>だから宮本武蔵の従来の描かれ方を全く知らないが、

>木下さんが描く宮本武蔵像は愛らしく、そして美しくしなやかで強かった。

 

あの吉川さんの宮本武蔵像を知らないから(もちろん井上雄彦のバガボンド(吉川の武蔵のマンガ版)も読んでない!キリッ!)、こんなボロボロの結果になったのであろうが、私は全く悔いてない!

木下さんの描く宮本武蔵も周りの人間も実に愛しかった、と何度も言っておきたい。

 

というか、吉川さんから逃れきれなかったのは、審査員どもよ、お前らの方なんじゃないんかーい!!

吉川さんの宮本武蔵像なんて知らない〜(鼻ホジホジ)と言ってのける私を見よ。

そして刮目せよ!私のこの誰にもとらわれない、自由さを。

ヨッ!フリーダムあもる。

 

「前回候補作の『宇喜多の捨て嫁』と比べると、濃密さが足りないんじゃないか、という部分もあった。」

 

あーほーかーーーー!!!!

これこそが、書いていない余白部分の、確信犯の確信力でしょうに!!!!

武蔵のシンプルなメンタルと武蔵の抜刀のスピード感を出すのに濃密に描いてどうするんじゃ!全てスピード重視の勝負なんだってば〜〜〜!!!マジでイライラしてきた笑

(前回候補作の『宇喜多の捨て嫁』をかろうじて褒めているところは許す。)

 

>とてつもなく有名な人を、こんなにも鮮やかに、そしてシンプルに描いていて、

>それはもう清々しさすら感じたほどである。

>以前感じていた余計な人物像の説明は一切削ぎ落としており、

>全く語らぬ代わりに、景色や所作で見事に説明がなされている。

 

ああ、私の木下殿への愛がこんなにもあふれてる。

私を審査員に参加させろーーーーー!!!!ジタバタ!!

 

 

あれ?そういや、(私の脳内で)木下殿に峰打ちされた、そっちじゃない方の佐藤殿は・・?

 

 

「佐藤巌太郎さん(55)の『会津執権の栄誉』(文芸春秋)は、文章がきちっと書けている、歴史考証もきちんとしている、ということで好意的な意見が多かったのですが、(支持の声は)それぐらいで。きっとこの人はいい作品を書くよ、という選考委員が何人もいましたから、今後に期待しましょう、となりました」

 

 

オヤジ・・・夜遅くて疲れちゃったのかな、最後はもう講評がおざなり・・・。
私、何度も言うが、歴史小説を読むのは素人なもんで、歴史考証とかあまり気にならないのだが、やっぱりそれって重要なんだろうなあ。でも小説家としては歴史考証もきちんとしている、という評価ってあまり嬉しくない気がする。
それはともかくオヤジも言っているが、本当にキッチリ文章も書けていたことは高評価である。
 
木下さんの華やかで清々しい作風に比べ、地味で泥臭く、地を這うような文体である。

>だがそれがとてもこの作品に合っており、作品と文体がガッチリ組み合わさっていた。

 

しかし「きっとこの人はいい作品を書くよ」とかナニサマやねーん。

61歳のベテランのキャリアたっぷりの佐藤正午さんには気を遣うが、55歳の新人(?)佐藤殿には上から目線。

直木賞受賞には、ノミネート回数と年齢以上にキャリアが重要、と。いやあ、勉強になりますなあ。

 

それにしても全体的に北方のオヤジが夏バテしていたのか、ピリッとしない講評でありました。好みの作品がなかったのかしら。

私が未だによさが理解できない朝井リョウの「何者」の講評のときは、こっちがひくほどキャピキャピしてたのにさ(笑)。

 →参考記事『本物の直木賞選考会(第148回)~結果・講評~

 

◇◆

 

今回は(も)いつもどおり外したわけでありますが、今回は久々珍しく全くカスリもしませんでしたな。

ブンブン丸(元ヤクルト池山)も、広島のバティスタもびっくりの大空振り。

でも、見逃し三振とか一番やっちゃいけないことはやらなかったよ!!!

 

それにしても、本物の直木賞選考委員の評価の順番が、あもる一人直木賞の順番とほぼ逆だったことには驚きを禁じ得ませんな。

いや〜ここまでくるとむしろ清々しい。

私が悪いわけじゃない、あっちが悪い、くらいに思えてくる。いや、きっとそうだ。

しかし何度今回の結果を考えてみても納得いかん。←全然清々しくない笑

 

これからもずっと本を好きでいさせてほしい。だからちゃんと選考してくれい。

そう、わ〜た〜し〜は悪くない、潔白だ〜。

 

今度は身も凍る真冬かあ。

まだ先だ、と思っているけど、あっという間に正月なんだろうな。

そしてあっという間に死ぬんだー!わ〜ん。

 

死ぬ前にすばらしい作品が私を待っていると信じて、また半年後、真冬の1月にお会いしましょう!!
さよーならー。

AD


 

あと半日後には本物の直木賞が発表されます!

数時間前に周回遅れで第157回直木賞候補作品について触れ、

あもる一人直木賞選考会スタート!という記事をアップしたかと思ったら、

もう結果発表および総括ときたもんだ。

 

今回もなんだかんだでギリギリだったねえ。

私ったら帳尻合わせの天才だわ〜。

 

はい、この言葉、前回(第156回)でも書いてますよ、と。

 

しかし前の記事でも書いているとおり、かなり早い段階で私の中で受賞作品が決まっていたもんだから、直木賞受賞作品を選ぶことはさほど苦にはならなかった。

がー!

それゆえ、後半、受賞はないであろうと思った作品を読むのが苦痛であった。

いっそ、これ以上は読まずにさっさと決めてしまいたい(迷うから笑)・・とか、

直木賞を愛し、直木賞に愛された女として、

あってはならないことを思ってみたりもした。

イェェェェェェイ!!!!!!

 

それではあもる一人直木賞選考会(第157回)の受賞作品の発表です!!!!!
けっかはっぴょーーーー!!!←ハマタ風に。

はいっっ!ドラムロール、スタ~ト!!!!


ドロドロドロドロドロ~~~~~~



ジャン!!!

 

 

木下昌輝『敵の名は、宮本武蔵』(KADOKAWA)

です!!

 

 


おめでとうございま〜〜〜〜〜〜す!!!!

 

木下さん、二度目のノミネートでの受賞、本当におめでとうございます!!

 

初ノミネートの時から、これは!!と目をかけていた作家さんの受賞だけに

私は嬉しい!!

まさかこれが、あの悪名名高い「魔のあもる推し(=ノロイ受賞)」なのか?

いやいや、この「ノロイの呪い」をはねのけての受賞となるのだ!!半日後に!

 

前の記事で述べたとおり、この作品を読み始めた瞬間から

「これが直木賞かな〜」

となんとな〜く感じていた。

そしてその評価は最後まで揺らぐことなく、いやむしろ確信に近い思いで読了した。

その後は読む作品読む作品、この木下さんの作品を超えることはなく、

最後の作品を手にすることになる。

それが昨日の夕方・・ほんとにギリギリだったのよ〜。

 

やっぱり木下さんかなあ〜と思いながら読みますれば、これが思わぬ伏兵。

こっちもええやん!

とウッキウキのワックワク、猛スピードで読んでしまった。

それがこちら・・・

 

 

私の心を揺さぶる作品が、まさかの初ノミネート作品とはね。

 

私の中で、時代小説vs時代小説の一騎打ちである。

 

やあやあ我こそは〜。

と私のお花畑の脳内で名乗りを挙げる木下殿と佐藤殿。

 

間合いを詰める二人。

そして間もなく閃光が走った。夕日が刀に反射したのだ。

ふと気づくと、侍の足元には袈裟斬りされた佐藤殿が横たわっていた・・・。

 

てな具合で、木下さんと佐藤さんの一騎打ちは、瞬時に勝負を決した。私の中で。

木下殿の作品がKADOKAWA、佐藤さんの作品が文藝春秋

というところが多少気にはなるが(直木賞主催が文藝春秋だから・・)、

それでも木下殿を私は推挙したい。

決め手は本当に申し訳ないけど、好みと回数。

何が申し訳ないって「回数」に頼っちゃった点。

これについては謝りたい。

年々保守的になっていくおばちゃんを許してちょんまげ。←昭和ギャグ。

でもでもだって〜、前回の木下さんの作品もすごくよかったんだもの。

それも合わせての受賞にしたいの!!

だって、アナタガスキダカラ〜〜。

今回木下さんが描いたスピード感あふれる世界と美しい文体が私は好きだから〜。

木下さんの描く世界がどんなに素晴らしいかを話したい〜〜〜〜!!!!!

もう、口からあふれそう。

 

岩影で二人の戦いを見守っていたあもちゃんの耳に木下殿の言葉が聞こえてきた。

 

木下「安心せい、峰打ちじゃ・・」

 

佐藤殿は死なへんで〜。

ぜひ、佐藤さんにはめげずに次回のノミネートで奮起していただきたい!

お待ちしております!

 

以上、私の脳内チャンバラに長々とおつき合い下さりありがとうございました。

 

そんなわけで保守的になりつつある私が、

わたし以上に保守的で頭カチコチの選考委員たちによる選考会の様子を

いつものように予想してみたい。

 

まず

▽宮内悠介『あとは野となれ大和撫子』(KADOKAWA)

が速攻で落ちると思う。

 

そして以前の候補作品のほうがよかった、という痛烈批判が待っているはず。

そして、宮内さん独特の個性がなくなった、とか言われちゃうに違いない。

 

その後わずかばかりの評価を得たものの、宮内さんとともに落ちてしまうのが

▽佐藤正午『月の満ち欠け』(岩波書店)

である。

早い段階で落ちはしたものの、すごくよく出来た作品、という賛辞が述べられるだけ

宮内さんよりは多少上かな、という感じ。でも同じタイミングで落ちる。

 

そして早い段階で落ちた上記2作品に比べ、少しすったもんだがあるが、

結局、ほぼ同じタイミングで落ちてしまうのが、表紙のぬめり感が気持ち悪い、

▽柚木麻子『BUTTER』(新潮社) 

である。

 

少しすったもんだ、の原因は林真理子。

林のオバハンの気まぐれで、ゆずあさを少し推してみるような発言をして、

落とすと決まりかけたその場を、一度軽くまぜっかえしそうな気がする。

でもなんだかんだで落とすの。理由はデ〜ブ〜。

 

そんなわけで、ごっそり一気に3作品が揉めることなく姿を消すと思われるのだが、

まさかこんなところでお会いするとは思わなかったよ、ゆずあさ・・。

読む前は、今度こそ獲っちゃうんじゃないの!?

と思っていたのに。

ブーブー言いながら、成長を見守っていたのに。

イモケンピで人を刺す描写だけで、あもる一人直木賞を授賞させたこともあったのに(笑)

この大失態は一体どうしたことか。

 

一気に3作品が消えたところで、いよいよ本命2作品について話し合われるのだ。

しかし話し合いは濃厚でも、投票は1回で木下さんに決まるような気がする。

結局決め手はノミネート回数になると思う。

く〜、頭カチコチジジババと同じ発想ってところが気に食わない!!!

でも前回の作品が秀作だっただけに、木下さんが有利であることは間違いないのだ。

次回も見てみたい、とは言わせないだけの説得力がそこにはある。

 

どれを読んでもおもしろい、っていうのは、言うほど易しいことではない。

それを木下さんはやすやすとやってのけたのだ。

次はどんな世界を見せてくれるのか。

私はすごく楽しみにしている。

 

そんなわけで今回はあまり揉めることもなく、

シンプルにあっさりさっくり勝負が決まるものと思われる。

まるで近い未来の選考会の様子を見てきたかのように言っているが、

ええ、ええ、視力2.0の私にはまるっとお見通しなのです。

 ←毎度毎度おなじみの台詞。そして外すまでが形式美。

 

 

以下、私の順位の発表と各作品の簡単な総評を行っていく。

 

1位 木下昌輝『敵の名は、宮本武蔵』(KADOKAWA)

剣聖宮本武蔵の姿を、七人の敗者たちから描いたオムニバス小説である。

とてつもなく有名な人を、こんなにも鮮やかに、そしてシンプルに描いていて、

それはもう清々しさすら感じたほどである。

以前感じていた余計な人物像の説明は一切削ぎ落としており、

全く語らぬ代わりに、景色や所作で見事に説明がなされている。

何も説明されていないのに、人物像や声までもが私の脳裏に浮かぶのである。

その見事な描写力は、剣豪たちの太刀筋までもが見えるようであった。

7人の敗者から描いた作品であるので、すなわち7つの短編なのだが、

いずれもすばらしいできばえで、本当に甲乙つけがたい。

あえていうなら「皆伝の太刀」の幸坂の突然の豹変ぶりに多少驚いたが、

だからといって、マイナス評価にはならない程度。

 

とてつもなく有名な宮本武蔵ではあるが、実は私、あまりこの人を知らない。

岡山にもゆかりがある人なのに・・・すんません。

時代小説が最近まで苦手だったため、全般誰のことも知らない・・。

だから宮本武蔵の従来の描かれ方を全く知らないが、

木下さんが描く宮本武蔵像は愛らしく、そして美しくしなやかで強かった。

作品を読みながら、井上雄彦の描く宮本武蔵の絵を思いだしちゃうかな?と思ったが

全くチラとも思い浮かびもしなかった。(『バガボンド』)

それほどまでに木下さんの描く宮本武蔵は個性的で、愛らしかったのだ。

 

ところで『共感性羞恥』という言葉をご存知だろうか。

簡単に言うと、

ドラマの恥ずかしいシーンや他人のミスを見たときに

自分が恥ずかしい思いをしたと脳が働いて、自分が失敗したかのように感じる、

感情のことである

私は共感性羞恥はないのだが、それと似たような感覚で、

ドラマや小説で「主人公(の行動)が誤解され窮地に追いやられる」という物語が

ものすご〜〜〜〜〜〜〜く苦手なのである。

 

ドラマや小説ではいわゆる「王道」としてよく使われるが、これが本当に苦手。

昔で言うと『水戸黄門』で年に1〜2度必ず出てくるパターンで

「ニセ水戸黄門ご一行が水戸黄門を名乗って好き勝手やって大迷惑」

というストーリー。

これが悲鳴を挙げたくなるほどイヤであった。そして今もイヤ。

なんでかわからないが、本当にダメなのである。

そんな話が、この作品にも出てくる。それも何度も・・。

 

最初は2番目の作品『クサリ鎌のシシド』である。

無知ゆえに誤解をされていて、それを知ることもなく、それが致命傷となるのだが、

ここに至るまでの物語がそれはそれは辛かった。

もうやめて〜と悲鳴を上げながら、そして苦痛に顔を歪めながら読んだ。

でも、である。

この辛かった作品がすごく私の心を揺さぶったのである。

辛いと同時にとても幸せだった。

シシドの誤解は最後まで解けることはなかったが、

なんというか私みたいな人間(悲鳴をあげながら読む人間笑)を

放置しない終わり方だったのである。

読者の皆を救済してくれるような、そんなまとめ方をしてくれた。

悲鳴をあげて読んだ部分をもう一度ちゃんと丁寧に読もう、と思うことができた。

 

そして最後の最後、誤解を受け続けてきた人間が登場する。

それは宮本武蔵の父、無二であった。

最後まで彼を「大悪党」という認識で読み進めていたのだが、

それが誤解(というか理由があって)と知った時、思わずあっと言ってしまった。

木下さん、どうしてもまとめないと気が済まないタチらしい。

どうしても読者を含め、作品の登場人物全員までも救済しないと許せなかったか。

そのおかげで私は救われた気がした。

そのままラストへ突入。

その終わり方もとてもよかった。

宮本武蔵はいるのに、そこにはいない、そういう終わり方。

別れた後、部屋に匂いや床の温かさが残っている、そんな切なさ。

ラストをどう締めるか、色々なストーリーは考えることができそうだが、

一番いい形で終わったのではないかと思う。

そしてこれは実に直木賞を獲るにふさわしい作品であると思う。

本当におめでとうございます!

 

 

2位 佐藤巖太郎『会津執権の栄誉』(文藝春秋)

初めての直木賞ノミネート作品とは思えないほど、すんばらしいできばえであった。

普通、新人さんだったりすると(佐藤さんは新人と言えるかどうかは難しいが)

設定が雑だったり、要らんこと書いたりするものだが、

緻密な設定で土台を作り、その上に思う存分創作部分の筆を走らせている、

そんな印象を受けた。

木下さんの華やかで清々しい作風に比べ、地味で泥臭く、地を這うような文体である。

だがそれがとてもこの作品に合っており、作品と文体がガッチリ組み合わさっていた。

序盤は状況や人物関係の説明も兼ねるため、

人物がぐじゃぐじゃと入り乱れ、それゆえ物語の停滞感が否めなかったのだが、

中盤から勢いが出てきて、本当におもしろかった。

しかし残念なことが1つ。

帯に

「東北の名家、芦名氏の滅亡までを熱く、克明に描き切る」

とあった。

帯に結末をハッキリ書くのはやめてほしい。

私は無知なので、芦名氏とやらの未来を知らなかったのにぃぃぃぃ。

そのおかげで、楽しみの半分を奪われてしまった。

恨みます、文言春秋。

 

 

10mほど離れて〜


3位 柚木麻子『BUTTER』(新潮社) 

BUTTER BUTTER
 
Amazon

過去最高によく書けているとは思うが、はっきり言って、全く面白くなかった。

(表紙がぬめっていたからではない笑)

主人公である、週刊誌で働く30代の女性記者・里佳が本当に魅力的じゃない。

新潮社と思われる出版社で勤務するからには、頭のよかろう人であるはずなのに

お前はバカなのか?ってほど、グダグダしている。

こんなに複雑にモノを考える人間っているんだろうか?とおどろき、そして呆れた。

300頁くらい費やして、恋人のことを自分は本当は愛してない、と気づくのだが、

(物語のメインは恋愛ではないので、実質300頁みっちりは費やしてないが)

私は10頁目くらいですでにわかってましたけど!!!!

そしてことあるごとに、女が〜男が〜女は大変〜男はわかっていない〜でも女も本当はわかっていない〜でも男が〜それでも女が〜・・・延々続く。

人をイラつかせることについては、ゆずあさの右に出るものはいないと思う。

しかしイライラさせるのはまだいい。

この作品のメインは、木嶋佳苗をモデルとした梶井真奈子という、

殺人容疑がかけられた美しいとは言えないデブの女性を口説き落とし、

主人公の里佳が拘置所でインタビューをしていくが、それが徐々に里佳を蝕んで行く

というものであるが、この梶井真奈子との関わり方もイマイチピンとこないし、

あっちふらふらこっちふらふら、言動がふらつくわ、

突然梶井との関わりがめんどくさくなって、拘置所に行かなかったりするわ、

(仕事人間としてそれはどうなんだ!)

親友の怜子は突拍子もない行動を起こすわ、突然ラストに七面鳥を焼くわ、で

お前は頭(もしくは心)がおかしいんじゃないかってくらいおかしくて、

最後まで共感するところが全くなかった・・。

料理やご飯の描写が多くて、夜中に読んだらお腹空いちゃうかも〜と思ったが

描写も大しておいしそうでもなかったので、余計なものは食べずに済んだ。

ただ、店名は伏せられていたが、バターの店で丸の内、と言ったらエシレ。

エシレバターがどんなにうまいか、が書かれていて、

エシレバターを今度買いたいとは思いましたな。

しかしゆずあさは『伊藤くんAtoZ』で、

手みやげを選ばせたらピカイチの女性が「彩果の宝石」を選んでたからなあ。

私とはあまり好みが合わないようなので、バターもそんなに期待はすまい。

 

しかしまあ、この作品のほとんどを占めていたのが、男が〜女が〜ということ。

どうしてそう極端なのだろう・・・。

と不思議に思っていたのだが、

最後の最後、「参考文献」を読んでなんとなく合点がいった。

北原みのりや上野千鶴子、信田さよ子が書いた「毒婦:木嶋佳苗」が

参考文献として挙げられていた。

彼女らは極端なフェミニストとして私の中では記憶されている。

そんなもん読むから、男が女が、ばっかりわめくような作品になったんだわ〜。

しかし木嶋佳苗って人はなぜフェミニストの女性を魅了するのかねえ。

参考文献を読む限り、フェミニストばっかりこの人のことを取材してる印象。

 

 

10cmほど離れて〜

 

4位 佐藤正午『月の満ち欠け』(岩波書店)

月の満ち欠け 月の満ち欠け
 
Amazon

リアルファンタジー小説、と言っていいのだろうか。

子どもが高熱を出した日から、何か変わってしまった。

というところから始まる不思議な話ではあるが、だからといって、

突然魔女が出てきたり、そもそもよくわからない、というような話ではない。

単純に説明すると、生まれ変わり、なのである。

木下さんの作品が、前々前世〜♪の「君の名は。」に似てる(だけな)のに、

前世の話が出てくるのは、こちらの作品であった。

「生まれ変わり」だなんて突拍子もない話なのに、

しっくりと違和感なく読者に納得させるだけの説明力と表現力はすばらしい。

だけど好みかどうかと言われると、ん〜あまり好きじゃない。

というか、そんなに生まれ変わったら大変やろ!!!!と思わずツッコミ。

好きな男の人に会いたい、ただその一心で生まれ変わりまくるの。

(生まれ変わっても、都合よくすぐ死ぬから笑)

しかも生まれ変わるのはこの「瑠璃」だけじゃないってんだから、おそろしい。

この作品を読んで思ったのは、

当然自分の子どもとして抱っこしていた親御さんが、

ある時突然自分の子どもが、好きな男に会いたいから生まれ変わったと知ったら、

なんとなく淋しい気分になるだろうな〜と。

間違いなく自分の子どもなのに、人のもの、というか。

あとは初代「瑠璃」さんが、これまたあまりにバカすぎた・・。

日本の女性は自分のことも自分で決められないアホばっかなんだろうか。

ただ笑ったシーンもある。

初代瑠璃と旦那の夫婦の営みを「もはやレスリング」と表したこと。

ライオンのユニフォームを着た吉田沙保里を思いだして、笑ってしまった。

 

 

20cmほど離れて〜

 

5位 宮内悠介『あとは野となれ大和撫子』(KADOKAWA)

うーん、この作品が今回のあもる一人直木賞の足をひっぱった張本人である。

(とヒトのせいにする。)

序盤がとにかく退屈。読みやすいはずなのに、全く前に進まなかったのだ。

今回は今までの「強烈な個性」という名のすごいクセをマイルドにして、

ものすご〜く読みやすいものに仕上げてきたのだが、それが正直裏目に出たと思う。

クセをなくして、読みやすく簡単にしたために、ライトノベルになってしまった。

宮内さんを支えていたのが「強烈なクセ」であることが今回でわかってしまった。

私、「強烈なクセ」に騙されていたのかもしれん・・・。

作品については特に言いたいことはないのだが、

主人公に近しい人物が死んだと思わせて実は生きてた、ってパターンが多すぎ。

あっと驚かせたいのはわかるが、やりすぎると、お前もか〜い!ってツッコまれる。

というか、ツッコみました、わたくし。

 

 

以上、駆け足で総括を行った。

木下さんに思わぬ時間を割いてしまったため(熱い想いがあふれ出た笑)、

2位以下の作品の選評はとりあえず簡易なものにした。

時間がないもんですけえ。

明日休んで書きたいくらいだが、仕事が立て込んでるんじゃ〜。

(早くやらないからこんなことに・・・一夜漬けの女王健在!)

発表までに時間があれば、追記していきたい。でも多分ムリ。


さあさ、お立ち会い!
本日の夜、木下さんが憲法黒の着物で登場いたします!!!

AD

ゴホゴホ・・・

病み上がりのベッドから失礼いたします・・(嘘)

 

第157回「芥川賞・直木賞」候補作決まる 柚木麻子氏・宮内悠介氏ら直木賞ノミネート』(オリコン)

 

呼ばれてないけど、じゃじゃじゃじゃーん!!

あもるの、あもるによる、あもるのための、一人直木賞選考会の季節がやってきた!

 

気づいてみればもう明日は発表の日。

一体今の今まで私が何をしていたかと申しますと〜・・・

 

前半は確かに体調不良で絶不調であった。→参考記事『復活宣言。

正直本を読む余裕すらなかった。

そして後半。

最初に読み始めた本が足をひっぱり、私あもる、またの名を一夜漬け女王。

その名に相応しく直前までなんもしなかったんで〜す(テヘヘ)。

どうせ1週間もあれば読めるし〜。

今までだってなんとかなってきたし〜。

つーか、三連休もあるし〜。余裕余裕。

と、本を枕に爆睡する日々が続いた。

 

しかし予定は未定。

突然その三連休でジジババ(両親)と湯治に出かけることになったのだ。

 

これはまずいかもしれん。

急に焦る私。

旅行先に持って行けばいいじゃん、とお思いのそこのあなた!

うちの西日本最強母をあなどることなかれ。

得意技の「全方位愚痴」をひっさげてやってくるババが、

聞き役の私に読書するヒマを与えるわけあるまい。

 

案の定、ずーっと愚痴を聞かされておりましたとさ。

 

バナナワニ園にも行きました〜。

愚痴の合間に、父とレッサーパンダの顔ハメパネルで記念撮影。

70代のジジイと40代のババアのレッサーパンダ。

ザ・シュール!

 

そんなわけで気づけば(だいぶ前から気づいていたが)発表前日。

先ほどなんとか読み終えました〜。

今回はほんと間に合わないかと思いましたな。

(毎度毎度なんとか間に合うから、毎度毎度ギリギリまで何もしないという悪循環。)

 

次回記事ですぐにあもる一人直木賞作品を発表させていただきたいと思います。

始まったと思ったらすぐ結論。

まるで

「ダッコマン、幼稚園に行ったと思ったらすぐ帰ってくるんじゃ〜」

という送迎役の母の愚痴を再生しているよう。

 

実は前半の段階で「うん、これが直木賞!」という作品を読んでしまっていて、

後半は正直苦痛でありました。

が、最後に読んだ作品で

「ムムム!ライバル現わる!!!」

といささかの迷いが生じております。

 

 

第157回直木賞候補作は以下のとおり(敬称略)。


▽木下昌輝『敵の名は、宮本武蔵』(KADOKAWA)
▽佐藤巖太郎『会津執権の栄誉』(文藝春秋)
▽佐藤正午『月の満ち欠け』(岩波書店)
▽宮内悠介『あとは野となれ大和撫子』(KADOKAWA)
▽柚木麻子『BUTTER』(新潮社) 

 

 

 

月の満ち欠け 月の満ち欠け
 
Amazon

 

 

BUTTER BUTTER
 
Amazon

 

 

簡単に作家および作品についての感想とか思いの丈を述べておきたい。

 

候補作は5作品。

だいたい5〜6作品であることから見れば、標準の作品数である。

しかし今回はノミネート経験者がわりと多め。

そして表紙やタイトル、帯から察するに、時代劇と現代小説?のみのようで、

SFや推理小説、ハードボイルド系はなさそうである。

苦手としていた時代小説も慣れてきたし、これはとても楽しめそうな予感!

 

まずはノミネート経験のある作家さんについて。

 

▽木下昌輝さんは今回で2度目のノミネート。

タイトルが前々前世〜♪でおなじみの『君の名は』に若干被る気もしないでもない、

今回の作品。

前回(第152回)のノミネート作品『宇喜多の捨て嫁』で

初めて出会った作家さんだったのだが、

大いに私を楽しませてくれた期待の作家さんである。

今回も私をワクワクさせてくれるだろうか!?

(今、文藝春秋のHPを見て驚いたのだが、私と同い年らしい。シンジラ〜レナ〜イ)

 

 

 

▽宮内悠介さんは三度目のノミネート。

文章も作風もちょっと変わっていて、芥川賞でもノミネート経験ありの異色の作家。

『盤上の夜』(第147回)『ヨハネスブルグの天使たち』(第149回)と

立て続けにノミネートされてからの、久々の第157回でのノミネート。

ジジイどもには理解しづらい異界の作風で三度目の正直なるか!?

 

 

 

 

▽そして私の中で毎度毎度問題を起こす、

問題児「ゆずあさ」こと柚木麻子さんは4度目のノミネート。

思い起こせば初めてのノミネート作品『伊藤くんAtoZ』では、

私が想像妊娠ならぬ想像失神するほどおもしろくなくて、罵詈雑言の嵐であった。

ひたすら口汚く罵ったことが今、鮮やかに甦る。

あれから4年ほど経過。

ノミネートされごとに上手くなっており、人って努力すれば成長するんだなあ、と

感心しきりのあもちゃんであった。

今回もイモケンピで人を刺す場面は出てくるのであろうか!?(※)

 

作品とは関係ないのでどうでもいいのだが、この『BUTTER』。

表紙がぬめっとしているのです。

「ぎょぎょー!キッタネー!手垢がベッタリついてる!買ったばっかりなのに!」

と泣きそうな想いでウェットティッシュで表紙を必死にこすれども、

全く手垢が落ちず、そこで気づいた。

「・・タイトルのBUTTERに合わせて、ぬめり素材の紙なのね・・・」

新潮社が無駄に金かけてる!

つーか、チョー紛らわしい!

か〜な〜り不快感のある表紙の手触り。一度本屋で触ってみてくだされ。

ほんとにベタベタなの・・・。

 

 ※こちらの作品、イモケンピで人を刺すシーンがやたらと印象的(笑)

 

 

▽W佐藤(佐藤巖太郎さん、佐藤正午)は初めましての作家さんである。

毎回初めての作家さんの作品を読むのは、本当に楽しみ。

魔のあもる推し(私のひいきすると受賞がノロイという呪い)を受ける、

栄誉ある作家さんが今回は現れるのか!!

 

受賞作を決める選考会は平成29年7月19日、東京・築地の「新喜楽」で行われる。 

直感勝負のあもるの魔球にキリキリ舞いすればいい!!

 

 

というわけで、次の記事で結論総括を行います〜。

まだなんも書いてないんや(しかもまだ決めかねてるんや)。

急げや、急げ。

 

AD

とある日、ダッコマン(甥っ子)から電話がかかってきた。

 

私「もしもし?ダッコマン、こんばんは♪」

甥「あもおばちゃん?こんばんは。この服小さくなってきたから

  あもおばちゃんに買ってもらわないといけないの。」

 

ダッコマンや・・誰の差し金でそんなことを言っているんだい?・・と思いつつも

 

私「なんでも買ってあげるよ〜」←ダメ伯母。

 

ダッコマンの言葉を聞いて、電話の後ろで大爆笑の母。

 

母「あんたごめんよ〜。昼間にダッコマンに服を着替えさせたんじゃけどな。

  ほら、あんたがくれたはらぺこあおむしのやつ。

  あれがだいぶ小さくなってきてて、

  『あもおばちゃんにまた買ってもらわないとね〜』

  と意味もなく言ったんじゃけど、私、忘れとったわ。

  ダッコマンが急に、あもおばちゃんに電話する、っていったのは

  そういうことじゃったんじゃなあ笑」

 

・・・ほんとに・・・(;¬_¬)ジロリ)?

 

 

そんなわけで、かわいいダッコマンの頼みとあらば買って行きましょう。

というわけで、6月のとある日、父母&甥姪に会いに妹の家を訪問した。

(妹はいつものとおり仕事のため不在〜。ダッコマンは幼稚園休み。)

 

1年前の写真。

これが小さくなったそうな。

りんごから出てくるはらぺこあおむしが、チョーかわいい!

 

私「はい、ダッコマン、プレゼントだよ」

甥「☆」←顔がキラキラ〜。


 

私「ダッコマンが言ってた、はらぺこあおむしの服だよ〜」

甥「・・・・ん。」

 

ウルトラマンには興味津々だったが、はらぺこあおむしには特に興味ナッシング。

にわかに、再び、あの電話は母に言わされてたんじゃないか疑惑浮上。

 

母「はらぺこあおむしだって〜。よかったね〜〜!!!!!」←!の数が!

 

同じのがなかったので、こちらにした。

上記より普通の図柄でちょっと残念なのだが、一応はらぺこあおむしだし。

 

ちなみにこの日ダッコマンが着ている「しろくまちゃんのほっとけーき」の服も、

私がプレゼントした服である。

(トーマスの服を買おうとした際、元同僚Kに

 『下が女の子だったら、お下がりで着られる方がありがたいよ』

 というナイスアドバイスをもらって買ったもの。こっちにしてよかった♡)

 

 

私「あ、そうそう。こないだモチコには誕生日プレゼントあげたけど

  それとは別にモチコにもお洋服のプレゼントだよ〜。」

 

私「おさるのジョージなんだよ〜。今日の服と若干カブるけど笑」

父「モチコ〜、こりゃいいね〜かわいいね〜」←メロメロか笑!!

 

姪「じーーーー・・・」

私「一体いつになったらお前さんは警戒心を解いてくれるんだい?」

 

姪(これ以上近づくんじゃないでちゅよ)

 

じぃじの膝上で女王君臨の図。

 

女王の下で掃除するダッコマン。

 

甥「ゴロゴロ〜。石炭(ただのゴミ)を集めるの〜♪」

 

・・・お前はいつも朗らかで、いつもいつもかわいいな笑

 

母「ご飯できたよー」

 

最近、食欲にムラがあるというダッコマン。

しかし今日は、あもおばちゃんがいつもより豪華なオヤツを持ってきていて、

それを食べるためには、ご飯をちゃんと食べないといけないことを知っている。

 

甥「ダッコマン、ちゃんと食べてるよ!!!」

私「えらい!えらいぞ!!!全部食べたらおやつも食べられるからね!」

甥「全部食べるよ!!!」

私「頑張れ頑張れ、ダッコマン!!」

 

姪(うるさいおばちゃんでちゅね・・。)

 

そんな兄の下でクールに黙々と食べる姪っ子。

 

父「はい、モっちゃん〜歯磨きですよ〜」

姪(あーん)

 

おとなしく歯を磨かれる姪っ子。

 

私「モチコは大人だなあ笑」

 

◇◆

 

甥「あもおばちゃん、おやつ食べる?」

私「おやつの前に公園に遊びに行こうよ。」

甥「うん!公園行く!!!!」

 

甥「ばびゅーん!!!!!」

私「よく車見てーーーー!!!!!!」

 

そして公園に到着。

アリをひたすら観察するアリ博士。

 

甥「ありさんがおうちに帰っちゃってしまっているよ。」

甥「寝なくてはいけないって言ってしまっているよ。」

 

ダッコマンに「〜してしまってる」ブーム到来。

 

砂場で無心に遊ぶダッコマン。

 

私「は〜やれやれ。私はベンチでひとやすみ、と。」←まだ何もしてないが。

 

ピロピロリン♪←LINE

 

甥「電話だ。」

私「ママが、ダッコマンはイイコで遊んでいるかな?って聞いてるよ。」

甥「イイコで遊んでるってママに電話する。」

私「今、ママはお仕事中だから電話はムリだと思うよ〜。」

 

と言った途端、妹から

 

「今、昼休憩だから電話できるよ〜」

 

と以心伝心のようなメールが来た!こわいんですけど!!!

 

私「ダッコマン、ママから電話だよ〜。・・はい。」

甥「ママ、あのね、砂場遊び楽しいよ。うん、うん・・・」

 

電話後半、段々飽きてきたダッコマン笑

電話を変わる私。

 

妹「ダッコマン、ちゃんとあもおばちゃんの言うことを・・」

私「あ、私です。」

妹「ちょっと!!!!」

私「じゃ、引き続き楽しい砂場遊びをするんで。バイバ〜イ。」

 

◇◆

 

引き続き砂場で遊んでいると、

小さな女の子と男の子を連れたおばあちゃんがやってきた。

 

甥「おはようございます。」←幼稚園で言わされるらしい。

 

すごい挨拶っぷりにどこのおぼっちゃまか、と笑いそうになる。

 

おばあちゃん「おはようございます。えらいわねえ。」

←もう「こんにちは」なのだが、甥っ子に合わせてくれるおばあちゃん。

 

すると女の子が

「お水汲みに行きたい」

というと、おばあちゃんが水場を見る。

そこには小学生の女子たちが集まっていた。

 

おばあちゃんは

「今はおねえちゃんたちが遊んでるから後にしようか」

と言うと、渋々女の子はつまらなさそうに砂場で遊び始めた。

 

するとダッコマン、

「お水、汲みに行かなきゃ」

とバケツを持って立ち上がって、水場に歩き始めた。←マイペース王子笑

 

私「ダッコマン、お姉ちゃんたちがお水使ってるから、

  ちょっと貸してくださいって言って、貸してもらうのよ。」

 

と言いながらも、ちょっと心配なので後ろからついていくことに。

そこで、おばあちゃんたちを振り返って、

 

私「おねえちゃんも一緒に水場に行こうか?」

女の子「うん!」

 

というわけで、マイペースで歩き続けるダッコマンの後ろを、

見知らぬ女子とついていく、という謎の構図。

 

甥「お水、貸してください〜」

 

お前はほんと外面いいな笑

おとなしいくせに、度胸だけは座ってるというか。

 

小学生女子1「いいよ〜。汲んだげようか?」

女子2「私もやってあげる〜。」

女子3「こっちにも入れてあげようか?」

女子4「砂場まで運んであげるよ!」

 

君たちは天使たちか!

(一緒に連れてきた女の子の分まで世話を焼いてくれる天使たち・・・)

 

そんな中、ダッコマンはお姉ちゃんたちにバケツを持たせマイペースで歩く。

皆を引き連れての大行列。ちょっとしたお殿様。

 

そして砂場に到着。

 

私「みんな、ありがとね〜。」

甥「ありがとー(棒)」

 

女子全員「私はね〜小学3年なの!でね!こっちが妹で〜あっちは友達で〜」

 

と皆が口々に謎の自己紹介をして去って行った笑

 

 

砂場でしばらく遊んだあとは、ひたすら公園を走り回っていたダッコマン。

 

私「元気だなあ・・・」

 

ベンチに座って太陽光の下で走り回る甥っ子を眺めるあもるおばさん。

 

甥「あもおばちゃん、かくれんぼする?」

私「いいよー。じゃあダッコマンをおばちゃんが探そうかな。」

甥「あもおばちゃんが隠れて。」

 

あ、そうなの?

じゃあ・・・

とダッコマンが見ていないスキに茂みに隠れましたらば、

私があまり上手に隠れすぎたのか、真剣に焦り顔で探し出した笑

 

仕方ないなあ・・と少しだけ見えるよう茂みから頭を出してみたところ

 

甥「あっっっっっ!あもおばちゃん!!!!!!」

 

と抱きついてきた。

 

甥「あもおばちゃん、ここに隠れて。」

 

まさかの隠れ場所の指定(笑)

姿が見えないほどうまく隠れるおばちゃんに不信感を抱いたか・・?

(妹の話によると、まだかくれんぼのルールがちゃんとわかってないらしい。)

 

甥「あもおばちゃん、いた〜!!」

 

そらそうでしょうよ。

おまえさんがそこにいろって言ったんだから。

何が楽しいのかわからないまま、ダッコマンの指定した場所に隠れ続ける私。

ザ・シュール。

 

甥「クリスマスツリー!」

 

たしかに笑

 

ひたすら休む間もなく遊び続けたダッコマン、

「おやつ食べる?」

と言い出した。

 

1時間以上走りまくれば、そりゃ疲れもする。

(私は指定場所に隠れ続けるだけだったのでそれほどでも。)

 

私「じゃ、帰っておやつ食べようか。」

甥「うん。」

私「砂場道具をお水で洗って帰ろうね。」

 

と二人で水場に行って道具を洗っていると、

さきほどの小学生女子たちがやってきて、またもや手伝ってくれるではないか。

君たちはやっぱり天使か!!!!

 

私「みんな、ほんとありがとねー。おばちゃん、助かったわ〜」

女子「ううん〜じゃあさようなら〜」

私「さよなら〜」

甥「さよなら〜」

 

自宅に到着すると、母が

「セブンイレブンでアイスコーヒー買ってこようと思うんじゃけど。」

というので

「近いの?それなら私も行くわ。」

と着いて行くことに。

 

甥「おやつは?」

私&母「セブンイレブンに行くから、帰ってきてからね。」

甥「うん。」

私「ダッコマンも一緒に行く?」

甥「行かない。」←女の買い物にはついて行きたくない男の心理。

私「じゃあ、あもおばちゃん、すぐ帰ってくるからちょっと待っててね。」

甥「うん。」

 

◇◆

 

私&母「ただいま〜」

 

二人ご機嫌でセブンイレブンでアイスコーヒーを買って帰ってきますれば、

扉の向こうからダッコマンがのぞいていることに気づいた。

 

甥「・・あもおばちゃん・・|ω・`)グスッグスッ」

 

なにアレ笑

 

母「あら、ダッコマン、泣いてたの?」

甥「ん・・・」

私「なんで泣いてたの笑」

 

父「ダッコマンが「あもおばちゃんは?あもおばちゃんは?」って聞いてきて

  すぐ帰ってくる、って言ってるのに、何度も聞いてきてなあ。

  あまりにしつこいから、「帰ったのかも〜」って言ったら泣いた笑」

 

ひでえ。

 

よくよく考えたら、「すぐ帰る」の「すぐ」がいつなのかわからない甥っ子。

大人の「すぐ」と子どもの「すぐ」は時間の速度が違うんだな、と気が付き、

申し訳ない気持ちになった。

ごめんよ、ダッコマン。

 

さっきまで泣いてたことも忘れ、チョコを貪り食うダッコマン・・

 

私「大人はモロゾフのプリンだよ〜」

甥「プリン!!!!」

私「ダッコマンもプリン食べたいの?」

甥「プリンも食べる!」

私「そう言うと思って、ダッコマンにはミニプリンを買ってきたんだ〜。

  じゃあ、そのチョコはそれでおしまいにして・・」

 

と取り上げましたらば、もう空っぽであった・・・

 

私「はやっっっっっっっ!!!!!」

母「もう食べたんかな!」

 

その後の小さなプリンもペロリと完食であった・・・

ちょっと食べ過ぎなんじゃ・・と思ったが、

昼にあれだけ走り回ってたんだから、そりゃおやつも食べたいわな、と納得。

 

◇◆

 

おやつを食べた後、ギャースカ遊んでいると、

モチコを連れた父が2階から降りてきた。

 

父「下に降りる降りるって言ってきかんのんじゃ〜。

  あもさんがいるから泣くか、警戒するくせに・・」

母「一緒に遊びたいんじゃねえん?」

父「そうかなあ・・」

 

私とダッコマンが遊んでいるところに、モチコが放たれた!

モチコ、私にテクテク近づいてくる。

そして・・・

 

両手を私に伸ばすではないか!!!!!

 

私「ななななななんと!!!!」

 

モチコからダッコを要求してくるとは奇跡の瞬間!!

 

私「ちょっと誰か〜!この奇跡の瞬間を撮って〜・・って誰もいない!!」

甥「・・・」

私「お前しかおらんのか!!・・うーん、仕方ねえだ。

  とりあえずダッコマン、撮ってくれる?」

甥「うん。」

 

私「はい、チーズ。」

甥「カシャッッ!」

 

うぉーい!モチコがうつってねええ!!!

 

 

甥「爆発するよ!!ババーン!!」

私「やられた〜〜〜〜〜」

 

その様子を見ていたモチコも参加したくなったらしく、

ダッコマンから銃を取り上げた。

・・気の強い妹だ・・・笑

 

姪(カ・イ・カ・ン・・)

 

 

 

ひたすらダッコを求めてくるモチコ。

うーむ、明日は大嵐かもしれん・・。

 

両手をあげてダッコを求めるモチコを抱っこし、

「ぶ〜らぶ〜ら」

と体を揺らして降ろす。

すると、ダッコマンが私の足元でキラキラした目で待っているではないか。

まさかの・・

甥「だっこして。」

やっぱり!

クッソ重いダッコマンをぐぐぐと持ち上げ、

「ぶ〜らぶ〜ら」

と揺らして降ろす。

するとモチコがすでに私の足元に並んでいるではないか。

 

私は遊具かなにかですかな?

 

巨体2体を交互にブラブラし続け、翌日腕が死んだ・・・。

 

両親「あんた、二人を相手に遊んでたら体力がもたんで。」

 

と言っていたが、ほんとそのとおりでありました・・。

私は1日だけだからなんとかなったが、さすがに毎日はムリ。

 

甥「あもおばちゃん、カシャッ」

私「ダッコマン、カシャッ」

 

お互いを撮りあう。

 

甥「ばぁば、チーズ☆」

母「チーズ☆」

 

洗濯物を取り込みながらも、孫に合わせる余裕。

母よ、えらいぞ。

 

甥「耳の検査をしま〜す」

 

聴診器は耳を検査するものだと思っているダッコマン。

 

甥「モッチャン、耳の検査をします。」

 

これぞ正しいお医者さんごっこ(笑)

耳の検査、とか言ってるくせに、心音を聴く動作は正しい。

病院でやっていることを真似してるのね。

 

トーマスの心音を聴く、ヤブ医者ダッコマン。

その様子を眺めるモチコ婦長。

 

私の膝の上に乗ってきたモチコ、

私が持参したトーマスの絵本を読んでくれ、というので、

読んであげた奇跡の瞬間を母が撮ってくれた。

 

明日はマジで大嵐かもしれん・・

 

私「ん?モチコ、はなくちょがヒラヒラしてる・・」

私「・・うーん、とれないなああ。もうちょっとなんだけど。」

私「モチコ、フン!ってしてごらん!フン!フン!って!!」

 

私が鼻をフン!!!!と鳴らして鼻息を出してみせると

それを見たモチコ、

 

姪「フンッッッッ!!!!!!!」

 

見事な鼻息を出してくれた。

と同時に、ヒラ〜ンと目的物が飛んで行くのが見えた。

 

私「あ!はなくちょが出た笑!」

 

のんびりダッコマンに比べ、モチコはなかなか勘がよろしいようで。

さすが女の子って感じである。

 

私「そろそろ帰るわ〜。」

母「あ、そう?ダッコマン、あもおばちゃん帰るって。」

甥「あもおばちゃん、帰らない!!!!帰らないよ!!!!」

 

ひたすら帰らない!!と言い続けるダッコマン。

 

私「きゅ〜ん。あ!じゃあダッコマン、あもおばちゃんの子どもになる?」

甥「・・・・」

 

あ、それはお断りですか笑?

きびすぃ〜。

 

その後、どう頑張ってもあもおばちゃんは帰るらしい、

ということを理解したダッコマン、突然

 

「あもおばちゃん、バイバイ!」

 

と笑顔で私を突き放すではないか。

 

私「・・ええーーーそんなこと言わないで〜〜〜〜〜〜〜ぇぇ」←ダメんず。

 

将来、ダッコマンは女性(主に私)の心をもてあそぶ男になる予感・・・。

 

じじ&甥&姪「ばいば〜い」←母は私を車で駅まで送ってくれるので私の隣。

 

汗おじさんしかいない、しょぼくれた家に帰りたくない・・笑

 

夕日に照らされた3人の姿が妙に切なく感じたのでありました。

 

騒ぎまくって体調(というより喉の調子)がイマイチの中、

 →参考記事『復活宣言。

ブログ友の風香さんが

気の効かない旦那がムカつく〜〜〜〜!(←え?そこまでは言ってない笑?)

とストレスを溜めに溜めていると聞きつけ、

金も貯まらないのにストレスだけ溜めてる場合か!と

早速ストレス発散会を催すことになった。

 

肝心のストレス発散会の場所だが、

何度も店の前は通るものの一度も入ったことのなかったお店を候補に挙げましたらば

風香さんも同じく、店の前は通るけど入ったことない、というのでそこに決定。

 

仕事もさっさと切り上げ、少し早めに渋谷に着いたので

東急に入ってフロアガイドをなんとなく見てみると、見覚えある喫茶店が!

 

丸福珈琲店〜。

 

直木賞候補作品をようやく買いそろえて最初の1冊目〜。

だが、読んだのはまだ数頁。

そして今(7/2)に至る。

 

この体調不良の中、いったいいつ読めばいいのやら・・。

今度こそマジで発表に間に合わない気がする。

(飲んで大騒ぎしてる場合か、とかそこ言わない!)

 

あ、丸福に来てることを後輩ともともに教えてあげよう〜。

 

私「ご存知かどうかわからないけど、今日は風香さんというブログ友と飲み会〜

  略

  東急の中に丸福珈琲店を発見!」

私「しかし銀座東急の丸福に比べて天満屋的な田舎感が・・

  たとえ待っても銀座丸福珈琲に行くべし笑」

 

岡山が世界に誇る天満屋、東京が世界に誇る東急、

どちらにも全力でケンカを売るあもちゃん。

 

私には、田舎者は地元をバカにしても許される、というルールがあるんじゃ〜。

それもあ〜い〜なんですよ〜〜〜。←ミュージカル調で。

 

今日のストレス発散(という名の罵詈雑言)会場はこちらです〜。

「ひもの屋」がやたら目立つが、こちらではなく「VIRON」の方。

 

ストレスにかんぱ〜い!

 

毎回毎回会うたびに思うのだが、風香さんって本当に小さい女性なの〜。

時々ブログにアップされるお姿は単体だからか、サイズ感がわからないのだが、

実際会ってみると、本当に縦横ちっちゃなかわいい女性って感じで、

隣にうつる標準サイズのはずの私がひっじょーにでかく見えて困る!!!

(いや、そりゃ実際顔もでかけりゃ足もでかいんですけども!

 ついでに手も態度もでかいわ、肩幅もでかいんですけども!)

隣を歩くとお互いヒール履いてるのに、

ヨシヨシしたくなるくらい小さいの〜。きゅ〜ん。

 

そんな小さくてヨシヨシしたくなるほどかわいい風香さんだが、

これがなかなかの毒舌家。

この日も舌好調!!

ストレスの源のご主人をぶったぎり〜その後世の中のあちこちをぶった切る。

 

私「ちょっと言い方言い方(大爆笑)!!!!!!」

 

どうして私の周りには毒舌家しかいないのかしら・・・。

私なんて温厚で〜毒舌の才能もなくて〜うんうん聞いてるだけの草食動物なのに。

 

毒舌ばかりではあれなので笑、毒舌の合間に世間話も挟むのだが、

とにかくわたしたちは法律事務所勤務。

(風香さんは大阪在住時に勤務。私は現在勤務中。)

大阪地裁と東京地裁の事件の扱い方の違いとか、←同じ事件でも違う〜。

普段は知り得ない面白い情報を交換することができた。

 

ちなみに後輩ともともも法律事務所勤務なのだが、二人の話を総合して思うのは

東京はやっぱり規模がでかい!ということ。・・今更だが。

弁護士会も3会あるし、その中の弁護士の数も相当だし、

裁判所も弁護士会も良くも悪くもものすごく合理的であるなあ・・と。

 

そんな中、風香さんと盛り上がったのは「戸籍」の話である。

今私たちが記載されている戸籍は基本的に親と子だけである。

子どもが結婚(他の理由の場合もあるが)したら、その子が新しい戸籍を作る。

しかーーーし!昔の戸籍は違うのだよ〜。

まさに「家督」そのものなのだ。

だから、例えば続柄で言うと

世帯主ー長男ー次男三男・・ー長男の嫁ー長男の子ー弟

とかもあるの〜

弟ってなんやねーん!と最初見たときは驚きましたなあ。

(私、先輩も誰もいない中、法律事務所に採用されたもんで・・・

 一人で法律の本とか読んで、後は勘。・・勘だけはよくてよかった)

 

ちなみに弟というのは、

この場合は世帯主の弟で、長男からしたら叔父さんが戸籍に一緒に載ってる状態、

いわゆるカオス。

そのカオス状態は戸籍そのものにも出ていて・・・

 

風「達筆すぎて全然読めないの!!!」

私「わかるー!筆でサラサラっと書きすぎやー!」

 

そう、今の戸籍はコンピューター化されて明朝体の文字だが、

昔は1つ1つ筆で書かれていたのだ。

風流だねえ・・・

ってそうも言ってられない場合もありまして・・

 

私「相続を追うときに達筆すぎてどうしても読めない字があるときは、

  その部分のコピーつけて、ここの部分の戸籍をだしてくれ〜、って言う。」

風「そうそう!ここんとこでお願いって笑」

 

みんな同じ苦労をしてるのね〜と共感ヒシヒシ。

 

毒舌の合間に肉を食べたり〜。

 

肉を必死で切り分けるおばさん。
 

毒舌の合間に魚も食べる。

 

こちらはお店の人が分けてくれる。

これがなかなかの料理で、他のテーブルの人が見物に来るくらいであった笑

 

毒舌祭りですっかり忘れていたが、風香さんは先日誕生日でありました。

 

私「お誕生日プレゼントだよ〜。」

風「ありがとうございまする〜。」

 

風「私からもイタリアのお土産です〜」

私「えー!ありがとー><」

 

まさかお土産をもらえると思っていなかったので、あもるかんげき☆

かわいい長靴型の瓶に入ったリモンチェッロであった。

これはキンキンに冷やしてソーダで割って飲みたい気分!!←結局飲む。

 

飲んで食べて、主に風香さんが食べて食べて、あっという間の4時間であった。

ちょっぴりワインを残してしまった私を見て、

 

風「・・やっぱり今日、体調悪いんですね。」

 

どういうことやねん笑

そして毒舌をうんうん聞くしか能のない草食動物であるはずの私、

その日を境に声が死に、生まれ変わってオカマみたいな声になった。

 

 

◇◆

 

そして私の丸福珈琲のラインに対し、ともともから返事が・・・

 

と「風香さん、わかりますよ〜。たまに先輩のブログでコメントされる方で

  イメージとしてお金持ちなお嬢様って思っています。違いますかね?」

 

正しいイメージをお持ちのともともに、さらに追加情報を与えるべく

 

私「そうなのよ〜。大阪人で毒舌家のお嬢様なんだよ〜 ←余計なお世話笑

  ちなみになぜか私もお嬢様だと思われてるっぽい笑」

 

と返事をしましたらば・・

 

 

大阪人で毒舌家という情報におどろいたともともが次に発した言葉・・・

 

と「先輩も◎◎(私の出身地。岡山のド田舎地区)のお嬢様だと思いますよ〜」

 

あいつ、絶対私をバカにしとるーーー!!!!!

 

田舎者は地元(出身者)をバカにしても許される、という私のルール、

後輩ともともにも適用されているらしい。

このいなかものーーーーーーーーーー!!!!!! ←ミュージカル調で。

 

んも〜、ヒステリー豊田のミュージカル調、大好き。

抱腹絶倒とはこのことじゃ。

 

しばらくブログを休んでおりました。

というのもコアなあもるファンならご存知・・え?知らない?

それならば教えてさしあげましょう、あもちゃんこの季節の風物詩(?)、

 

「(多分)梅雨による日光不足による体調不良」

 

で死んでました・・・。

 

過去にも色々ありました・・・『あもるおばさんの梅雨歴史一覧

 

しかし体調不良で死んでる中、日々時間は経過するわけで・・・。

行事と体調不良を併せて書いてみたい。

 

 

甥っ子と遊ぶ(近々アップ予定) ※ここで軽く甥に風邪をうつされる

雨の多い日が続く&仕事でストレス(笑)※喉が軽くゴロゴロ。風邪は治る。   

大豪雨の日、岡山の星、大ちゃん(髙橋大輔さん)のダンスを見て心を射抜かれる

(近々アップ予定)

※観劇後、大ちゃんコアファンの集いに参加、大酒を飲み、騒ぎまくって

 さらに喉がゴロゴロ

直木賞候補作が発表されるも、本屋に行く体力と時間がないまま時間経過。

6月30日現在、全然読んでない。早く追いつきたい。(近々アップ予定)

ブログ友、風香さんと大騒ぎ(近日アップ!)

※喉が完全に死んで、もともと低い声がオカマ声に。

 

そして体調不良へ突入。

あまりに喉がおかしいので、さすがに病院にいきますれば、医師から衝撃の診断が!

 

「咽頭炎ですね〜。声を使う仕事してるんでしょう?え?してない?

 は?この1週間、酒を飲んで大騒ぎ?原因はそれだわね。」

 

騒ぎ過ぎが原因の咽頭炎とは、40過ぎたおばちゃんがなんと恥ずかしい・・。

 

そんなわけで、少しずつ復活してきたところで

記事をアップしていきたい!と宣言したいと思います。←宣言だけ・・。

 

 

谷崎潤一郎歿後50周年・生誕130周年を記念して、

現代人気作家11名が谷崎作品と奇跡のコラボレーション! 

榎本俊二「青塚氏の話」 
今日マチ子「痴人の愛」 
久世番子「谷崎ガールズ」 
近藤聡乃「夢の浮橋」 
しりあがり寿「谷崎潤一郎『瘋癲老人日記』×ヘミングウェイ『老人と海』REMIX」 
高野文子「陰翳礼讃」 
中村明日美子「続続羅洞先生」 
西村ツチカ「猿が人間になった話」 
古屋兎丸「少年」 
山田参助「飈風」 
山口晃「台所太平記」 

この一冊で、文豪・谷崎の小説、随筆、人生が味わえる豪華絢爛な競演企画。

 

◇◆

 

最近、どこを見渡しても絵日記ブログ、育児絵日記、うんたらかんたら・・

まあとにかくマンガorイラストがあふれているのであります。

正直、文章を読む手間を考えたら簡単だし、分かりやすいし、

スマホで読むには手っ取り早く読みやすいし・・・

と、そりゃいいことばかりなんでしょうけども、

マンガ好きの私からしても、この傾向はどうかと思うわけです。

 

文章も捨てたもんじゃないで!!!!

と私は言いたい。

負け犬の遠吠え。わおーん。

 

そんな私が何を血迷ったか、

愛する谷崎潤一郎作品をマンガ化したものを買ってしまったーーー><

 

結局マンガ好きってことで・・笑

 

この作品、賛否両論あるとは思うが、私はすごくよかったと思います。

どの漫画家さんもあまり知らないのだが(マンガ好きの風上にも置けぬヤツ)、

とにかく彼らの攻めの姿勢を褒めたい。

 

最初の導入部分だけはオリジナルで、谷崎の人となりや作風を読みやすく解説。

谷崎を知らないひとはこれだけで、どっひゃー!と思うであろう。

谷崎を知ってる私は、谷崎を知らない人のことを考えて、一人で笑っちゃいました。

(この導入部分だけは本屋で立ち読み・・本屋でニヤつくおばちゃん。)

 

漫画家さんがちゃんと谷崎作品を自分なりの解釈で読みといて

それをオリジナルで描いている。

それだけで読む価値はあるというもの。

 

特に〜私が愛したのは

山口晃さんという方の『台所太平記』であった。

原作はこちら↓

 

 

 

この山口晃さんという方は本職は日本画家で漫画家ではないのだそう。

・・がびーん!

漫画化してるのに漫画家じゃない人の作品を一番褒めたたえてしもうたわ。

 

そうと知って再度読み直してみたが、なるほどコマ割りなどが漫画家っぽくない。

あえてそうしてるのかと思っていたが、慣れていないせいもあるのかもしれない。

しかしきっちりコマが割ってあって、それが逆に読みやすかったし、

何より『台所太平記』の家庭的?でほにゃららとした感じがよく出ていた。

絵もかわいくて、結局何度も読んでしまった。

山口さんが描く『台所太平記』は読むたびに幸せになれる作品であった。

 

そして私としては抱腹絶倒だったが、おそらく世間的には問題作(笑)であろう、

しりあがり寿さんの描く『瘋癲老人日記』。

これに触れないわけにはいきますまい。

原作はこちら↓

 

瘋癲老人日記 瘋癲老人日記
 
Amazon

 

瘋癲老人日記 [DVD] 瘋癲老人日記 [DVD]
3,024円
Amazon

 

私はね〜

過去、とある媒体でこの『瘋癲老人日記』の書評も書いたことがあるくらい、

好きなんですよ〜。

好きというか、枯れ果てた死に体のジジイが真剣にシュールでウケる〜みたいな笑

 

そんな死に体のジジイのシュールな世界観を、

なんとあのヘミングウェイの「老人と海」とコラボさせちゃったんだから、

こりゃ大変!

 

 

賛否両論あると思うが、私は好きだったなあ、

この「谷崎潤一郎『瘋癲老人日記』×ヘミングウェイ『老人と海』REMIX」 。

 

一番よかったシーンはね〜ラストの

ジジイが船内から海上に向かってヨロヨロ歩く背景に描かれる、

脈拍七八、呼吸一五、・・という記録めいたシーン。

ううーん、好き!

『瘋癲老人日記』のラストにちゃんと寄せてきてる。

(そんでもって『老人と海』にも寄せてるあたりがうまい)

 

しりあがり寿さん自身は、最後のあとがきで

「谷崎ファン、ヘミングウェイファンのみなさま、すいません」

と謝っていたが、謝る必要ナッシング!

ばかばかしさを思う存分描ききっていて、

むしろよくぞやってくれました、と私は言いたい。

女をおいかける老人とカジキを追いかける老人を合体させちゃうとか、

ベテラン作家じゃないと描ききれないものでありましょう。

あのめちゃくちゃ豪快な絵柄も作品によく合っていたと思う。

 

どうでもいいけどナニコレ・・・ひらがなって!!!

『瘋癲老人日記』を検索したら、でてきたこの作品。

あもちゃん、ビビった。

いやいやいやいやいや。

カタカナだからこそじわじわ味わえるあのくだらなさが台無し〜!!!

(その点、上記のしりあがり寿さんはちゃんとカタカナ表記で描いていた!

 そういう意味でもしりあがりさんはふざけているようで、

 実はちゃんと深い理解をもってこの作品に臨んでいたと見た。)

 

 

さて、ここまで大絶賛だったが、どうしても受け入れがたかった作品が1つ。

それは・・

今日マチ子さんの『痴人の愛』であった。

原作はこちら↓

 

 

痴人の愛 痴人の愛
 
Amazon

 

原作どおりにしろ、な〜んて野暮なことは言わないし、

そもそも上記で大絶賛のしりあがり寿さんの作品なんてほぼ原作と違うし、

いやむしろ谷崎の「痴人の愛」に近づこうとはしてるんだろうな〜とは思うのだが

なんか近づこうとすればするほど遠ざかる、みたいな、

まるでどこぞの歌謡曲の歌詞のような気持ちになった。

おそらくヒロインである「ナオミ」のソレジャナイ感がすごすぎたのが1つの原因。

汚れ感といい、頭の悪さ感といい、描かれたソレは全く別物でズコーってなった。

 

 

とまあ、漫画化された数々の作品を読んだが、思ったのは谷崎作品って

読み方によってはホラーとしても読めるんだな、という新鮮な驚きがあった。

 

『少年』という作品、マンガにするとほぼホラー。

原作はこちら↓

 

少年 少年
 
Amazon

谷崎の初期の作品で、永井荷風に絶賛されたという作品であります。

でも私は嫌い・・大谷崎に向かってスンマセン・・

何が嫌いって気持ち悪いんだってばー><

以上。

 

気持ち悪い気持ち悪いってずっと思っていたのだが、

改めてマンガで読むと、気持ち悪い以上に怖いからなのかも・・と思えてきた。

私、ホラーって苦手なのです。

(想像力&妄想力が無駄に豊かなので・・)

その「少年」を描いたのは古屋兎丸という方で、

そこに描かれた世界は、まるで梅図かずおの世界・・。ぐわし!!!!

こわかった〜〜〜〜〜〜〜。

 

そう思って読むと、そのあとの『人間が猿になった話』も『夢の浮橋』も

いずれもなんとなくホラーちっくでこわいのだ。

静かに背筋がぞっとする、日本のホラー・・・。

谷崎と漫画って案外相性がいいのかもしれない、と思った瞬間であった。

 

でもできればこの漫画を読んだあとは、谷崎の原作にぜひあたってもらいたい。

そしてあなたも私の足に踏まれてみませんか(笑)

マツコ、昔の知り合いは「検索しちゃいけないの!ろくなことない!!」
視聴者や有識者、スタッフなどからマツコ・デラックスと有吉弘行の耳に入れたい話をネタに、2人がトークす..........≪続きを読む≫

 

この番組を私も見ていたが、

「この人と一緒になってたら今頃は・・・って思う人、ポジティブ過ぎるでしょ!」

という有吉の台詞が一番ツボだった。

 

それはさておき、

 

>久保田直子アナウンサーは、「結構多かったです、周りに聞いてみたら」と言い、10~60代の男女500人にアンケート調査(番組調べ)したところ、「昔の恋人や知り合いの名前を検索したこと」の「ある」が39.4%だったという。

 

とのことで、私は6割の「ない」に入る。

知ったところで・・という以前に知りたいと思いつきもしなかった。

 

有吉もマツコも私と同じ「ない」派なのだが、

記事にも書いてあるとおりマツコは「ある」派の人を

 

「だからあれでしょ?不幸になっていて欲しくないけど、

 すごい幸せにはなってて欲しくないよね」

 

と言っていたのだが、それを見ながら私はちょっと違うと思うな〜と思った。

 

私は「検索したことない」派だが、当然「ある」派の人も周りにいる。

その人たちの話を聞くと、どうしてもマツコの言うようには思えないのだ。

 

「ある」派の人は単純に「知りたい」だけなのだ。

ある意味それは知識欲。

いいかえればそれは探偵欲。←それを欲というのか?

 

 

「ハイスクール!奇面組」のオープニングだったとは・・

 

 

私を顧みますれば私はあまりに無気力無関心。

だからってここまで書いてみたところで、まあ当然検索はしないのだが、

こんなに無気力無関心で私はこれでいいのか、と1秒ほど考えた私なのであった。

そして1秒後、見事に忘れ去った。

 

とある夜のこと。

 

すやすや寝ていた私。

その隣のエアウィーブで寝ていた汗かき夫。

 →参考記事『日本人ならお布団やろ!

 

花畑の中をウフフ、アハハと駆け回るご機嫌な夢をみていると、

 ←昭和の女、見る夢までもが昭和。

突然花畑の下からゴゴゴ・・という音がし、足を止めた私。

 

私(なに、この音・・・)

 

と思った途端、ゴォォォォォと轟音をたて、

花畑をまっぷたつに割り、それはそれはどでかい壁が目の前に出現した。

その壁はまるで『進撃の巨人』、今までのメルヘンワールドは一転、荒廃した世界へ早変わり。

 

(ぎょえーーーーー!!!!!・・・)

 

私「ハッ!!!・・あ、夢か・・・ぎょぎょーーー!!!!」

 

ふと横を見ると、私の枕の上に頭を乗せ、私の耳元でいびきをかく汗かき夫が。

夢の中の轟音はこれであった。

 

私「ちょっとーーー!!!!!!なんの嫌がらせだーー!!!!!!」

 

いびきをかくだけならともかく、なぜわざわざ私の枕に乗ってくるのか。

相手は無意識とはいえむかっ腹がたった私、汗かき夫の頭を枕から突き落とした。

 

翌日の夜〜。

 

汗「今日もいびきをかきそうだから(飲酒により)、逆に寝るよ。」

 →逆、つまり頭と足を私と逆にして寝るということ。

私「さよか。でも私を蹴飛ばしたらグーで殴るよ。」

 

それではおやすみなさい。

すると「のび太」の汗かき夫、光速で入眠、足元からスコスコ寝息が聞こえてきた。

 

私「しかし逆に寝るって変なの〜。」

 

とお互いの寝姿の俯瞰図を想像したら笑えてきた私。

 

私「あ!」

 

ふと思いついて、眠る汗かき夫の手を握った私。

 

汗「んご?!」

私「Nだよ〜。」

汗「ん・・?ああ!」

 

逆さに眠る私たち、手をとる二人はNになる。

 

汗「じゃあ、あもすけはこのまま足を開いて〜」

私「ん?こう?」

汗「もっと開いて。そうそう。えむ〜。」

私「え?・・・って、全然Mじゃないじゃん!!!!」

汗「あ、間違えた(笑)」

 

寝ぼけていた汗かき夫、Mの形を勘違いしていたご様子。

私が無駄に開脚してNの棒が枝毛になっただけだった。

 

そしてさらに翌日の夜。

 

汗「今日はいびきをかかないと思うから(どこからくる、その自信)、

  普通に寝るわ。」

私「さよか。また枕の上に乗ってきたらグーパン(グーでパンチ)だよ。」

汗「こわーい。」

 

いつもどおり「のび太」の汗かき夫、光速で入眠、スコスコ隣で寝息をたて始めた。

 

私「あ!」

 

また(くだらないことを)思いついて、眠る汗かき夫の手を握った私。

 

汗「んご?!」

私「今度こそMだよ〜。」

汗「ん・・?ああ!」

 

並んで寝る私たち、手をとる二人はMになる。

 

 

 

ここ最近、ピンク・レディーにハマっている。

え?ピンク・レディーってなんぞや?って?!

 

ピンク・レディーといったらあなた、泣く子も黙る、

日本中の老若男女を(多分)虜にした、あのピンク・レディーのことですよ。

 

幼き頃に一度彼女らを好きになったあもちゃん。

(40歳を超えたおじさんおばさんなら、一度は通る道であろう。)

 

UFOを踊るあもちゃん、ミーちゃんになりきっております。

(あもちゃん、一貫して断然ミーちゃん派。)

 

毛糸のパンツ履いた三歳半女児が

「地球の 男に 飽きたところよ ア〜♪」

とか歌ってるかと思うと笑える。

 

この振り付けのつもり・・・

 

・・・って、全然真似できてないし笑!!!!!

 

妹うーちゃんも

「おねえちゃん、あたちもやりたい・・」

とご所望中。

 

そんなピンク・レディーも解散し、すっかり存在も忘れ40年ほど時が経った今。

今更再び彼女らにハマってるあもちゃん。

 

二人のどこに今更再びハマったかと申しますれば、

やっぱり二人の歌唱力とステキな歌そのものであろうか。

 

冒頭トーク、40秒あたりから歌が始まるのだが、

まずは二人の衣裳に度肝を抜かれましたな。

なんちゅー格好をしとるんじゃ、と(笑)

 

小さい頃はわからなかったが、確かに日本全国をザワつかせただけのことはある。

平成の世の中を生きるあもちゃんから見ても、すげー衣裳だよ。

 

しかしそんな度肝を抜く衣裳なんかより、

二人の歌とバックの生演奏の完成度、そして二人のかわいい顔と振り付けに注目!!

股をパカッと開くたびに、きゃー☆となりました笑

 

あとは、

「わたしたちこれからいいところ〜♪」の「れ」の一瞬の裏声がたまらない。

すご〜くこだわったんだと思いまする。

 

ペッパー警部 ペッパー警部
 
Amazon

 

真似をするほど好きだった「U・F・O」は今となってはあまり好きではなく、

やっぱりこの「ペッパー警部」と、あとは「渚のシンドバッド」が好きかな〜。

 

最初の振り付け(耳に指入れるとこと、ブクブク〜と沈むとこ)とか

あ〜あああん、あ〜ああああん、がほんとにかわいい〜!!!

 

 

とにかく二人の声がいい!!!

小さい時は全然気づかなかったけど、二人とも歌がうまかったんだな〜。

(歌のベースがケイちゃんだったことも初めて知ったよ。)

かわいいだけが取り柄のアイドルじゃなかった。

 

そんでもってこの「渚のシンドバッド」はものすごく面白い曲であることを知る。

サビの存在がまず曖昧。

やはり最初の

「あ〜あああん、あ〜あああん・・(略)・・ああ渚のシンドバッド」

がサビだとすると、登場はこれっきりで最後までこの歌詞は出てこないのだ。

 

そして歌謡曲の典型的な、AメローBメローC(サビ)という形をとるのだが、

Cをサビとしてとらえるかどうかは曖昧であることは上記のとおり。

 

そしてその曖昧なサビCの

「わたしはいちころでダウンよ もうあなたにあなたにおぼれる」

の部分がすんごくおもしろい!

 

「わたしは」は歌詞(文章)としては文頭、つまり一番前のはずなのに、

曲としては「わたしは」の部分は前段の「セクシー」の後ろにあり、

「いちころ」が先頭に来るように作られているのだ。

そして次段の「もうあなたにあなたにおぼれる」の「もう」までを巻き込んで

「あなたにあなたに溺れる」で終わるのだ。

すんごく不安定で、すんごく字余りで、すんごくドキドキする。

 

そしてこの部分、拍子そのものは変わってないのに、

バックの演奏の拍の置き方が、3/3/2、3/3/2と変わるのだ。

(い〜ちころでぇ〜(4(もしくは8))、ダウンよぉぉ もう(4(もしくは8))(い〜ち(3)ころで(3)ぇ〜(2)、ダウン(3)よぉぉ(3)、もう(2))

(上が歌の拍、下がバック演奏の拍。)

 

全体はどんな感じになっているのか、楽譜が見たーーーい!!!!

・・でも歌の方は案外シンプルな作りなんだろうな〜。

バックの演奏の楽譜のほうが見た〜〜〜〜〜〜〜い!!!!

 

そしてサビの「ああ〜渚のシンドバッド」が一度きりの登場、と言ったが、

一度きりの登場なのは歌詞であって、実はメロディは何度か出てきている。

 

Cの「もうあなたにあなたに溺れる」のメロディは

「ああ〜渚のシンドバッド」と対になっているのだ。

 

「もう あなたにあなたに溺れる」(ミ ララソソミドレドミレドラ

「あ〜あ なぎさのシンドバッド」(ラ〜ラ ドドレレドレミレドラ

※音名は表記しやすいようにザックリです。

 

あまり同じようにに聞こえないのは、

「もう〜」の方は序盤ララソソミ・・と降りてくるのに対し、

「あ〜あ」の方は序盤ララドドレ・・と上昇するからであろう。

 

どんだけ宝物を忍ばせているのか・・・。

作曲家の都倉俊一さん、きっとわくわくしながらこの曲作ったんだろうなあ。

 

以上、あもちゃんの勝手なシンドバッド考でした。

 

 

 

ところで私が彼女たちをすごいと思う一番の理由は、今や60歳近くなった二人が

今でも全く変わらないことである。

いやいや、もちろん年相応に顔にも手にも皺はあるんだけどさ、

変わらない、というのはそうではなくて、

アイドルとしてのプライドがちゃんとあって、体もきっちり磨いていて、

おばあちゃんと呼ばれる年になってもずっとかわいさを保持しているところである。

 

私みたいに長い間存在を忘れていた人もいる反面、

ず〜〜〜〜っとファンで居続けた人もいるわけで。

そんなファンの前でずっとアイドルとして立ち続けられる二人はすごいと思うのだ。

 

 

※おまけの話・・・

 

サウスポー サウスポー
 
Amazon

 

この曲、元巨人の王貞治をイメージして作られた曲らしい・・・

「背番号1のすごいやつが笑う」「フラミンゴみたいにひょいと1本足で」

とか、確かに歌詞を見ると王さんだ・・。

しかし調べるまで気づかなかったこの事実。

野球選手がアイドルの歌になる、とかなんちゅー時代やねん!!!!

 

阿久悠(作詞家)、自由すぎる〜!