がたんごとん がたんごとん

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お久しぶりです(^^;;


現在1歳6ヶ月の娘が、大大大好きな絵本の1つがこちら。何十回読んだか、数えきれません。


機関車が、「がたんごとん がたんごとん」と走っていると、次々と、いろんなものが「のせてくださーい」と声をかけてきます。


まず最初に、哺乳瓶(笑)

次に、コップとスプーン。お次にりんごとバナナ。


もうこの時点で、機関車は満員御礼状態。

そこに、猫とねずみが「のせてくださーい」と声をかけます。


ついには機関車の「顔」の部分に、かなり強引に猫とネズミが乗り込んで(-m-)終点でーす。


女の子のもとに、機関車が運びこんだものたちがテーブルの上に並べられ、

猫とネズミと一緒に楽しくお食事。


「がたんごとん さようなら」 と機関車が走り去って、物語は終了(笑)



なぜに娘の心をガッチリつかむのかしらね。


他の真新しい絵本を見せても、放り投げて「がたんごとん・・・」を指名してきます。

そのくらい、ハマっている。



娘に絵本を読んでやっている間に、娘の反応を観察してみた。


「がたんごとん がたんごとん」のところで、ウキウキしてる。

目が輝いている。

「のせてくださーい」と私が読んだとき、娘ときたら、「はーーい!」と返事してました(笑)


どうやらこの絵本の中で、

娘は「乗せてもらう側」ではなく、「乗せてあげる側」

つまり、機関車の側になりきっているらしい。


大人の私が本を読んでいたときに、自分と感性が近い主人公にであったりすると、つい感情移入してしまうことはよくあるんですが…

こんな小さい子どもでも、「感情移入」が起きているんですねぇ。

機関車になって、「乗せて~」とお願いしてくるお友達(哺乳瓶やコップ、バナナたち)を乗せてあげる。


それは、娘にとって、あくまでも空想の中の体験に過ぎなくても、

みんなを乗せてあげるつもりになっていうところで、もうウキウキルンルンなんでしょうね~(^^)


絵本を通して子どもの内的世界を感じることができるのも、

読み聞かせならではの面白さだなと思います。

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気持ちの本

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気持ちの本



4歳の息子には、まだちょっと早いかな~と思いますが、とても良い本だと思います。ひとりで読むのなら、小学生くらいを対象にしているのかなぁ~?



人って、成長につれて、善いことと悪いことの区別と判断ができるようになっていきますね。してはいけないことをすれば、当然叱られるし、絶対にやってはいけないということがあります。と同時に、経験を通して「こんなことをしたらほめられる」など、善いこと、悪いことの区別を身につけていくのです。



と同時に、これはあくまで「私の場合」ですが、いつの間にか、行動以外のこと。たとえば、自分自身の気持ちに対しても、自分で善悪の区別をつけるようになっていました。


「こんなふうに思うのはいけない」

「こんなふうに考えたら、周囲にも認められる(はず)」


というように…


世間一般的には、前向き=ポジティブ=いいこと♪

後ろ向き=ネガティブ=悪いこと♪


というような見方をする人も多いですね。



前向きな発想と、ポジティブな言葉を発する人、

周りに感謝する気持ちを持っている人、

そういう明るい人が人をひきつけ、

いかにも「人格者」のようにたたえられたり、

(もちろん、それはそれで素敵だと思います)

とにかく、ポジティブ絶対!というような風潮が強いと感じるのですが、

どうでしょうか?


だけどその一方で、

後ろ向きな気持ち、ネガティブな気持ち、モヤモヤ、黒いどろどろ…

そういうものは、なるべく排除しよう。

見ても見ぬふりしよう。

きれいなもの、気持ちのいいものだけを持って、生きていこう。


そんな一面もありませんかね?


もちろん、ポジティブなものだけを身に備えて生きていけたら、それはそれで幸せなのかもしれません。

でもなんだかそんなのって、とても表面的で薄っぺらく思えてしまうのは…私だけ?

ポジティブもネガティブも、いろいろな気持ちを大切にして生きるほうが、人間らしくていいなと思ってしまうのです。それは自分自身に対してもね♪


それでも…それでも…ネガティブなものに取り囲まれると、

「こんなことを思う私って、へんなのかな」

「こんなことを考える自分なんて・・・(自己嫌悪)」

そう思ってしまうことが時々あります。


そういう時に、この本を開きます。


本は、子どもたちに、こう語りかけます。


「心のなかは、目で見えない。

でも、心のなかでおきていることを、気持ちが知らせてくれる。

しあわせな気持ちは、心のなかが、安心していることを知らせてくれる。

いかりの気持ちは、心のなかが、傷ついていることを知らせてくれる。

こう感じると悪い子だとか、こう感じてはいけない、などということはない。」


「いろんな気持ちがある あなた。

 そのままのあなたで いいんだよ。


いろんな気持ちを大切にして

ぐんぐん大きく しあわせになる。」


「  いちばん悲しいときは

 気持ちが分かってもらえないとき

        *

   いちばんうれしいときは

  気持ちが通じあえたとき    」



巻末「おとなのあなたへ」というページには、大人向けにこう書いてあります。


「感情に、快、不快はあっても、良い、悪いはありません。どんな感情を抱いてもいいのです。大切なことは、自分の心に渦巻くこれらの気持ちを正直に受けとめて、その気持ちをどのように人に表現するかです。」


「怒りや悔しさや悲しさの感情を、言葉にして相手に伝えるのは、相手を傷つけたいからではなく、相手に自分の気持ちを理解してほしいからです。わたしたち人間は、子どもであれ、おとなであれ、相手に自分の気持ちをわかってほしいという、たいへんに強い欲求をもっています。」


「この本は、自分のどのような感情も否認しないで、まずは受け入れること、感情を人に率直に表現することの大切さ、怒りや悔しさなどの感情はどのように人に語ることができるのか、そして、よい聴き手になるためには何ができるかを、子どもたちに伝えるために書きました。同時に、同じことを、子どもたちのまわりにいる、おとなのあなたにも伝えたくて書きました」



語彙が増え、「ママ~」「ママ~」と私を呼んだあとに繰り出される、我が子のおしゃべり。時には「あれが嫌なの」「これが嫌なの」と、泣きながら訴えてくることもあります。


そういう時、私、息子にこんな台詞を投げつけたこと、あったかもしれない。

「そんなこと言わないの!」

「そんなふうに思ったらいけないのよ!」



私自身の体験をひとつ。


ある人から、

こんなこと言われたら嫌だなぁ。

こんなふうにされたら嫌だなぁ。

そう思いつつ、でも、そんなふうに思う私って、おかしいのかな?と思ったことがありました。


自分のそういうネガティブな気持ちを相手に伝えるのは、すごく勇気がいること。

でも勇気を出して、「その人」に、自分の気持ちを正直に話してみました。

まぁ、こういう局面は、何度もあったのですが・・・


ある人からは、こう言われました。


「自分はそんなこと、一度も考えたこともない」

「自分だったら、同じことを言われても、ありがたいと思うけど?」

「そんなことを考えて悩むなんて、自分が損するだけ」

「悩んでいるだけ、時間がもったいない」

「もっと前向きにね!」


心を開いて相手のふところに飛び込んでみたけれど、結局、ショック倍増で引き返してきたような、後味の悪さばかりが残ったのです。それにも関わらず、その相手からは、「心を開いてくれてありがとう!嬉しかった♪」と。


私の気持ちについてのみ言えば、とても、その人に心を開いて話したことが「嬉しい」とは思えなかったので、複雑でした。実際、何度か自分の気持ちを訴えても、同じことの繰り返し。ポジティブなその人は、こんな私にも、「ありがとう」と言ってくれるけど、あぁそうか、私は「その人」に、私の気持ちを分かってもらいたいんだなぁ…でも分かってもらえないから、さみしいんだなぁ・・・。そう思いました。



でもある人からは、こう言われました。


「そっか~、そんな受け取り方もあるよね。はじめて気づいたよ~」

「そんなふうに感じていたんだぁ。私は、こんなつもりだったの~」


後者は、たとえ自分とは発想も受け取り方も違っても、誤解がとけたり、「そうか、この人はこんな視点があるんだ!」と気づいたり、話してよかった♪と思えたし、それ以降も、より一層仲良くなりました(*^-^*)



子どもたちの心の声に耳を傾けられるようになるためには、何よりもまず、親である私自身が、私の気持ちを大切にする必要がありますね。

自分自身のどんな感情にも、決して「善悪」をつけない。

そうかぁ、今わたしは、こんな気持ちをもってるんだぁ。

そういう気持ちでいる自分を認め、

気持ちを聞いてくれそうな相手に、自分の気持ちを聞いてもらう。

気持ちを話して余計に傷つくような人には、うかつに話さない。(これ大事)



我が家の二人の子どもたちにとって、ママである私が、「気持ちを話して余計に傷つくような人」には、なりたくないなと思うんです。


それは、

自分をことを分かってほしい。自分の気持ちを分かってほしい。そういう人が、近くにいてほしい。

私自身が、なによりもそう思うからです。

そして、そういう人が1人でもいてくれたら・・・本当に幸せなことだから。


できるだけ、子どもたちの気持ちに寄り添い、そっと見守っていきたい。

そのために、時々この本を読みながら、

私自身も、自分の気持ちを大切に、歩いていこうと思います(^-^)

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いない いない ばあ

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1歳2ヶ月の娘が、最高にお気に入りの1冊ドキドキ


息子に絵本を読んでいると、必ずといっていいほど、娘はこの「いない いない ばあ」を持って私の元にやってきます。

言葉は通じなくても、「私にもこの絵本を読んで」と、訴えてくるわけです(笑)


動物たちが顔をかくしていて、「いない いない ばあ」の「ばあ」でページをぱらっとめくるのがたまらないご様子。毎回毎回、「私はこれさえあれば幸せ~」的な笑顔で喜んじゃうんですよ。


なぜ?なぜ?なぜ~?


30年も生きてると、1歳のツボってもう全然つかめない。ぶっちゃけ、私はこの絵本を見ても、何が面白いのか、既に分からなくなってます。それでも繰り返し読むのは、喜ぶ娘の顔を見たい。ただそれだけ(^^;;


息子が1歳前半だった頃は、今のようには絵本を読んでなかったなぁ。

もしあの頃、この絵本を見せていたら、息子はどんな反応をしたのかしら?



個人的には、絵本を読んでいて親が面白くなってくるのは、子どもが3歳過ぎてからかな…って思ってました。

3歳児が述べる感想とか、はなしのストーリーをいまいち理解できてないところとか、

何かしら子どもなりのリアクションがあるのでね。


でも、小さいうちから絵本を見せていると、1歳ちょっとでももう十分にリアクションがあるんだねぇ。こんなに喜ぶんだねぇ。

二人目を育てて…というか、二人目は早くから絵本を見せるようになって、改めて、そんなことを発見いたしましたv(・_・)



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絵本は世代を超えて

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実家から送られてきました。

私がこどもの頃、実際に読んでもらっていた絵本たちです♪

小学館から出ていた、世界名作童話全集。



全部で20巻あるのですが、母親から、「全部は出てこないかも・・・まずは7巻だけ送るね」と連絡が。

届いた絵本は、1巻ごとにケースとビニールカバーがついているので、新品同様とまではいかないけれど、まったくカビ臭くないし、状態もよかったです。黄ばんだり…といったダメージもなし♪



「昭和57年10月14日 初版第1刷発行」と書かれています。

つまり…私が3歳の頃に出たものなんですね。



この絵本にはちょっとした思い出があります。

毎月毎月、本屋のおじさんがじきじきに我が家に届けてくれていたものなのです。


「本屋のおじさんが、私のために絵本を持ってきてくれるドキドキ


こども心に、それがとっても嬉しくて、誇らしくて、同時に楽しみでねぇ。

絵本が届くたびにすぐにページをめくって、父や母に「読んで」とせがんでいたようです。




オレンジ色の明かりが照らす寝室で、毎晩毎晩、父や母がこの絵本を読んでくれていたのを、今でもおぼろげながらに思い出すことができます。それと同時に、ふかふかのベッドのぬくもりや、くるんでくれたシーツのあたたかさまでも。


眠くなって目を閉じると、さっきまで眺めていた絵本の中に出てくる登場人物が、イラストが、動き出すんです。

この絵本のイラストは、いろいろな絵本を見比べてきた今、改めて、本当にあたたかみがあって、ていねいに描かれているなと思います。


こどもって、描かれている絵そのものが、そのお話のイメージになるんですね。繊細なタッチでも、雑なイラストでも、そのイラストそのものが、その子の思い浮かべる世界になる。


そう考えると、こどもには、現代的なアニメっぽいイラストの絵本よりも、なるべく優しくて温かみがある、そういうイラストの絵本を読んでやりたいなと思います。(これは、個人的な好みですが)


そうそう。

小さいころの記憶なんて断片的なのに、思い出同士がつながっているんですね。そして、思い出のかけらを絵本が1つに集めてくれる。





この全集の1つ、「しらゆきひめ」。

毒りんごを食べて意識を失っていた白雪姫のひたいに、王子様がキスをするシーンが大好きでした。

「ひたい」が「おでこ」を現す別の言葉だということも、この絵本で学んだんです。



幼稚園で先生に、「王子さまは、白雪姫のひたいにキスをしたの」と言ったら、大好きだった園長先生が「“ひたい”っていう言葉を知っているのね」と、笑顔で見つめてくれたこと。園長先生のめがねの奥の優しいまなざし。

そういう記憶が、この絵本を手にとった途端に、ふんわりよみがえってきました。



ある意味で、この全集は私の土台を作ったともいえる絵本です。



もう30年近くも経つのに、今またこうして孫のところに絵本が渡るだなんて、当時、絵本を買った両親は想像したでしょうか。


大切に取っておいてくれてありがとう。

とんぼのうんどうかい

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とんぼのうんどうかい (かこさとしおはなしのほん 2)

出会いは図書館でした。


貸し出し期間中、何度も読んでとせがまれて、息子にとってヒットした絵本。

期限ぎりぎりになって返却しに行こうとしたら、「返さないで汗」と泣いちゃったんです。



基本的に、オモチャはたやすく買い与えない私ですが、本だけは特別。

涙が出るくらい、別れが惜しい本に出会えたということは、とても幸せなこと。だったら、なるべくずっとそばに置いててあげたいのです(^ー^* )


ということで、買ってあげることにしました。




息子が特にお気に入りなのは、このフレーズ。


「オーエス わっせ。」

「オーエス わっせ。」

「てが いたいー わっせ。」

「つかれたー わっせ。」

「くたびれたー わっせ。」



私からすると、とんぼたちのただの掛け声に過ぎないんですが…

毎回毎回、息子はこのフレーズの部分になると、もうこらえきれません、我慢できませんという感じなんです。

かみしめながら、「キキキククク」と笑うんです。私もその姿見たさに、「また読んで」と言われると、断れません~ニコニコ