BD×MJ | 嵐さんに愛を叫べ

嵐さんに愛を叫べ

相葉くんと櫻葉さんが大好き!です

モデルズも大宮さんも、その他CPも登場します。

腐ってますので、ご理解のあるオトナのお嬢さまのみ、自己責任でご覧ください。
男性と思われる方、商業目的と思われる方の読者申請、コメントは削除させていただきます。



「あ!松潤おはよ!」

「…はよ」

「くふふ、相変わらず朝は機嫌悪いねー」

俺の隣の椅子をくるんって回して、背もたれに顎を載せて俺を見て笑う。



「仕方ねぇだろ」

「髪の毛、伸びてきたねー」

今度は手を伸ばして俺の髪の毛をわしゃわしゃ、かき混ぜる。



「あ!ちょ!」

「いいじゃん、あとでメイクさんにやってもらうんだからさ」

くるんくるんだー♪って、楽しそうに人の髪の毛を指に巻いて遊んでる。



この人だけは、いつもそう。
俺が睨んでも何しても、ふんわり笑って隣にいる。



俺も手を伸ばして相葉くんの髪の毛を触った。

「相変わらず、さらっさらのツヤツヤだなー」

「くふふ」



「おは…あ!こら!」

なにやら大荷物の翔さんがドアを開けて、俺達を見て固まった。


俺の憧れの翔さんが、さ…
相葉くんの前では独占欲丸出しで、でろんでろんのでれんでれんになんのだってもう、見慣れたけどさ…

そんな翔さんを見る相葉くんが、超絶美人だっていうのも、だいぶ前から知ってるけど、さ…



「しょーちゃん、おはよ♡頼んだもの、持ってきてくれた?」

はいって、翔さんが相葉くんに紙袋を渡して、相葉くんが『ありがと♡』って、にっこり笑う。


「今日は潤くんのお誕生日だからね、しょーちゃんに美味しいケーキ買ってきてもらったの!」

「え?あ、ありがと。翔さん、ありがとうございます」

「え?あぁ…おう」

デレ顔で相葉くんを見てた翔さんが、俺に片手を上げて応える。



「潤、誕生日おめでと」

「ありがとう、翔さん」



そんな翔さんでも、やっぱり翔さんはいつまで経っても俺の中では憧れの人。
俺のためにケーキ買ってきてくれたとか、嬉しすぎる。




「おーちゃーん、美味しいケーキ食べよー♡」

「おぉ、まじか!食べる、食べる!」



…ん?????

翔さんも『え?』って、顔をして俺を見る。



「おーちゃん、どれにするー?」

「おぉー、うまそうだなぁー」


少し離れたローテーブルで、ケーキの箱の中を覗き込んでガサガサしてる天然コンビ…




「ちょ!待て!それ!俺んだろ!」



慌てて覗いた箱の中には


「くふふ、おめでと♡潤くん♡」
「おめでと」


5個のうちひとつだけ、手作りのピックでデコレーションされたカットケーキ。



「愛されてんね、J」


ニノもDSを閉じて笑う。



…うん、俺、愛されてる。


「ありがと」


そういった俺を4人がぎゅーって抱きしめた。