リンク切れ修復で検索順位が上がった実例
過去記事のリンク切れを発見することがあります。
IMG_6764 by nrkbeta, on Flickr
リンク切れを放置すると、致命傷ですね。
あなたは、リンク先を見なければ意味が通じないような書きかたをしていらっしゃいませんか?(←自戒を込めて)
過去記事は検索から来てくださったお客様がブログを初めて見る大切な出会いの場です。
そこに意味がわからない記事があったら、「わけのわからないブログ」という第一印象を持たれてしまいます。
リンク切れを発見したらできるだけ修復する一方、最初からリンク切れしてもなんとかなるような工夫をしておく必要があります。
たとえばニュース記事なら、重要なところをできるだけ引用しておく。
リンク先のニュース記事が削除されても、自分の記事に引用しておけば言いたいことは伝わります。
適切な引用と認められるためには?
適切な「引用」と認められるためには、以下の要件が必要とされる。
via: 引用 - Wikipedia
ア 既に公表されている著作物であること
イ 「公正な慣行」に合致すること
ウ 報道,批評,研究などの引用の目的上「正当な範囲内」であること
エ 引用部分とそれ以外の部分の「主従関係」が明確であること
オ カギ括弧などにより「引用部分」が明確になっていること
カ 引用を行う「必然性」があること
キ 「出所の明示」が必要(コピー以外はその慣行があるとき)
- 文化庁 (2010, §8. 著作物等の「例外的な無断利用」ができる場合 ⑧ ア、「引用」(第32条第1項))![]()
引用を↑このように囲む方法は、↓こちらの記事をどうぞ。
⇒ Vol.422.引用符「“」と「”」で引用文をかっこ良く囲む方法
たとえリンク切れがなくても、リンクは驚くほどクリックされません。
リンク先を読んだことを前提にするのではなくて、読んでないことを前提で記事を書かないと成り立たないことのほうがはるかに多いです。
ニュースネタでのリンクの役割は、(1)情報の補強、(2)信憑性の獲得、(3)出典の明示、程度のものだとわきまえておいたほうがよさそうです。
とはいっても、過去記事のリンク切れをしっかり修復しておくと、
・ブログの信頼感の低下を防ぐ
・ブログに活き活き感を出す
・検索順位の向上
などのメリットがあります。
もともとがリンク切れというネガティブなトラブルの対策なので、メリットというよりも被害を最小限にとどめる程度のことですが、リンク切れを修復しておくことによって検索順位が向上することもあります。
(ライバルサイトがリンク切れで検索順位が下がるため。)
リンク切れ修復で検索順位が上がった実例
このブログの過去記事↓⇒ Vol.414.村上春樹さんのカタルーニャ国際賞スピーチ【全文】魚拓リンクつき
Vol.414.村上春樹さんのカタルーニャ国際賞スピーチ【全文】魚拓リンクつき
via: Vol.414.村上春樹さんのカタルーニャ国際賞スピーチ【全文】魚拓リンクつき|儲かるブログの研究:ネットビジネス研Q室
●日本の核のこととかカタルーニャのこととか平和のこと
村上春樹さんが、スペインのカタルーニャ自治州政府から
カタルーニャ国際賞を受賞し、
バルセロナの自治州政府庁舎で受賞スピーチをしました。
《中略》
ぜひ、スピーチの全文をお読みください。![]()
ということで、スピーチ全文が掲載されているニュース記事にリンクしています。
最初に張ったリンクは、記事が削除されて↓リンク切れしています。
⇒ 【村上春樹】カタルーニャ国際賞スピーチ原稿全文 : 47トピックス - 47NEWS
大きい話題になったニュースだったので、この記事を投稿した当時は
グーグル検索の1ページめには入っていたものの、
ご本家の「47NEWS」をはじめ、いろいろなブログもひしめいている激戦区でした。
このニュース記事へのリンクは、この記事のキモです。
リンク切れになっては記事の存在意義がなくなってしまいます。
つまり、グーグルにとっても価値のない記事です。
そこでリンク切れに備えて、あらかじめ↓魚拓を用意してありました。
⇒ 【村上春樹】カタルーニャ国際賞スピーチ原稿全文 : 47トピックス - 47NEWS(魚拓)
↓ニュース記事のキャプチャ
やがて、ご本家のニュース記事が削除されると、リンク切れになったライバルサイトは次第に順位を落としていきました。
こちらの記事は魚拓で修復済み。
魚拓ではありますがリンク先で全文を読むことができるので、順位は相対的に上がってきて、半年以上たった現在でも検索からのアクセスがポツポツとあります。
現在の検索結果↓
⇒ 村上春樹 スピーチ 全文 - Google 検索
その後、魚拓ではなくインターネット・アーカイブ(Internet Archive)の
ウェイバック・マシーン
(Wayback Machine)が、かなり使えるようになってきたことに気づいたので、リンクを貼り替えています。↓⇒ 【村上春樹】カタルーニャ国際賞スピーチ原稿全文 : 47NEWS(Wayback Machine)
ウェイバック・マシーンは、数年前に田渕さん
が紹介されていましたが、その当時はURLを検索するだけでも数分かかるという、なかなか使いにくいものでした。現在では表示に数秒かかりますが、使えるレベルに達してきたと思います。
なによりいいのは、アーカイブされたサイトにあるリンク先もアーカイブされていれば、
リンク先のリンク先も表示できることです。
リンク切れのサイトを表示する3つの方法
1.グーグルキャッシュ
グーグルは、インデックスしたサイトのキャッシュ(一時記憶)を保管しています。上の検索結果の画像で、検索結果の右側に表示されているプレビュー画像は、グーグルが保存したサイトのキャプチャ画像です。
グーグルの検索結果のURL表示の右側に「キャッシュ」というリンク↓がついています。

↑このリンクをクリックすると、グーグルが保管しているキャッシュ画面↓が表示されます。
⇒ Vol.414.村上春樹さんのカタルーニャ国際賞スピーチ【全文】魚拓リンクつき(グーグルキャッシュ)
グーグルキャッシュでは、検索したキーワードが色つきでハイライトされてしまいます。↓
ハイライトしたくない場合は、表示するサイトのURLだけで検索すればハイライトされません。
(検索したURLが本文に書いてなければ。)
グーグルキャッシュの問題点
・グーグルがインデックスしていないサイトはキャッシュされていない。(ほとんどのサイトがキャッシュされています。)
・サイトが公開されてすぐにはキャッシュされない。
(最新のニュース記事だとキャッシュがない場合が多いです。)
・次にキャッシュされると、前のキャッシュが上書きされる。
(「ページが表示できません。」などのキャッシュしか残りません。)
・時間がたつと、キャッシュが削除される。
(経験的に数ヶ月は保つようですが、あまり古いものは削除されます。)
グーグルキャッシュを直接表示する方法
表示しているサイトのURLの前にhttp://www.google.com/search?hl=ja&q=cache:
をつけるとそのサイトのキャッシュが表示されます。
たとえば、↓
http://www.google.com/search?hl=ja&q=cache:http://ameblo.jp/aminamura/
このブログのトップページのグーグルキャッシュです。
僕は、「http://www.google.com/search?hl=ja&q=cache:」をIMEの辞書に登録してありますので、キャッシュ表示があっというまにできます。
2.ウェブ魚拓
上のほうに貼ったウェブ魚拓へのリンクをもう一度貼っておきます。↓⇒ 【村上春樹】カタルーニャ国際賞スピーチ原稿全文 : 47トピックス - 47NEWS(魚拓)
↑ここで表示されるのがウェブ魚拓です。
ウェブ魚拓は、株式会社アフィリティー
が運営しているインターネットアーカイブです。ユーザーがリクエストしたサイトを米国シリコンバレーにある専用サーバーに記録してくれます。
使用方法は簡単で、ウェブ魚拓のサイト↓のURL入力欄に、魚拓を取得したいサイトのURLをコピペして「下記規約に同意し取得」をクリックするだけです。
ウェブ魚拓
ウェブ魚拓の問題点
基本的に、自分がとった魚拓を使用するので、サイトが生きているうちに魚拓をとっておく必要があります。しかし、他人がとった魚拓も問題なく使用できますので、サイトが消える前に誰かが魚拓をとっていたかもしれません。
既存の魚拓を探すには、ウェブ魚拓サイト右上にある検索窓↑でURLを検索すれば見つけることができます。
以前は、ブックマークレットで魚拓を取得するときに、既存の魚拓が表示されたのですが、2011年12月にブックマークレットが変更されて既存魚拓の表示はされなくなりました。
⇒ ウェブ魚拓のブックマークレット(新)
旧ブックマークレットはすでにサイト上には置いていないので、使用したい方は下記のコードをブックマークレットのURLに入れ替えると旧ブックマークレットを使うことができます。
入れ替える方法

↑新ブックマークレットをお気に入りに登録して、プロパティを表示します。
プロパティのURL欄に上記コードを貼りつけると、旧ブックマークレットになります。
旧ブックマークレットを使って魚拓をとろうとすると、取得済みの魚拓があれば↓このように表示されます。

サイトが消えてしまってからでも、誰かがとった魚拓があればラッキーですね。
3.インターネット・アーカイブのウェイバック・マシーン
ウェイバック・マシーン(Wayback Machine)は、米国の非営利団体インターネット・アーカイブ(Internet Archive)が運営している
ウェブサイトを記録保管するシステムです。
2ペタバイト(2,250兆バイト)を超す巨大サーバーに全世界の1500億ページ以上のウェブサイトを記録保管しています。
インターネット・アーカイブのレポートはギガジンの↓この記事で見ることができます。
⇒ 全知識への普遍的なアクセスを目指す「Internet Archive」が寄付を募集中 - GIGAZINE
こちらはウェブ魚拓のようにユーザーの操作で記録するのではなく、検索エンジンのようにクローラー(ロボットプログラム)がインターネットを巡回して自動的にウェブページを保存しています。
保存されたページを呼び出すには、ウェイバック・マシーンのサイト↓にURLを入力して検索します。
Internet Archive: Wayback Machine
ウェブページの記録が残っていれば、カレンダー上に○印で表示されます。↓

↑Yohoo!トップページのアーカイブ
↑○印、または記録された時刻をクリックすると記録されているウェブページが表示されます。
何度も記録されているサイトは、過去のいろんな時点での記録が残っています。
うまくすれば、過去のグーグルホリデーロゴも見られるかも。(^o^)
ウェイバック・マシーンは、自動巡回なので欲しいウェブページが必ず手に入るわけではありません。
かつては、クローラーの巡回リクエスト機能もあったようですが、現在では廃止されています。
村上春樹さんのスピーチの記事は幸運にも保管してありましたので、リンク切れを見つけたときは探してみると見つかるかもしれません。
ウェイバック・マシーンとグーグルキャッシュを簡単に取得できるサイト
↓時間の穴というサイトを使うとウェイバック・マシーンとグーグルキャッシュを簡単に取得することができます。
時間の穴 ~ウェブ・アーカイビング(主にWaybackマシン)と検索エンジンのキャッシュ~
上の入力欄がウェイバック・マシーン。
下の入力欄がグーグルキャッシュです。
見ればわかりますよね。
外部リンク:
・引用 - Wikipedia
・【村上春樹】カタルーニャ国際賞スピーチ原稿全文 : 47NEWS(魚拓)
・【村上春樹】カタルーニャ国際賞スピーチ原稿全文 : 47NEWS(Wayback Machine)
・株式会社アフィリティー ≫ 会社概要
・ウェブ魚拓
・ウェブ魚拓のブックマークレット(新)
・全知識への普遍的なアクセスを目指す「Internet Archive」が寄付を募集中 - GIGAZINE
・ウェイバック・マシーン Internet Archive: Wayback Machine
・時間の穴 ~ウェブ・アーカイビング(主にWaybackマシン)と検索エンジンのキャッシュ~
関連記事:(同窓で開きます)
Vol.422.引用符「“」と「”」で引用文をかっこ良く囲む方法
Vol.414.村上春樹さんのカタルーニャ国際賞スピーチ【全文】魚拓リンクつき
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