Cafe-Buono!物語1/2
テーマ:Buono!物語出演
嗣永桃子(オーナー)
夏焼雅(マスター)
鈴木愛理(看板娘)
第149話 Cafe-Buono!のエイプリルフールの巻
愛理:おはよう
夏焼:おはよう
愛理:はやいねー起きるの
夏焼:まあね
愛理:何時に起きたの?
夏焼:6時だよ
愛理:はやいねー
夏焼:愛理が遅すぎなんだよ~
愛理:あはは
夏焼:4月になったら暖かくなるからさあ、もう少し早く起きようよ
愛理:まあ、頑張る
夏焼:桃なんか朝5時起きだよ
愛理:そうなんだ
夏焼:また朝から仕事とからしいんだけどさあ、みや起こされるんだよね、ベリーズの仲間だから朝ご飯作ってニャンとか言うし
愛理:朝からそんなテンションなんだ
夏焼:そうそう、大変大変
愛理:そんなに朝早くからどこ行ったの?山菜摘み?
夏焼:山菜摘みって・・・
愛理:だってそんな感じじゃん
夏焼:確かに昔さあ、筍掘ってたけどさ
愛理:荒川の河川敷でなんか野草摘んでたよね
夏焼:なんか天ぷらにすると美味しいんだぁみたいなこと言ってさあ、意地でも食べてた
愛理:毒だったらどうしたんだろうね
夏焼:大丈夫でしょ?生きてるし
愛理:そっか
夏焼:それに桃はさあ、多少の毒くらいで死なないから
愛理:なるほどね
夏焼:つうか年取ってもあんな感じかもしんない
愛理:えー
夏焼:案外なんか200年くらい生きたりして
愛理:えー
夏焼:だってそんな気しない?
愛理:あ~わかるかも。なんか80過ぎてもさ、許してニャンとかやってそう
夏焼:あるある
愛理:どうしよう?80過ぎても許してニャンとかやってたら
夏焼:みやは距離置くな
愛理:やっぱりね
夏焼:なんかさ、死ぬまで小指立ってそうじゃん
愛理:あ~はいはい
夏焼:もうね、大変ですから
愛理:で?桃は?
夏焼:仕事
愛理:あらら、忙しいやね~
夏焼:まあ、仕事が忙しいほどお店が静かでいいよ
愛理:確かにそうだよね
夏焼:最近帰りも遅いからさあ、なんか夕方からカウンターで寝ることも無いからね
愛理:イラッてくることもなくていいんじゃない?
夏焼:まあね
愛理:でもさあ、よく働くよねー
夏焼:逆に心配になるわ
愛理:昨日なんかさ、夜10時ごろ帰ってきたしね
夏焼:そうなんだよね、最近忙しいからさあ、心配なんだよね
愛理:みやも心配なんだね
夏焼:まあね
愛理:やっぱりそれはあれ?友達だから?
夏焼:違うよ。おばあちゃんだからさ、あんまり働くと倒れそうだから
愛理:そっち?フフフ
夏焼:倒れるよそのうち。持病持ってるし
愛理:え?そうなの?
夏焼:腰痛
愛理:ケッケッケ
夏焼:そのうちさ、婦人病とか
愛理:完全におばあちゃんじゃん
夏焼:もうさあ、子供なんだか大人なんだかおばあちゃんなんだかわかんないよね
愛理:ケッケッケ
夏焼:どうにかなりませんかね
愛理:みやもさあ、心配してるふりしてかなりキツいこと言ってるよね?
夏焼:そう?
愛理:うん
夏焼:朝ごはんにしようか
愛理:そだね、お腹空いたし
夏焼:じゃあパン焼いて
愛理:はーい
夏焼:みやはお茶を入れまーす
愛理:マーガリンマーガリンそこの角をマーガリン♪
夏焼:出たっ!
愛理:今ひらめいた
夏焼:楽しいねー楽しいねー
愛理:ところでさあ、桃は今日何時に戻るの?
夏焼:夕方には帰るみたい
愛理:ふーん、そうなんだ
夏焼:そうなんですよ
愛理:またももち結びで行ったの?
夏焼:そうそう
愛理:電車で?
夏焼:うん
愛理:そうなんだ。すごいよね
夏焼:よくバレないよねって思う
愛理:愛理もそう思う
夏焼:でしょ?地味だから
愛理:結局地味だからっていう理由なんだね
夏焼:まあね
夏焼:あ~そだね、まさかさあ、ここに許してニャンがいるとは誰も予想しないからね
愛理:確かにそれはあるかもね
夏焼:うちらもさあ、ファンからしたらさ、ここに店開いてるなんて予想すらしないわけじゃん
愛理:確かに
夏焼:もともとうちら赤羽橋で店開く予定だったじゃん
愛理:うん、最初愛理もさあ、赤羽橋かと思ってそっち探しちゃった
夏焼:まさか赤羽だとは・・・みたいな
愛理:うん
夏焼:そんでもさあ、ここに店開いたからっていうのもあるんだけど、なんかファンの人とか押し寄せてワーワーならなくて良かったね
愛理:確かに
夏焼:ここ来たら毎回握手会みたいなもんだから
愛理:あ~そうだよね
夏焼:ゆっくりできたね
愛理:場所間違えた桃に感謝しないと
夏焼:つうかゆっくりのんびりお店開かせてくれたご近所さんにも感謝しないと
愛理:そうだよ~
夏焼:もうじき開店3周年じゃん
愛理:うん
夏焼:お客様感謝祭やらない?
愛理:あ~それいいね
夏焼:なんか大安売りとかしたいよね
愛理:うん
夏焼:なんかイベント考えたい
愛理:それいいっ!いつものお値段から出血大サービス
夏焼:どんくらい?
愛理:全品ワンコイン
夏焼:いいねーいいねー500円
愛理:違うよ、100円だよ
夏焼:えっ?
愛理:100円
夏焼:どんだけ出血大サービスなんだよ?そんなんしたら出血多量で死ぬし
愛理:そうかなあ?
夏焼:そうだよ
愛理:だって500円じゃ高いじゃん
夏焼:高いかあ?100円じゃ安いしどんだけうちら損するわけ?
愛理:だってさあ、だってさあ、うちらの赤字って会社が補てんしてんでしょ?
夏焼:そうだけどさ、つうかうちらそんなに赤字出してんの?
愛理:さあ、わかんない
夏焼:わかんないの?
愛理:だって毎月さあ、材料仕入れたやつと売ったやつあんじゃん、パスタが1皿とか数をちけたやつを会社に持っていってるからさ、会社の人が赤字かどうか知ってんじゃない?
夏焼:えーっ!赤字なのかな?
愛理:赤字だったらとっくの昔にさ、このお店辞めさせてると思うよ
夏焼:あ~なるほど
愛理:だから大丈夫なんじゃない?
夏焼:だといいんだけどね
愛理:とにかくさあ、お客様感謝祭やろうね
夏焼:まあ、そだね。でも~値段はワンコインはやめようね
愛理:まあ、これは桃が帰ったらみんなで考えようね
夏焼:そだね
愛理:それじゃあ来週まで考えておきましょう
夏焼:うん
愛理:フフッ!楽しみ
夏焼:パン焼けたよ
愛理:はーい
夏焼:美味しそう
愛理:あ~いいよね
夏焼:マーガリン塗って
愛理:はーい
夏焼:サラダもあるよ
愛理:あ、美味しそう
夏焼:みやが作りました
愛理:フフッ
夏焼:でしょ?
愛理:みや料理うまいよね
夏焼:まあ、野菜切ってさあ、盛り付けてスライスチーズちぎって載せただけだから
愛理:またまたぁ、こういう発想がいいんだょ
夏焼:そう?
愛理:うん
夏焼:なんか地味だねぃ。目玉焼きでも作ろっか?
愛理:目玉焼きかぁ
夏焼:すぐ作れるからさ
愛理:お願い
夏焼:いやぁ、そう言えばエイプリルフールだねぃ
愛理:そだね
夏焼:なんかさ、エイプリルフールだからさ、すんごくシャレならないウソついてさ、びっくりさせない?
愛理:あ~楽しそうだね
夏焼:でしょ?でしょ?
愛理:どんなウソがいい?
夏焼:なんだろね
愛理:Buono!解散とか?
夏焼:えーっ!
愛理:だってなんかショボい嘘より大胆なウソのほうがさ、意外に騙されるって聞くよ
夏焼:そうかあ?
愛理:だって昔さあ、有名な結婚詐欺師がいたんだけどさ、なんかさ、飛行機のパイロットの格好して街を歩いてさ、僕は国際線のパイロットなんだけどお金あるし結婚しないって女の子に声かけたんだけど全部ひっかかったらしいよ
夏焼:なにそのあり得ないシチュエーション
愛理:でしょ?こんな初歩的な手口にひっかかるわけないじゃんっていうシチュエーションなのにひっかかるわけ
夏焼:わかるっ!あれじゃん、あれと同じじゃん、あれ、銀行行かせるやつ
愛理:オレオレ詐欺でしょ?
夏焼:そうそう
愛理:あれもなんかさあ、あり得ないじゃん、携帯の番号変わったからってさ、仕事に行った自分の息子とかから平日の昼に電話来るんだよ
夏焼:あ~はいはい
愛理:仕事サボって何携帯番号変えてんの?みたいな話じゃん
夏焼:そうだよね
愛理:でしょ?
夏焼:その考え方なかったわぁ
愛理:でしょ?
夏焼:愛理すごいよね
愛理:そのあとさ、電車の網棚に1000万入った会社の鞄忘れたとかさ、弁償しなきゃいけないとかさ
夏焼:だよね、どんだけアホなんだみたいな
愛理:そんなヘマする人に会社も1000万も預けないでしょ?
夏焼:つうかそんな大金さ、警備なんとかに運ばせないか?
愛理:でしょ?それもあるけどさ、みやなら鞄の中に大金入ってるやつ預けられたらさ、網棚の上に載せる?
夏焼:絶対にのせない。逆にこうやって抱き抱える
愛理:それもどうかと思うけどさ、まあ普通は肌身離さず持つじゃん
夏焼:だよね
愛理:オレオレ詐欺なんて冷静に考えるとおかしいことばっかりなんだって
夏焼:なるほど
愛理:それにさあ、還付金詐欺とかあんじゃん。年金とか税金戻るやつ
夏焼:あ~はいはい
愛理:あれだってさあ、なんでお金戻すためにお金振り込まないといけないの?それにさあ、そういう手続きは年金の事務所でやるじゃん
夏焼:うん、そうだよね
愛理:でしょ?
夏焼:いやぁ、愛理はなんかいろいろ知ってるね、そういう話さあ、老人ホームとかで聞かせたいわ
愛理:実際にここに来るおばあちゃんとかに話してるから
夏焼:何それ~
愛理:みんなわかってくれるよ
夏焼:そうなんだ
愛理:うん、そうなんだけど・・・
夏焼:だけどそんな変な話を人はあっさり信じちゃうんだよね
愛理:そうなんだよね~
夏焼:じゃあさ、やっちゃう?
愛理:うん
夏焼:楽しそう
愛理:じゃあさ、どんな感じにする?
夏焼:うーん、まずさ、部屋暗くして二人でうつむいてようか?
愛理:あ~いいねーいいねー
夏焼:ついでに泣いちゃう?
愛理:あ~なんかリアリティーだね
夏焼:そうそう
愛理:でさあ、どういうシチュエーションにする?
夏焼:ん~
愛理:桃もああみえて疑り深いからね
夏焼:そうだよね、たまにテンパるわりにはさ、スタッフにちゃんと確認するからね
愛理:だよね
夏焼:やるんならちゃんとスタッフさんにも説明してさあ、やらないとすぐバレるから
愛理:一応℃-uteのメンバーとかにも説明して協力してもらわないとね
夏焼:あ~はいはい、うちはベリーズのメンバーに口裏あわせてもらおう
愛理:なんか楽しいね
夏焼:楽し~い
愛理:とりあえずBuono!は解散することになってさ、Cafe-Buono!も閉店っていうのはどう?
夏焼:そこまでやる?
愛理:だってさ、だってさ、Buono!がいないのにCafe-Buono!はないじゃん
夏焼:まあ、確かにそうだけど
愛理:Buono!のいないCafe-Buono!なんてさ、牛肉入ってない牛丼、まぐろがのってない鉄火丼、うなぎののってない鰻重みたいなもんじゃん
夏焼:それ全部ただのご飯じゃん
愛理:そうそう、だからCafe-Buono!が存在する意味がないから閉店っていうシチュエーション
夏焼:うわぁ、なんか楽しみだあ
愛理:愛理はスタッフさんと話あわせておくからさ
夏焼:あ、じゃあよろしくお願いいたします
愛理:愛理とりあえず泣いてしゃべるけど滑舌は大丈夫かなあ?
夏焼:いや、そこは愛理の滑舌の悪さを前面に出した方がリアルだと思うよ
愛理:そっか
夏焼:いかに桃を騙すかっていう演技だけどさ、自然体でやらないと桃は見抜くのうまいから
愛理:そんな気がする
夏焼:いやぁ~なんかもうすでに楽しみだなあ
愛理:愛理も楽しみ
夏焼:あ~はやく夕方にならないかな、なんかはやく桃のテンパる姿がみたいな
愛理:ところでさ、目玉焼きどうなった?
夏焼:あーっ!忘れてたぁ!
愛理:真っ黒になってない?
夏焼:なんかお話に夢中で目玉焼きのことはすっかり忘れちゃったらこんなに小さくなって裏は真っ黒ですー
愛理:体に悪そう
夏焼:なんかエイプリルフールみたいな目玉焼き出来ちゃった
愛理:何それ~
2/2に続く






