レースを分ける淀の坂がキレと持続力の両立を求めやすい条件。末脚の総合力に優れる馬を探していきます。内有利の弱い傾向、淀の坂・下りで急加速力不足をフォローできること（≒京都巧者の存在）、加齢によるトップスピードの衰え…をそれぞれ忘れずに。
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からプロフィールページをご参照下さいm(_ _)m▲ トーセンラー
△ フィエロ
買い目はなるべくシンプルに。
単複：◎
複勝：☆
ワイド：◎-☆
予想記事 目次
1. 予想のポイント、印・買い目
2. 前日の馬場傾向と当日の馬場の想定
3. 各馬の短評
3+. 評価を控えめにしたい人気馬
「傾向と対策」
・ 過去の結果から考える狙い方
→ マイルチャンピオンシップ 2014 傾向と対策（データ）
（関連 ： 芝質と血統・種牡馬）
京都競馬場 ： 開催7/8週目、B→Cコース変更・使用1/2週目。中間の雨ゼロ？
コース替わりも大きな変化は見られず、引き続きやや内有利～内外フラット。時計レベルは少し早い程度。好走している血統はSS系全般（系統異なるタイキシャトル含む）×15、Mr. Prospector系×1、Nasrullah系（Grey Sovereign系含む）×1、Roberto系×1で、推測される芝質は「軽め～標準的な芝（前週比：変わらず）」
7週目土曜現在の京都芝をまとめると、「やや内有利～内外フラットの軽め～標準的な芝。時計レベルは少し早い」
明日にかけての天気は、良好の一言で、土曜とほぼ同じ馬場傾向が続きそうです。SS系のキレに他の血統の馬は苦戦しそう。母父がSSでも父系がSS系でない馬は慎重な評価が必要では。
馬場観察 : 3R 2歳未勝利（内／11:05）、4R 2歳未勝利（外／11:35）、5R 2歳新馬（内／12:25）、8R 500万下（外／13:55）、9R 嵯峨野特別（内／14:25）
能力適性の用語解説（底力・キレなどの用語解説）
能力レベル（評価）の早見表（A～Gのクラス対応表）
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持続力に優れる中距離馬・マイラー？
前走・毎日王冠を再確認すると、展開と馬場の影響から前後・内外ともかなり不利。さらに、直線で不利まで受けていて、能力を出し切れていません。ここまで3戦2勝2着1回と相性の良い京都に変われば巻き返しの可能性十分です。
ただし、東京で連対できていないようにキレ（＝トップスピードと急加速力）でやや劣るところがあり、緩急の大きいペースだとキレ不足から詰めの甘さを見せる可能性があります。京都芝の外回りなら淀の坂・下りで急加速力不足をある程度フォローできますが、14'マイラーズカップのように緩急の小さい流れが望ましく、展開を待つ以上は1着固定として狙うのを避け、複勝系馬券を中心に狙うと良いのでは。
ツナギは長さ普通、やや細い、角度普通（蹄は寝る）。直飛節気味。 軽めの芝のマイル～中距離向き、血統は中長距離向きで、軽めの芝の中距離◎？（マイル○-？？ 中長距離▲？？） 荒れ馬場・道悪△？
：E？ 
：C-？？ 斤量少注（やや小柄）☆ にほんブログ村 競馬ブログ（PV順 56位くらい）
※ 馬名が表示されていない場合、ランキング表の
からプロフィールページをご参照下さいm(_ _)m持続力に優れる千八巧者・マイラー？
上半期の好走が忘れられたかのような人気。前走の富士ステークスはスローからの上がり特化勝負で、不利な後方から終いまでしぶとく伸びて0.1秒差の5着。上位5頭より重い斤量（57.0kg）を背負っての善戦で、復調気配を見せています。
今回は淀の坂・下りでキレ（＝トップスピードと急加速力。この場合は後者）不足をフォローしやすい京都芝1600m・外、斤量が前走と変わらない（相対的に少し有利）など、さらにパフォーマンスを上げてくる可能性があり、マイラーズカップほど時計レベルが早くない点、仕掛けが早く脚を余さない外国人騎手への乗り替わりも好材料。妙味ある相手候補としてマークしても。
ツナギは長さ普通、太さ普通、角度普通。標準飛節。 標準的な芝のマイル～中距離向き、血統は長距離向きで、標準的な芝の1800m◎？（軽い芝○-？ 重い芝△+？ マイル○-？ 2400m△+？） 荒れ馬場・道悪△+？（血統補正を推測） 底力：E-？ キレ：E-？
：D-？ 半兄ローエングリン
▲ 7-13 トーセンラー（57.0kg・前走比-1.0kg／やや小柄＋キレ優位）
キレを中心とした末脚の総合力に優れる中距離馬？京都巧者。
今年の不安は加齢によるキレ（＝トップスピードと急加速力）の衰えの有無。
前走の京都大賞典が前後は不利な位置取りも、昨年と異なり内外は有利な位置取りでの敗戦。能力のピークを過ぎている可能性があります。
今年の出走馬には抜けた馬がいないので昨年に続いて好走する可能性も十分（＋前走からの斤量減もプラス）ですが、人気に見合う勝率があるかは計算できません。
ツナギはやや長い、やや細い、角度普通。直飛節。 軽めの芝の中距離向き、血統は中距離向きで、軽めの芝の2400m◎？（標準的な芝○-？ 重い芝△+？ 緩急ある流れの芝2000m○-？ 後傾ラップのマイル○-？ 超長距離▲+？） 荒れ馬場△+？道悪△？ 底力：D-？
：C？ ：D？ 斤量注（やや小柄＋キレ優位） 平坦○？急坂△？ 半姉ブルーミングアレー、全弟スピルバーグ△ 4-8 フィエロ（57.0kg・前走比+1.0kg／キレ優位）
キレ・底力に優れるマイラー・千四巧者？
ここでの不安は持続力不足。
マイルでの好走はハイペースで底力（=ハイペース耐性）とキレ（＝トップスピードと急加速力）を生かしての好走が多く、マイラーズカップのようにキレと持続力の両立を求められると詰めの甘さを見せます。マイラーズカップと同じ京都芝1600m・外の今回も持続力不足からゴールを前に伸びが鈍る可能性があり、前掛かりの中弛みラップでないと優勝は難しいはず。（頼みの展開もミッキーアイルをつつく馬がいないと思われ、スローになる可能性が高いと考えます）
キレ優位の能力から斤量の増加、控える意識の強い鞍上ともマイナスで、人気に見合う信頼性はないのでは。
ツナギはやや短い（脚の長さ普通）、やや太い？角度普通。標準飛節？ 重めの芝のマイル前後向き、血統はマイル～中距離向き（？）で、標準的な芝のマイル◎？（馬場不問？ 1400m○？ 1800m▲？） 荒れ馬場▲+？道悪○-？？ 先行力：G+？
：E？ ：D？ 持続力：F-？ 斤量少注（キレ優位）8-15 ミッキーアイル（56.0kg・前走比-1.0kg）
ダッシュ・先行力・底力に優れる千四巧者・マイラー？
ここでの不安は僅かに距離が長いこと。
距離適性を前走までのレース振りから厳密に判断すると、マイルはやや長く、1400mはやや短い印象。京都芝1600m・外回りでメンバーが揃うと、上がり4Fの早さ（≒持続力、距離延長への適性）を問われやすくなるので、マイルがぎりぎり＋末脚が甘いこの馬にとっては詰めの甘さを見せる可能性が高いと思われます。
少なくとも人気に見合う勝率は期待できないと思われ、狙うにしても妙味の少ない相手候補としてでは。
ツナギはやや短い（脚の長さ普通）、太さ普通、やや立ち。直飛節。 標準的な芝のマイル～中距離向き、血統はマイル前後向き（？？）で、標準的な芝の1500m◎？（重い芝▲？ 1400m・マイル○？ 1800m△？） 荒れ馬場▲？道悪▲+？
○-？ 
：D-？ ：E↑？ キレ：F↑？ 平坦○？ 急坂△+？（前脚振り出すフットワーク） 芝／直線距離の比較（Aコース）
■ 全10場の内外回りすべて
新潟外（659m）＞東京（525.9m）＞阪神外（473.6m）
＞中京（412.5m）＞京都外（404m）＞新潟内（359m）
＞阪神内（356.5m）＞京都内（328m）＞中山（310m）
＞小倉（293.0m）＞福島（292.0m）＞札幌（266.1m）
＞函館（262m）
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