● コース形状と過去5年のラップタイムの確認 ----------

参考:小倉競馬場コース図(JRA | 小倉競馬場)
 小倉芝1200mは2角引き込み線からスタート。テン3Fは始め1Fが下りで、一旦平坦になりスパイラルカーブの3角へ進入し、3角の途中・残り700m付近から再度下り。上がり3Fは3角後半から4角・残り400mまで下り、残り400mは平坦で直線は300m弱。

参考:芝直線距離の比較(Aコース+芝1200m戦が施行される競馬場に限る)
 中京(412.5m)>新潟内(359m)>阪神内(356.5m)>京都内(328m)>
 中山(310m)>小倉(293.0m)>福島(292.0m)>札幌(266.1m)>函館(262m)

平均 32.3-34.8 =1'07"1(2009~13、計5レース)

2013 32.2-34.5 =1'06"7(2着ニンジャ)
2012 32.2-34.7 =1'06"9(3着エピセアローム)
2011 32.4-34.8 =1'07"2(3着エーシンヴァーゴウ)
2010 32.1-35.0 =1'07"1(メリッサ)
2009 32.7-34.8 =1'07"5(サンダルフォン、レディルージュ、カノヤザクラ)

※「3F-3F =6F」で表記、()内は主な活躍馬など

平均的な芝質 : 軽め~標準的な芝? (関連リンク : 芝質と血統・種牡馬
平均的な展開 : 極端な前傾ラップ

 コース形状+この時期の馬場状態から考える平均的な芝質は軽め~標準的な芝。上り坂が皆無といって良いためパワーは要求されませんが、同時にペースの緩む箇所が無いためキレの要求度も低く、キレ優位の馬は苦戦しやすくなります。
 平均的な展開は極端な前傾ラップ。ほぼずっと下り続ける+3角がスパイラルカーブというコース形状に加え、ハンデ戦で斤量差を生かしたいという思惑からか、超ハイペースの前傾ラップが基本。超ハイペースでもバテない差し・追い込み馬がかなり有利です。
 ユニークな展開なのでリピーターに目を向けたくなりますが、全体的なスピードを問われる条件では斤量増の負担が大きいこと、加齢によるスピード能力の衰えが影響すること…などから、過去の優勝馬・好走馬の期待値は低くなります。


北九州記念 2014 傾向と対策(2)に続きます

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