ここぞと言う時の力を | 脳梗塞自主リハビリ雑記

脳梗塞自主リハビリ雑記

50代(2012年)で脳梗塞になり只今リハビリ中の日々です。

「力を入れずに歩く」が
私のリハビリのひとつの目標であった。

なので逆説的ないい方になるが
なるべく頭では考えないようにしてる。

片麻痺の私は歩くと
余計な力がカラダのあちこちに掛かる。

意識すればするほど
ガッチガチな肩になり

ガッシンガッシンとロボット歩きになる。


特に階段は例え数段であっても
肩が固まって脳からの指令が混乱する。

脳は危ないぞと言う指令と
行けるんではないかと言う指令が混ざり合い

まるで遊園地で
危険な乗り物に乗り込んでいるような気分だ。


最近はリハビリさんに
「快調っすね。
この歩きだったら普通に歩いている人と
何も変わらないですよ。」と言われる。

嬉しい事は嬉しいのだが
車や自転車、人が横切ると
その瞬間固まる。

そして元のガッシガッシの歩きになる。

このまえも
ヨロヨロしながら自転車乗っている
おばあちゃんとぶつかりそうになり

「ちぇっ!」と言われたばかりでもある。


スムーズに歩けるようになったが
問題はいきなり避けたり、止まれないのである。

まだまだ、ただ歩くだけみたいな私だ。

力を抜く事は出来るようになったが
ここぞと言うとき、力を入れる事が出来ない。

あそこもだが!←余計だった?(笑)