筋肉少女帯の奇跡-090320_1315~01.jpg
3月12日に、筋肉少女帯の「猿の左手 象牙の塔」を「名曲紹介」として書いたのですが、
その曲の歌詞のもとになっている短編小説、W.W.ジェイコブズの「猿の手」という作品をまだ読んでいなかったので読んでみました。

この記事の写真は、
「贈る物語 Terror(テラー)」という文庫本で、宮部みゆきさんが怖い話を集めて紹介してくれる、という本です。
この本の一番最初に、短編小説「猿の手」が入っていました。



「猿の手」の感想は……
「楽して願い事なんてかなえてはいけないな……」
という、感じです。
「猿の手」、とても短い短編小説で、たぶん10分~20分で読めちゃうんじゃないかな。
おとぎ話みたいです。
ただ、この話の悲しさというのは、ちょっと後に残りますね。

宮部みゆきさんも、「猿の手」には特別な思い入れがある作品らしいです。



この「贈る物語 Terror」の文庫本の最初に、後藤一之さんという方が書いた「猿の手」の絵が載っているのですが……
これがなんだか引き込まれる絵で、怖いです。
(^-^;)

こんな絵を描かせてしまったり、大槻ケンヂの詩に影響を与えてしまったりする「猿の手」という小説は、やはり独特「力」がある小説なのではないでしょうか。
1902年という、もう100年も前の作品なのにね。



あと、この文庫本にはコワイ短編小説がいっぱい入っているのですが……
私はわりとコワイ話は苦手なので、またそのうち読んでみることにします……。(笑)

この本を編集した宮部みゆきさんは、
「コワイお話」が死ぬほど大好き!
……なんだそうで……(^-^;)
「コワイお話」が小説を書く原点になったらしいです。



宮部みゆきさんは、さらにこの本の「コーヒーブレイク」で、
「一年のうち、360日は確実にコントローラーに触ってる」(!)
というゴリゴリのテレビゲーム・マニアだというコトをカミングアウトされている素敵な方です!(笑)
私もゲームはそこそこ好きだけど、さすがにほぼ毎日はコントローラーには触らないなぁ……
(^-^;)

それで、さらに宮部みゆきさんは、
「ゲームだって、小説や映画と同じ「作品」なんだよっ!」
っていうコトを言ってくれていまして、
ここは、私も拍手してうなずきたいです!

「真・女神転生」という作品に、どっぷり浸かったコトのある私としては、やっぱりゲームももっと評価されていいメディアだと思っているので。
最近は、時間が無くて、あんまりゲームはやらないんですけどね。

それで、宮部みゆきさんはここで
「ブレス・オブ・ファイア3」
というゲームの
「虎人のレン」というキャラクターの紹介の文章を紹介してくれていまして……
コレがなかなか興味がわくキャラクターになっています。

ちゃんとゲームを一つの「作品」として考えてくれる宮部みゆきさんは、やっぱり素敵な方ですね!



さらに「コーヒーブレイク2」の部分では宮部さんは社会思想社の
「現代教養文庫」が無くなってしまったコトについて書いていて、
私も「現代教養文庫」は大好きだったので、ここでも大共感させられてしまいました……!
なんといっても「現代教養文庫」と言えば
「アドベンチャー・ゲーム・ブック」!
「創元推理文庫」と並んで、私が小学生の頃(20年前)に一大ブームを巻き起こした……
って、私の周りだけのハナシですかね。(笑)
あまりにマニアックなマニアックなハナシになるので、このコトについては改めて書きたいですが……(^-^;)



まぁ、とにかく宮部みゆきさんは素敵な方だと。
そういう、結論です!(?)

(笑)

そういえば、宮部みゆきさんの
「ドリーム・バスター」、一部分だけ読んだだけだ……。
あの作品も、もろにゲーム的な世界観の作品ですね。
ちゃんと、読んでみなきゃ……



ちなみに、「贈る物語」のシリーズには、
綾辻行人さん編の「ミステリー」、
瀬名秀明さん編の「ワンダー」
があるらしいです。



では、へそ天!黒水川でした。
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