2013年/日本/106分
監督:中田秀夫
出演:前田敦子、成宮寛貴、勝村政信、西田尚美、田中奏生、他
おすすめ度(5点中) → 2.8点
――― あらすじ ―――――――
老朽化が進むクロユリ団地に家族と共に引っ越してきた二宮明日香。そこは、近所では“出る”と噂される団地だったが、明日香はそのことを知らなかった。数日後、彼女は隣室に一人で暮らしていた老人が死んでいるのを発見してしまう。介護士を目指す彼女は、老人の孤独死に心を痛め、遺品整理のためにやって来た青年・笹原忍に悩みを打ち明けるが…。(allcinemaより)
――― 感想 ―――――――
すみませんが、面倒くさいので雑に書きますね。多分観た人にしか分からない内容です。
クロユリ団地に引っ越してきた二宮明日香。彼女は引っ越しして数日で隣のひとり暮らしの老人が死んでいるのを発見してしまう!
▲隣の部屋ってのもあって、老人が壁をかきむしる音が聞こえていたりして怖す。
この老人の家には、いろんな伏線っぽいアイテムが散らばっているようで、まったく伏線アイテムじゃなかったのがまずは不満。単なる老人の孤独死ってだけですね(なんか不謹慎な文章でスミマセン)。
▲明日香は公園で一人で遊んでいるミノルと友達になるのだが……。
あっちゃんは素なのか知らないけど、不安定な感じが似合う。ホラー映画のヒロインとしては適任な気がします。
さて、それじゃ苦言を箇条書きだぁ!
・老人の幻影みたいなのが近寄ってくるシーン、、、目玉が真っ白でおどろおどろしく近づいてくるんだけど笑ってしまいそうだったよ。
・中盤で明日香の家族がなくなったことが分かるんだけど、そのあと時系列を整理するのが面倒くさかった(笑)。
・家族を事故でなくしたことがトラウマになっている明日香だけど、弟とミノルくんをダブらせるための描きこみがまったくない。弟と仲が良かったんだね~って場面をもうちょい描きながら、ミノルくんとリンクさせてほしかった。
・成宮くんが演じた笠原に対して、逆恨みにちかい怒りを覚えるミノルくんがちょっと面倒くさい(笑)。ミノルくんが笠原にしたこと(つまり焼却炉のことです)。なぜにお前とおなじ苦しみを味わう必要があるのか?いや、ない。そう思いました。
・笠原ですが、、、おめードア開けんじゃねーよ(笑)。ってツッコミたくなる。精神弱すぎ。弱いなら弱いなりのキャラ演出を前もって入れてほしい。
・お祓いのシーンが描かれているのはすごく好きなんだけど、あのお祓いって隣の部屋でやっているんだよね?それにしちゃ、音が全然聞こえなくない??しかもお祓いが失敗に終わったことと、最後ピンチになる展開がリンクしていないのがすごく勿体ない。
他にもいろいろ思ったような気がするけど、忘れちゃいました(テヘヘ)。おしまい。
・・・・・・・・・・5/26追記・・・・・・・・・・
・お祓いのシーンですが、隣の部屋じゃなくてどこか別の場所でやっていたみたいです。間違った内容で失礼しました。