アメリカ人のトリセツ | 4コマ漫画「アメリカは今日もアレだった」

4コマ漫画「アメリカは今日もアレだった」

アメリカ暮らし漫画と昔の日本での愛犬物語です。

no692






あ 2コマめの「オクラホマ時間うんぬん」というのは、オクラホマはこちらと2時間の時差があるので自然に早起きしてしまい


あら? ツイ2時間も早く着いちゃったわあたしたちエヘ♪


というようなことが起きても不思議はない、という意味です。・・・・・





ところで



どうして3週間もたった頃、このように不意打ち的に花ギフトがやってきたのか・・・・・・




ワタクシ、じつはユニバーサルスタジオで彼らと別れた時、お別れのあいさつをしなかったのです。


これは、例の未曾有の腹具合&疲労困憊(ひろうこんぱい)&「これからうちに帰ったら夜中じゃん!!りす吉に夜のお薬あげられる??ボブは明日早朝出勤だよダイジョーブ??」


それもこれも全部、


ただただコヤツラのルーーーーーーーズさゆえ・・・・・

 

(▼ヘ▼)



そんな体調不良とウンザリ感と怒りの中、夜遅いのにまあああーーーーーだユルユルしている彼らの前で一生懸命に微笑を浮かべ我慢強くお別れを待っていたのですが、ある時点まで来てプツンと糸が切れ、りす吉をつれてとっととその場を離れてしまいました。



それが、お別れ。




で、なぜあれから3週間もかというと、ワタクシの”感じ”なんですけどオクラホマに帰ったジ父母は、やがてもう一人の旧友トムにロサンゼルス旅のみやげ話をする。


このトムというのは、許可なく意味なく私の写真をとったり、こちらは避けているのに無理やりお触りしてきたり、なにかしらパンダ扱いしてくるオコチャマ男です。


この男が昔ロサンゼルスに移り住んできた時


「アキコの絵本を叩き売って金にしよーぜ!!」


などという暴言も吐かれました。


絵本・・・・最愛の犬のことを何年もの苦しみの末にやっとのことで絵に描き、それらを集めて自費出版したその絵本は原価より安く売ったし、アメリカでは近辺の図書館を巡って寄付していた、私にとって大切な絵本・・・・・




・・えーかげんにさらせ無礼者・・・


ついでにウチにきて脱いだ靴を玄関にとっちらかすなこの野蛮者ッ!!




まあ、そんなことをボブにぶっちゃけ、ボブも怒ってトムに伝えた。


すると、当時トムの奥さんだったジャネットさんが、お詫びのしるしにとディズニーランドで買ったガラス細工を私にプレゼントしてきたのです。


(お詫びは受けるけど、こういう物品は必要ないからと伝えました)




そのような思い出をダシにトムがジ父母へ


キミたちてば脱いだ靴をちゃんとそろえなかったの? アキコはそーゆー野蛮さが大嫌いなんだよねクク・・・


などとエバってみせたのではないだろうかこの3週間めあたりのそれまでお礼ギフトなんて考えてもいなかった忘却期によ。






・・でもネ?




そんな野蛮さなんか、まあいいの。


「靴をそろえる」とか「汚れた足で家の中を歩かない」なんて、その場で行動指導できるのよ。



これが日本人だと、


「ここまであからさまに言っちゃうと失礼だから、状況説明だけしてあと一歩の推測と行動判断は本人に任せよう


などという暗黙の敬意と信頼がある。




でも



アメリカ人にはそんなKYさせるより、マンマ要求するがズット簡単。



つか、彼らKY不可能ですから。


(ここでコメント欄に子パンダさんよりご注意をいただきましたので追記です。
 日本ではKYで「空気が読めない」ということですよね? それをウチでボブに教えた時、語源?のK=空気 Y=読むを説明しました。さらに用法も教えたのですが、いつのまにか我が家内でKYイコール空気を読むという単純路線に孤島退化してしまい、、汗。
 というわけでこのブログではそういう誤用となっております。子パンダさん、正しいご注意をいただきたいへんありがとうございました!!)

これはアメリカ人であるボブにも、私とのコミュニケーションで何度か注意されたことです。



「求めるところが何かわかんないから、

 どう行動すればいいのかただはっきり言ってくれ」


と。





ゆえに、お客様だからといって遠慮は無用。





次があるなら次こそ言うぞ 




ゆーだけゆーぞキッパリと「●時までに来い遅れるな」!!!!




(↑「なるべく早く行った方がよい」ではダメ・・)


(↑いっしょにいて行動指導できないコトなのでほぼ不可能・・)





***************


これにて、ジ一家との今年の夏話は終了です。


ジ一家の皆様には楽しく滞在していただき、なによりお子たちが、男らしさ教信者のジ父をしっかりKYしていたあのお子たちがぶじに家に帰り着かれたこと、心底安堵いたしました。



ガンバレ、お子たち。












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