東アジアカップ VS北朝鮮 シュウカツサッカー

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何か調子が悪いときに文句を書き、良くなると書かなくなる自分のスタンスもどうかと思われますが、これは言わずにいられない。

戦術がどうとか、国内組みがどうとかはまあ今日の試合には大方関係ないと思う。たぶん戦術練習なんかできていないし、その時間はないし。同じメンバーでも調整時間があれば十分に勝てる試合だったし、北朝鮮はそんなに強くない。はっきり言うとそれでも勝てておかしくない試合だった。前半に決めてれば。

ではなぜに負けたかというと、前半に点を決めれなった事が大きいですが、その他に、選手が誰と闘っているのか、何のためにピッチに立っているのか、代表戦を闘う気持のうえでの準備と覚悟が足りていないからでは?

その点北朝鮮は準備万端、プランも複数あり、厳しい試合になることも想定しており、そうなったときのプラン変更のイメージも完璧。それをチームとして実行できた。一方日本代表は、のほほんと試合開始の笛を聴いた印象。それでも勝てる試合だったけど。

観ていて一番腹がたったのは、負けたことではなく、誰がために青いジャージに袖を通しているのか、その意味を感じるプレーが90分間に一度も見れなかった事。劣勢に立たされようが、何が起ころうが命を掛けて闘う気持ちが見えなかった。

悪い言い方をすれば、シュウカツに見えました。はっきりいって今日の先発したメンバーには幻滅を覚えます。もし現地にいれば自分のサッカー観戦の中で一番激しく罵ったでしょう。それは激怒して行うのではなく、気づいてほしいから。代表とは何の代表なのかを。まあ行かない人間が言っても説得力ないですが。

監督が試合前に「野心を見せてほしい」と選手に伝えたということですが、その裏には「野心がねーな良い子ちゃん達」という意味合いがあったのでは?海外組みとの違いもその点が一番あると思う。

また「野心」と訳された言葉が抽象的すぎて、かっこいいけどぼやけている、本当は監督の伝えたい意味合いとはズレがあるかなとも思われます。選手にとって代表での「野心」は代表に残りたいという想いなわけで、選ばれたい想いがシュウカツプレーになったのではと、試合後の監督インタビュー聞きながら感じました。

「自分達のサッカー」いわゆるポゼッションをしすぎて攻めに俊敏さがなく、そのため代表は成功しなくなった、ボール保持は悪いこと的なイメージがつくられてますが、果たしてそうなのか?

ボール保持自体は悪いことではない。なんせボール持ってれば少なくとも相手に攻撃されることは無い。問題は相手からボールを奪った時に最短でのシュートをイメージすることが少ないこと。敵陣が守備をセットする前に、少人数での危険な仕掛けを選ばず、失敗の少ないポゼションを選ぶことが多いこと。それが「野心がない」の意味なんじゃないですかね

カウンター時の数的同数、または攻撃2対守備3シチュエーションでもドリブルおよびワンツーなどで仕掛けて、ボールを早く敵陣バイタル前まで運ぶことは最優先の選択肢のはず。速攻でのシュートができなくとも敵味方全員が相手ゴールの方向を向いているので、その後の仕掛けは連続して行うことが容易で優位をたもてる。

しかし少人数での攻防は個人スキル面が物を言い、リスクも多くボールロスト失敗するとクロスカウンターを喰らい危険だし、「攻め急ぎ」日本人特有の「もったいない」的なイメージの悪さが大きい。しかも我々日本人は数的不利で仕掛けるマインドが無い。これは観てる方の問題でもあるし、普段サッカーをしているときでもそうで勝手ちゃんプレーとか言われて、ゴールが決まっても速攻のゴールの評価はなぜか引くい。。。とほほ。。

で、ハリルホジッチ監督の「素早く攻めよう」になるわけで、このたびの4231のキーマンは両サイドハーフの宇佐美と永井で、この二人が前向いてプレーができるように川又は楔となり、武藤はその裏を狙う。両ボランチは両サイドの仕掛けが失敗したときのアフターフォロー的役割というのが監督のプランだったのかな?それは先制点をもたらし、前半を優位にしたので間違っていなかったと思う。

しかし、相手が割り切って中盤をなくし放り込むようになるとラインが上げれず、キーマンであるはずのサイドハーフは放り込みさせないため守備に追われ、、、まあとにかく上手くいかなくなってきた。

本来ならそこで「ボールを保持して落ち着こう」というプレーがはさまれるはずなのに、なぜか突撃を繰り返し、相手好みの行ったり着たりの日本らしくない試合展開に。これはなでしこでも感じたけど、なでしこはだめかもと思ったけどポジティブな印象。やり方は正解ではなかったが、皆がそれに向かって必死だったから。だから修正するために全員が話せばいい。今できなくても皆で目指すことができる。失敗を糧にできる。

しかし、日本男子サッカー代表は、本来ならできるはずのポゼッションをしなかった様にみえた。原因はプラン変更を独断で決める事ができる中盤の選手が居ないこと、それと監督好みのプレイしてシュウカツを優先したことのように見えた。だから劣勢になったときに他人事みたいな感じで、いまいち魂がプレーに込められない。

まず基本的に相手に勝たないとシュウカツも無駄になるんですよね。皆が田中マルクス闘莉王のように代表に特別な想いをこめてくれとは言わないし、代表に定着することがキャリアに大きくかかわる大切なことだということも理解いたしますが、あくまでも相手に勝つことが最優先で、ゲームプランがまずいと思ったら、監督に少し背いてもピッチで修正くらいできる実力のメンバーが選出されていたはずなんだけど。

フットボールプレイヤーとして恥ずかしくないのかね。それも代表戦なのに。代表戦は実力云々、戦術云々以上の気持ちが左右することはもう歴史が証明しておりますがな。若い選手達は皆そういうの見て育ったんだよね。その舞台にあがるために青いジャージに袖とおしたのではないのか?

フットボールプレイヤーとして、ピッチ上で戦う相手を上回る気持ちが準備できたうえでの他のファクターであって、ピッチ外の監督の顔ちらつきながらプレーとか、観てるこっちがげんなりなので、全員帰ってきてよろしいですよって感じです。

いいたい事が最後になりましたが、なぜに青山敏弘を連れて行かなかったのか。青山敏弘のプレーについては、そりゃたまにやらかす欠点もありますが、若き才能有るイケメンには申し訳ないが、結果論的には今日の谷口以上はやれていたでしょう。

敏くんは独断ができる人であり、人の言うことよりも自分の判断が優先され、それが不正解でも気にしない(ように見える)というエゴイスト。彼が山口蛍の横にいれば、こんな不幸な結末にはならなかったはず。

その役を柴崎に託したところもあるんだろうけど、リーダーシップというより、「ええからこうしろや」というような灰汁はイケメンにはないだろう。まあ敏君もイケメンですけど。

個人的は、森重、槙野、青山、という広島にまつわる仲のよろしくない三角形が、異様な緊張感をもたらし、それがポジティブにチームに反映する姿をみたかったね。。。敵と一緒に闘ううちに仲良くなる少年ジャンプ的ドラマがあってもよかった。。。そういうところが器が小さいよねー代表選考に関わる人々は。。。人間関係はあくまで個人的な妄想ですが。

もう一つ悲しいのは、代表とは誰のための代表なのか、歴代日本代表が脈々と受けつできた代表を闘う精神が伝わっていないような気がする。選手のキャリアにとって大切なのはわかるのよ。でもね、それ以上に大切なことがあることを誰か伝えてあげてほしい。。。それでないと日本代表自体のブランドが崩壊しかねない。。。それは誰も幸せにならない。。。

最後にジャガーこと俺達広島のJboy浅野は気持ち見えてよかったよん。失敗を恐れず、自分を信じて進め、その先に何があるのかお前の力で俺達に見せてくれ。監督の言う「野心」もそういうことだと思うよ。
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ナビ予選 広島vs湘南 拍手とブーイングと その2

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2014年のJ2を怒涛の進撃で勝ち抜いた湘南。曺貴裁(チョウ・キジェ)監督とクラブにとって2015年は運命を賭けたリベンジとなります。

2010年に10シーズンのJ2暮らしを経て、現松本監督の反町監督とJ1に昇格も1年で降格。2012年に反町監督の退任後、現監督の曺貴裁(チョウ・キジェ)監督が就任。曺監督は初めてのトップチーム監督ながら、就任1年でJ1へ昇格。しかしながら1年で降格、この時は湘南は走るなぁくらいで、さしてインパクトはなかった。

しかし2014年のJ2で開幕から14連勝、曺監督の掲げる「ノータイムフットボール」はJ2を席巻。たぶんどのチームも明確な対抗策を設けれずに湘南の進撃を止めれなかった。快進撃を続けるその姿はあの日のサンフレッチェを思わせる?G大阪に続き、J1での昇格優勝もあるのでは?と言われるほどです。

前評判の高い湘南ですが、ここまでのリーグ戦は2勝1分1敗と、勝点はサンフレッチェと並び7位。ナビスコの予選は1勝1分0敗。J1チームと6試合対戦して1つしか負けていない。リーグ2勝のうち1つはなんと鹿島。ここまでは評判倒れではないことを証明。

サンフレッチェとの対戦は、ナビの予選ミッドウィークのアウェイとなり、メンバーを入れ替えての対戦となった模様。サンフレッチェも代表で離脱していた野津田、浅井の2人を含め、佐々木、工藤、宮原も先発。両チームの指揮官が「メンバーが異なっても同じ事ができる」と試合前に言っていた。

湘南の「ノータイムフットボール」は、いわゆる攻守の切替を常識以上に早めて、相手にも自分達にも考える時間を与えないサッカーとのこと。曺監督自身が2013年に広島と対戦したときに言ったように、サンフレッチェとはまったくコンセプトが異なるサッカーです。

イメージ的には、湘南は人が走り、広島はボールが走る。湘南は縦に早く多く走り、広島は幅を使ってワイドに、緩急をつけて、無理な攻めをしてボールを失わないと共に無理して走りきらない。

両監督がしきりに「この試合のメンバーでも闘えるはず!」と言っているのは、実は内容が対照的だと思う。湘南は走るんで、シーズン通して闘うため走れる人数が必要。広島はそろそろ世代交代も視野にいれ、競争でクオリティを上げることが求められている。

昇格組というと老獪なベテランが多いイメージあるけど、湘南の保持する選手で30才以上は坪井とアンドレ・バイアのみ。27人の平均年齢が25.75歳で、年齢、年俸的にフラットな感じ。あくまでイメージだけど、まず走れてなんぼの選手を集めているのかな。

たぶんこの走って何ぼのサッカーは、クラブとしてのコンセプトになっており、予算が集められないとしもJ1で闘えるクラブを目指すうえで、2015年は湘南にとって勝負の年なのかもしれない。もし、今のサッカーがまったく通用しないなら、根底から修正が求められる。

サンフレッチェは今まで走りきらない代わりにメンバーを替えることなく、イメージの共有ができたメンバーで、安定して質の高い闘いができていたわけだけれど、某所からの執拗な強奪や対戦相手の研究が進み、いままでのアドバンテージは見出せなくなってきている。

森保監督は、湘南のサッカーを見て思うところがあったのではないか?

素人目に見て、走ることをWBに押し付けて、他はさほど走らないでも効率的に勝点を稼げたシステムに、今までのようなマイナーチェンジではなく、根本的に走るシステムに変更する時期がきている。

別に今居る選手たちが走ることを怠っていると言っているわけではない。今までは、走りきらない所にアドバンテージがあり、ボールと相手を走らせ、試合をコントロールすることに長けていた。これからは走って主導権を奪い返し、アドバンテージを広げる時間帯をつくらなければならないような気がする。

難しいのは闇雲に縦に走れば良いわけではなく、意識の共有と、信頼と勇気をもって同じ絵を描かないといけない。しかも描いた絵が正解でフィニッシュするか、相手を押し込んでからやり直す形にならないといけない。この点はミシャ老師の最も得意とするところであり、はたして森保監督に構想があるのか?

まあ4シーズン目なので、なにかしらクラブとして目指す方向性に沿ったやり方を考えているのだろうけれども、難しいのは今までのやり方が成功しており、成功体験の後に、さらなる成功を見出さないといけないこと。正解を見つけるのには時間がかかるかもしれない。

まあこれは宿命で、本当は3シーズン前に、森保監督が主任時に行うべきだったかも?もしくは森保監督でない他の誰かだったとしたら、2連覇もなく、変革を求められていたかもしれないわけで、森保監督が就任時に覚悟した忍耐に比べれば楽観的にも思える。

試合の話的には、湘南は人が変わっても同じ事ができて良かったですね。夏場もがんばってください。広島は改革途中なので、安い失点は目を瞑りますが、あの時みたく周りがわーわー言うても貫き通していただきたく思います。この辺は敏くん愛してる。塩谷副キャプテンツカサをはじめ若手は心合わせまずやってみよう。そして違うなと思ったらコミュニケーションですよ、どこの職場でも一緒。これは大事。

やっと題名のところにたどり着きましたが、このシーズンはじめから、選手、監督の目指す新たな形が実現できない部分はあるが、選手の取組みとして高い意識が見えた。と信じたい。最近の試合後にブーイングもあり、拍手もあったが、我々サポーターはサンフレッチェの名前の由来である三矢の教えを忘れるべからず、しかと心に置いて、選手に叱咤激励を行うべし。一時の感情に流され、昔日の過ちを繰り返してはいけない。

あの降格のとき、佐藤寿人と共に闘う誓いを結んだことを思い出だそう。久保社長にみんな並んで怒られたことを思い出そう。今のチームとの冒険と栄光はあそこから始まった。幸せな時間を与えてくれたチームが、今また次の若者達と冒険を始めようとしている。

あのころチームを前に進ませたのは何だったのか?失敗に対する批判ではなかったはず。共闘、そして突貫。選手達の現場でのカイゼンと前向きすぎる取組み。危うさをスリルとして楽しみ、挑戦しつづける姿。その選手達の姿に共感し、試合中のミスを帳消しにする声援。後押し続ける拍手。それら全てがそろったからこそのちの2連覇につながったと思う。

あの時はミシャという稀代の笛吹きがいて、迷うことを知らない若者達がいた。今はみんな家出してしまい。。。それだからこそ、あの時を知る我々サポーターが、あの時は選手についてくだけだったが、今こそ、残ってくれた選手と若者達を後押ししなければならない。

まあ長くなったけど、細かいミスにいちいち落胆すんなってことですわ。仕事でやらかした時、つべこべ言われたくないだろ?正解が何かなんてのは後づけなんだよ。最初からわかったら苦労せんし。降格のシーズンにB6いたやつは思い出せってことですわ。知らない人は知ってるやつに話聞いて。伝承すべき重要なところだろそこは。2連覇なんてのはその後のデザートみたいなもんですわ。

話ついでに、今のB6は声でてるし伝わるよ気持ちが。チャントも良くなったしのれる。だからね、そろそろ試合動かしてみせろってこと。まあメインでまったり観てる俺が言うのもなんだけど。なんつーか真面目すぎる。チームが真面目な感じになってきてるし大人しすぎる。若い選手のためにポジティブな雰囲気にしてくだされ。琢磨は点獲らせたって感覚あるんだよね?ぜひ他の若い選手も獲らせてくれたまえ。

んーなんか顔出さないのに特定の人への業務連絡見たくなってきたが、真面目すぎる。面白みがない。まあ、声はでてるし存在感はある。それだけにもう一押し。試合の雰囲気、チームの気持ちを変えれるはず。できるよ。傍目に見てもそれだけの実力がある。今度はサポからクラブを、若き紫の戦士達を押し上げてくれ頼むよ。ばもばも。
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広島vs神戸 拍手とブーイングと

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神戸は昨年昇格してW杯前は6勝6分2敗の好成績、クラブ初の首位にも立ち、中断前は一緒に昇格したG大阪(4勝3分7敗)よりも上位の堂々3位で旋風を起こした。しかしW杯後の成績は振るわず、11位でシーズンを終わることとなり、安達亮監督(V・ファーレン長崎のヘッドコーチ)は退任。名勝ネルシーニョ監督が率いることとなった。

去年の素材で勝負のイタリアンシェフ安達監督から、厳格な決め事と相手に合わした「もてなし」が得意な、懐石の名人ネルシーニョに替わった神戸。どんなチームでも結果を出す至高の料理人というわけで、2014年に神戸の全株所有を果たした楽天三木谷社長の本気度が垣間見えます。

さて我々サンフレッチェはと言うと、さしずめ前監督の残した崇高なフレンチソースのレシピに、素人目に誰が見てもわかる、これが足りないという調味料を加え、それが大当たりで2連覇。と言ってしまえばあのミシャが居なくなった不安定な時期に、覚悟を決めてクラブに残り、自らのプライドを賭けて偉業を成した選手達と監督に失礼になるね。。。

軽口ついでに言うと、その足してしまったスパイスが原因で、元の味が判らなくなり、突き詰めると最初の「攻撃」ありきのスタイルから真逆に進んでしまい、新たなレシピを探しているのが今のサンフレッチェというところかもしれない。。。

試合内容としては、ボールがゴールに入らないので負けました。以上。と言いたいくらいに内容は悪くない。少ないタッチで中盤でのプレスのはずし方も良いし、早い攻め、遅い攻め共に悪くはない。いかんせんボールがゴールに入らない。その点、相手の監督はボールをゴールに入れる方法を、勝負どころで縦に勝負できる選手を2人投入してカウンターで仕上げるシンプルな味付けでふるまわれ、あっという間に昇天ですわ。。。

選手はポジティブに働いており、勝負事なのでこれも致し方なしなのですが、短期決戦なので勝点的には非常にもったいない。神戸の感想としては、森岡亮太10番タイプがボランチをしたり、今年おとりよせした生粋のFW渡邉千真がセカンドトップで守備に奔走したり、なんか去年の素材の良さが躍動する最小限な味付けから、素材が主張しすぎない通な味付けにかわった印象。。。

それでも選手の声的には信頼されてるっぽいので、素材のシゴウに時間がかかるかもしれないが、はまればリーグ後半には良い味だしてくるのではないだろうか。さて、大事な勝点を失ったサンフレッチェではありますが、低い位置でボールを奪ったあとの処理に問題があり、その点の打開策というか方向性ができつつあると思われます?疑問符?なんですが。。。題名と関係ない感じすが、それは後半に続く。ばもばも。
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