被害者を救助せず自分の救済を求める車掌
自分は身勝手なほうである。そんな自分の考えでは、
一番取り返しのつかない行為をしたのは運転手だが、
車掌がブレーキを掛けていたら脱線せず死人がでなかったはずと思っている。
でも
『非常ブレーキを引く状況ではない』という専門家の判断が出てるので、
この件で車掌を責めることは出来ないでしょう。
ただ事故を起こしたその当事者が事故現場から救助もせず立ち去った事は事実である。
いわば自動車事故なら、ひき逃げの重大犯罪に匹敵する行為だと思う。
全く異なるかもしれないが、バスの運転手が重大事故を起こしてひき逃げしたら、
バス会社を懲戒解雇されても仕方ないと思う。
そんな車掌がJR西日本を訴えるそうである。
「駅の事務業務への配置転換の予定が不服で、
車掌として復職することを希望する」
裁判だそうだ。
安全設備はどんどん先送り・後回し、お金=利益優先ばかりを目指して乗客を殺した
JR西日本は悪いに決まってるし、
社員である車掌も被害者という考え方があるのはわかる。
でもこの車掌が、事務業務はいやだと訴えるなんて、
身勝手すぎると思うのは私だけ?
もし復職したらこの車掌が乗ってる電車には乗りたくないなという気持ちはあるが、
いずれにせよ裁判でJR西日本殺人会社が勝とうが、車掌が勝とうが
目くそ鼻くその争い?
一般人にはどちらでもいいことですかね。
以下コピペ↓
車掌「遺族に説明したい」…救助活動せず「申し訳なかった」
2005年4月の福知山線脱線事故で快速電車に乗務していたJR西日本の松下正俊車掌(46)が、事故4年となる25日を前に読売新聞の取材に応じ、「遺族らの要望があれば、(事故当時の状況を)できる限り説明したい」と心境を語った。
JR西を提訴へ…地位確認求め
松下車掌は事故後、体調不良で入院。適応障害などの診断を受け、現在も休職して通院を続けている。現場を2回訪れて献花し、昨年には一部遺族らと言葉を交わしたが、他の遺族からもJR西を通じ、「事実を聞かせてほしい」と求められているという。
写真撮影に初めて応じた松下車掌は「(面談は)前向きに考えたい。遺族らと会うことは避けて通れず、機会があれば出て行きたい」と話した。
国土交通省航空・鉄道事故調査委員会の最終報告書は「車掌が非常ブレーキを引く状況にはなかった」と結論づけたが、事故現場で乗客の救助活動をしなかったことについては、「わけが分からない状態で何もできなかった。申し訳なかったという気持ち」と説明。「重傷者の姿も見ており、現場の記憶は一生消えない」と振り返った。
松下車掌は、車掌として復職することを希望。JR西が駅の事務業務への配置転換を予定していることをめぐり、同社を相手取り、車掌としての地位確認などを求める訴訟を来週にも大阪地裁に起こす意向を明らかにした。