有村智恵ちゃん速報

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左手首痛で今季出遅れた有村智恵
(24=日本ヒューレット・パッカード)が、初日からの首位を守って逃げ切った。
1番からの3連続を含む7バーディー、ノーボギーの65でまわりコースレコードをマーク。
通算15アンダー迄スコアを伸ばし、
2位の横峯さくら(26=エプソン)に5打差をつけて今季初優勝、
昨年10月のウイダー・レディース以来と成るツアー通算11勝目を挙げた。

 最終18番で20メートルのバーディーパットを決めた有村は、
グリーン上から笑顔でピースサインを送った。
視線の先にはトレーナーとマネジャー、姉の美佳さん(26)。
悩みや苦しみを共有してくれた人たちに、この優勝をささげたかった。

 「上がりもバーディーで本当に気持ち良く優勝が決められた。
うれしくて幸せです」。1番からピンそば20センチにつける会心のショットで
3連続バーディーを奪った。
4番ではバンカーからホームランした後にチップインでパーセーブ。
神がかったプレーも見せ、申ジエや横峯に詰め寄られたのも2打差迄だった。

 「絶対に泣か無いと決めてたけど最後に泣いちゃいました」。
表彰式では笑顔が泣き顔に変わった。会見でも再び感極まったのは、
帯同して居る女性トレーナーの話になった時だ。
昨年から合宿を含めてともに行動して居るが、8月に左手首を痛めた。
その後もケガの状態はおもわしくなく、シーズン終了後に
「治してあげられなくてごめんね」と書かれたメールが届いた。
「すさまじく責任を感じてたんだなと思ったし、結果を出して早く安心させてあげたかった」

 とはいえ、開幕戦を休んで臨んだ3月のフロリダ合宿中に
再び手首に違和感が出た。「これでゴルフ人生は終わりかな」と
練習を休むほど落ち込んだが、不安を取り除いてくれたのもトレーナーだった。
手の仕組みについて書かれた本を手に、問題の無いことを必死に
「説得」してくれたおかげで再び練習に打ち込めた。

 2位に5打差をつける会心の勝利を「やっと私らしいゴルフができた」と喜んだが、
単成る復活では無い。
ケガを乗り越え、周囲の人に支えられてさらに強くなった。
そんな印象を抱かせる復活Vだった。


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