2012-02-17 23:14:13

藤田まことさん 三回忌ご命日

テーマ:必殺シリーズ

 皆様、こんばんは。

本日平成二十四年二月十七日は、俳優・歌手

・ナレーター藤田まこと氏の三回忌ご命日に当

たります。


 藤田さんの当たり役は、テレビドラマ『必殺仕置

人』『新必殺仕置人』において演じた中村主水で

す。


 一九七七年十一月四日放映『新必殺仕置人』「

解散無用」(脚本/村尾昭氏、監督/原田雄一氏)

において、仲間を苦しめた同心諸岡(清水糸宏治)

が抱いた推理に対して、主水は強い怒りをこめつ

つ、落ち着いた声で語ります。


ウルトラアイは我が命-そう


「そう、あんたの思った通りだよ、諸岡さん」



 藤田さんの凄みと迫力は凄絶でした。


 「必殺シリーズ」は、この日最も深く悲しい物

語を謳いあげ、ドラマの命は最も熱く燃えました。



 最大最強のドラマでした。




                    南無阿弥陀仏

2012-02-17 21:48:48

淡島千景さんの大坂弁

テーマ:ブログ

 『夫婦善哉』(1955年、東宝)は、化粧問屋の

息子維康柳吉(森繁久弥氏)と芸者蝶子(淡島

千景氏)の恋を描きます。子供がいるのに、蝶

子にいれあげ、頼り切って依存してしまう柳吉と

気丈で逞しく、豊かな包容力で彼を守る蝶子。


 駄目男と強靭女性の熱い恋。様々な苦難と悲

しみにあっても柳吉を守りきる蝶子の愛が感動を

呼びます。




 この映画の聞き所の一つに、大坂弁があります。

音楽のように鮮やかで綺麗です。


 森繁さん・山茶花究さん・浪花千栄子さん・萬代

峰子さん・田中晴男さんといった、近畿「ネイティヴ」

の方々の大坂弁は音楽のように素敵で、聞いていて

感嘆します。


 そうした競演陣に囲まれつつ、東京出身の淡島千

景さんの大坂弁もとても素敵です。違和感がないで

す。宝塚で活躍されたこともあるとは思うのですが、

「ネイティヴ」の方達と共演されても、全く違和感が

なくて、自然に近畿の空気に入って行かれるのも凄い

と思います。


 凄い研鑽と精進と探求があったと思うのですが、淡

島さんの芸は、どんな難役も自然に勤められます。


 

 森繁さんと淡島さんが語ってくれはったような鮮やか

な関西弁を喋べらなあかんなあ、と戦後近畿生まれの

一ファンとして痛感しました。


 『夫婦善哉』は昔の法善寺の様子も学べます。


 淡島さんの流麗な大坂弁。


 ほんまに、綺麗です。


 

                              合掌

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