日経平均株価 続落で１４円安

２４日の東京株式市場は、続落。手掛かり材料難の中、前日終値を挟んだもみ合いが続いた。予断を許さない福島第一原発の問題が目立って改善していないことからも、手控え気分が強い。また、支えになっていた外国人投資家の買い戻しも一巡したとの見方がある

岩井証券・イワイリサーチセンター長の有沢正一氏は『海外勢の動きが鈍ったが、リビア情勢等も懸念材料となっているためだろう。国内では復興関連株が活況で、個人投資家を中心に物色意欲は衰えていない。マーケットの雰囲気は決して悪くない』と指摘している。一方、『福島原発の問題を警戒した下げは取り戻しているが、地震そのものを嫌気した下げを取り戻すには、もう少し考える時間が必要だろう」との見方を示している

業種別では３３業種中１８業種が下落した。東証１部騰落銘柄数は値上がり５８３銘柄、値下がり９９５銘柄、変わらず１０１銘柄だった

３月２４日（木）の主な数値

日経平均株価　９４３５円０１銭（前日比－１４円４６銭）

東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）　８５３、９５（前日比－７、１５）

東証１部の出来高　３２億９０６０万株

売買代金　１兆８６６７億円

（記事資料元　モーニングスターhttp://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20110324-00432633-mosf-market ）

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