癒着とはその1 | 飲んで食べて滑る。

飲んで食べて滑る。

普段はサラリーマン、冬もやはりサラリーマン。食べ物と趣味であるスキーと波乗りの日記です。
最近ホームブリューを始めました、美味しいビールは吹田にあり。
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筋膜癒着除去の施術も終盤に差し掛かってきました。
勝手に文章をしたためていますがほとんどの方が癒着除去と言うものを理解されていないと思います。
簡単に説明しましょう。
筋肉には筋膜という膜に覆われており滑る事により可動が確保されます。
ズボンと素肌の関係に近いと僕は考えています。夏の汗ばんだ時期にスラックスが張り付いていると椅子に腰掛けるのにもズボンが引っ張られます。無意識のうちに少し生地を引いて座りますよね。それと同じことが皮膚の下の組織で起こっているのが私が蛇蝎の如く忌み嫌う『癒着』なのです。 
ズボンで例えるなら汗ばんだ状態どころではなく皮膚とズボンの間に糊を注入し固まった様な状態なのです。物理解決で考えると
糊を除去する方法は『開放しての除去』以外にありません。しかしこの癒着物質は怪我を治すため人間の生理として分泌されます。動物ヒトとして動かさない方が良いと判断し司令するのです。
この考え方に行き着いた夏の暑い日に一般的な西洋医療と日本の保険機構の在り方では早期完治は難しいと思ったのです。
二枚の紙がくちゃくちゃな状態で貼り合わされていると僕は理解しました。
剥がす為の方策はと模索したところで出会ったのが奈良の先生八起堂治療院です。拙い自分の知識と迷いだらけのロジック(仮説)に一番合致したのがこちらの論理でした。
そして皮膚と近いところに関してはグラストンテクニックという手法が有効であるとの確信が芽生えてきました。モーションカイロプラクティックという江坂のスタジオに相談しました。
かなり痛みを伴う施術ではありますが八起堂同様先生人としての雰囲気は身体を預けられると1回目に思いました。
内部からは奈良、表皮からは江坂と両先生の施術が始まりました。
どちらの先生も自分の技術には確固たる自信をもっていますが他の治療に対してもリスペクトされており決して『自分が一番』とか『他で触るならみない』など言いません。それどころか人には得手不得手があり違う視点と違う『手』が有効と言ってくれます。