2009年08月10日

FILE16 オレンジレンジさん/page1

テーマ:16 オレンジレンジ

卓越した爽快サウンドとユニークな発想。飾らない等身大のORANGE RANGEが語る。


8月5日、ニューアルバム「world world world」をリリース。
「自信を持って出せる1枚に仕上がった」。
ameba
本日は、ありがとうございます。まずはじめに、8月5日にリリースされるアルバム「world world world」について、お伺いしていきたいと思います。今作には、ヒットソング「おしゃれ番長 feat.ソイソース」や7月8日にリリースされた「瞳の先に」、映画のタイアップソング「鬼ゴロシ」などが収録されていて、内容の濃い贅沢な1枚だな、と感じましたが、皆さんは今作の内容・仕上がりについて、どのようにお感じになっていらっしゃいますか?━
RYO:アルバム全体のメッセージというよりは、1曲1曲の内容の深さやメッセージ等が密度の濃いものになったなと、制作が終わってから感じました。

ameba
では制作にもかなり時間がかかったのでは?━
RYO:いや、今回は過去のアルバム制作と比べると、一番短いですね。

ameba
今作は、5thアルバム「PANIC FANCY」のリリースから、約1年振りのオリジナル・アルバムのリリースですね。毎年コンスタントにアルバムをリリースされていらっしゃるように思うのですが、「曲作り」は日々常に取り組んでいらっしゃるんですか? ━
RYO:そうですね。楽曲作りはいつも音から作っていて、作曲はメンバーの2人(NAOTO、YOH)が作っています。リリースまで時間が空けば、とりあえずプリプロ(プリプロダクション・レコーディング)はやっていますね。

ameba
本作の収録曲にもなっているニューシングル「瞳の先に」(7月8日リリース)は、「応援歌」的バラード曲調になっていますが、このような楽曲を作ってみたいという気持ちは以前からあったのでしょうか?━
RYO:こういうストレートなやつは今までやったことがなかったんですよ。皆で「やりたいね」っていうのも特になかったのですが、個人的には、いつか書きたいなとは思っていました。

ameba
ストレートなメッセージ、それは若者に向けてのメッセージ?━
RYO:そうですね。それを書きたかったんですけど、でも今の若者もみんな頑張ってるから、ちょっと書きづらくなってきたんですよね。。。自分はまだ物申す程ではないなって。で、考えを切り替えて、昔の自分に向けて書くようにしたら、ミンナにも共感してもらえるような作品ができましたね。

ameba
リリックは、大体RYOさんが書かれているのですか?━
RYO:テーマを決めて、3人(RYO、YAMATO、HIROKI)で分けて書いています。自分の所は自分でって感じで。それぞれ、ある程度得意分野みたいなモノがありますんで。

ameba
リリックを書く(メッセージを伝えていく)上で、周りの人達を見て感じ取ったり、影響を受けたりする部分はありますか?━
RYO:あまりそういう事は考えずに、本当に等身大で書けたらな、と思ってます。それは、3人共リリック作りの面では変わらないと思います。

ameba
では皆さんの今までの実体験がリリックに反映されている?━
RYO:う~ん・・・反映されてたり、されてなかったり、という感じですね。

ameba
いつも独特な歌詞が魅力的だなと思っています。今作にも、不思議なフレーズが沢山出てきますが、どのような時にそのような歌詞が浮かぶのでしょうか?━
RYO:その辺りは、もうYAMATOが本当に得意なんで。
YAMATO:全部“ヒラメキ”というか。自分は、思った事を口に発するタイプなんで。そんな感じで歌詞も書いてます。
RYO:スゴイんですよ。聞いた時の響きとかキャッチーさとか、とにかくスゴイなって思います。
YAMATO:いわゆる。。。“イヒ!”
全員:爆笑
HIROKI:旭化成の。
YAMATO:日常にもたまにあるじゃないですか?“イヒ!”みたいなものが。それが活かされるんです。

ameba
子供の頃から不思議な言葉が閃いたりしていたのですか?━
YAMATO:う~ん・・・分かんないけど、考えて物事を言うタイプではないな。思った事は、ストレートに口に出しますね。

ameba
メンバーの皆さんは、YAMATOさんのそういう所をどう感じますか?━

RYO:いや、それはもうスゴイと思いますよ。メロディーもそうなんですけど、ヒラメキがスゴイんですよ。自分たちには、この“ヒラメキ”はないですね。

YAMATO:(腕で形を作って)「おしり」みたいな。
全員:爆笑
YAMATO:ちょっと今、例えてみたんですけど、こんな感じで、日々生きてます。なんか、幼稚なんですよね。小さい子って“おしり”とか“う○ち”とか“チ○チ○”とか。なんか、そういうの好きじゃないですか?そんなノリなんですよ。

ameba
でも、真剣に物事を考える時もあるんですよね?━
YAMATO:ありますよ!(笑)そりゃ、26歳ですよ!

ameba
いえ、曲作りをする上で、です。━
YAMATO:うん、たまに詞じゃなくてメロ先行になって詞はどうでもよくなったりもあるし、曲によりますね。

ameba
PVもいつも面白いなと思って拝見しているんですけど、内容はメンバーの皆さんで話し合って考えられるのですか?━
RYO:メンバーで考える場合もあるし、スタッフにお任せする場合もあります。自分たちが出るやつは、最初にどういうのをやりたいとか話し合いますね。ニューシングル「瞳の先に」のPVは、「昔の自分に歌う詞を書いた」というのを伝えて、じゃあ、やるんだったら本当に自分たちの思い出の公園とかバンドを始めた頃に集まってたスタジオを使って、本当にそれをリアルにやってみたら面白いんじゃないか?っていうのを言いました。なので、「瞳の先に」は、全て地元沖縄で撮りました。

ameba
現在も、沖縄に住みながら活動されているのですか?━
RYO:はい、基本は。レコーディングもプリプロは、沖縄でやりますが、今作に関してはほとんど東京ですね。沖縄のスタジオは湿気が多くて・・・
YAMATO:カビ生えてたんだよね。
RYO:すごく良いスタジオなんですけど、音が細かく聴こえなかったりして。
YAMATO&NAOTO:機材が壊れてたんだよな。だから何も出来なかった。
RYO:基本的に本番録りは東京ですよ。

ameba
CDジャケットがいつも色鮮やかで凝ったデザインになっていますが、皆さんで考えられるのですか?━
YAMATO:一応、デザイナーさんがいて、いつもその人のイメージに僕らが意見する感じです。今作だったら、「文字をもう少し大きくして」とか色具合とか“チャチャ”を入れる感じです。

ameba
今作「world world world」というタイトルは、皆さんで考えて付けられたのですか?━
YAMATO:これは、HIROKIですね。
HIROKI:タイトルには、あまり意味がないんです。

ameba
では、こちらも“ヒラメキ”ですか?━
HIROKI:「world」というのは、確かに僕が考えたのですが、「world world world」と、3つ連呼したのはYAMATOの“ヒラメキ”なんですよね。『名は体を表す』と言いますか、(YAMATOさんを指しながら)そういう髪型になっちゃいましたね。“ヒラメキ型”なんで。
YAMATO:“イヒ!”ってます。髪の毛“イヒ!”ってます!

ameba
今作にも「さすがORANGE RANGE」といった夏テイストの楽曲が収録されていますが、今作に込められた「夏のテーマ」みたいなものは何かありますか?━
RYO:俺たちが夏曲をやるといったら、いつもギラギラして、ドーンって感じなんですけど、もっとサラッと夏曲をやってみたいなっていうのがあったんです。「HIBISCUS」の音を聞いた時に、これでちょっとサラッと夏曲やったら面白いんじゃないかな?って思って作り始めました。だから、今年の夏は、これで行こうっていうよりは、曲先行で作りましたね。

ameba
5曲目の「White Blood Ball Red Blood Ball」はDub Mixになっていて、今作は「いつもと違うエッセンスも入っているのでは?」と感じたのですが、いかがでしょうか?━
NAOTO:この曲を作る前の晩に、LEE 'SCRATCH' PERRYのライブに行ったんです。彼から、影響をモロ受けましたね。ちょっと大げさにはなっちゃいますけど、あの日彼を見て刺激を受けたから、この曲は出来たんだと思います。よく彼を観には行っていたのですが、その時が一番感動したんです。LEE 'SCRATCH' PERRYプラスDRY & HEAVYみたいな感じで、すごく良かったです。

ameba
普段はどういうジャンルの音楽を聴かれてるんですか?━
NAOTO:音楽は何でも聴きますね。その中でもUK系が好きなんですけど、ダブ・ステップ。ちょっと最近暑いじゃないですか。だから、ヒンヤリした、あまりうるさくないのが良いですね。ゆっくり淡々とミニマルな感じというか、四つ打ちでもない感じ。どこで拍を取って良いのか分からないようなやつとか。なんか、昔のグランジバンドというか、最近『懐かしい』って思う人が新譜を出したりしていて、Dinosaur Jr.やSonic Youthもそうだし、TORTOISEとか。なんか、それを聴いたら高校生の頃に戻ってちょっと若返った感じがします。懐かしくて、とっても良いですね。聴く音楽はその年によって違いますけど、めちゃくちゃ去年好きだった音楽が今年は嫌いになったりする時もあるし。。。

ameba
メンバーの方は、それぞれ聴く音楽のジャンルは違うのですか?━
RYO:違うと思いますよ。聴かない人もいたりするから(HIROKIさんを指さして)
HIROKI:聴きますよ!
YOH:一番困る質問なんだけど、俺は良いと思ったら何でも聴きますよ。
YAMATO:僕もそんなに問わないですね。「俺は○○だぜ!」って感じではないんで。

ameba
今作にはDUB MIXの他にやられた新たな試みは何かありますか?━
RYO:ベースが入ってない楽曲があるんですが、それは、YOHさんに聞いてもらえればと思います。
YOH:この案はNAOTOから来たんです。それに対してどういうアプローチをして行くかっていう引き出しは増えた感じです。自分はベースをやっているんですけど、曲によって必ずしも自分のベースを入れて良い方向に行くのかと言うとそうではない時もあるから、見極めというか、そういうのはちゃんと出来るようにはしたいなと思います。大きく分けるとボーカル隊と楽器隊で、それぞれまとめてって感じですよね。今はちゃんと出来るようになってるし、まとまるスピードも速くなってるし。

ameba
皆さんにお伺いします。出来上がったニューアルバム「world world world」に対しての印象を教えて下さい。━
HIROKI:単純に、自分たち目線から見ても多分、今までと違ったものになったと思うし、聴く側もちょっと変わったなと感じる部分があると思うんです。曲調にしても曲順にしても。だからと言って、頑張って背伸びして作った訳でもないし、わりと自然な流れで出来上がったものなので、これが今の僕たちの姿で、自信を持って出せる作品です。
YOH:曲順、ジャケット、タイトル、音を作る事は当たり前なんですけど、他に付随してくることまで、みんなで机囲んで話して出来たから、ベストは尽くしたなっていう気持ちが今は強いですね。
NAOTO:1曲1曲、キャラが立っているというか違うというか・・・そういう意味では、ORANGE RANGEらしい、何でも姿形を変えて、まるで軟体動物”アメーバ”のような。
全員:爆笑
HIROKI:お前!ずっとそればっかり考えていただろう!いつ出そうかって。
YAMATO:僕も髪を切って、アメーバのような髪形になりまして・・・
全員:爆笑
YAMATO:アルバムは、毎回売れる売れない以前に、自分たちの作品に自信を持って出せてるので、満足しています。
RYO:HIROKIと一緒になるんですけど、密度の濃い深い作品になってます。良く考えたら夏曲もあるし、「IKAROS」というファンタジーな曲もあったり、色んな曲があるので、横の広さより縦の深さの方が強調されてるなって思います。出来上がった感想は、ステージで早くやりたいって感じですね。ツアーは、今作の曲を引っ提げてという感じです。
いいね!した人  |  リブログ(0)
最近の画像つき記事
 もっと見る >>