三浦しをんさんのエッセイ、「乙女なげやり」を読む。
この人、れっきとした直木賞作家さんなのだが、小説のほうのタイトルはともかく、エッセイのタイトルだけ読んでると、思わずのけぞりそうなタイトルばかりである。
で、しをんさんいわく、「本を読む時は左手1本で読む」とのことなのだが。
左手1本? しんどくないのか? どうやって読むのだ?
と、文中に書かれたとおりに、真似してみると……。
まず、左手の小指で本の右ページをおさえ、人差し指・中指・薬指の3本で、本の背表紙をささえながら、残る親指で本の左ページをめくる、とのことなのだが。
ワタシは、マネしようとして、あえなく挫折した。
学生時代の手の握力が、わずか10しかなかったワタシの手では、まず、本をささえること自体が、1分ともたなかったのである(薄い文庫本なら、もう少しマシだろうけど)。
第一、そうまでして左手1本で読む必然性が、ワタシには、ない。
余った右手が、手持ちブタさん……もとい、手持ち無沙汰ではないか。
それとも、しをんさんは、左手で本を読みながら、余った右手を使って小説を書く、という器用なコトが可能な人なのであろうか?
直木賞作家なら、そんな八面六臂な行動もできる……わけがなかろう、いくらなんでも(^o^;)


