ユニセフ(国連児童基金)の国内委員会「日本ユニセフ協会」の大使としてソマリアを視察したアグネス・チャンさん(54)が25日、東京都内で帰国報告会を開き、「(内戦の影響などで)ソマリアでは5歳未満の児童の5人に1人が死亡するといわれる。どうしたら、一人でも多くの子供が生きていけるのか考えさせられた」と語った。

 視察したのは、ソマリランド自治政府が実効支配する北西部の都市ハルゲイサ。ソマリアにはソマリランドのほか東部に「プントランド」と呼ばれる自治政府が存在するが、どちらも国際的に認められていない。アグネスさんは「ソマリランドの政府は軍事に予算の多くを割き、国際社会にも承認されておらず、援助が届きにくくなっている」と実情を説明した。

 ソマリア北西部では現在、戦闘はないが、激戦地の南部から逃れてきた人たちが難民キャンプで暮らす。アグネスさんは、首都モガディシオから避難してきた女性の体験談を披露。女性は市民が首を切られて殺されるのを目撃し、「もう、誰が誰と戦っているかも分からない状態だ」と語ったという。【曽田拓】

【関連ニュース】
児童ポルノ:ワーキングチーム初会合
アグネスさん:ソマリア視察終える 日本ユニセフ大使
ユニセフ大使:アグネス・チャンさん、ソマリアを視察
児童ポルノ:根絶を目指すワーキングチーム初会合
ソマリア:日本ユニセフ協会大使のアグネス・チャンさん、難民と交流

<就職内定率>高校生は74.8% 下げ幅過去最大(毎日新聞)
「社長、そのうち代える」=トランス社元顧問が取引先に-黒木容疑者の意向か(時事通信)
冬の夜、静寂に包まれる大内宿(産経新聞)
自民、審議拒否の方針を確認 午後の本会議も欠席(産経新聞)
【チャイム】山手線ラッシュ時の座席収納が終了(産経新聞)
AD