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2011-10-31 23:00:56

UFC137

テーマ:ブログ
10/29にラスベガス・マンダレイベイ・イベントセンターで開催された

「UFC137 Penn vs Diaz」

第9試合ではミルコ・クロコップがロイ・ネルソンにTKO負け、

メインではBJペンがニック・ディアズに判定負けを喫した。

それぞれが引退をほのめかしている。

どちらも全盛期の戦いぶりからは想像もつかない一方的な展開だった。

ディフェンスのうまいペンがあんなに打たれるのは見たことがない。

ミルコに関しては、武器といえるのは左ストレートのみ。

戦慄の左ミドルも左ハイも、すっかりさびついていた。

満身創痍、痛々しいことこのうえない。

伝説の選手が消えてしまうと、心に空白が残る。

私にとっては、スティーブ・ジョブズが亡くなったときに感じた

空虚な気持ちと非常に似通っている。

ミルコは死んだわけではないが、最終ラウンドで半ば戦意喪失した

ミルコを見るのはつらかった。


「男子たるものは、1度戦って負けても、やめてはならない。

2度目、3度目の戦いのあとでも、やめてはならない。

刀折れ、矢尽きてもなお、やめてはならない。

骨が砕け、最後の血の一滴まで流して、初めてやめるのだ」

これは、同志社大学を創設した新島襄の言葉である。

明治時代、キリスト教を日本に広めようとして、

仏教徒から激しいバッシングを受けたが、

若者を励まそうとして上記の言葉を残している。


ミルコは文字通り骨が砕け、手術を繰り返したが、

最後の血の一滴まで流してしまったのだろう。

K-1から総合に転向して成功した選手は数少ないが、

ミルコの戦い方には大いに影響を受けた。

とても感謝している。



ところで、試合後に

「もうトップレベルでは戦えません。娘が生まれるので、

こういう人生はこれでおしまいにします」

と引退を表明したBJペンは、早くも引退撤回すべく

準備を進めているというウワサである。

ウワサが本当であることを願いたい。

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