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「1306」 
爆弾のような破壊力を持った一冊!! 古村治彦著『アメリカ政治の秘密』(PHP研究所)を強力に推薦する 2012年5月13日

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 副島隆彦を囲む会の中田安彦です。今日は2012年5月14日です。

 今日は、私たち副島国家戦略研究所の古村治彦・研究員の初めての単著である『アメリカ政治の秘密~日本人が知らない世界支配の構造』(PHP研究所・刊)を紹介します。この本はアメリカによって終始コントロールされてきた日本政治についてその一番核心を知りたい人がまずもっていま読まなくてはならない本であると、私は推薦したいと思います。

 この本にはあまり難しいことが書いていない。重要なことだけが、極めて適切に簡潔に鋭く抉り出されている。そして、なぜ日本の政治が良くならないのかということについての重要な指摘がある。

 一般読者は、他の日本の政治に関する新刊書を読む前にまずこの本を真っ先に読むべきだ。そうすると、現在の日本の政治家たちが何故ここまで追い詰められているのかが手に取るようにわかる。その他の本はその後で読めばいい。そういった意味で「日本政治の正しい見方」を教えてくれる本である。

 本書では、小沢一郎という政治家にたいしてなされた個人攻撃、謀略国策捜査の背後にあるとされ、名前が取りざたされた民主党内部の大物政治家たちについても脇役としての扱いではあるが、もちろん書かれている。私は自著『日本再占領』の中で同じようにこの問題について取り組んだが、その際に解き明かせなかった部分を古村研究員は、彼が持つ日本政治史に対する深い知識を駆使することで、見事に解き明かしている。

 といっても、この本が日本の政治について述べているのは全8章のうち、第4章以後からである。前半の4章は、去年話題になった「アラブの春」の話題や、その中東政策をめぐってのアメリカのオバマ政権内部の政策論争について書かれている。古村研究員はアメリカの大学に留学中に、向こうの政治学を学んでいる。アメリカの世界介入の背後にある「民主化」(デモクラタイゼーション、強制的民主化)という戦後アメリカの外交の基本政策について、アメリカの大学で教えられる基本的な学説の内容を極めてわかりやすく噛み砕いて説明してあるが、そればかりではなく、その「民主化政策」がアメリカの世界覇権の維持拡大にどのように利用されたか、ということまで具体的な例をあげて説明してある。

 アメリカのこの強制的民主化政策の実施となったのが、ブッシュ政権のネオコン派らによるイラク民主化であり、アラブの春である。アラブの春では、アメリカのNGO(民間団体、非政府機関)がどのようにエジプトの民主化に介入し、外部からの政権転覆を演出したかということも詳しく述べられている。アメリカが他国の政治や体制に関与、介入するのは何も軍事的な手段だけではなく、それ以外にも民主化団体やNGOをその他国の国内外に作り上げ、そこに政府の資金を注ぎこむというやり方によっても行われる。

 いわば、これが覇権国アメリカの「ソフトパワー」というものだ。このソフトパワーによっておもいっきりに作り変え、改造されてしまったのが、戦後の日本という国だ。無論、このアメリカのソフトパワーには良い面もあるが、外圧を利用して国を変えることは、アメリカに主導権を与えることになり、国家構造の変革にアメリカの意思が入ることは否定できないのである。

 これまで、戦後、アメリカのソフトパワーによる日本改造というテーマについては、拙著『ジャパン・ハンドラーズ』や副島著『属国・日本論』、さらには欧米の文献としては、ジョン・ロバーツやグレン・デイヴィスの『軍隊なき占領』(講談社、新潮社)や松田武・著の『戦後日本におけるアメリカのソフト・パワー―半永久的依存の起源』(岩波書店)などがあり、最近ではオランダのジャーナリストであるカレル・ヴァン・ウォルフレンらが臨んでいるが、本書『アメリカ政治の秘密』は、それらの先行研究が光を当てきれなかった部分に光を当てている。

 すなわち、現在の民主党政権のキーパーソンたちはアメリカによってどのように、育成・コントロールされてきたのかというテーマである。これまでは自民党政権のキーマンたちがアメリカとどのように交わったのかということに対する研究がメインであり、民主党のキーマン、すなわち元々社会党やリベラル左派だった議員たちの研究は殆どなされていなかった。

 だが、本書ではジェラルド・カーティス、ケント・カルダー、リチャード・サミュエルズという3人のジャパン・エキスパート(ジャパン・ハンズ、ハンドラーズ)らの来歴を詳しく調査することを通じ、これらの対日本政策アドバイザーたちが、自民党系だけではなく、社会党にまでどのように浸透していったのかを解き明かしている。ここは今後もあらゆる研究者によって参照されなければならない箇所であろう。

 古村研究員は、ここでエドウィン・ライシャワーという知日派の日本大使について、物議を醸しそうな再評価を行なっている。これまではライシャワーは日本をよく理解したリベラル派の良心のような存在であるとされてきた。私も自著でそのように評価してきた。問題なのは、ライシャワー系の後の知日派たちだ、ということだ。

 しかし、本書では、ライシャワーこそが「アメリカの日本管理路線を敷いた人物」であるという評価がなされている。ライシャワーが駐日大使になったのは、「安保改定で日本国内の対米感情が悪化したが、それは米政府が自民党だけの声を聞いてきたからだ」として、日本の左派を含めた幅広い層との対話路線を打ち出したことによるという。

 このライシャワーの主張は、アメリカの外交問題評議会の機関誌である『フォーリン・アフェアーズ』に発表されたのだという。これがきっかけでケネディによって起用されたらしい。だが、おそらくはCFRの論文誌に自分の論文を公表することで、ライシャワーは、アジア文化交流を手がけていた、CFRで有力な地位を占めていたデイヴィッド・ロックフェラーに政策をアピールする狙いもあっただろう。

 古村研究員は、ライシャワーの「対話」路線こそが、現在の民主党幹部たちの取り込みの最初のきっかけを作ったと指摘する。ライシャワーは、社会党の指導者であった江田三郎にまで注目していたようだし、アメリカとの関係が深くなった民社党の西尾末広や曽根益(そねえき)とも会談を重ねたという。日本の労組にまで対話を広げたが、対話というのは相手の立場を理解することであると同時に、相手を説得し、取り込むということでもある。

 ライシャワーは安保全学連にまで対話を広げていたわけだが、ここからスタンフォード大学に留学した青木昌彦などの親米派の転向左翼が出てきているわけだ。そのようにして、ライシャワーによる対話=取り込み路線が始まってゆき、それがカーティスやカルダーらの次世代に引き継がれていくということになった。

 そのライシャワーの次に登場した日本管理班の“新星”で、現在も日本の政治家やマスコミ関係者に隠然たる影響力を持っているとされるのが、ジェラルド・カーティス(コロンビア大学教授)である。このカーティスは私は二度ほど講演で話をするのを聞いたことがあり、一度は質問を日本語で投げかけたことがある。TBSの『時事放談』などで日本の自民党の元長老政治家たちと並んで政治雑談を定期的に行ったりするので、ちょっとした政治オタクのひとはよく知っている名前である。最近になって、このカーティスが、1990年代後半当時、米中央情報局(つまりCIA)に対する情報提供者であったことが、元CIA関係者の遺した資料(クロウリーファイルズ)によって明らかになった。カーティスと並んで名前があったのは朝日新聞の前の主筆の船橋洋一である。

 このふたりとも、日米欧委員会(三極委員会)の長年の主要メンバーであり、カーティスなどは三極委員会の日本事務局長であった山本正が先ごろ亡くなった際には、上智大学のイグナチオ教会で行われた葬儀では山本に対して弔辞を読んでいる。今年の4月21日から例年通りホテルオークラで開催された三極委員会東京総会でも様々な層の日本のエリート層との交流を行なっているのを私は目撃している。小泉政権時代には、政策研究大学院大学の教授も務め、現在は笹川良一の流れをくむ「東京財団」で研究員をしながら米ニューヨークのコロンビア大学でも教えている。

 古村研究員がこのカーティスについて裏の裏まで暴いている。この本が現在の日本政界にも「爆弾的な破壊力」を持つとすればまさしくこの部分だろう。カーティスと交流を持つ現役議員の名前がざっと20人は列挙されており、この部分だけでも価値は高いが、重要なのはカーティスがライシャワーの後をついで行った野党人脈の育成が反小沢の菅政権の組閣につながったとする部分はまさに圧巻である。

 詳しくは述べないが、安東仁兵衛(共産党)―江田三郎(社会党)―江田五月(社民連)―菅直人・仙谷由人(シリウス)といった1980年代のロッキード事件以後の社会党右派の政治家人脈をカーティスは育成していたことが明かされている。



 常々、私はロッキード事件以後に反田中派の意味合いで、中曽根政権とは別に並行し、反ロッキード金権政治の旗印の社民連が組織的に日本におけるポピュリズムの台頭(アメリカの日本管理に対する自立運動)を左派からも起こさないようにする万全の「抑え」としてこの社民連―シリウスが育成されたのではないかという仮説を立てていた。しかし、古村研究員の調査の結果、なんとそうではなく、ライシャワー時代から連綿と続くアメリカの対日支配の一環であったことがわかった。なんという遠大な計画だろう。

 考えてみれば、山本正がカーティスとたちあげた、「下田会議」(http://www.jcie.or.jp/japan/pe_usgk/tous.htm )には、保守系だけではなく、社会党からの参加者もあった。 

 カーティスは反小沢の江田五月・前参議院議長とも仲が良い。江田はカーティスとの交遊録を自分のサイトで公表している他、カーティスだけではなく、三極委員会創始者のデイヴィッド・ロックフェラー本人とも関係があることがわかっている。

 また、これは古村氏は述べていないことであるが、江田五月はいろいろと暗躍があるようだ。小沢一郎のもとに結集しようとする政治家に直接恫喝を加えていたことが、民主党の森ゆうこ議員らの証言で明らかになっているが、江田五月はもともと政治家になる前は裁判官であり、弁護士出身の仙谷由人・元法務大臣・官房長官と並び、反小沢の急先鋒である。仙谷は小沢一郎の政治資金をめぐる裁判で検察官役を務めた指定弁護士3人らと同じ「第二東京弁護士会」の中のサークル「全友会」のメンバーであるという。


 学生運動や左翼リベラル政党のニューリーダーたちは、カーティスによって道を踏み外さないように、厳しく教育されてきたわけだが、権力を握るにいたり、仙谷由人・元官房長官を始めとして、率先してアメリカの意向を終始、忖度(そんたく)する、変わり果てた権力者になってしまった。カーティスは数年前に下田会議を復活させており、古村研究員が言うように「日本管理は世代を超えて行われる」ということなのである。

 先月の4月26日に、小沢一郎元民主党代表の政治資金団体「陸山会」をめぐる、政治資金収支報告書の記載をめぐる裁判の判決が東京地裁であったが、この日の午後、カーティスが反小沢一郎の本性をむき出しにした判決の解説を兼ねた記者会見を、東京・有楽町の外国特派員協会(FCCJ)で行なっている。この場所は1974年に田中角栄の金脈問題が燃え上がるきっかけを作った因縁の場所でもある。



 この中では、小沢が一審無罪になったこともあってか、小沢の復権に外国人記者たちの関心が集まったが、カーティスは判決が予想外の結果だったのか、終止不機嫌であった。

 記者会見の途中では、上で述べたカーティス自身のスパイ疑惑(CIAに対する情報調査員だった疑惑を指す)に対する質問まで飛び出した。私自身、この記者会見に参加していたが、カーティスが「陰謀論などゴミだ」と吐き捨てるように言ったことに驚いている。

(※詳しくは拙文を参照⇒http://amesei.exblog.jp/15782104/

 これ以外に、古村研究員はケント・カルダーとリチャード・サミュエルズという二人のアメリカの知日派についても詳しく研究している。本書で唯一、残念なのは、現在最も有名なジャパン・ハンドラーズの一人であるマイケル・ジョナサン・グリーンについての独立した章がなかったことである。

 というのも、これからの日本管理はカーティスだけではなく、軍事・安全保障を専門とするマイケル・グリーンの影響を見た上で行われるだろうからである。カーティスは東京財団に移籍しているが、すでに述べたようにここは笹川良一という保守政治のパトロンの系統にある。他に笹川平和財団(http://www.spfusa.org/ )というシンクタンクがあり、ここが日米同盟についてのシンポジウムをマイケル・グリーンが日本部長を務めるアメリカのシンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)と連携して開催しており、いわば日本の次世代の政治家リーダーたちを「洗脳」する重要な場となっているからである。

 現在、カーティスが亡くなった山本正の影響が強い「政策研究大学院大学」から、東京財団に移籍しているのは、資金面で日本研究家を受け入れる余裕のあるシンクタンクが笹川系くらいしかなくなっていることではないか。日米関係は円熟といえば聞こえはいいが、アメリカのいうがままに日本が振り回されており、それどころかアメリカの意向を常に忖度し、先んじて対米従属的な政策を打ち出す日本の政財界が、環太平洋経済連携協定(TPP)や消費増税など、アメリカの求める政策を打ち出し、国民不在の政治が行われている。

 いろいろ述べてきてしまったが、日本の政治のウラ側だけではなく、本書ではアメリカが民主主義、民主化という道具を使って、どのようにアメリカの国益に都合よく世界を作り替えてきたか、そしてそれがどのような対象国の政治の失敗をもたらしてきたか、ということを理解するには本書『アメリカ政治の研究』は欠かせない本となるだろう。

 この本は、アメリカの日本支配の秘密を知りたい一般読者層にも読みやすく、それだけではなく、日本の大新聞記者、政治家、知識人に少なからず衝撃を与え、今後も語り継がれる一冊になることは間違い無いと私は断言したい。

 中田安彦拝

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<「まえがき」と「あとがき」>

まえがき

 本書『アメリカ政治の秘密』は、アメリカ外交を「民主化」「近代化」「管理」をキーワードにして読み解くことを目的にしている。そして、私は、本書を通じて、「アメリカは、デモクラシー、自由市場、人権と言った価値観で世界を都合の良いように変革し、管理してきた。日米関係も管理し、管理される関係であった」ということを検証していく。

 アメリカは、第二次世界大戦後、世界覇権国、世界の警察官として行動してきた。世界各国に介入し、戦争までも起こしてきた。こうしたアメリカの介入の際に常に唱えられるのが、デモクラシー、自由市場、人権といった価値観だった。アメリカはこうした価値観を、錦の御旗にして世界各国に介入してきた。また、冷戦期は、発展途上国には、「欧米諸国のような近代的な国になることが良いことだ」という近代化理論に基づいて介入をしてきた。

 アメリカの外交の基礎となっている民主化や近代化は一見、素晴らしいことのように思える。しかし、アメリカは、こうした誰も反対できない価値観を用いて、外国に介入する。そして、アメリカは、アメリカにとって都合の良い世界秩序や世界のルール作りをしようとしている。これは、現在、日本国内で議論となっている環太平洋パートナーシップ(TPP)を見ても明らかだ。ルールは守る立場ではなく、守らせる立場にある方が有利である。アメリカがデモクラシー、自由市場、人権を世界中に拡散しようとするのは、それがアメリカの国益に適うからである。

 そして、アメリカは、介入が終わり、民主化が達成された国々を、今度はアメリカの国益に資するように管理する。そのための人材をハンドラーズと言う。日本を管理する人材は、ジャパン・ハンドラーズである。本書第五章でも書いたが、日本管理路線が本格化したのは、ケネディ大統領時代のライシャワー駐日大使時代からである。それから半世紀経過した。その間、ジャパン・ハンドラーズは、日本の政界に幅広い人脈を作り上げた。それは自民党以外の野党にも広がり、現在の民主党にもつながっている。

 本書前半部では、アメリカ外交について分析していく。まず第一章で、オバマ政権の外交姿勢の変貌を分析する。オバマ政権の外交姿勢の変化を象徴するものが、北アフリカ諸国で起きた「アラブの春」である。そして、オバマ大統領の意向とは異なる外交を主張した政権内の人々にスポットを当てる。第二章では、アメリカ外交の目的である民主化について分析を試みる。民主化はアメリカ外交の基本理念であり、その実現のための実行機関があるということを示す。また、民主化についての政治核の諸理論も併せて紹介する。第三章ではアメリカ外交の潮流を見ていく。そして、オバマ大統領の前任である、ジョージ・W・ブッシュ大統領の外交をリードしたネオコン派について検証する。第四章では、アメリカの介入主義外交の歴史を遡(ルビ:さかのぼ)る。アメリカの介入主義外交を始めたのは、ジョン・F・ケネディ大統領である。ケネディ大統領の外交政策を検証する。

 本書後半部では、ジャパン・ハンドラーズについて掘り下げる。第五章で、アメリカの日本管理路線、ジャパン・ハンドラーズの創始者であるエドウィン・O・ライシャワーとライシャワーの路線に反対したチャルマーズ・ジョンソンを取り上げる。ライシャワーは、近代化という第六章、第七章、第八章では、それぞれ、ジェラルド・カーティス、ケント・カルダー、リチャード・サミュエルズといったジャパン・ハンドラーズを代表する人々を取り上げる。彼らの人脈や日本側のカウンターパート、それから彼らが何を研究していくかを検証していく。

 本書を全部読む時間がないというお忙しい方や、横文字の名前や単語が苦手だという方には、まず後半部からお読みいただきたい。後半部は、日本のこと、そしてジャパン・ハンドラーズについて書かれている。日本について書かれているので、馴染みのある話題がたくさん出てくるので、読みやすいと思う。そのあと、前半部のアメリカ外交についての部分を読んでいただいても、理解していただけると思う。もちろん、最初から順番に読んでいただければ、読者の皆さんに本書の内容をより理解していただきやすい。

 私は、アメリカ外交と日米関係に関して、一つのストーリーを読者の皆さんに提供したいと思って、本書を書いた。私は、アメリカ外交の裏にある凶暴さや狡猾さを描き出すことができたと思う。本書が読者の皆様にとって、お役にたつ本となることを今はただただ祈るばかりだ。

二〇一二年三月二日

古村治彦

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あとがき

 本書では、アメリカの外交をオバマ政権の外交から遡(ルビ:さかのぼ)って検証していった。アメリカの外交の基本にあるのは民主化である。そのために、外国に介入していく。この点では、ブッシュ前大統領時代の外交とオバマ大統領の外交は変化がない。アメリカは、デモクラシーや人権といった人類普遍の、そして不変の素晴らしい理念を錦の御旗にして、外国に介入し、管理しようとしてきた。

 アメリカはこれから衰退していく。衰退は既に始まっている。オバマ大統領は外交のアジア回帰と軍事費の削減を発表した。こうした動きはアメリカの衰退を示している。しかし、「腐っても鯛」ということわざもある。アメリカは世界覇権国の地位を失うだろう。しかし、それにはこれからしばらく時間がかかるだろう。また、アメリカが次の世界覇権国になると予想される中国の台頭をただ黙って見ていることはない。

 アメリカは世界覇権国の地位から完全に滑り落ちる前に、自分たちが錦の御旗として掲げるデモクラシー、自由市場、人権を世界に拡散しようとするだろう。なぜなら、こうした諸原理が世界で拡散していけば、アメリカが世界覇権国の地位から滑り落ちたとしても、しばらくはルールを設定した存在として、国際政治において重要な地位を占めることができるからだ。

 その一例が一昨年から昨年にかけて発生したアラブの春であり、日本の関連で言えば、環太平洋パートナーシップ(TPP)である。アメリカは、民主化という錦の御旗を掲げて外国の体制転換を行ってきたし、これからも行っていく。そのための人材や機関を整えている。それは本書の第2章で書いた通りだ。

 世界覇権国としてのアメリカの衰退は、日米関係にも影響を与える。アメリカの属国である日本管理が本格化して半世紀が経った。この五〇年間に日本の政界、官界、財界に張り巡らされた日本管理の人脈は、地下茎のようになってその全貌は見えない。しかし、ところどころに地上に顔を出しているところがある。

 噺は少しそれるが、以前にたけのこ堀りの名人がたけのこを収穫する様子をあるテレビ番組で見たことがある。名人は、地上にほんの先っぽだけを出したたけのこ(素人にはどこにあるのか全く分からない)を見つけて、「大体これくらいの大きさかな」と言って掘っていく。そして名人が言った通りの大きさのたけのこが出てくる。

 私が本書の後半部で行ったのは、政界たけのこ堀りと言える作業だ。日本政界に張り巡らされた地下茎が土の表面に顔を出している部分を発見し、それを掘り起こした。日本政界の地下茎が顔を出している部分、それは、首相動静の一行、政治家や学者たちの書いた本の一段落である。私は、日本政界のたけのこ堀りの作業をこれからも続けていきたいと考えている。

 「ジャパン・ハンドラーズによる日本管理なんてネガティブなことをぐずぐず言っていても仕方がない。前向きにならなきゃ」という意見を言われたことがある。しかし、こうした意見は、日本の現状から目を背けるだけの空元気、盲目的な突撃至上主義でしかない。

 ジャパン・ハンドラーズの作り上げた人脈の地下茎は、与党であり続けた自民党だけでなく、野党にも及んでいた。だから、二〇〇九年に政権交代が起き、民主党が政権与党の座についても何も変わらない。そのことを私は本書の後半部で書いた。ジャパン・ハンドラーズたちは、自民党が与党時代に既に野党にまで触手を伸ばしていた。そして地下茎のような人脈を形成していた。自民党だけでなく、民主党にまでアメリカからの毒がまわっている。アメリカは、日本で政権交代が起きても、実質的には何も変化せず、うまく管理ができるように準備を整えていた。それは、現在の民主党政権の体たらくを見れば明らかだ。

 日本の政治家や財界人がアメリカからの管理を脱することは大変難しい。しかし、アメリカの衰退が始まっているこの時期から少しずつでも属国の立場からの脱却を準備すべきだ。そのためには、まずは日本の現状を正しく理解することだ。現在の政権与党の民主党までもアメリカに管理されているのだという認識をもっと多くの日本人が持つことだ。今からでも日本がアメリカの属国であり、エリート層には毒が回っているのだということを認識を国民が持つことが重要だ。

 私にとって初めての単著となる本書を出版するまでには多くの方々のお世話になりました。

 まず、私の師である副島隆彦先生にはお忙しい中、貴重な時間を割いて、原稿に目を通し、指導していただきました。また、序文を書いていただきました。心からお礼を申し上げます。

 また、副島国家戦略研究所(SNSI)の先輩研究員である中田安彦氏には、原稿を読んでもらい、多くの助言と励ましをいただきました。中田研究員と話し、整理した内容を基にして原稿を書き上げることができました。ありがとうございました。

 その他にも家族や友人の皆さんにも支えてもらいました。記して感謝します。

 最後に、PHP研究所の大久保龍也氏には、原稿が出来上がるまで辛抱強く待っていただきました。大久保氏のご寛容があり、素人同然の私が本書を出版することができました。深く感謝申し上げます。

二〇一二年三月一日

古村治彦

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副島隆彦による序文

 本書、『アメリカ政治の秘密』の著者である古村治彦(ルビ:ふるむらはるひこ)氏は、私が主宰する副島国家戦略研究所(SNSI ルビ:エス・エヌ・エス・アイ)の研究員である。

 古村氏は、二〇〇一年から六年間、アメリカのロサンゼルスにある南カリフォルニア大学の大学院に留学し、本場でアメリカ政治学を学んできた若手学者である。彼がこれから日米の政治分析やアメリカ政治研究で活躍してくれることを私は強く希望している。

 今回、古村氏が、これまでの調査研究の成果をまとめて、初めての単著『アメリカ政治の秘密』として、PHP研究所から出版していただくことになった。私も大変喜んでいる。私は、才能のある若い知識人をたくさん育てていくことが、私の責務であると考え活動してきた。私は、副島国家戦略研究所(SNSI ルビ:エスエヌエスアイ)を主宰し、集まってくる「才能はあるが恵まれた環境にいない」若者たちを育てている。古村氏もその一人である。SNSI(ルビ:エスエヌエスアイ)は、中田安彦氏や古村氏に続いてこれからも若い人材を世に出していく。

 本書、『アメリカ政治の秘密』は、私が二〇年前から確立した「帝国―属国理論」とアメリカ政治研究の系譜に連なる本である。私の主著『属国・日本論』(五月書房、一九九七年)と『世界覇権国アメリカを動かす政治家と知識人たち』(講談社+α文庫、一九九九年)及びSNSI筆頭研究員の中田安彦氏の『ジャパン・ハンドラーズ』(日本文芸社、二〇〇五年)で、日本における現在のアメリカ政治研究、日米関係研究は、飛躍的に進歩したと自画自賛している。

 本書、『アメリカ政治の秘密』は、私や中田氏の研究の枠組みを用いている。だが、著者独自の視点からの新事実の発見と分析がふんだんに盛り込まれている。

 この一〇年でようやく、日本国民の中に「日本はアメリカの属国である(残念だ)」という考えが受け容れられるようになった。普通の人たちでも「日本はアメリカの属国だから仕方がないんだ」と平気で口にする。

 私が一九九七年に『属国・日本論』を出した頃は、「日本はアメリカの属国である」と書いても、冷たく黙殺され鼻で嗤(ルビ;わら)われた。もしくは激しく嫌われて、反論される反応しかなかった。それが、一般国民に間でも、「日本属国論」がじわじわと浸透しつつある。しかし、知識層だけでなく、日本の大テレビ局五社(それにNHK)と大新聞社五社の合計一一社は、今も私を徹底的に無視している。

 「日本属国論」が浸透するようになった理由は、やはりアメリカの日本管理が杜撰になり、これまでのような温和さと鷹揚さがなくなったからだ。アメリカが日本を上手に管理し、操るだけの余裕がなくなった。かつ、日本人の側も「何かおかしいな」という疑問を抱くようになったからだ。

 アメリカは、長年、日本をうまく管理してきた。一九九〇年代までは、日本全体がアメリカに“洗脳”されている状態だった。

 選抜され、フルブライト奨学金でアメリカの大学に留学させてもらった人々は、アメリカに育てられて日本に帰ってくる。そして、日本の政界、財界、マスコミなどで重要なポジションに就く。彼らは、頭からどっぷりとアメリカの行動を何でも支持する。そして今もアメリカの国債を、円高対策のためと称して、日本国民の血税を使って一回あたり何兆円も購入する。この状況が現在でも続いている。

 しかし、アメリカも相当に行き詰ってきた。アメリカは世界覇権国(ルビ:ヘジェモニック・ステイト)として世界で君臨してきたが、覇権国(=帝国 ルビ:エムパイア)としての国内だけでなく、世界の経営もうまくいかなくなってきている。だから、主要な周辺属国のひとつである日本を良い気持ちにさせながら管理していくという方法がなかなか取れなくなった。その結果、日本に対して露骨な、そして凶暴な本性を垣間(ルビ:かいま)見せるようになってきた。

 その表れのひとつとして、日本からアメリカへの留学生の数は、一九九七年に史上最高の四七〇七三人を記録した。それ以降、減少し続けている。二〇一〇年には、わずか二一二九〇人となり、一九九七年と比べ半減している(日米教育委員会の統計)。それに比べてアジア諸国からのアメリカ留学が一段と増加し日本だけが減少している。このアメリカの衰退は、そのまま現在の世界経済の状況をも映し出している。

 ハーバード大学のジョセフ・ナイ教授は、日本に来るたびに嘆いている。「ハーバード大学に留学してくる日本人学生の数が激減している。これは日米関係にとってマイナスになる」と。ナイが学科長をしているハーバード大学ケネディ行政学大学院(通称“Kスクール”)には、日本の各省庁から多く留学していた。が、その数が激減している。ハーバード大学のウェブサイトで(http://www.hio.harvard.edu/abouthio/statistics/studentstatistics/academicyear2010-2011/ )で調べると、中国や韓国からの留学生が数十人いるのに対して、日本からの留学生の数はわずか一二名だ。日本からのエリート留学生が減ると、ナイは、二つの面で困る。

 まず、自分たちの食い扶持の収入が減る。アメリカの大学経営は、一般企業に劣らずシビアな競争の世界である。二つ目は、自分たちの意思に従って、日本を管理する、日本側の人材が減少してしまう。これまでのように立派に“洗脳”して日本に送り返して、重要ポストに就け、アメリカの政策を東アジアで貫徹する仕掛け(仕組み)そのものが弱体化していく。

 アメリカにとって海外からの留学生は、一つの産業である。世界中の若者が最新の学問を学びに、また英語を身に着けるためにアメリカにやってくる。アメリカの大学にとって留学生は、多額のお金を落としてくれる大事なお客様なのである。最新の統計によれば(http://www.fulbright.jp/study/res/t1-college02.html )、アメリカへの留学生の数は約七二万人である。そのうちのおよそ三分の二の四六万人がアジアからの留学生だ。上位の三カ国は、中国、インド、韓国である。日本は第七位となっている。

 学費と生活費で、アメリカへの留学生一人当たり年四〇〇万円(約三万ドル)くらいかかる。すると、日本人留学生が最盛期の約四万七〇〇〇人から約二万二〇〇〇人に減少すると、単純計算で約一〇〇〇億円の減収だ。アメリカの留学産業にとって、この減収は大きな痛手だろう。

 本書は、前半部では「アメリカの外交の手口(世界各国への介入の仕方)」を、後半部では「アメリカの日本管理(日本の計画的な操り)の手口」を取り上げている。前半部で明らかになったことは、二〇一〇年末から二〇一一年にかけて発生した中東諸国の「アラブの春」が、アメリカ政府(とくにヒラリー・クリントン派)によってあらかじめ周到に準備されていたものであることだ。

 後半部は、日本に対するアメリカの最新の管理の諸手法を解明した。

 これらを本書『アメリカの秘密』は、必ずしもジャーナリズムの手法に寄らず学問的な緻密さで白日の下に明らかにした。読者諸氏のご高配を賜りたい。

二〇一二年三月六日
副島隆彦
http://www.snsi.jp/tops/kouhou

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G8首脳会議で野田総理は蚊帳の外に置かれていた

 http://yokodo999.blog104.fc2.com/
野田政権はG8首脳宣言を拳々服膺すべし 」でも書きましたが、19日に閉幕したG8では、「成長と財政の両立」を謳った首脳宣言が採択されました。緊縮財政も必要だが、成長戦略が不可欠だと、G8諸国は再確認したのです。

 言うまでもなくこれは、フランスやギリシャ、ドイツの選挙結果を踏まえてのことです。民意は「緊縮ノー」であり、緊縮財政一辺倒では支持を得られなくなったからです。

 昨年吹き荒れた「アラブの春」も、米国などがソーシャル・メディアを使って仕掛けたわけですが、若年層を中心に貧困に対する不満が存在したが故に拡大してゆきました。根底に経済問題があるわけです。ウォール街近くから始まり、各地へ広がって行った格差是正デモも同様です。

 つまり、「既得権益を潰して富を平等に配分せよ」というのが、世界のトレンドになっているのです。既得権益層に後押しされている各国政府も、次第にその動きを無視できなくなり、G8首脳宣言も民衆に配慮せざるを得なくなったのです。

 こうした世界の流れに抗しているのが、亡国の野田内閣です。岡田副総理は、国家公務員の新規採用を抑制し、定年を延長するという若者いじめの政策を平然と語っています。母校東大の講演で学生から批判されましたが、当然でしょう。批判されても岡田氏は正当化するだけで、カエルの面に何とかという有様でした。

 消費税増税しか頭にない野田総理ですが、いくら愚鈍でもG8に出席したのですから、増税が不可能であることぐらい悟らねばなりません。潮目は変わり、緊縮一辺倒から成長戦略重視へ転換したのですから、我国でも増税のゴリ押しはできません。

 日本国民の民意も、世界の潮流に合わせるが如く、60%の人たちが拙速な増税に反対しています。民意というのは概ね正しいものですし、民主主義国なら当然尊重しなければなりません。まともな政治家なら、自身の不明を恥じて退陣するところでしょう。

 ところが、国会の論戦を見ても、野田総理の増税方針には変化がありません。それどころか、マニフェストと民意を重視して増税に反対している小沢氏に会って説得しようとしています。何ともKYな男で、最早犯罪的です。

 野田総理はG8に出席したのですから、首脳宣言にも同意したはずです。しかし、どうも理解していないようです。昨日付の「日刊ゲンダイ」には、G8のお粗末な光景がすっぱ抜かれていて、東海東京証券チーフエコノミストの斎藤満氏はこう述べています。(http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-5871.html )

 「今回のサミットは原点回帰で、普段着の各国首脳が小さなテーブルを囲むスタイルでした。そのため、イヤホンで同時通訳の言葉を聞くための機器も用意されていなかったようで、野田首相は盛んに後ろを向き、日本語によるレクチャーを受けていた。それだけに気になるのです。もしかしたら、その場で何が話し合われていたのか、本当は分かっていないのかもしれません」

 何と同時通訳がセッティングされていなかったというのです。他の首脳は皆英語ができるでしょうから、野田総理だけが蚊帳の外に置かれていたわけです。「アイツはいてもいなくても同じだから放っておけ」ということになったのでしょう。これでは恥をかかされるために行ったようなものです。

 外務省の役人が概要を教えたはずですが、正確なのかどうか確かめようがなく、充分な意思疎通が図れなかったことは間違いありません。本来なら外務省が同時通訳をセッティングすべきですが、小さなテーブルを囲んで和気藹々とやっているという演出を優先する方を選んだようです。

 だから実際にはどのようなやり取りが会合でなされたのか、分らないのです。部外者が知り得ないのは当然ですが、出席した総理大臣も解らないのでは話になりません。ロシアのプーチン大統領が欠席したのは何らかの情報を掴んでいたからで、野田総理のように恥をかかされる懸念があったのかも知れません。(もちろん、英語ぐらいできるでしょうが…)

 野田総理を増税一色に染め上げたのは財務省ですから、KYということで言えば、この役所が諸悪の根源です。彼らは東大法学部を卒業して難関の公務員試験を突破したエリートですが、本当の意味で頭がいいわけではなく、辻褄合わせに長けているだけです。

 与えられた条件の中で解法を探すことは得意ですが、その前提が正しいかどうかまで考えが及びません。政策を実行させる際には能力を発揮しますが、立案は不向きです。その彼らが増税方針で望んでいるのですから困るのです。ある霞が関関係者は、こう述べています。

 「財務省は景気回復を望んでいないのです。景気が上向いて金利が上がれば、国債の発行コストが増え、財政負担が大きくなる。だから、国民生活にプラスとなる経済政策を用意しようという気がない。デフレ万々歳。経済が拡大して、インフレになる方が困るのです」 (同前)

 「国の借金が増えたら、利息の支払も増加する。そうなったら困るから、不景気で金利が低いままの方がいい」「国の借金が増えすぎたから、増税して減らそう」 財務省の役人は、単純にそう考えているのです。岡田副総理も同様でしょう。

 自分たちのことだけを考えていたら、当然こうなります。企業や国民生活がどうなろうと、知ったことではないのです。普通の人なら、「そんなバカな」と思うでしょうが、官僚組織に入ると、自省の利益しか顧みなくなります。自分たちの省益しか考えなくなるのです。

 この悪弊は昔から指摘されていますが、強固な組織論理故に改められることはありません。一度解体しないと無理でしょう。先の大戦でも主要省庁は潰されることなく生き延びましたから、その体質は筋金入りです。

 官僚組織を解体するには、戦争のような強力な外力が必要ですが、その場合は国自体が亡んでしまう危険性があります。このままではこの国は、官僚組織とともに自滅することになります。その前に起死回生の動きが起こればよいのですが…。
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がれきの広域処理を即刻中止せよ

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東日本大震災のがれきの受け入れを検討している北九州市は昨日、宮城県石巻市からの木くずなどの試験焼却を開始しました。西日本で初の試みとされていますが、搬入作業が行われた22日には、受け入れ反対派2人が公務執行妨害で逮捕されるという騒ぎが起きています。

 震災のがれきは被災地で処理すべきで、その方が地元の復興に繋がります。わざわざ被災地外へがれきを運ぶのは、各地の産廃業者に利権を配分しようとしているとしか思えません。早々にがれきの受け入れを表明して焼却が始まっている静岡県島田市の場合はその典型で、桜井市長の親族が産廃業者(市長はその会社の元社長)であることはよく知られています。

 北九州市長の北橋健治氏は、東大法学部出身の元民主党議員で、副総理の岡田克也氏と同期だそうです。これだけで背景が見えてきますが、北九州市のがれき受入検討委員会のメンバーは、御用学者や環境省の役人らで占められており、当初から受け入れ方針であることは丸分かりです。

 住民がこれに反対するのは放射能汚染を恐れているからで、宮城県のがれきを一般ゴミの焼却施設で燃やすわけですから、含まれているセシウムが気化して広範囲にバラ撒かれることになります。放射性物質が含まれていない(基準値以下)から大丈夫だと言うのでしょうが、がれきの放射性物質の濃度を正確に測ることはできませんから信用できません。

 がれきに含まれる放射性物質で問題になるのは主に内部被曝ですが、人体に影響を与える「しきい値」があるかどうかよく判っていません。症状が出るまでに時間が掛かるので、因果関係を特定するのが困難なのです。そのため低線量なら体によいという説もあるのですが、万人に適用できるかどうか不明で、体の弱い人にはダメージを与える公算が大です。予防原則を適用して、被曝は避けた方が賢明でしょう。

 住民が不安になるのは当然であり、北九州市のように逮捕者まで出して焼却を実施するのは異様です。今では、がれきの量が過大に見積もられていたことが明らかになっていますから、そんなことをしてまで広域処理をする必要はないはずです。「NHK NEWS WEB」は、5月21日付で次のような不可解な報道を行なっています。(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120521/k10015273671000.html )

   がれき広域処理 受け入れ先不十分

東日本大震災で発生したがれきの推計量は、岩手県で50万トン増えた一方、宮城県で400万トン以上減ったことが環境省のまとめで分かりました。
これに伴って、被災地以外での広域処理が必要な量は150万トン減る見通しですが、がれきの受け入れ先は、依然、十分確保されておらず、環境省は、引き続き各地の自治体に協力を求めていく方針です



環境省によりますと、岩手県と宮城県の沿岸部で出たがれきのうち、宮城県での推計量は1150万トンと、これまでより400万トン余り減りました。
これに伴って、広域処理が必要な量も当初の3分の1近くの127万トンにまで減りました



しかし、宮城県のがれきについては、北九州市が試験焼却を今週行う予定など、受け入れに向けた新たな動きは出ているものの、すでに受け入れが始まっているか正式な受け入れ先が決まっているのは、東京都や山形県などの13万トンにとどまっています。

一方、岩手県のがれきについては、不燃物の土砂が想定以上に含まれていたことなどから、がれきの量は530万トンと、逆にこれまでより50万トン増え、広域処理が必要な量も当初に比べて2倍以上のおよそ120万トンとなりました。

このうち、およそ30万トンの木くずや可燃物については、すでに複数の自治体に受け入れを打診しており、一定のめどはついているということですが、量がおよそ90万トンにまで増えた不燃物については調整が進んでいないということです。

環境省は、被災地でのがれきの再利用を進めるとともに、依然として広域処理が大きな課題だとして、引き続き全国の自治体に協力を求めていく方針です。

村井知事“膨大な量の受け入れ決まってない”
震災で発生した宮城県のがれきの推計量が大幅に減少し、被災地以外での広域処理が必要な量が当初の3分の1近くにまで減ることについて、宮城県の村井知事は「減ったとはいえ、膨大な量の受け入れ先がまだ決まっていない」と述べ、引き続き全国の自治体に協力を求める考えを強調しました。

宮城県はこれまで、震災で1820万トンのがれきが県内で発生したと推計し、このうち354万トンは被災地以外で処理してもらう広域処理が必要だとしてきました

ところが、沿岸部のがれきの量を精査したところ、最も発生量が多い石巻市周辺のがれきの量が当初の推計の半分以下になるなどして、沿岸部で431万トン少なくなることが分かりました。
これを受けて宮城県は、被災地以外での広域処理が必要ながれきの量が当初の3分の1近くの127万トンにまで減るとしています


これについて宮城県の村井知事は、21日の記者会見で、「海に流されたがれきが予想以上に多かったことや、解体家屋が思ったより少なかったためで、当初の推計量とかい離したことはどうしてもやむをえない」と述べました。
そのうえで広域処理については、「量が減ったとはいえ、受け入れが決まっているがれきは13万トンにとどまっており、114万トンという膨大な量の受け入れ先がまだ決まっていない」と述べ、引き続き全国の自治体に協力を求める考えを強調しました。

細野環境相“なお広域処理は必要”
がれきの推計量の見直しを受けて細野環境大臣は記者会見し、「最大限に県内処理を進めてもなお広域処理が必要で、すでに受け入れを表明している自治体が確実に処理できないとがれきの処理は終了できない。全国のみなさんの協力はこれからも重要でぜひお願いしたい」と述べ、岩手、宮城の両知事から21日、改めて出された協力要請に基づいて、これまでどおり広域処理の推進に取り組む考えを強調しました。

また、細野大臣は、広域処理の調整が進んでいない不燃物のがれきが岩手県で大幅に増えたことについて、「県内での処理や復興資材としての活用をはかることの重要性がより高くなってきた」と述べ、復旧復興の公共事業にがれきを使う際の考え方を近く明確化する方針を示しました。
 (下線は引用者による)

 下線を付した部分は、何度読み返してもよく解りません。宮城県では、354万トンを被災地以外で処理してもらう予定だったが、推計量が間違っていたので、431万トン過大だったと書いてあります。それならば、全て宮城県で処理できるはずです。それなのに何故127万トンの広域処理が必要なのでしょうか?

 とうも最初から県内で処理する分と、広域処理する分が分けてあって、今回判明した過大見積り分を按分して割り振ったようです。本来なら他県に迷惑をかけることになる広域処理を止めるべきなのに、3分の1に当たる127万トンを残しています。これは意図的としか思えません。

 政府は、がれきの広域処理を何としても進めたいようです。西日本は放射能汚染が比較的少ないですが、その西日本でがれきを処理すれば放射性物質が撒き散らされることになります。政府は日本全国を放射能塗れにしようとしているのです。

 必要もないことを強引に行うのは、何らかのやましい意図があってのことです。専門家から見れば、放射性物質を含んだがれきを焼却するなど狂気の沙汰のはずで、海外から大きな批判を招くことは必定です。それで喜ぶのは誰なのか、我々はよく考える必要があります。

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去年から大変化の時代に入った。これから多分こうなるだろう

 これからどうなるのか……は、未来は分らないとはいえ、まったく分らないわけではありません。去年の3.11大震災のこと、今月6日のフランス大統領やギリシャ総選挙の結果を見ても、いよいよ世の中が急速に変化しつつあるのがだれにでも分ります。
 その中で、日本人にとりまして、もっとも信頼できるのは、私にとりましては「日月神示」のように思いますし、人間の発言では、「出口王仁三郎さん」や、現在私の近くにいる人としては、「中矢伸一さん(日月神示研究家)」と「ベンジャミン・フルフォードさん(社会・経済ジャーナリスト)」だと考えています。
 中矢さんとフルフォードさんは私が数年来注目している人で、ともに私の親友ですが、注目のきっかけは、私と中矢さんが当時(2007年時点)、親しく付きあっていた中学3年生の霊感のするどいT少年の霊視からでした。
 彼は私と特に親しい数十人の人たちの写真を見て、それらの人々のオーラの色をつぎつぎと言って行きました。ついでにその色を文字でも書いてくれました。私の直感と、ほとんど一致しました。
 その中で「真っ白」で最高の人間性を示すと、T少年が言う人は3人しかいなかったのですが、そのうちのお2人がフルフォードさんと中矢さんだったのです。
 T少年のコトバによると、理想的で安心できる人間性の人は、「真っ白」で光るようになるというのです。その場合、決して「その人の人間性が悪くなることはない」と教えられています……と、彼の宇宙の先生からのコトバを伝えてくれました。
 このT少年のコトバが、その他のことでは100%と言ってもいいくらい私には思い当ることばかりだったので、それ以来そのような目で、中矢さんとフルフォードさんを信じて付きあって来ましたが、私の感覚が裏切られたことは1回もないのです。
 この中矢さんとフルフォードさんが、今度『闇の終焉と地球元年』 (2012年4月30日 ヴォイス刊)という新著を出しました。90数%は私の意見とも合います。最近こんなに「わが意を得た本」はありません。
 そこで同書の最初の方に書かれている大事なことだけをきょうは紹介しようと思います。
 では始めます。

●日月神示が予言した“イシヤ”こそ、フリーメイソンのことだった!

ベンジャミン:

中矢:

ベンジャミン:

中矢:

ベンジャミン:

中矢:

 大幅にお二人の対談をカットしましたが、それでも、これで大要は分ると思います。
 詳しくは同書を一冊丸ごと読んでください。本体価格は1,800円です。価値はあります。
 「日月神示」を私がどうして信じるようになったかといいますと、いまのところ同神示に預言されていることが100%当っていると思えるからです。
 それと90数%も、その「コード」の中に出てくることが当るといえる「バイブルコード」いわゆる「聖書の暗号」に「日月神示がこれからはもっとも大事だ」という「コード」が何回も出てくるからなのです。
 いま常識的に言えば、アメリカは三つ子の恒常的な赤字で四苦八苦していますが、立ち直る底力はあります。
 ユーロ圏は崩壊するでしょう。もう永くはないと思います。
 中国も大変でしょう。
 日本も大変ですが、日本人の一般大衆がびっくりするくらいしっかりしていますから、生き残る率は日中欧米ではもっとも高く、日本人の特性からすれば「日月神示」でいう「大難を小難」にして、その役割を果しそうです。
 このように考えますと、ここで紹介したお2人の対談や、去年来の世界情勢の変化がよく納得できます。未来もおよそ分って来ます。よい世の中になるでしょう。それゆえに日本人は特に期待されているようですから、正しく生きて、日本人としてがんばろうではありませんか。
                                           =以上=
 そうですね。日月神示の伝達が始まったのは1944年ですから、もう70年近く前に降りたものですが、当時はあまり世の中に知られていなかったんです。90年代に入ってから、じわじわと認知度は上がってはきましたが、まだまだ、一部のオカルト好き、予言好きな人たちの間では有名、というものだったと思います。ところが今は、世界全体が、日月神示が予告していた通りの展開になってきていて、オカルト好きの人たちだけではない、普通の人々の間でも読まれるようになってきています。
                   (中略)
 それで、色々と調べていると、やっぱり宗教的な世界にどうしても通じてしまう。闇の権力の人たちのことも知っていくと、彼らは実に、現実主義のようで神秘主義であるということが分かってきた。彼らを知るには、宗教的な領域というものをちゃんと知らなければいけない。

ベンジャミン:

中矢:

ベンジャミン:

中矢:

●大変革の時代における日本の役割とは?

ベンジャミン:

中矢:

●金融の世界の裏にあるもの、それは、“精神世界”

中矢:

ベンジャミン:

中矢:

ベンジャミン: そう。僕がアマゾンに行ったのは、要するに、文明を知るためには、一度、文明を出なきゃならないと思ったんです。アマゾンの奥地の原住民であるシビボ族の所に行って、ペルーのすごい汚いヨレヨレの札を出したら、彼らは、わーって感じで驚いてね。「何これ、気持ち悪い」と。なんか、そのちぎれそうなお札を、まるでゴキブリを見てるような感じで。確かにばい菌だらけの、ぼろいお札だったわけだけれど。要するに、相手からすれば、こんなものは認めない。彼らの世界では、物々交換じゃないと通用しないんです。その人たちは、我々のいる世界の、つまり幻の世界の外に住んでるから。

 そして、そんな権力を持っている人々、つまり、世界の覇権を持っていた欧米の血族マフィアが、金融と暴力を独占して、世界を動かすテーマを決めてきた。第2次世界大戦が終わったときに、一見、植民地支配は終わったかのように見えたけれども、結局それは終わってなかった。その後の植民地支配はさらに巧妙になって、要するに独立しているように見えても、あくまでもニセモノの独立。 (中略) そして、銀行は現物の裏付けのないお金を刷ってかりそめの信用をつくってきた。
(後略)(転載ここまで)
 意外にも、金融の世界こそが、精神世界だったということなんですね。
 まず、最初に理解しなければならないのは、欧米の金融システム、つまり、ドルとかユーロが現物本位制ではなかった、ということなんですよ。では、何なのかというと、中央銀行の奥の院、例えば、スイスの国際決済銀行(BIS)の中の厳重に警備され、秘密が守られている部屋の中で、ある特定の人物がブラックスクリーンというコンピュータ画面に暗号を入れて数字を入力するんです。その数字が、そのまま現実の世界ではお金になる。その幻の数字が、現実になるんです。結局金融とは、その数字を本物だと信じたら、本当になるという“精神世界”なんですね。考えてみれば、もともと1万円札というのは、信用がなければただの紙くずなんです。
 今、大きな時代が変わろうとしているこの時期の背景には、どんな動きがあるのですか?
 基本的に日月神示には、いつどこに何が起こるといったことは一切記されていません。
 私は、日月神示は、日本人のDNAの中にある精神性がマニフェスト(具現化)された文章というふうに捉えているんです。だから人間が書いたものではなくて、もっと高次元からのメッセージともいえるでしょうし、DNAに刻まれていた日本人の昔からの、先祖の記憶や叡智が甦ったものともいえるんですね。日月神示には、色々なことが書かれてはいるんですが、まず、今の世の中はイシヤが支配していると。この言葉というのは大本教の頃から出てるんですね。そして神示には、「悪の総大将は奥にかくれて御座るのぞ。一の大将と二の大将とが大喧嘩すると見せかけて、世界をワヤにする仕組、もう九分通り出来ているのぢゃ」。これは、冷戦時代の頃に出たメッセージなんですけど、一の大将というのはアメリカ、二の大将は当時のソ連。その背後のさらに奥に、総大将が隠れているというんですね。そういう記述があるので。やはり闇の勢力というのは、実際にいるのだろうかと、私も興味を持ち始めたんです。

 今後、具体的に世の中がどうなるかについては、いずれは闇の権力、イシヤの支配体制というのは滅びると。でも、いつそれが起きるかなど、年代的なことは一切書かれてないんです。でも、今までの流れを見ていると、彼らの命運はすでに尽き始めていると思います。

 ただし、そのときに、先ほど出ました、日本が2度つぶれたようになるという記述に関してですが、1度目はこの前の戦争の敗戦のときです。そして、2度目がもう1回来ると。このときは、イシヤの悪の仕組みに日本も操られてしまっているから、引きずられる格好でもう1回つぶれてしまう。だけれども、そこからが本当の日本の力が出るときだ、と書いてあるんですね。その時期については、私は20年も前から日月神示の関係の本を書いていて時期を探っていますが、今、まさに世界中がガタガタになっているので、日月神示の予言というのは、今になって実現し始めたのだろうかと思いますね。

 そこで日月神示が説いているのは、今後、すごく日本の役割が大切になってくるから、身魂(みたま)を磨いておきなさい、意識を向上させておきなさいということ。これからが本当の神の国、神国日本が世に出てくると。それは、日本が世界を支配するんじゃなくて、私は日本が重要なコーディネーター的な役割を果たすんじゃないかと思うのですけれどね。世界を平和に治めるために、日本がすごく重要な役割を果たすんだという、それが地球文明の理想社会への第一歩になるという感じでしょうか。こういった大ざっぱなシナリオが日月神示に書いてあることです。
 ちなみに、日月神示の中には、今から来るであろう大変革の時期的なものとか、起きることの本質についての具体的な記述はあるのですか?
 ベンジャミンさんは、実際にそういう闇の権力の人たちと渡り合っている方でもあるので、このような私たちの対談の内容なんかも、もしかして彼らには知られることにもなるのかなと思うんです。あるいは、日月神示そのものを翻訳して読んでいるかもしれないけどね。今、世の中がこういうふうな展開になってきて、彼らも行き詰まってくると、彼らを討ち滅ぼそうなんていうふうになっちゃうと、彼らも反発してくるはずなので、また戦争になったりするかもしれないでしょう。そこで、彼らと折り合いを付けて、むしろ、仲間として一緒にやろうじゃないかというような発想も必要ですよね。
 とにかく、最初に「イシヤ」というのを聞いたときは、びっくりしましたよ。要するに、イシヤというのは、フリーメイソンのことだから。フリーメイソンというのは、もともと「自由身分の石工」という意味で、石工たちの同業組合(ギルド)だったわけです。
 日月神示では、裏から世界を支配、コントロールしでいる人たち、闇の権力の人たちを「イシヤ(=石屋)」と呼んでいるんですが、イシヤと戦って滅ぼせとは書いていないんです。それよりも、「抱き参らせよ」と。英語では“embrace”という言葉がわりと近いと思うんですが、抱き参らせて和合しなさいとあるんです。
 僕の方もヒッピー世代なので、欧米文明が地球を壊しているというぼんやりとしたイメージが、若い頃からあったんですね。10代の後半の頃でしたが、僕は文明から逃げて、南米のアマゾンにたどり着いた。でも、はるか彼方のアマゾンにまで行っても自然が壊されている。このまま文明をほっておくとアマゾンだって駄目になってしまう、文明が地球全体を滅ぼしてしまう、と思ったわけ。その頃、欧米のヒッピーたちは、アジアに何か答えが出てくるんではないかと皆、アジアを目指して、旅に出ていたんですね。そこで、僕も日本の大学で学ぶことにしたんです。

 そして今、もう日本に30年近くもいて、ジャーナリストとして日本の金融経済や世界の指導者たちを見てきた中で、何かを調べていて肝心の部分で登場するのが、まず、やくざとかマフィアみたいな用心棒たち。そして、その次に出てくるのは、財界人とか政界のトップ。さらには、宗教関係。そして、最後に出てくるのは、一神教の裏にいるグループや悪魔教的な発想とか、そういう世界観とそこにいる影の人々。
 なるほど。今がその大きな変化のときというわけですね。
                   (中略)
 僕は、もともと経済ジャーナリストだったので、世界の外貨を最も多く持っている国は日本だから、そのお金を使って貧困をなくして、環境破壊を止めれば、地球を良くすることができるのに、何でやらないんだろう、ということを最初に思ったわけ。そして、それを言い出し始めた途端に、僕を殺そうとする勢力が登場してきた。それと同時に、僕を守ろうとしてくれる勢力も出てきましたけれど。
 そんな状況の中、だんだん見えてきたのは、世界の経済・金融システム、欧米の政府の裏側に、秘密結社が存在したということ。基本的に、結社は何種類かあって、中でも一番強い権力を持っているのは、信じがたいことなのですが、欧米の古代王族の血を受け継いでいると自負する貴族階級の家族の群れ。その血族マフィアたちはダビデの星(六芒星)をシンボルとしてルシファー信仰をしている、つまり、悪魔教を崇拝するグループ(船井注:サバタイ派のことを言っているように思います)。彼らは、世界の覇権を手に入れたわけですが、地球を運営する能力はなかった。それで今、地球が滅びそうになっている。現在、地球は絶滅の危機に瀕しているし、餓死しそうな人たちは10億人以上ともいわれている。実際に今、彼ら自身も自分たちがどうすればいいか分かっていない。

 彼らが信じている古い教えというか、予言の中に、「東から光がやってくる」というのがあるわけです。 (中略) それも、日本がその新しいシステムの発信地になるのではないか、と考えています。そうしたら、やはり日月神示という、そのような内容の予言をしている書があったということで、何か運命のようなものを感じました。
                   (中略)
 ドルやユーロの危機なども表面化していますし、既存のシステムは、これからどんどん壊れていきます。けれども、壊れるということは、今からもっといいものをつくるチャンス、ということでもあるのです。とにかく、現実の世界で具現化されて、ニュースで見えてくるものが、まさに日月神示で予言されていたことと同じなので不思議ですね。
 ええ。日月神示の中に、「神の国、一度負けたようになって、終(しま)いには勝ち、また負けたようになって勝つのざぞ」「女、子供の辛いことになるぞ。九分通りは一度出て来るぞ、それまでに一度盛り返すぞ」「いずれ元に返って来るから、元に返ってまた盛り返して来るなれど、またまた繰り返すぞ」「出てきてからまた同じようなこと繰り返すぞ、今度は魂抜けているからグニャグニャぞ、グニャグニャ細工しか出来んぞ、それに迷うでないぞ」などと示されています。つまり日本は、この戦争に負けるけれどもやがて復興する。でも復興したときには骨が抜かれたようになっている。そしてその後、もう1回つぶれたようになる。2回つぶれたようになって、やっとその後、日本としての本当の真価が発揮されるような時代がやってくるといわれているんですね。

 今、世界全体がおかしなことになってきていて、神示には「金で世を治めて、金で潰して、地固めしてミロクの世と致すのぢゃ」という言葉も出て来るんですけども、今後は、経済や金融もうまくいかなくなると。また、「自由も共産も共倒れ」と出てくるんです。これは、自由資本主義も共産主義も立ち行かなくなるという意味です。 (中略) そういうふうに世界がガタガタになって混乱した後に、将来的には、日本が大きな役割を果たすんだという記述がある。そして、やっと理想的な社会に向かっていく、というのが日月神示の大きなシナリオです。
 いわゆる予言的なことが書かれているわけですよね?
 日月神示とは、昭和19年から昭和38年ぐらいまでに断続的に自動書記によって降ろされた神示、いわゆるスピリチュアル・メッセージです。神示を受けたのは、岡本天明という画家であり、神道家であった、いわゆる霊的な才能を持った方でした。

 岡本さんは、もともとは日月神示を降ろす前に大本教(正式名称は「大本」)にいたこともあって、大本教の開祖でもあった出口王仁三郎とも親交があったといわれています。
 けれども、大正10年と昭和10年の2回に及ぶ、国家当局による弾圧を受け、とくに二度目の弾圧は日本の近代史上最大・最悪と呼ばれるぐらいひどいもので、大本は潰れてしまったんですね。その大本の第二次弾圧からおよそ9年後に、日月神示の伝達が始まったわけです。当時は、岡本天明さんも自分で何を書いているのかさっぱり読めなかったそうですが、しばらくしてから、彼自身も、ようやくその価値に気付くわけです。
 まず、日月神示についてお聞きしたいのですが、これはいつ、どのように書かれたものなのですか?

http://www.funaiyukio.com/funa_ima/


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「東京核テロ情報」を検証する

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 「News U.S.」に超緊急ニュースが掲載されていますので、以下日本語訳部分のみ転載します。ソースは、ベンジャミン・フルフォード氏の英語ブログです。(http://www.news-us.jp/article/270974481.html )

 【超緊急】5.22核テロの標的は東京確定か!核兵器が日本に持ち込まれる!英国諜報部より-東京から避難せよ!

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不法に西ヨーロッパとアメリカで権力を掌握した悪魔サバティアンカルトは再び核の恐怖で脅しており、負傷した危険な獣である。
英国諜報部ソースは、ロンドンで使用される予定の爆弾は500キロトンから100キロトンまで "ダウンダイヤル"されていたウクライナのSS19と言った。
この武器はその後イギリスからドイツに運ばれ、現在日本にあるだろう、と彼は言った。
彼はサントメとニューギニアのイルミナティカバル基地から潜水艦を介して、武器が日本に持ち込まれると述べた。

オフポイント(積み荷を降ろす場所)は、おそらく三浦半島であろう、と情報筋は言う。
日本のAWACS(早期警戒管制機)は、それを防ぐため、輸送中に爆弾を検出することができなければならない。
英国の防衛省幹部がすべての英国の早期警戒管制機が接地するように命じた時に、ロンドンの爆弾が奇妙な理由で持って来られた、と彼は言った。

これらの核ミサイルはロシアの武器商人ビクター・バウトが販売したものの一部であったと情報筋は言う。
また、イランはこれらの武器のいくつかを買った、と彼は言った。


 情報源は英国諜報部(MI6)で、三浦半島から持ち込まれた核兵器は「おそらく現在日本にあるだろう」ということです。

 ベンジャミン・フルフォード氏の情報ですから、鵜呑みするのは危険です。ベンジャミンは、ムーパルチャンネルで右翼の朝堂院大覚と対談しています。朝堂院には、悪い噂が絶えません。(話が噛み合っていないので、発言のチャンスがあればどこにでも出るというスタンスなのでしょうが…)

 ベンジャミンは裏側の動きに焦点を合わせていますので、表側の情報とは上手く繋がりません。話が突飛過ぎて、検証不可能なのです。否定するのは簡単ですが、嘘だと証拠立てることもできません。常識的に考えて判断するしかありません。

 今回の話は英語のブログに出ていますが、何故日本語で発表しないのでしょうか? ベンジャミンは今では日本人であり、日本の行方に関わる話ですから、外国人向けに書いているのは不可解です。翻訳してくれる人は、周りにいるはずです。

 核兵器が持ち込まれたということですが、写真で判るように巨大な大きさです。こんなものが三浦半島に荷揚げされたら目立ってしまうでしょう。もし情報が本物なら、日本政府も関わっていることになります。それなら東京で使われることはないでしょう。(狂っているなら別ですが)

 問題は、核テロの動機です。悪魔サバティアンカルトが日本政府(日本のエスタブリッシュメント)を脅すためということですが、ご承知の通り、民社党政府は売国奴の集まりで、何でも言うことを聞く連中です。わざわざ核兵器を運んでまで脅す必要があるとは思えません。

 野田総理は、G8でオバマ大統領から誕生ケーキをプレゼントされて、「何でもおっしゃる通りに致します」と忠誠を誓ってきたわけですから、今更荒っぽい手段は不要です。チョコレートケーキ一つで転んでしまうような人ですから、簡単なものです。

 それとも、小沢派を黙らせるために核兵器を運んだのでしょうか? 余りにもマンガチックで説得力がありません。この情報には信憑性がないようです。

 ただ、今日は東京スカイツリーが開業する日で、これを狙ってテロが計画されている可能性はあります。テロ騒ぎが起きれば、パニックに乗じて政府は好き放題できるようになります。(核兵器は使われないと思いますが) 

 東京スカイツリーは世界一の電波塔であり、人が大勢集まりますから、狙うには格好の標的です。高さが世界一ということで、バベルの塔を連想しますし、地下部分と合わせれば「666メートル」になるという説もあります。地上部分の「634メートル」は、「ムサシ」という言葉の語呂合わせになっています。

 今日から暫くは東京スカイツリーに多くの人が集まり、話題をさらうことでしょうが、裏で悪巧みを行う絶好のチャンスで、むしろそちらの方が気掛かりです。政府の動向には目を光らせておく必要があります。

 東京スカイツリーは電波塔で、強力な電磁波を発出しますから、心身に悪影響を与える可能性が大です。(東京タワーの下を自動車が通ると、車載コンピューターなどに不調をきたすことがあると言われています) テロの可能性もありますから、余り近寄らない方がよいでしょう。
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「緊急電力使用停止メール」が電力不足を助長する

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 原発を何としても動かしたい原子力ムラの利権集団は、このままでは夏の電力が不足すると国民に脅しを欠けています。「蒸し暑い夏をクーラーなしで過ごすことになるんだぞ。それが嫌なら再稼働に賛成しろ」というわけです。

 特に関西電力は原発依存度が高く、再稼働できないと商売が成り立たなくなります。電力料金の算定は「総括原価方式」と呼ばれ、設備が多いほど儲かる仕組みになっています。原発を多数抱えていると設備が膨大となり、それだけ利益が出ます。

 但しこれは原発が動いている場合の話で、使わなければ施設は極めて危険なゴミと化します。電力会社の資産は大幅に減り、赤字続きで経営が困難になります。だから死に物狂いで動かそうとするのです。

 関西電力の幹部は、原発再稼働の問題と電力の需給の問題は関係がないとはっきり言っています。だから電力不足と原発再稼働の問題は、切り離して考える必要があります。(参考、http://www.youtube.com/watch?v=eLaI8nn4EOo )

 原発は、電力不足を解消するための一つの選択肢に過ぎないわけです。実際にこの夏に電力不足になるなどうか分かりませんが、原発を動かさなくとも賄うことができるというのが、良心的な識者の意見です。

 政府は関電などの電力不足の割合を多目に算定していますが、原発推進の経産省の役人が数字をいじっていますから、当てになりません。余裕のある中部電力などから融通してもらえば何とかなることは明らかで、政府も渋々認めざるを得ませんでした。

 電力制限令の発動など以ての外ですが、政府は万が一の場合に備えて、計画停電の準備を進めると言っています。準備だけならいいのですが、用意すると使いたくなるのが人間です。必要もないのに計画停電を実施しないで下さいね。民主党には、全体主義的な統制政策が好きな人たちが多いのですから。

 そして更に、電力不足を警告する緊急メールを出すそうです。こうなると完全に嫌がらせです。朝日新聞は、本日付でこう報じています。(http://www.asahi.com/politics/update/0518/TKY201205180001.html )

   節電、7月2日から 電力切迫なら政府が緊急メール

 野田政権が今年夏の電力需給対策をまとめた。すべての原発が再稼働していないことを前提に、7月2日から9月28日にかけて全国的な節電を要請。電力が最も足りなくなる見込みの関西電力管内は15%の節電を求める方針だ。想定外の電力不足を避けるため、携帯電話の緊急速報メールなどで電気機器の使用停止も呼びかける

 電力需給対策は18日午前、関係閣僚によるエネルギー・環境会議と電力需給に関する検討会合の合同会議で正式決定する。

 東京電力と東北電力を除く7電力管内に対しては、平日の午前9時から午後8時を指定して、2010年夏と比較した数値目標を設定。当初5%の節電目標を検討していた四国電力管内は7%に引き上げる。中部、北陸、中国各電力管内は5%。西日本で余った電力を関電管内に融通することで、強制的な電力使用制限令は避ける計画だ。

 九州電力管内の10%も含め、数値目標つきの節電要請は9月7日まで。夏暑くなる時期が本州よりやや遅い北海道電力管内は、7月23日から9月14日に限って7%とした。いずれも企業や工場が休みに入るお盆の期間中は除外する。数値目標のない節電要請は東電や東北電力管内も含め、沖縄県を除く全国で9月28日まで続く。
 (下線は引用者による)

 「すべての原発が再稼働していないことを前提に」とありますが、先に述べたように電力需給と原発再稼働は関係ありませんから、これはミスリードです。朝日新聞も、原発再稼働に肩入れしているようです。

 携帯電話の緊急速報メールは、既に地震などで実施されていますが、これに電力不足が付け加わるわけです。緊急速報メールは、心臓に悪そうな気持ち悪い音とともに報じられますが、これがあちこちで鳴り響くことになります。余計に暑くなって、気分が悪くなる人が続出することでしょう。

 携帯電話の普及台数は1億2000万台を超え、その維持に膨大な電力が使われています。最近はスマートフォンが普及していますが、高性能のため直ぐに電池切れとなり、余計に電気を消費します。緊急メールを管内の人たちに一斉に送れば一層電力状況を逼迫させますから、正気とは思えません。

 こういう無駄を平気でやろうとしているのですから、相当頭が悪いのでなければ、電力に余裕がある証です。何事もなく夏を乗り切ってしまうと原発は要らないということになってしまいますから、不必要な計画停電すらやりかねない状況です。電力ファッショを止めるよう、政府に圧力をかけなければなりません。

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沖縄米軍基地は米兵のリゾート地として使われている

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 昨日、沖縄の本土復帰40年を迎え、宜野湾市で政府・沖縄県共催の記念式典が行われました。沖縄には、今も在日米軍基地専用施設の74%が集中しており、一刻も早い解決が望まれます。

 沖縄出身の民主党OBで、細川内閣で沖縄開発庁長官を務めた上原康助氏は記念式典会場での挨拶で、野田総理に対して、「沖縄に新しい米軍基地を陸にも海にもつくることはお止め下さい」と求め、県民の思いを代弁しました。これに対し、どじょう総理のスピーチは型通りのもので、消費税のことしか頭にないようです。

 鳩山元首相も同日、宜野湾市内で講演し、普天間飛行場移設について、「『最低でも県外』という気持ちを果たさなければ、皆さんの気持ちを十分理解したと言えない」と述べ、県外・国外移設論に再び言及しました。鳩山氏はこれで失敗したのですが、未だに蒸し返しているところを見ると、余程悔しかったのでしょう。

 自民党の野中広務元官房長官は、記念式典会場で鳩山氏を見かけて、「男は恥を知るものだ。のうのうと沖縄に来て、県民に泥をかけるのか」と直接苦言を呈したそうです。沖縄の現状を作り出したのは自民党ですから、野中氏にそんなことを言う資格があるとは思えません。いくら基地問題解決に尽力したと言っても、前科を償っているに過ぎないのですから。

 沖縄に米軍基地が置かれているのは、日本を防衛するためとされていますが、これが嘘であることは今やよく知られています。米国の世界戦略上必要だからとも言われていますが、これも正解とは言えません。

 沖縄には海兵隊が駐留していますが、軍事専門家によれば、中国を仮想敵とみなす場合でも、必要なのは海兵隊ではなく陸海空の三軍で、有事の際に使える港と滑走路だけがあればよいそうです。では何故、海兵隊が大勢いるのかと言えば、沖縄が素晴らしくいい所だからです。

 つまり、沖縄の基地は、米兵のリゾートとして使われているのです。日本政府はその費用を負担しているわけで、非常に馬鹿げた話です。これぞ属国の証です。

 海兵隊は北朝鮮有事の際には役に立つかも知れませんが、米朝は裏で通じていますし、米国は海兵隊を段階的に撤退させる方針ですから、北朝鮮有事など端から考慮していないことは明らかです。我国は、米軍の福利厚生の肩代わりをさせられているのです。

 従って、沖縄に米軍基地は必要ありません。有事の時に、港と滑走路を使えるようにして置けばよいのです。「日米防衛協力のための指針」でも、一旦有事の場合には、米軍が日本全国の民間空港・港湾を一時的に使用できる旨、取り決められています。

 (2)米軍の活動に対する日本の支援

(イ)施設の使用
 日米安全保障条約及びその関連取極に基づき、日本は、必要に応じ、新たな施設・区域の提供を適時かつ適切に行うとともに、米軍による自衛隊施設及び民間空港・港湾の一時的使用を確保する。
(http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/hosho/kyoryoku.html )

 これは日米両政府が策定した「新ガイドライン」の中に出てくるもので、国内法としては周辺事態法第9条2項に、「関係行政機関の長は、法令及び基本計画に従い、国以外の者に対し、必要な協力を依頼することができる」と曖昧な表現で定められています。実務上は、新ガイドライン通りに進められます。

 沖縄の米軍基地がなくなっても、有事の際の対応は充分可能です。これだけ反対があるのですから、政府は全面的な返還を米国に迫るべきです。米兵の慰安のために基地が存在しているということが知れ渡れば、厚顔な米国も返還せざるを得ないでしょう。

 元々、米軍の駐留を強く望んでいるのは外務省の連中で、米軍を後ろ盾にして権力を振るっていますから撤退されると困るのです。突き詰めてゆくと常に行き着くのは官僚組織で、彼らのために日本は食い尽くされようとしています。霞が関を解体すれば、この国の懸案問題の殆どは解決すると思われます。

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マクロに良識的に意志決定しよう。

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 ゴールデンウィークも終りました。
 1年で一番いい気候というか私の好きな5月になりました。
 いまのところ、まだ体調が完全でなく、話しづらく、喰べづらく、外食も外宿もできない私は、ゴールデンウィーク中も、庭の草木や花を愛で、友人たちから集ってくる情報をたのしんで日々を過しました。
 その中で、『地球村通信』 (高木善之さん主催発行)の2012年5月号の「原発再稼働について」という高木さんの書かれた文章に、おおいに考えさせられました。
 彼の了解を得て、まず、そのまま以下に転載いたします。

巻頭言 【原発再稼働について】
ネットワーク『地球村』代表・高木善之

★原発稼働ゼロ


 私は、高木さんの意見は、どこから判断しても「もっともだ」と思います。
 原発によって生計をたてている地元の庶民の気持、地元の自治体の本音なども、それなりに分りますが、このような大事なことは、目先の「お金」や「便利さ」、さらに「利権」や過去の言動などから離れ、どんな人も分るように、そして納得するように、マクロに人間としての良識で意志決定をするべきだと思うのです。
 全員の意見の一致などは「ありえない」というのなら、総選挙をやって、その結果を見るか、国民投票で決めるべきでしょう。
 いまのところ、日本の政治家も官僚も、「マクロに人間としての良識」を忘れているように思えて仕方がありません。
 自分の本音を、「あっ」というまに翻した大臣がいると、高木さんは文中で書いていますが、そんな人を要職に就ける現在の内閣にも考えさせられます。
 ともかく、国民大衆が真にしっかりしないと、いまの政治家や官僚は信用できないな……とはっきり感じました。これは残念なことです。
 いまの世の中、どこか狂っているようです。これは自分の体験や良識とちがった行動を、いまの日本のリーダーたちがすることからも分らせられるのです。

 私は経営のプロです。組織運営については人一倍よく知っております。
 経営体というより組織体は、トップ1人で99.9%決まります。
 それだけに、まともなトップは組織内の「人」「物」「金」の大体の動きはもとより、かなり細部まで熟知しているものです。そうでないと組織体が運営できません。組織内で何億円もの「お金」が動いても、トップは「知らなかった。すべて秘書まかせだった」などということは、組織体運営の常識からも実際上も考えられないことですが、つい最近、そのような話しが日本の政界にはありました。
 いずれにしても、日本も世界も、真に良識的な納得できるリーダー層に早く変らねばならない時期に来ているように思います。
 去年から実質的に国家破綻しているギリシャ、そして来年には名実ともに破綻が確実だと思えるEU。これらのマクロには有識者には分りきっていることは、はっきりと言い、その言動に責任をもつリーダー層がぼちぼちというより早急に日本にも必要になるように思います。
 ともかく、読者各自が勉強して、正しいことを知り、マクロに良識的に考えて意志決定をし、一日も早くよい世の中を創ろうではありませんか。よろしく。
                                           =以上=

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日本の原発の総数 50基(4月19日付で福島第一原発第1~4基が廃止されたため)
しかし、定期点検などで次々に停止、現時点で稼働しているのはわずか1基。
この1基は北海道泊(とまり)原発だが、これも5月5日に定期検査に入るため、めでたい「こどもの日」に、めでたく日本は「原発稼働ゼロ」になる。

★「原発・関ヶ原の戦い」
「原発稼働ゼロ」は、安全を求める市民にはめでたいことだ。
このまま「原発ゼロで夏季を乗り切る」ことができれば、「原発はなくてもいい」ことが証明され、新エネルギー(自然エネルギー)に進むことができる。
世界の「脱原発」にも大きな影響を与えるだろう。
しかし、こんな素晴らしいことが、原子力村(政府・官僚・電力会社)には「最悪の事態」なのだ。なぜなら、「原発がなければ日本は成り立たない」と宣伝してきたことが根底から崩れ、原子力村の利権も根底から崩れるからだ。
そうなれば、「原発=危険=不要⇒廃炉」となるのは必至。
お金を生み出す宝箱だった原発が一転、「最悪の厄介物」になるのだ。

★政府と電力会社は「なにがなんでも再稼働」
5月5日に「稼働ゼロ」になる前に再稼働したい。
最悪でも、夏までに原発を再稼働したい。
そうしなければ原子力村は崩壊する。
※4月16日、枝野氏は「再稼働は5月5日までには間に合わない」と発言。

★最有力候補 福井県大飯原発
東京電力は「夏は乗り切れる」と発表。
関西電力は「夏は18%不足」と発表。
そこで、再稼働の最有力候補は関西電力の福井県大飯原発になった

★政府のシナリオ

1.安全基準はおおむね確認された
2.原発なしでは夏は乗り切れない
3.地元の理解を得て再稼働する
4.再稼働を政治判断


この一つひとつについて説明します。
ぜひ、理解して周りの人にもお伝えください。

1.原発は安全か

・原発はロシアン・ルーレット

原発は地震、津波だけではなく、コンピュータの故障、人為的ミス、テロなどの可能性はいくらでもある。
原発は想定内、想定外に関わらず、いつか必ず大惨事を起こす。
つまり原発は「ロシアン・ルーレット」なのだ。

・原発の事故の確率は「飛行機の墜落より低い」?
原発が稼働してから約50年。原発の最悪の事故(レベル7)は、チェルノブイリ事故(1986年)、福島事故(2011年)の2回。
50年に2回は少ないと言えるだろうか。
原発の被災者は数十万人、汚染地域は数十年。数百年、住むことができない。
経済的な被害総額は数十兆円。
総合的なダメージは、他のあらゆる事故とは比較にならない。

・ストレステストの安全基準(抜粋)
地震の加速度600ガル・・・・福島原発は1000ガル以上で壊れた
防波堤の高さ10メートル・・・・最近の津波予想は20メートル以上
全電源喪失への対策・・・・・・現状、対策なし(今後数年で建設予定)
現状の安全基準は、きわめて危険である。

・福島原発事故の原因
津波到達前に、冷却水が流出し、放射線が感知された。
つまり地震によって配管が破断、冷却水が流出してメルトダウンした。
津波によって電源喪失、冷却がストップして、停止中の4号機も冷却がとまり爆発した。今回の地震より大きい地震でも配管などが破断しないことと、今回の津波より大きい津波でも電源喪失しないことが必要であることは明らかだが、どれほどの耐震強度や対策が必要なのかわかっていない。
さらに20メートル以上の津波を防ぐ方法もわかっていない。
それ以外に、コンピュータの故障、人為ミス、テロに対しての対策は不可能に近い。事故原因も究明されず、その対策もない現在、再稼働はあり得ない。

・新組織「原子力規制庁」(環境省)は延期
今回の原発事故の責任部署である原子力安全委員会と原子力安全・保安院を廃止して、新たな組織「原子力規制庁」を環境省に設置する予定だったが延期になっている。今回の事故責任を問われるべき組織で、いまだに推進派の人間が仕事をしている。原子力安全委員会の班目委員長は「一次評価だけでは意味がない。二次評価が重要」と国会で証言した。
一次評価=コンピュータによるシミュレーション(企業が作った数値)
二次評価=シビア・アクシデントの際の対策・・・今は、何も無い状態。

2.原発なしで夏を乗り切れるか

答は、ずばり「YES!」
というのは、すでに東京電力も東北電力も「夏は乗り切れる」と発表。
関西電力だけが「18%不足する」と発表したが、電力会社の予想は常に10%以上過大だった。昨年の大阪は、橋下知事の「電気は余っている。節電は必要ではない」という発言や、関西電力への反発から大阪府民は節電にはほとんど協力しなかった(それでも電力不足にならなかった)。
本当に電力が足りなくなるなら、大阪府民も本気で節電する。
東京が昨年15%以上の節電(ピークカット)をした実績から見ても、関西も15%以上の節電(ピークカット)は可能だ。
節電、停電より「ロシアン・ルーレット」を選択する人はいない。

3.地元の理解とは

4月2日の国会中継、私は注視していた。
福島党首が枝野大臣に「大飯原発の再稼働には地元の理解が必要というが、地元とはどこか」の質問を10回繰り返した。要は、原発マネーをもらっている福井県とおおい町だけの同意ではだめだ、ということなのだ。
30キロ圏に京都と近畿の水がめ「琵琶湖」を有する滋賀があり、100キロ圏には大阪、兵庫、岐阜、三重、奈良が含まれるのだから。
枝野大臣は、はじめは「のらりくらり」逃げていたが、追いつめられて最後は、「地元とは福井県だけではなく近隣の府県であり、直接間接被害を受ける全国だ」と答えた。さらに「現状、私は再稼働に反対だ」と本音をぽろり。
これで、「早期の再稼働の判断はあり得ない」と思われた。

4.政治的判断

★枝野大臣も再稼働に動く

枝野大臣が「地元とは福井県だけではなく周辺の府県」と発言した夜、枝野氏は野田首相、藤村官房長官、紺野原発事故担当相の3人から強く意見され、再稼働に立場を変えた(背後には原発推進の仙谷政調会長代行がいる)。

★大飯原発 安全対策工程表
4月9日、関西電力は大飯原発の安全対策の工程表(計画書)を提出。
「免震事務棟やフィルター付きベント装置の設置を1年前倒しにして、2015年とする」
これは、いまはまだ何の対策もしておらず、「危険である」ということを明記したものであるが、なんと政府は、「再稼働の条件を満たす」と判断したのだ。

★あなたの判断は?
①原発には安全保証はない。
②大惨事は26年に2回
③被害者は数十万人、汚染地域、被害総額は膨大

以上を理解した上で、再稼働について判断してみてください。
正常な人なら「NO」です。
政治的判断が「YES」なら、「政治」とはなんだろう。

★ドイツ政府の判断
ドイツ政府は10年前に「脱原発」を決定したが、2010年にメルケル首相は「脱原発」を12年延長した。しかし福島事故後、6月にそれを取り消した。
この決定は、「倫理委員会」によるものだった。
メルケル首相の「原発は経済優先や政治判断、技術論で決めることではない」
という判断によって、委員会は、社会学者、哲学者などによって構成された。
重要な問題は政府や企業が単独で決めるものではない。
ドイツのように倫理委員会か、イタリアのように国民投票で決するべきだ。

★日本政府の政治的判断
4月14日、政府は「大飯原発再稼働」を決定した。
その後には、枝野大臣が福井県に説明に行った。
なんと素早いこと!(北朝鮮のミサイル報道の遅さと比べて唖然!)
枝野大臣は福井県知事(西川氏)に、「大飯原発の安全は確認された。夏の電力不足を避けるために再稼働をお願いしたい」と頭を下げた。
福井県知事(西川氏)は即答を避けたが、記者会見では次のような主旨の意見を述べた。

政府の安全宣言にはほっとした。
しかし、政府の『脱原発』の方針は変わらないまま、「原発の再稼働を」と言われても釈然としない。また、近隣の人たちが電力供給の恩恵を受けながら、「脱原発」と主張したり、立地県の努力や苦労を理解していないことにも不満がある。使用済み燃料の保管など応分の負担も必要ではないか。

原発マネーと引き換えに原発を受け入れてきた立地県の知事が、いまになって、こういう論理を展開すると周辺の知事からの反発は必至。
政府は、近隣の知事にも説明に行くと発表したが、周辺知事の合意はますます困難になるだろう。政府が拙速、稚拙な動きをするならば、国民の大きな不安や不満を招き、内閣不信任、解散総選挙になり、またまた政権交代につながるだろう。しかし国民は、もう民主党にも自民党にも期待しないだろう。

大阪府、大阪市が「再稼動のための8提言」を発表した。
滋賀・京都知事が「国民的理解のための原発政策への提言」を共同提言した。
私たちも「脱原発」に向けて様々な関わりを強化していこう(転載ここまで)。


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「計画停電」で脅し原発再稼働迫る卑劣な手口

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国会で「シロアリ退治なき消費増税」案が審議されることになる。


 民主党で「シロアリ退治なき消費増税」を強硬に推進している人物は野田佳彦氏と岡田克也氏である。
 
 この二人はネバネバ官民癒着議員の代表であり、二人で「天下り決死隊」というユニットを結成していると聞く。
 
 とりわけ、岡田克也氏は天下り王国、シロアリ天国のイオン株式会社を実家に持っており、岡田克也氏はシロアリの守護神にはなっても、シロアリ退治などできるわけがないと見られている。
 
 実際、岡田克也氏の口から「天下り根絶」、「シロアリ退治」などの発言が示されたことがない。
 
 しかし、民主党が2009年8月総選挙で、日本の主権者国民に約束したこと、主権者国民との契約=マニフェストとして掲げたのは、
 
「シロアリ退治なき消費増税阻止」
 
であった。いま、天下り決死隊が推進している政策は、「シロアリ退治なき消費増税」であり、完全なる公約違反である。
 
 公約を変えるなら、主権者国民に対する説明が必要である。
 
 そして、国民の審判を仰ぐ必要がある。
 
 公約を正式に修正して主権者国民の前に明らかにし、その上で、総選挙を実施して国民の判断を仰ぐ必要がある。


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しかし、民主党はその際に二つに分裂する。
 
 なぜなら、2009年8月総選挙の際のマニフェストを守る勢力が存在するからだ。マニフェスト堅持のグループと、変節グループの二つに民主党は割れる。
 
 多数派はマニフェスト堅持グループである。これが正統民主党である。
 
 変節グループは少数派で、民主主義のプロセスを無視するグループであり、このグループは変節民主、増税民主、あるいは、非民主と呼ぶことができる。
 
 したがって、民主党が二つに分裂する際には、変節民主が民主党から離党して新党を結成することが適正である。
 
 この、変節民主=増税民主=非民主は、同じように「シロアリ退治なき消費増税」を推進している自民党と合併して、大日本増税党でも結成するとよいだろう。
 
 前置きが長くなったが、民主党で公約違反の「シロアリ退治なき消費増税」を推進している「天下り決死隊」を編成している野田佳彦氏と岡田克也氏の演説動画映像があるので、「シロアリ退治なき消費増税」国会審議に際して、毎日でも、この映像を再生して、政治家としての一貫性、言葉への責任について考察いただきたい。
 
 野田佳彦氏の映像はこちら。
 
2009年7月14日衆院本会議演説
 
2009年8月15日大阪街頭演説
 
 岡田克也氏の演説は2009年8月11日街頭演説と変節後の演説が同じ動画にまとめられている。まじめで誠実などと言われることがあるが、とんでもない。自分の発した言葉と正反対の主張を何のためらいもなく、居直って主張できる、天性の詐欺師能力を備えているようだ。疑いのある方はこの動画をよくご覧の上で考えていただきたい。
 
私たちの魂がこもったマニフェスト
 与党はできないと言うが民主党は必ずやる
  
 岡田氏は208兆の予算から9兆円の財源を捻出できることを確約した。これができっこないなどとするのは、自民党のたわごとだと罵倒した。
 
 ところが、その舌の根も乾かぬうちにこんどは、
 
「誰が見てもできないことをいつまでもできるできるというのは、まさしく私は国民に対する不正直だ」と、財源捻出をできるという人間を罵倒しているのである。
 
 日本一の無責任男と言うべきだろう。しかも、その語調をよく見ていただきたい。これを「傲岸不遜」という。



31caonx8gpl__sl500_aa300_ 消費増税亡国論

 著者:植草 一秀
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 2013年のダブル選挙に言及した輿石東民主党幹事長を、自民党の町村信孝氏が「傲岸不遜」だと発言したことが伝えられているが、町村氏が自分の姿勢を横に置いて輿石氏を傲岸不遜と発言するのもいかがなものかと思う。それを言うなら、岡田氏に向けるべきだろう。
 
「傲岸不遜」とは、三省堂「大辞林」によると、
 
「自分を偉い人間と考えて、相手を見下した態度をとるさま。」
 
のことである。
 
 岡田氏は主権者国民に対して発言するときでさえ、「です、ます」の丁寧語さえ使えないようだ。
 
 
 
 さて、政府のエネルギー政策は主権者国民の意思とかけ離れたものである。主権者国民とかけ離れて、誰に近いかと言えば、巨大資本だ。
 
 東電、日立、東芝、ゼネコン、経産省、環境省、文科省、そして米国。
 
 つまり、米官業利権複合体の指令に基づいて行動しているのだ。
 
 原発再稼働無しに今年の夏を乗り切る方策をしっかりと検討するのが政府の役割だ。
 
 政府の行動は、原発再稼働に誘導するために、「計画停電」の脅しをかけるやり口だ。
 
 昨年、東電が取った手口とまったく同じだ。芸もない。心もない。
 
 電力需給に余裕があるのに、原発を稼働しないと、とんでもないことが起こると市民を脅すために、計画停電が無謀に実行された。
 
 実際には、需給には十分な余裕があったはずだ。
 
 
 
「脱原発・反TPP・反消費増税」の旗を掲げる「主権者国民連合」のバナーを求めております。ぜひ、多くの市民が連帯できるバナーを考案下さい。
 
民主党党員・サポーター登録をまだ済ませていない方で、民主党の体制刷新を求める方は、ぜひ、党員・サポーター登録を行っていただきたいと思います。
 
 

東京都第14区総支部長・木村たけつか議員のウェブサイト
 
 http://www.kimutake.jp/html/12supporter.html
 
 から申し込むか、下記PDF
 
 http://www.asyura.us/bigdata/bigup1/source/252.pdf




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小沢氏追放で談合増税実現を謀る亡国の野田政権

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狂気の野田政権は、何が何でも消費税増税法案を成立させるつもりです。自民党案を丸呑みする形でもよいと、恥も外聞もなく擦り寄っています。事前審議を一方的に打ち切って強引に作り上げた自党の法案を反故にするというのですから、呆れてものが言えません。

 税金は国のあり方に直結しますから、税に対する考え方は、おいそれとは譲れないものです。それを簡単に反故にするということは、何の主義主張もないことを意味します。自分たちの利権が守られればそれでよいということなのでしょうが、そんなやり方をしていたら政治生命を失いますから、日本を破壊したいと考えているとしか思えません。やはり彼らは日本人ではないのでしょう。

 自公としても、民主党の抱き付きに応じてよいかどうか悩ましいところですが、自分たちの要求が全て受け入れられたら、拒否する口実を失ってしまいます。野田政権の面々に、「御党の法案を全て受け入れます。法案成立後、直ちに解散をします。小沢は切り捨てます」と言われたら、断る謂れはありません。

 問題は、民主党執行部が小沢氏を切れるかどうかです。小沢氏の党員資格停止が解除されたので、表向き事態は逆方向に動いているように見えますが、裏面では密かに謀略が進行しているようです。

 「日刊ゲンダイ」は、昨日付でこう報じています。(http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-5773.html )

   [5.21サミット後]野田 小沢 トップ会談の巧妙な罠

◆これは小沢潰しの仕掛けだ

野田首相や首相周辺が、小沢一郎に対して、しきりに“トップ会談”を呼びかけ始めている。

首相は12日、消費税アップに反対している小沢との会談について、「誰とでも会って説明したい」「適時適切なタイミングで行いたい」と明言。さらに、岡田副総理が「どなたであれ誠心誠意、対応していくのが首相の姿勢だ」と会談を後押ししている。

首相サイドは、サミットから帰国する来週5月21日以降、小沢とサシで会うつもりだ。しかし「消費税アップ」に反対する小沢を説得する気はサラサラない。このトップ会談は、小沢一郎を追放、除名するための巧妙な仕掛け、罠だ。

野田首相は、消費税アップを実現させるためには、小沢を切って、自民党の主張を丸のみするしかないとハラを固めています。そのためには、国民が見ている前で小沢切りをする必要がある。どうしても小沢と直接会って、消費税アップへの協力を求めたのに、小沢が蹴ったという場面を演出したい。首相周辺は、5月中にトップ会談を実現させるつもりです」(官邸事情通)

トップ会談が決裂した直後に記者会見を開き、「残念だが小沢さんとは意見が一致しなかった」「造反したら除名します」と発表するシナリオだという。小沢一郎は会談に応じても利用されるだけで、得なことは何もないが、野田周辺は絶対に断れないように作戦を練っている。

民主党の代表経験者全員と会う形にするといいます。菅直人、岡田克也、前原誠司……など、歴代の代表から協力を取りつけた後、最後に小沢と会談する。小沢ひとりが協力を拒めば、“小沢嫌い”のマスコミが一斉に“小沢批判”をしてくれるから、小沢がワル者になり、野田内閣の支持率もアップすると計算している。もし、小沢が会談を拒否した時は、“逃げた”というレッテルを貼ればいい。いずれにしろ首相に損はない。小沢切りのセレモニーを済ませたら、すぐに自民党と消費税アップ法案を成立させ、そのまま大連立になだれ込むつもりだといいます」(政界関係者)

小沢の「党員資格停止」を素直に解除したのも、会談に引っ張り出すための布石だという。党員資格を剥奪したままでは、断る口実を与えかねない。小沢本人は「自分は誰とでも会う」と語っているが、このままでは相手の思うつぼになりかねない。
 (下線は引用者による)

 小沢氏の党員資格停止解除は、民主党から追放するための布石だというのです。岡田氏らは馬鹿に素直にこれに応じましたが、罠を仕掛けるつもりであったなら納得できます。

 民主党のやり方はいつもながら陰湿で、これも半島仕込みなのでしょうか。仙谷か勝栄二郎辺りが入れ知恵した可能性があります。どじょう総理も愚鈍なふりをしていますが、最初から一枚噛んでいると見た方がよいでしょう。

 採決の際、党員には党議拘束が掛けられますから、党員資格が復活した小沢氏もその対象となります。否決に回れば除名の対象となり、小沢氏が野田総理との会談を上手く切り抜けたとしても、自己の主張を貫く限り、党に居続けることは出来ません。

 売国勢力とは共存できませんから、決裂は時間の問題です。小沢グループは昨年、「新しい政策研究会」という勉強会を立ち上げていますが、これを新党に移行させるようです。政党名は、このグループ名から採った「新政党」となる模様です。かつての「新生党」とよく似ています。

 問題は、新党に何人付いてくるかです。控訴されたために、小沢氏は身動きが取りにくくなっており、参加者は少ないと見込まれています。無罪が確定していれば、事情は全く変わっていたことでしょう。

 検察審査会による強制起訴→控訴という流れは、小沢氏を封じ込めるために周到に用意されていたと見なければなりません。この国には民主主義など存在せず、どす黒い陰謀勢力が国政を牛耳っています。小沢氏は伊勢神宮を始め、神社巡りを行なっていますが、神々の御加護があることを願わずにはいられません。

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